虹の橋を渉る風になる
昔むかし、田町の西口の「森永LOVE」というハンバーガーショップでツナマフィンを食べたものです。
「森永LOVE」を知らない人は、ホイチョイ・プロダクションズの映画『バブルへGO!!タイムマシンはドラム式』を観て下さい。タクシーを拾うシーンなどで出ていたような気がします。
ホイチョイ・プロダクションズを知らない人は、ブックオフで「東京いい店やれる店」を探して下さい。ちなみにアマゾンでは1円で売ってました。(送料の方が高いんですけど、売る側には手間賃にもならないと思うんですけど、何か意味が有るのでしょうか?)
そんなJR山手線田町駅の芝浦口(東口)から真っ直ぐ海に向かい道なりに20分ほど歩くと、レインボーブリッジのアンカレイジ(吊橋のケーブルを固定する重石)に到着します。
アンカレイジの中にエレベーターが左右に有るので、心を落ち着けアン・ルイスの「グッド・バイ・マイ・ラブ」を口ずさみます。
ちなみにテレサ・テン バージョンで歌う時は、少し舌足らずな感じで歌うのがコツです。
あなたは右に私は左に 振り向いたら負けです。
ちなみに、アン・ルイスとテレサ・テンって誰?という世代は確かエレベーターに乗るコトができないハズです。
向かって右側のエレベーターに乗れば、東京タワーなど東京都心や晴海・豊洲地区が見える北側遊歩道(ノースルート)。
向かって左側のエレベーターに乗れば、確実に面白くない番組をつくるフジテレビなどお台場が見える南側遊歩道(サウスルート)を歩くコトになります。
各ルート約1.7km。途中で反対側に渡る方法はない。(お台場の至近距離で1ヶ所有るけどね)
運命の分かれ道。
まずは北側遊歩道(ノースルート)に行ってみる。 エレベーターに乗れば、7階のボタンしかないので、7階に上がります。
レインボーブリッジは2段有って、上段に首都高速。下段中央に「ゆりかもめ」の軌道。その両サイドに道路、そして歩道が有る。
東京湾を見ると頭に浮かぶのが…
U2 - Pride (In The Name Of Love)
晴海埠頭。
所々歩道の真ん中に柱が立っているので、迂回路を兼ねたバルコニーが有る。
竹芝桟橋側。
東京タワーの近くに建設中の変なビル。
お台場側のアンカレイジは海の中。現在は通過するだけだけど、以前は下に降りれたみたい。
お台場に近いバルコニーは檻の中ではないので解放感が高い。
この道路がさ、制限速度50kmのハズなんだけど、ガンガン飛ばすんだよね。その合間にカートが走るから、見ているコッチの方が肝冷やす。
お台場にかなり近くなって、道中唯一の南北連絡路が有る。
最期でレインボーブリッジの下をくぐる。
お台場到着。
ここにアクセスする道路はクルドサックになっている。
一息入れて、南側遊歩道(サウスルート)へ。
サウスルートは台場の光景がメイン。
台場側のアンカレイジに到着。
上段の高速を走っている人にしか見えないトコに「レインボーブリッジ」の文字。
歩きたくない階段。
芝浦側に到着。
第69回 東京みなと祭(2017.5.27~28)に 雷ちゃんが来るというので…
晴海埠頭に行くのは超久しぶりで、高層マンションが立ち並び、風景があまりに変わっていて以前の面影が無かった。
一方、造成中の区画も多々有って、さながら高度成長期の日本の風景か?ってな具合。
新豊洲市場につながる予定の道路は既に完成しているんだけど、築地側の立ち退きが停止しているので開通していない道路が有ったり、全部中途半端な感じ。
ポートステージのオープニングアクトは、プリキュアのショーだったんだけど、オレの目的は雷ちゃん。
雷ちゃんとは勿論、大日本帝国海軍の特III型(暁型)駆逐艦3番艦の艦娘で、1番艦「暁」、2番艦「響」、4番艦「電」と仲良し。
それ以外の『雷(いかづち)』はあり得ない。
「珍しい船」に分類されるらしい。
様子が変だ。
レインボーブリッジが見える。
東京みなと祭は土日に有るんだけど、雷ちゃんに乗(載)れるのは土曜日だけらしいよ。うひょひょ。イベントは日曜日の方が派手っぽいけどね。
