『Anime Japan 2017』がらみで気になった作品

「Anime Japan 2017」で特に気になったアニメ作品を選んでみた。
レジェンド再利用や!


交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション

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 日曜の朝7時からの放送見る為にアラームかけて、或る時は徹夜して見てから寝たりしとったわ。
なにしろ伏線が多かったで、推理するのが楽しみやったわ。
途中、作画がボロボロになってしもて、テンション落ちたり…
さて、劇場3部作とな!?
傷物語」みたいに短いヤツに3分割 とかにせんで欲しい。

映画 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1 特報51s


Infini-T Force

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 科学忍者隊ガッチャマン宇宙の騎士テッカマン破裏拳ポリマー新造人間キャシャーンがタッグを組んだんか? タツノコアベンジャーズか?
現時点でのティザーPVは超カッコイイ。
こうやって並べると、テッカマンに胸のマークが無かったコトが悔やまれるのぉ。
ガッチャマンは一人なんか? パンチラないんか?
それにしても、古いキャラクターばかりうやのぉ。 まさしくタツノコアベンジャーズ


「Infini-T Force(インフィニティ フォース)」ティザーPV


劇場版マジンガーZ

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 現時点でなんも分からん。
ただマジンガーZがボロボロや。
宇宙戦艦ヤマト」みたいに、最初のシーンで外の汚れが落ちて、アフロダイAがオッパイむき出しで出てくるような展開に期待!
あしゅら男爵のシャワーシーンも期待!
永井豪の本質を復活させてくれ。


『劇場版マジンガーZ』(仮題)超特報映像


終物語

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これは新作?
Anime Japan 2017で解禁された。

4月7日からは「終物語」の「おうぎフォーミュラ」「そだちリドル」「そだちロスト」「しのぶメイル」の再放送が、毎週金曜日24時から放送される。


終物語  / AnimeJapan 2017 解禁PV

 

今更ながら、PC限定やけど、いろいろ罵倒されたい方に…

kodansha-box.jp

 

Anime Japan 2017 にチャレンジしてみた

※ 股間はもとより顔にもモザイク等かけておりませんので、何らかの不都合が有ればコメント欄にご意見下さい。

 

オレはコミケに参加したコトないので疑問がいくつかある。
1.家に籠っているオタクが何故大勢が集まる場所に出掛けるのか?
2.人と目を合わせて話すコトがないオタクが会場ではコミュニケーションするのか?
3.そもそもコスプレの人は、撮影されたいのか?
4.コスプレの人は、他の作品の人とはセックスしないのか?

コミケは夏と冬の年2回有るけど、「Anime Japan 2017」なるものが直近で開催されるというので、はるばる東京ビッグサイトまで行ってみた。

 

0.入場まで駅から1時間以上かかる

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 国際展示場駅内からアニメだらけ

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東京ビッグサイトに行くコトも久しぶりで、国際展示場駅からこんなに遠かったか?と思った。のもつかの間、真っ直ぐ入場できないのだ。
東京ビッグサイト東棟屋外駐車場(臨時)の方まで回り込んだ挙句、TDLの行列の如くつづら折りの後、入場するような次第で、AM11:00に国際展示場駅に到着したのだが、入場できたのはPM12:20だった。 どうりで、ショートカットで入場できるチケットが有るワケや。
ステージ参加できる人は留意する必要が有るわな。
まして、先着プレゼントなど早く行くと特典が有るみたいやけど、早朝から並ぶ人たちは果たして何時間かけて入場できるんやろか?

