浦添ようどれ・前田高地・ハクソーリッジ

f:id:arara-oyoyo:20171218223148j:plain

ニュースなどで聞かれる「旧日本軍」という単語に違和感を感じる。
先の大戦で大敗して以降、日本に軍隊は無いので、「旧」が付く「日本軍」は日清戦争辺りの日本軍を指すのだろうかと考えてしまう。
…というコトで、最後の日本軍の戦場となった沖縄戦をアメリカ側から描いた映画が『Hacksaw Ridge』だった。

f:id:arara-oyoyo:20171218225230j:plain
オレは予備知識無しで観に行ったので、「沖縄戦」ってコトを知ってショックだった。
アル中の Mel Gibson が監督する映画の残酷描写はエグいと評判で、絶賛する輩も居たが、オレは複雑な気持ちで観た。
戦争経験者がそろそろ居なくなる現在、「日本軍は悪い奴!」というような描き方をするのは、大東亜共栄圏の一部である中国とその属国である朝鮮ぐらいで、『Hacksaw Ridge』はそんなコトをテーマにはしていないのだが、凄惨な戦の敵は日本軍である。
そして、映画故の演出なのだろうが、この日本軍がめちゃくちゃ強い。 更に、充分な食事を摂っているのだろう、兵士は全員膨よかである。
主人公の宗教盲信者は、殺し合いに加わらない。
同僚たちは銃を持たないというのなら、とっととオレたちと同行するのを止めてくれ、とイラつく。
オレもそう思った。
宗教にかぶれるのは結構だが、周りに迷惑かける主人公に対して何の共感も抱けなかった。
信じる者は救われるかもしれないが、信じる者の周りは概ね迷惑する。

そんな捨て金だった『Hacksaw Ridge』だったが、『前田高地』というキーワードは記憶に残った。

今回沖縄に行くテーマは、観光ではなかったが、唯一、行った観光地的な場所が『前田高地』だった。

f:id:arara-oyoyo:20171218223334j:plain

表札が立っていた。 この表札は、ヨシとする。

f:id:arara-oyoyo:20171218223353j:plain

しかし…

f:id:arara-oyoyo:20171218223412j:plain

何コレ? 映画がらみとはいえ、こんな馬鹿な説明を表記するか? どこのどの立場で立てたんか? 媚びとるんか?

f:id:arara-oyoyo:20171218223213j:plain

『前田高地』で検索して行ったのだが、『浦添ようどれ』という表記しかない。

でも、カーナビはココを示していたので、謎の階段を降りると、そこに陵墓(浦添ようどれ)は有った。

f:id:arara-oyoyo:20171218223232j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171218223246j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171218223259j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171218223316j:plain

後から分かったコトだが、以前の記事で、“お墓の団地”とこの『浦添ようどれ』を含む高地が『前田高地』だった。

oyoyo.hatenadiary.jp

f:id:arara-oyoyo:20171218225253j:plain

映画では上のように表現されているけど、記録写真では下の写真のようになっている。

f:id:arara-oyoyo:20171218225307j:plain

『前田高地』は公園として整備中。 あまりキレイになってしまうのも、なんとなく違和感を感じるのだけど、新しく、明るい感じになった方が、逆に広い世代に受け入れられるのかもしれんなぁ。

f:id:arara-oyoyo:20171218235334j:plain
f:id:arara-oyoyo:20171218235357j:plain

15日0時から『最後のジェダイ』を観た

f:id:arara-oyoyo:20171214221712j:plain

オレはスターウォーズのファンではない。
お正月の『男はつらいよ』シリーズの如く、「恒例行事」として観ているだけ。
ただ、新シリーズ一発目の『フォースの覚醒』は好きな作品なので、続編の『最後のジェダイ』が楽しみであったコトは確か。


現在のスターウォーズファンがどれだけ熱いのか知らんけど、15日24時公開の分が前日でも1割弱の空席有り。
悪くない席が有ったので、チケット購入。


朝の3時近くに寒空の中、表に出されても、ホテルの部屋を確保するより、タクシーより、安いので、3時から公開の回も購入という選択をした。

徹夜で映画鑑賞の後、仕事というコトになった。

f:id:arara-oyoyo:20171215213325j:plain

まだ、ネタバレはどうかと思うので、ネタバレ以外のコトで、気になったコトを…

 