保留のまま、無駄な税金を垂れ流しているアノ施設。
霞ヶ浦駐屯地64周年・関東補給処19周年記念行事(2017.5.21)
霞ヶ浦駐屯地は、関東補給処等9個部が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地。
需品、火器、弾薬、車両、航空機、化学器材、施設器材、通信器材及び衛生器材等の調達、保管、補給および整備を行っているので、この記念行事の招待客には、茨城県の某市の名称になっている電気機器のメーカーや、死に体の東京芝浦電気など物品の納品業者が含まれる。
県道を挟み霞ヶ浦飛行場が有り、戦車有り、戦闘ヘリコプター有り、警察犬有りのバラエティー豊かな基地やった。
最寄りの駅は、常磐線の荒川沖駅なんだけど、この駅から無料送迎バスが運行されるという厚遇だった。
一般車両は駐車できないはずなんやけど、次から次に一般客が車で来場。基地の前の県道は大渋滞。
10:10からの記念式典以降、11:36終了予定の行進まで駐屯地の方におって、12:30からの展示飛行に備え飛行場の方に移動する。忙しい。
9:30ぐらいでまばらな招待客席。
10:00を過ぎるとほぼ満席。
オレは招待客ではないけど、式典が始まると、招待客席の後方に入れたので、そこで見ただけ。
基地の近くの人やと思うけど、お婆さんがおって、椅子は無いのか?日陰は無いのか?って兵隊に聞いとった。一般客向けにそんなの有ったらびっくりするわ。
記念式典での兵隊さんの入場。 右は知波単学園の人、別名女性自衛官。雇用平等とはいえ向き不向きの任務が有ると思うけど、体力で負けても根性は概ね女性の方が勝つような気がする。…というような考えさえ差別か?
スーツ姿の人も行進。
正式な式の時には、銃の先に剣を装着するのかな? 一時期付けてすぐに外した。
星が3つの車に乗った偉い人。
フォークリフト軍団は名物らしい。
一番後方の巨大なヤツは、パレットとか関係ないんやろね。エンジンとか移動させたりするのに使うんかな?
儀仗ドリルは、銃をぐるぐる廻したり、宙に投げたりしとった。 空砲撃った時はたまげた。
ヘリが飛んできた。飛行場の方に移動する。
倉庫の中にコブラちゃん。鼻がもげとる人もおる。 アパッチと見分けがつかん。
AH-1S(コブラ)は攻撃ヘリコプター。
先っぽに付いた20mmガトリング銃が撃つ気満々やもんな。他所を向いとる時は平気やけど、正面がこっち向いた時は、もう駄目や、と思ってしまう。
一方、OH-1(オメガ)はアパッチをメタボリックにした感じやけど、観測ヘリコプター(偵察機)。似ているけど用途が違う。
アパッチやオメガに比べると、後姿が河豚のようなUH-1J(イロコイ)。
UH-60JA(ブラックホーク)。好きなデザイン。
水陸両用車(水際地雷敷設装置)
抽選で当たった人だけひとまるに乗車体験できるらしい。
懐かしい戦車たちが展示されていた。 総じて色あせている。
萌えキャラという表現が、もう古い気がするけど、こういったイメージに騙される人がいるとも思えんのやけど…
露店の場所は悪いけど充実していた。お祭りやでね、いいんやけど食堂も営業中です。
基地内のローソンも営業中。 ジャケット着た人はタヌキと仲良しで手をつないでいる。 タヌキの視界が狭いとか、転びやすいとかそういった理由ではない。 とても仲良し。
『メッセージ(Arrival)』を観たものの…
5月公開の映画でそこそこ楽しみにしていた『メッセージ(原題:Arrival)』を早速観に行ったものの、結論から言えば、ワケ分からんかった。
謎の来訪者の正体などどうでもいい。今更そんなコトが落ちになる映画なんて映画同好会だって作らない。
原題『Arrival』と邦題『Message』では全く意味が違う。
難解であるが故“Message”とヒントにしたのだろうけど…
不思議なことに、主役の女の人が中国語をしゃべった時に英語の字幕も出なかった。
すなわち英語圏の人もセリフの中身が分からなかったハズだ。あまり重要ではないのか?