近くの人が言うとったけど、雨降っとったら最悪やわ。

 

行列のつづら折りには、コーンが最小の場所にしか置いてなかったし、係員が監視・誘導するワケでもないのに、列は整然と進んだ。
国際博覧会の例を出すまでもなく、中国などでアレな人種には考えられない状況。
その場で直接抗議することなく、SNSでねちっこく攻撃する人たちもいるので、暗黙の相互監視なのかもしれんけどね。

 

オレの後ろに並んでいる女性が言った。「やっぱり沢山人がいると、面白い人がいるね」
つづら折りの中、長身のセーラー服を着たオッサンがいたので、その人のコトを言っているんだな?と思った。
後ろの女性を見るべく振り返ると、1.8mぐらいの長身のゴリゴリのゴスロリがいた。

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1.家に籠っているオタクが何故大勢が集まる場所に出掛けるのか?

オレの周りのオタクとかゆとりの連中は、週末ほとんど出掛けん。
映画館など論外みたいで、ディスクで買うんやと。
そんな頑なに家を愛する連中が、うんざりするレベルの人数が集まる東京ビッグサイトに出掛けるのか?

結論は一つではないやろ。
ネトウヨ行動右翼がいて、その行動右翼の中にも暴力団のフロント的集団もいれば、宗教的執着によって集い行動を起こす連中がいるようなもんやろうね。
傍から見れば同類に見えるかもしれんけど、本人たちからは同じに扱われるコトを嫌うわな。
だから、イベントに参加する「オタク」は、語源とは異なって「オソト」とでも呼ぶべきかもしれん。

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このライブペイントしとる人は、松本零士が毛糸の帽子をとっているワケではない

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登場人物もストーリーも眠い「ACCA」の制服。現実は太い。

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エウレカセブンは楽しみやね。

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このサイリウム屋さんは人気やった。なんでやろか?

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こういったイケメンのアニメって女性用のズリネタなんやろ?

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これは間違いやろ?

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2.人と目を合わせて話すコトがないオタクが会場ではコミュニケーションするのか?

コミケに来るコスプレの人を撮影するには、了解を取る必要があるんやと。
コスプレするような根性座った人に、日常は日の当たらない場所を選んでいるような人が話し掛けるコトができるのか?
オレはカメラを持って行ったものの、果たしてお姉さんたちを撮影できるのか?

先日パシフィコ横浜で開催された「CP+」は、カメラの祭典だけあって、カメラを持った人ばかりだったんやけど、誰でも撮っていいよ的お姉さんには多くのカメラが向けられ、そうでないお姉さんにカメラを向ける人は少数やった。
予想に反し、「Anime Japan」でカメラを持った人は3割程度に感じた。
で、お姉さんの写真を撮っている人は?
オッサンばかりやった。
そもそものカメラを持った来場者がオッサンばかりと言えばそれまでやけど、下心を持った感じに見えんかったし、ネットで晒されているような気持ち悪いカメラマンは見かけんかった。
オッサンは平気で声をかけ、サラリと撮影する。
会場は人の声が聞こえないぐらい騒がしく、撮っていい?ってな感じでジェスチャーすればいいみたいやった。
難しく考える必要はなくて、被写体の人は一日に何千とシャッターを切られるし、そのコトを覚悟していないハズがない。
会場内は下界と違う。

ただ、オレも体験として撮影してみたけど、何の意味が有るんか? と途中から白けてしまった。

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この女の人は高田馬場メイドカフェの人やない?

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総じて背景が明るく、ライティングが難しい。フラッシュ炊かんといかんか?

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3.そもそもコスプレの人は、撮影されたいのか?

コスプレする入場者は、着替えてから来る人もいたけど、専用の入口が有って、そこで着替えてるみたいやった。
大砲を腰に着けていてくれれば、艦これの人や。って分かるけど、オレみたいなニワカは、何のコスプレをしとるのか分からん。
そして、外国人もいっぱいおって、コスプレの人かどうかも分からん。
水色の髪の毛の人は、たぶんコスプレなんやろうけど、だんだん麻痺してきた。
何のコスプレか分からなければ、ほぼ興味が持てん。
撮影したいというテンションにならんので、様子だけ見とったけど、基本的にはコンパニオンの人を撮影するみたいに声を掛ければ応じているみたいやった。
想像でしかないけど、コスプレしたくてしとるだけで、撮影される云々は関係ない人もいれば、コンパニオンになるべくリクルート的にコスプレしとる人もいるみたいやった。
外国人コスプレーヤーの中には、アマゾネスとかバイキングのカッコしとる人がおって、ハロウィン的参加意識だけなんやろうけど、流行りとは関係ない人が微笑ましかった。

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4.コスプレの人は、他の作品の人とはセックスしないのか?