1)
スターウォーズシリーズの長い歴史の中、『ローグワン』で、始めて東洋人が出演した。
『ローグワン』はスピンオフなので、本編の方では始めてて東洋人(国籍は米国)が初めての登場というコトになる。

が、この東洋人の髪型とか、しっかりとしたアゴのお顔が、オレ的には不自由なゾーンに分類される方だと感じた。。
そして、なかなかのキーパーソンであり、露出時間が多い。
また、大陸のスポンサーが入ったんか… と思ったんだけど、今年の『キングコング 髑髏島の巨人』に出て来る大陸人女優と違い、どうしてこんなお顔立ちの方を選ばれたのか?というコトが気になった。
多様な人種を。というコトなのか?
人間でないキャラクターとの差異を感じさせないという意図なのか?
違和感を持った。
まあ、元々、スターウォーズに出て来るキャラクターは、特徴が有り過ぎる外見の方が多いんですけどね。


2)
人間でない人たちのデザインが、どんどん漫画的になっている。
カジノのシーンの登場キャラクターってギャグなのか?


3)
レイちゃんより、カイロ・レンの方が乳がでかい。


4)
レジスタンスの乗り物が総じて変。

f:id:arara-oyoyo:20171215213506p:plain

キービジュアルでも分かるけど、各所に「赤」が出て来る。

特に、白い塩の地面を一脚で走る乗り物が出るシーンはいろいろ効果的で美しい。

 

次は2年後か?

『フォースの覚醒』と比べると『最後のジェダイ』のレイちゃんは大人の顔になった。あっという間に、レイアおばあちゃんみたいになってしまうよ。早く創ってしまえ。

f:id:arara-oyoyo:20171215213852j:plain

「道の駅かでな」は嘉手納基地を望む、安保の丘の延長スポット

f:id:arara-oyoyo:20171213235124j:plain

嘉手納町屋良東部地区地域振興施設」こと『道の駅かでな』は、嘉手納基地が一望できるスポットとして有名。

三叉路の中島のような場所の4階建てで、基地内を覗く為に造られた施設で、オレは下衆の勘繰りで、「これは、大陸の資本で建てられた施設に違いない。」と思ったけど、嘉手納町の資料などを調べてみると、そうではないようだ。
サンフランシスコ市が中華系の議員に仕切られ、半島人の政治工作を容認してしまうが如く、嘉手納町議会の議員構成を調べると別の結論になるかもしれんが、現時点で確たる証拠は無く、嘉手納町民の意志というコトのようだ。
…と煮え切らないのも、嘉手納基地の周りは、ベルリンの壁か、刑務所の壁の様に、中が見えない高い壁に囲まれているのだが、その努力を無駄にする施設なので、米軍に対する嫌がらせと思えるからだ。
そのくせ、1階の売店では米軍戦闘機のTシャツなど米軍グッズを販売していたりするので、基地反対なんか賛成なんか、どっちやねん!? って釈然としない。 そもそもその戦闘機の版権はドコが持っているのか?というコトも気になる。 大陸人と半島人が得意とする手法なのか?
基地の周囲に広がる黙認耕作地同様、触れないコトで丸く収まるってヤツなのか? やったもん勝ちの世界なのか?

f:id:arara-oyoyo:20171213235004j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171213234647j:plain

安保の丘と黙認耕作地

とまあ、そんな悪態を心の中でつきながら、4階展望台に上がると、大砲レンズを持ったカメラマンたちが大集合。
カメラを持ってない人の方が少ない。
そして、1割強が大陸人。
単なる富裕層なんか、国から派遣されとる人たちなんか知らんけど、総額は軽自動車ぐらいなら軽く買える機材を揃えている。

f:id:arara-oyoyo:20171213235048j:plain

よく見ると展望台はカメラマンだらけ

よく見ると展望台はカメラマンだらけ

立派な三脚を立てて、踏み台に乗り、ずっと基地にレンズを向けている人もいる。
この人たちは、何時から何時までいるんやろ?
ベンチにはカメラリュックが置かれ、ダラダラ座ったままの人たちがタムロする。
基地側の最前列は空かない。

f:id:arara-oyoyo:20171213234939j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171213235106j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171213235307j:plain