劇中の「みんなで協力して」みたいなセリフが有るのだけど、このセリフ自体も国を超えて協力せいとのコトなのか?
…とまあ、ちゃんと観ていたハズなのだけど、「ん?終わり?」と久しぶりにポカ~ンとなって終わってしまった。
なかなか評判良さそうなのだけど、みんな理解できとるんやろか?
はてさて、どうしたものか、もう一度観るべきか?
あ、昨今のハリウッド作品にしては珍しく中国資本が入ってないのか、中国、ロシアなど共産圏国家が単細胞的に武力で解決しようとする馬鹿っぷりの描き方は共感できたよ。
岩国フレンドシップ (2017.5.5) ショーの光景
厚木基地から第5空母航空団(CVW-5)が移駐してくるので、新しい宿舎が多く建設されていた。
これだけ多くの米軍の軍人およびその家族、関係者が厚木基地から移住してくるワケで、岩国基地から異動する自衛隊員との人数差がどの程度か知らんけど、岩国基地は英語圏の人間が増えるが、厚木基地は日本人だけになるワケで、明らかに基地の地元で売れる商品群は変わるわな。 デカイのだけが取り柄のステーキを出す店とか、パーみたいなバーとか、英語ペラペラの東南アジアの女の子が接待してくれる店とか需要は激減するわな。
爆音を出すジェット機が居なくなって、大型ではあるがプロペラ機だけになってしまう厚木基地ではあるけど、騒音被害を訴えお金が欲しくて欲しくてたまらん連中は、まだ訴訟を続けるんやろか?
続けるんやろうね。
成田空港も今や何の意味が有るのか知らんけど、立ち退き拒否を続けとるしね。
左巻きの連中はそういった類だからね。
ケチを付け続けるコトが生きる意義やからね。
下の写真の一番上の星印、滑走路に一番近いエリアは…
A:有料観覧席
B:写真撮影者用特設有料観覧席
C:一般観覧席
…と分かれていて、有料席が有るのも初めてやった。
有料観覧席は、大人4,000円、小学生3,500円で、4,500席販売されたが、こちらは6インチ以上の望遠レンズ付きのカメラや三脚の持ち込み禁止。
写真撮影者用特設有料観覧席は、7,500円とそこそこのライブ並みの価格ながら瞬間的に完売したそうな。
ただ、これらの有料席は指定席ではなく、いい席に座りたいならば、早朝から並ばないといけない。
そう考えると、近所に住んでいる人たちはいいけど、そうでない人たちは、前泊は勿論、帰りの大混雑を考えると、後泊もしないと満喫できん。
そう考えると結構な出費だけど、オレは充分に価値が有るショーだと思う。
一般席のすぐ近くにF-16が駐機しとって、これが飛び立つ時、飛行機のエンジンの正式名称は知らんので、便宜的に“肛門”と呼ぶトコが、普段は開いているのだけど…
推進力付ける時は、肛門がすぼんで、爆風と熱風が客席に吹き荒れた。
上の写真がショーのプログラムで、ウィスキーパパのアクロバット飛行や、ブルーインパルスなどお馴染みのプログラムの他にも、ムササビジャンプなど初めて見るショーもあって、すごく楽しめた。
プログラムに明記してあるように、ショーの合間に民間機の離発着が有った。
全日空も当然心得たもんで、人気機種を飛ばしていた。
売店の価格は、当然その時点のレートも考慮しているとは思うけど、横田と違って1$=100円と円の方が有利だった。
各建物には動物の絵が張ってあった。
最期はブルーインパルスの飛行。
やっぱり華が有る。
ただ、毎度思うコトなんやけど、離陸するまでが長過ぎる。安全確認を重視しとるのは分かるけど…
まったく余談ながら、岩国の街は焼肉屋ばかりやった。半島人が多いんかもしれん。
生でF-35を見る為に、岩国基地フレンドシップ(2017.5.5)へ
F-35の後ろで、エアレース用の飛行機が自由に飛び回り、それを迎撃ミサイルが狙ってるというシュールな絵。
はるばる岩国基地まで出向いたのは、ただひとつ。
F-35を直に見るため。
多用途戦闘機であり、垂直離着陸機であるからか、ぷっくりしたフォルムで、なんだか中途半端な印象を受ける。