これは知らん。

何も考えたくない時『トリプルX 再起動』を観る

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現在『トリプルX:再起動』が上映中やけど、『ワイルド・スピード ICE BREAK』の公開を控え、ヴィン・ディーゼルの売れてる感がハンパない。


オレにとって、初期の『ワイルド・スピード』シリーズは、ハリウッド版「Vシネ」であり、同時にヴィン・ディーゼルも二~三流の俳優にしか見えない。
同じカーアクション映画なら、『トランスポーター』のジェイソン・ステイサムの方が格上に見える。

 

ヴィン・ディーゼルジェイソン・ステイサムも筋肉系の俳優であり、筋肉系で浮かぶのは、アーノルド・シュワルツェネッガーやけど、『ターミネーター2』をワクワク観たところで、オレにとってシュワちゃんは、シルヴェスター・スタローンのパチモンにしか見えない。

 

『トリプルX:再起動』のもう一人の主役級はドニー・イェンで、『ローグ・ワン』でもそこそこメインの役で、『スターウォーズ』ファンは、初めて東洋人がメインの配役やっとるって喜んどった。


さて、やたら映画名やその俳優陣の名前を挙げて来たのには理由が有る。

1967年7月18日生まれ 50歳 ヴィン・ディーゼル
1963年7月27日生まれ 54歳 ドニー・イェン
1947年7月 3日生まれ 69歳 アーノルド・シュワルツェネッガー
1946年7月 6日生まれ 70歳 シルヴェスター・スタローン
1967年7月26日生まれ 49歳 ジェイソン・ステイサム

まず、『トリプルX:再起動』の主役2人が50代のオッサンというコト。
よー動けるわ。

そして、列挙した筋肉系俳優が全員7月生まれというコトだ。

すなわち…
7月生まれは筋肉馬鹿。
…という非の打ち所が無い論理が成り立つ。

 

さて、本題に入る。『トリプルX:再起動』の話。
これね、中国映画ですわ。
中国版のポスター見たら違和感無しですわ。
映像を観る限りドニー・イェンは脇役に過ぎないけど、主役みたいなレイアウト。

製作者側が中国の資本で映画を撮り、中国の狭い海外枠の優先権を得て中国で稼ぐ。
欧米人の伝統芸。
スポンサーを連れてくる日本のアスリートを大リーグやサッカーリーグに入れるが如し。

なんか嫌だな。
同類嫌悪なのか、国粋主義なのか分からんけど、どうも欧米映画に東洋人が主役級で出演するコトが手放しで喜べない。

だから、逆の視点で
中国映画にヴィン・ディーゼルが出演している。
とすれば違和感が無くなる。

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『トリプルX』自体は過去作が2本ぐらい有るハズで観ているハズなのだが記憶に無い。
そもそも、ヴィン・ディーゼル主演の映画は全て考えるコトが無いので、たぶんクチを半開きで観て、映画館を出る時には全て忘れてしまったのだろうと思われる。
筋肉映画ってそんなものだ。

というコトで、何も考えたくない時に最適の作品でした。


xXx: The Return of Xander Cage Official Trailer #1 (2017) Vin Diesel Action Movie HD

『アサシンクリード』は田舎のお経

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 以前、『ローグ・ワン』を観た後、「Yahoo 映画」を見てみたら、「ネタバレ」マークは付いているものの、映画評のタイトルが「まさか、ラストにあの姫が…」と付いてた。