オレは最初、一眼を覗いていたけど、たまに飛んでくる機種に珍しいモノはないので、得意の COOLPIX B700 を取り出し、格納庫を見るコトにした。
戦闘機は、F-15がメインか… 自衛隊といい、沖縄は F-15 で守られているんだな…
F-35 が配備されたのは普天間の方? 普天間は滑走路が工事中やったで、戦闘機も爆撃機もアッチに置いとったら、飛べんわな。 F-35の「B」の方やったら、滑走路関係ないか…
F-22 はいないかな?
…などと思いながら眺めとった。

f:id:arara-oyoyo:20171213234912j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171213234853j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171213235325j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171213234541j:plain

おった。おった。

f:id:arara-oyoyo:20171213235213j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171213235242j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171213234629j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171213234923j:plain

面白いシェルターやわ。

そこへ修学旅行生の集団登場。 展望台は縁日のような大渋滞。
カメラマンたちの間から基地を眺める。
ブスなバスガイドさんが基地の説明をしてくれる。「あの格納庫は上空からの爆撃にも耐えられるよう…」
ほうほう。 何も勉強していないオレは、生徒たちに寄り添い説明を聞く。 たぶん、どの生徒たちより真剣に聞いとった。 修学旅行なんて、当事者たちが興味が有る場所に行くワケでもないしな。

 

ちなみに、「嘉手納町屋良東部地区地域振興施設」こと『道の駅かでな』は、増設計画が有る。
そのプランを見ると、嘉手納基地有ってのデザインになっている。
「安保の丘」の延長線か知らんが、基地が有るコトを認めとるやないか。

f:id:arara-oyoyo:20171214005949p:plain

f:id:arara-oyoyo:20171214010004p:plain

f:id:arara-oyoyo:20171214010019p:plain

嘉手納基地の滑走路は当然平坦だけど、格納庫の方は斜面になっていて、降りた飛行機は、斜路を登って行く。
普段見る飛行場では有り得ない地形の有様。 変なの~
でも、嘉手納も普天間も周囲を車で走ったので実感したんやけど、ダイナミックな地形の中に造られた飛行場なんよね。
造成は大変やったろうと思う。

f:id:arara-oyoyo:20171213234615j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171213234439j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171213234419j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171213234453j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171213234526j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171213234602j:plain

それにしても、嘉手納と普天間って近すぎる。(管制は1箇所で面倒見とるんやろか?)
そして、島の北部と南部、西部と東部を分断してしまっとるコトは確かやわ。


後日、改めて『道の駅かでな』を訪れてみると、相も変わらず、展望台はカメラマンだらけやった。
この人たちは、仕事しとらんのやろか? 道楽者の集まりやろか?
…と思ったところで、傍から見れば、同じ穴のムジナなんやけどね。
このスポットは確かに嘉手納基地を覗ける最高のスポットなんか知らんけど、居心地が悪いので、2階のレストランに入って、のんびり飯食って帰った。

f:id:arara-oyoyo:20171213235159j:plain

普天間基地の撮影スポットは、嘉数高台公園と浦添大公園の展望台

f:id:arara-oyoyo:20171212230942j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171212230955j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171212230522j:plain

普天間基地が見えるスポットとして有名なのは『嘉数高台公園』。
…と判明したものの、読み方が分からなくて、カーナビに入力できなかった。
沖縄は読めない地名が多い。
スマホで検索した結果、『かかずこうだいこうえん』だと分かり、事なきを得、住宅街を抜け、公園に到着。


駐車場もそこそこの台数が停められる。
お年寄りがゲートボールを楽しみ、保育園児が走り回る、そんな平和な平地の後に、なかなかの段数が有る階段を登りきると、息も切れぬ内に、地球の形の展望台が現れ、螺旋階段をヒイヒイ言いながら登り切ったところに、普天間基地として有名な光景が広がる。

f:id:arara-oyoyo:20171212231007j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171212230405j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171212230418j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171212230429j:plain

滑走路は工事中だった。オスプレイには関係ないけどね。

 