イージス艦を初めて見た時も「変なの~ なんかカッコ悪っ!」って思った。
のっぺりしとるし、長さと高さが船としてバランスが悪いし、主砲はちっさいし、第二次世界大戦時の戦艦の方が強そうだし、カッコよく見えた。
でも時が経ち、イージス艦に見慣れて、装備の意味が分かってくると、イージス艦の方が理にかなっていると思うようになった。
F-35は初見故か「変なの~ なんかカッコ悪っ!」って思うけど、いつかF-16より納得して見える時が来るかもしれんな。
同じ垂直離着陸機ならハリアーの方がカッコよく見える。
飛行機のカタチなのに、ゆっくり垂直に上昇する様は実際に見るとすごく不思議。
運転が難しいらしい。
F-35の登場で一時期話題の主役だったオスプレーは脇役っぽい存在になってしもたけど、散々マスコミに悪く言われたせいか、その安定性のアピールを長々やっとった。
『ガーディアン ズ オブ ギャラクシー リミックス』を観ると、ベビー・グルートが欲しくなるけど…
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の新作が公開中なんやけど、原題が『Vol.2』で邦題が『Remix』となっている。(もっと細かいコト言えば、原題は「Galaxy」の前に「the」が入る)
観れば分かるコトやけど、今作は前作を踏まえての話だし、最後はまだ続編が有るよアピールが有る。即ち、公開順と作品内の時系列の破綻は起らなそうな構成。
「リミックス」とは、「複数の既存曲を編集して新たな楽曲を生み出す手法」とある。
確かに本シリーズは、BGMにこだわりが有るんだけど、一体何と何のリミックスなん?って思った…
あ! ピーターの出生の秘密か…
でも、『Vol.2』の方がいいわ。『ワイルド・スピード』とか『トランスフォーマー』シリーズみたいに、後追いする時、順番が分からんくなって、豪華になった映像の後に、ショボイ映像(旧作)観させられたら、カチンと来るコトも有るわ。
さて、この新作、前作に比べ、面白いだの面白くないだの評価が分かれているようだ。
これは両方正しいような気がする。
新シリーズは、新鮮な分、インパクトが有るけど、続編は、新鮮味が無くなってパワーダウンしたように感じられるかもしれんけど、人妻は、その旦那にとっては新鮮味が無くても、間男にとっては新鮮であるように、誰かにとって満足していれば、必ずしも前作超えしていなくてもいいと思うんよね。
で、明らかに前作を勝る点は、ベビー・グルート。
可愛すぎる。
案の定、実物大フィギュアが出るんやて。
『ミニオンズ』のミニオン・ボブが持っとったクマのぬいぐるみ並に欲しい!と思ったけど、オレにとっては高いので安心して諦められる。 これが3千円ぐらいやったら、Buy Nowボタンを探していたトコだった。
そして、こういったカワイイものはよく気をつけんといかん。
ミニブタ、ウリ坊、ロシアの女の子。
これら全部カワイイ。
でもその末路を見てみ。
あのカワイイ姿は一瞬のマボロシや。
どちらかが死ぬまで続く負債を抱えてまで、一瞬の光を追いかけるのか?
甥っ子の保育園が日々の様子の写真をブログにアップしているからよく見るけど、女の子は9割方ブサイクや。
オレは愛情なく、超客観的に見とるで正確やわ。ブサイクや。
しかし、ほぼ30年以内に少なくとも一度はカワイクなる時が有る。
人生のマジックアワーやぁ~。(一時期流行った人のマネで)
あら、言う必要のない暴言が続いてしもた。
あとね、ガーディアンズ全員、自分に嘘をつかないいい人ばっかりで、その馬鹿っぷりがこのシリーズの魅力の一つやね。
『スター・トレック』シリーズの様に、星が変われば価値観も変わるあの感じやわ。
見方次第で、正解は一つではない。
…ってやつや。
Guardians of the Galaxy Vol. 2 Teaser Trailer