スターウォーズシリーズに出てくる姫って、アミダラ姫も考えられるけどさ、『ローグ・ワン』の順番から言ってデニッシュ2つ頭に付けたあの人しかおらんやろ!?
答えをタイトルに書いてどうする!?
…と危険な「Yahoo 映画」ではあるけど、役に立つ時も有る。
『竿』と男性性器の隠語と同じ名称でも呼称される『劇場版ソードアート・オンライン』ね。
コレの映画評で「テレビシリーズ」を見ている人は超楽しめる的なコメントが多かったので、オレは観に行くのを止めた。
amazon prime video での放送が始まったけどもういいわ)


さて、『アサシンクリード』ね。
現在上映中の作品で優先度低いが、予告編ではなかなかスゴイっぽい映像だったので、どうすんべ?と「Yahoo 映画」を見てみると、まず全体評価が低い。
そしてレビューに「初めてアクション映画で寝ました」と有った。
いやいやいや、予告編はなかなかやったよ? と観に行って、オレもぐっすり寝てしもた。
ふっと起きて…
いや、おかしい! 衣装も装置も建物もよくできとるしアクションもいいよ。なのになぜオレは寝てしまった? とまた就寝。
はっ!と起き、ワケの分からんコトしゃべっとるな!? 字幕が英語と日本語の二段書きやんか! とまた就寝。
いやいやいや、あ、これ音楽のせいやない? という考えに至り、そこから最後までは起きとった。

 

田舎の葬式とか出ると坊主のお経長いじゃん。 あれよあれ。
単調な音楽が流れ続けるんよ。

 

世界観の設定とか、ちょっと無理有るけど、ユニークやったよ?
カメラアングルも、CGとドローンの実写と上手く混じっとったし。
でもさ、あの音楽はナイわ。
『ミッション・イン・ポッシブル』みたいな音楽流してワクワクさせんかい!

なんや、上映後「ゲームやってないから、よく分からなかった」というコメントを多く聞いたけど、ゲームが元ネタというコトは『ストリートファイター』と同じって考えればアレよりは全然マシやったと思うけどね。


というコトで、最近、あまり眠れていないな。という人にオススメの映画です。

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『ラ・ラ・ランド』のプリウス

「ラ・ラ・ラ・ランド」

「ラが多い!」

「失礼。噛みました」

「違う!ワザとだ!」

「噛みまみた」


…というコトで、ミュージカル映画は苦手やけど、『ラ・ラ・ランド』は観とかんといかんやろ、と出掛けた。

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ミュージカル映画を眺めると、「現代」を描いた作品がほぼ無い。
『サウンド・オブ・サイレンス』、『雨に唄えば』は語るに及ばず、『シカゴ』、『ドリームガールズ』、『バーレスク』などなど全部、古き良き「過去」が舞台や。
「現代」を描いたのは、『ブルース・ブラザーズ』ぐらいか?
余談やけど、『ブルース・ブラザーズ』は、当時の「Madness」「Specials」などの skaブームに乗って作られた映画って感じがする。 80年代 skaブームのファッション自体「過去」の洗い直しやから、なんとなく当時の「現代」かもしれんけど「過去」を感じるわな。

さて、『ラ・ラ・ランド』は珍しく「現代」をえがいたミュージカル。

ミュージカル映画が好きな人がニヤける様な古き良き「過去」の仕掛けが多々有った。

ミュージカルの文法として、「過去」風にせんといかんのかいな?