展望台から滑走路まで、約1.4km有る。
オレは望遠の大砲を持ってないので一眼を諦め、コンデジNikon COOLPIX B700 の35mm換算1440mmの望遠を使い撮影。

f:id:arara-oyoyo:20171212230454j:plain

沖縄は一時期の銀座並みに中国人観光客が多い。
修学旅行か社会科見学か知らんけど、高校生の集団が来たので、オレは場所を譲ったのだけど、この中国人のグループは、一切気にせず、一番いい場所を占拠したままだった。 強い…

f:id:arara-oyoyo:20171212230441j:plain

東側の遠方に、特徴的な岩が有ったので、撮影してみたら、お墓の団地だった。

 

今年公開の映画『ハクソー・リッジ』でスポットライトが当たった前田高知を含む『浦添大公園』の中に、『浦添グスク・ようどれ館』が有って、そこから北側に木造の展望台が有る。
その展望台は、時間帯も良かったのかもしれないけど、誰もいなくて、B700 の望遠を使うと、『嘉数高台公園』も普天間基地も見えた。

f:id:arara-oyoyo:20171212230713j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171212230625j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171212230606j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171212230658j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171212230538j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171212230729j:plain

展望台の上を未亡人製造機が飛ぶ。

f:id:arara-oyoyo:20171212230742j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171212230803j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171212230816j:plain

オスプレイがプロペラを前方に倒して自走する姿はカワイイ。

f:id:arara-oyoyo:20171212230834j:plain

前田高知の展望台から普天間基地の駐機場は見えにくいけど、『嘉数高台公園』は見えた。
人数が増えてた。

f:id:arara-oyoyo:20171212230900p:plain

 

築城基地航空祭 @2017.11.26

f:id:arara-oyoyo:20171128224030j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171128224119j:plain

昨年は豪雨で、プログラムが大きく縮小された築城基地航空祭
リベンジも兼ねて、飛行機賃と特急の電車賃とホテル代を使って今年も福岡県の大分県境に向かった。

f:id:arara-oyoyo:20171128224208j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171128224632j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171128224529j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171128224554j:plain

前日の通し練習は、昨年ほどではないけど、そこそこいい天気。
昨年は北西側から見たので、今年は南東側から見ると決めとった。
最寄りの駅から徒歩30分。
豊後水道に面した西八田漁港の堤防に到着。

f:id:arara-oyoyo:20171128231504j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171128231220j:plain

水色が築城駅;緑色が昨年のポジション;赤色が今年のポジション

 oyoyo.hatenadiary.jp

 狭い堤防に5段ぐらいの脚立を立てている猛者も居たけど、オレは普段から体幹が弱くフラフラしているので、とても無理。
この日は、東から西へ離陸していたので、離陸準備で待機する飛行機が間近に見えた。

f:id:arara-oyoyo:20171128224300j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171128224323j:plain

流石は F-2 の基地。 他の航空祭に1機しか来ない F-2 が、6機も飛ぶ。
それだけで小躍りしたい気分になるけど、堤防の上は狭いので踊らない。 海側はテトラポットなので、落ちたら脳から味噌が出そう。

昨年来なかったブルーインパルスも全演目をやった。
葉っぱ隊の「やった。やった。」踊りをやりたい気分になるけど、寒くて裸になりたくないから踊らない。

f:id:arara-oyoyo:20171128224421j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171128224435j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171128224454j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171128224358j:plain

前日練習は午前中で終わりだと、みんな知っているので、再び F-2 が飛んで、着陸してしまうと片付けはじめた。
そこへ F-15 が飛来したもんだから、何人かは再びカメラを取り出して撮影。F-15横綱か?

オレはまだ航空祭基地外から見たことがないので、ブルーインパルスの演目をほぼ横から見られたのは新鮮やった。
でも、早朝から、飲まず、食わず、喫煙もせずだったので、駅までの徒歩30分は辛かった。
その後、中津(大分県)まで移動して魚介の天ぷらなどを動けなくなるまで喰った。

f:id:arara-oyoyo:20171128003421j:plain
翌日の本番は、6時半の開門だけど、オレは最前列を確保するつもりはないので、ホテルの朝食を食べてから悠々と出掛け、8時前にエプロンに到着した。
天気予報は曇り。
風向きは山側から海側だったので、昨日と同じ、東から西へ離陸するはず。
昨日見た限り、エプロン正面まで届かない内に、離陸も着陸もしていたので、オレは東側に陣取るコトにした。

f:id:arara-oyoyo:20171128233148j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171128232516j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171128234935j:plain