 

まず、最初の字幕からニヤけさせる。開幕って感じでね。
手書きの様な遠景、ファッション、シーン替わりなどなど古臭く作っているので、混乱しがちなんだけど、主役の女の人が乗っている車は「プリウス」だ。

日本もそうやけど、「プリウス」って一昔前の「カローラ」じゃん?
猫も杓子も、ボケた老人も乗る車じゃん?
まず、お話のエピソード的に、誰でも乗っているというコトが必要だったんで「プリウス」が選ばれたんやね。

また、これが2代目「プリウス」って辺りが絶妙なんよね。
初代だと古すぎるし地味過ぎて、運転する人までババアに見えてしまう。
3代目だとヘッドライトが嫌らしい。
最新型だと完全SFになってしまって、せっかくの「画面」がぶち壊しになってしまうし、先代までに比べると流通し尽くしていない。

そんな感じで「古臭さ」を演出しながらも、「画面」が破綻しないモノで構成されている。

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 映画の舞台として撮影所が出てくるんやけど、その映画に出とる人が、映画に出たいと思ってるという、『冴えない彼女の育てかた』というマンガの登場人物がマンガを描く的な? 『オーシャンズ12』でジュリア・ロバーツジュリア・ロバーツ役を演じる的な?

オレ的にモヤモヤするパターンのヤツなんやけど、これって『蒲田行進曲』のパターンやよね。
蒲田行進曲』は日本アカデミー賞受賞しとるわな。
撮影所を舞台にすると、アカデミー賞選考の業界関係者にウケるんやわ。 内輪受けするんやわ。
出た。 法則!

この内輪受けの怖さの実例…
とんねるず」とか「ナイナイ」のギャグがフジテレビの敷地内だけでウケて、一般視聴者には全然面白くもなんともない現状。
    ↓↓↓
女、子ども騙しのドラマを作り続けるフジテレビ。
    ↓↓↓
そして誰もフジテレビを見なくなる。
    ↓↓↓
起死回生を狙った『アナと雪の女王』を「ありのままに」放送できなくて、肝心の作品論よりフジテレビ論の方が目立ってしまうような事態にまで陥る。

な? 内輪(楽屋)受けだけやと、行末はフジテレビやぞ。アカデミー賞

 

そもそも、ラブロマンスなんて、出会って → 恋に落ちて → 別れるか永遠に続く の3段落ちしかないんやから、エピソードが重要やよね。

オレなんぞはガバガバになっているせいか、ラストの○○がよかった!などという感想を見ると、いやいや、あれ○○と一緒やし!と言いたくなる。
『Mad Max Fury road』のストーリーなんて、行って → 帰って来る それだけよ。 ストーリーだけ見るとアホやわ。 エピソードが肝よ。
で、『LA LA LAND』のエピソードはどうやったかというと…

よかったよ。

日本人らしく言い換えると…

悪くなかったよ。

…そんくらいなんよね。
どうも賞を取った作品とか大作って、理解せんといかん、感動せんといかんって、勝手に同調圧力感じるけど、構える必要ないんよね。

だからさー、オレがもし、恋に恋する乙女と『LA LA LAND』を観にいってたら…
上映後、目を真っ赤に腫らした恋に恋する乙女がオレに聞くんだよ。「どうだった~どうだった~」って。
オレは「よかったよ」なんて馬鹿なコト言いたくないから、「とりあえず 飯食って ホテル行って ゆっくり話そう」としか言えんと思うわ。(もっと馬鹿なんやけど)


俳優について。

主役の男の人は、マコーレー・カルキン君がマトモに育ったら、こんな顔になったと思う。
歌とダンス、そしてピアノが上手い。 演技とは思えん。 ピアノが弾ける人としか思えん。
タッパも有るし、天は二物以上を与える場合が有るわ。

主役の女の人は、目ン玉がデカイ! 舞台に栄える顔。と言えば聞こえはいいが、邪眼! 怖い。
そして安達垣 愛姫(あだがき あき/『政宗くんのリベンジ』)にタイマン張るぐらい、おっぱいがペッタンコ。 前か後ろか分からん。
おっぱいがペッタンコは、揉む時、気を使うよね。おっぱい揉むつもりが、心臓マッサージみたいになってまったり、アバラの間のネギトロこさぐ感じになってまうよね。 でもこういう人って、乳首が異常に感じる気がする。 乳首に乳腺集まっとるんやろか?
こういったクセのある顔は忘れんなぁ。

 

あ、カメラワークと音楽はよかったわ。

最初の渋滞中のミュージカルらしい展開のシーンは、カメラマンはどうやって撮影したんかな?って不思議なカメラワークやったし、二人が並んで歩くシーンとか、とにかくアングルが上手いんよね。
アングルに制約できてしまうんで、主役のセブが運転する車はオープンカーでないといかんのよね。とかアングル命!(両手を斜め下に広げ、片足立ちしながら)
エンディング近くで、ちょっと安っぽいシーンが有ったけど、それ以外は満点やった。

ミュージカル映画らしく、ケッコーな種類の音楽が流れるんやけど、プールの周りで開催されたパーティーの時の選曲が微妙やった。 年齢設定と合ってた?
主題歌的な"Mia & Sebastian's Theme"は覚えてしまったんで、エンドロールが終わって静かになったところで、オレが口ずさんでやろうか!と思ったぐらいやった。 そのシアターの全員から、ドリンクとかポップコーンバケツを投げつけられるやろうけど。

 

映画『夜は短し歩けよ乙女』の完成披露上映会 -NEWS!

映画『夜は短し歩けよ乙女』の「一般公開」は4月7日やけど、
「完成披露上映会」3月9日(木)に有る。
平日夕方6時半。六本木。
星野源のファンが多いんやろな。

チケットは、3月7日(火)0:00(6日(月)24:00)発売
中2日。 短っ!

 

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【日時】

3月9日(木)18:30の回
上映終了後に舞台挨拶

【登壇者(予定)】
星野源花澤香菜神谷浩史秋山竜次(ロバート)、湯浅政明監督

 

【場所】

TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン7

 

【チケット販売方法】

チケットぴあ一般販売(先着順)※座席指定できない。

 

【チケット販売開始】

3月7日(火)0:00

http://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b1755941

一般 2,000円

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プレミアボックスシート 3,000円

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プレミアラグジュアリーシート 5,000円

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「フロントリクライニングシート」は舞台挨拶向きではあるけど、「一般」扱いやろ?
座席指定でけんし、プレス連中が占拠したりするんかな?
座席指定でけん中で、「プレミアムラグジュアリーシート」が最高やろうけど10席しかない。お値段共にプレミアム。
やっぱり、妥当なのは「プレミアボックスシート」20席か?

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結果、アクセス集中ですぐにつながらず、1分後完売でした。とほほ…


 

追加情報:
翌日のヤフオクね。
10枚以上出品されてました。
締め切りまで7時間ぐらい有ったので、まだ値上がりするかもしれんけど、プレミアムボックスシート35,000円が最高額で、他は入札進んで1万円超えは当たり前。
ほぼ、必要以上の枚数を確保できた。とか、仕事で行けなくなった。とか理由が付いてたけどね。
チケットぴあのIDとヤフオクのIDを共通にしてくれたら、本当に欲しい人が定価で買えると思うんやけどね。

あとさ、映画チラシ6枚 350円。とか出品されとるけど、映画館のスタンドから抜いてきただけやろ?
すごいコト思いつく人おるわ…

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『このすば2』アクアのパンツの有無について

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この素晴らしい世界に祝福を!』こと『このすば』のシーズン1が、amazon prime video でひっそり始まった。
まあ、「ひっそり」というのは個人的イメージで、『このすば2』のページにはこないだまで関連作品として表示されてなくて、後日、たまたま新作のトコを見てみたら見つけたので、そう感じた。
それにしても、amazon ってオシている作品と、そうでない作品の見つけやすさに差が有り過ぎるわな。ラインナップ一覧が有れば便利なのにと思う日々。

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さて、web上で、『このすば』のアクアがパンツを履いていないのではないか?というコトが問題になっていた。

オレも疑問には思っていた。
目を皿のようにして見ているワケでも、一時停止してコマ送りしたりしてはいないが、確かにアクアは後ろ姿のシーンにおいて、肌色の尻のようなモノは頻繁に映る。
正面から小さいお尻が映っていれば、確実に「はいていません」となるだろけれど、そんなん描くはずがない。
ナウシカみたいに、そう見えるだけなんじゃね~の?と流していた。

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ところが、「ヤフー知恵袋」でも迷える子羊多数発見。
数件の回答や関連ブログを読んだオレの解釈としては…

「アクアはパンツをはいている。しかし、地上波のアニメには“パンツ規制”が有り、描かれていない。」

…という結論に至った。
なんだ? “パンツ規制”って? “テレ東規制”とも言うのか?
パンツって見えちゃいけんモノだったのか、知らんかった。

しかし…
卑猥なパンツ表現がダメだから、パンツを描写しない。
…とはおかしな理屈ではないか?
パンツで隠しているモノは、パンツより卑猥ではないと言うのか!?
しずかちゃんからパンツを取ったら、エスパー魔美になってしまうが、それでもよいのか!?

ええい! パンツ至上主義者たちよ。立ち上がるがよい!
韓国大使館前に、パンツのオヤジ像を建てるがよい!
マフラーの代わりに、パンツを履かせるがよい!
黒いナイロン靴下を履かせるがよい!

ランジェリー売り場のマネキンは、パンツとブラジャーという出で立ちで、堂々としておるぞ!
中には蛍光灯のように、光る者までおるぞ! あれは何を意味しておるのだ!?
こんなに透けますよ。とでも言いたいのか?
透けるコトが正義なのか?
知らんかった。
では、紳士用のブリーフやトランクスを履かせたマネキンも光らせなけらばならないな。
何しろ、男女平等の世だからな。
殿方の黒光りする… と、とろける眼差しで見るのだな!?ご婦人方!

どこで聞いた話か失念してもーたが、自分の顔が映るぐらいテカテカした亀頭の持ち主がおったらしいが…
あれ? これは全く関係ないな。
いやいや、関係有るわ。 卑猥なブリーフを描くぐらいであれば、テカテカの Turtle Head を描けと言うのだな!?

しかし、パンツというモノは、望まれるモノとそうでないモノとが有るな。
秋元真夏桜井玲香白石麻衣橋本奈々未入山杏奈は、最新写真集売上の上位5人。
オレは誰一人知らんが、小奴らのパンツは、望まれているのだろう? 売れているんだから。
一方、自分のオフクロのパンツなんぞ見えた日には、暴風雨の日に用水路の様子を見に行ってもらいたくなるわな。
同じパンツでも、価値は雲泥の差だな。

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話戻って、アクアがパンツを履いていない件だが、『このすば2』の第7話で、めぐみんがペコペコするシーンでは黒パンツが見えんかったぞ?
めぐみんのパンツの形状から推測するに、尻に食い込みまくるハズがない。

以上の事例から導き出される結論としては…
『このすば』のアニメーターは、パンツを書き忘れる。
…というコトが言えるな。
そういうコトでよいではないか。

そもそもパンツ、パンツとうるさいぞ。

『羽衣伝説』を持ち出すまでもなく、女神(天女)は衣の下にパンツを履いておらんぞ。
「ズボン」を「パンツ」と呼称する文化が実家に到達した際、ウチのオフクロはオレのパンツを「パンティー」と呼んで、オレを非行に走らせたぞ。
マンガのキャラクターがパンツをはいていようがいまいが、AVに出て来る和服の人妻がパンツを履いている件に比べれば小さい。小さい。
白木屋火災以来、和服のご婦人方はパンツを履くべし、との法律でもできたか?
着物は勿論、襦袢から草履まで「和」であるのに、最後のパンツだけ「洋」というのは異様であるぞ。
「最後」という表現が脱がす側の論理で… とまた脱線したので、兎に角…

『このすば』において、パンツ表現は無いものと思え!


…でもさ、そしたら めぐみん が便所に入っていたシーンが成り立たなく…
(以下脳内堂々巡りは続く)