滑走路付近は人口密度が高いので、望遠レンズを余り振り回せない。
着陸する地面まで見えるのは魅力だけど、同じようなアングルしか見えないのは窮屈。

そこそこ粘った後、振り回せる後方に移動。
そこには、子どもの身長ぐらい有る大砲クラスのレンズを持ったカメラセレブがチラホラ。

f:id:arara-oyoyo:20171128235227j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171128235429j:plain

築城基地築城駅からも近いし、基地に入ってから滑走路も遠くないし、最前列を除いて程よい混み具合だし、F-2 がたくさん居るし… 自衛隊航空祭の中ではかなり理想的な基地やと思う。

惜しむらくは、近くの国道が一本道で超混むし、駅も小さいので超混むんで、帰りが大変なんだよね…

f:id:arara-oyoyo:20171128003405j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171128234527j:plain

岐阜基地航空祭 @2017.11.19

岐阜基地航空祭に日帰りで行った。


岐阜基地のX-2(ATD-X)は、通称「心神」とも呼ばれる次期戦闘機の実験機だけど、報道される写真を見る限り、痩せてて小さく見えた。(↓ コレね)

f:id:arara-oyoyo:20171120222618p:plain
でもさ、実際はフルサイズでないハズなのに、なかなか大きかった。
心神(しんしん)は正式名称ではないらしいけど、パンダの名前にしたりすると、大陸の連中は怒り狂うんやろうな。
朝から行列ができて、お昼頃でも1時間待ちとの放送が有った。わざわざ岐阜まで行った半分の理由は、このX-2を生で見るコトだったけど、オレに並ぶ習性は無いので、遠くから見るだけにした。

f:id:arara-oyoyo:20171120221405j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171120221204j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171120221108j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171120221130j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171120221147j:plain

この子ども向けの分かり易いポップなカラーリングが緊張感ゼロなんやけど、あのF-2の実証機も同じだったんだよね。それも岐阜基地航空祭に地上展示してあった。

↓ コレね。 変身して悪い奴と戦いそうやわ。

f:id:arara-oyoyo:20171120221245j:plain

 

もう半分の目的は特別カラーの機が有るっちゅう話やったんで、行ってみたらおじいちゃんのF-4やった。

デジタル迷彩ちゅんかな? なかなかカッコよかった。

f:id:arara-oyoyo:20171120230802j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171120232452j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171120232506j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171120230825j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171120220934j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171120220953j:plain

 

今年の呼び物の一つは、2年ぶり?のブルーインパルスやったんやけど、雲が低かったり、天気が悪いと、危ないから、派手な出し物ができんのやて。

それで、星つくったり、ハートつくったり、すれ違ったりできんらしいので、八王子スタイルっちゅうかな? ただ、編隊を変えて通り過ぎるのがメインやった。

f:id:arara-oyoyo:20171120221307j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171120221325j:plain
oyoyo.hatenadiary.jp

 

もう一っこの呼び物がエアレースのチャンピョンの人。 岩国でも見たけど、もう写真とか撮ってる場合じゃなくて、見とれてしもた。

…と、寒さは応えたけど、一日楽しめました。

f:id:arara-oyoyo:20171120234338j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171120234353j:plain

 

入間基地航空祭でコンデジを見直す

f:id:arara-oyoyo:20171104221501j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171105000246j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171104221742j:plain

OLYMPUS SP-100EE

望遠側に強いコンデジ(1/2.3センサー)は、OLYMPUS SP-100EE を持っている。
イーグルアイと呼ばれるドットサイト照準器は遠方のターゲットを探すのがすごく便利。
でも、吐き出される絵がイマイチで、あまり使っていない。

 

それなのに、天気が悪い日が多いせいか、虫の居所が悪く、憂さ晴らし的に、LUMIX DC-FZ85 と COOLPIX B700 を立て続けに購入してしまった。

f:id:arara-oyoyo:20171104234327j:plain

LUMIX DC-FZ85

全て撒餌レンズ程度の価格だからいいのだけど、フィルターだのメモリーカードだの細々と周辺のモノを揃えたら、入門用一眼レフのレンズセットが買えるぐらいのお金が掛かってしまい、阿呆やわ。とは思った。

でも、でも、それら最近のエンジンを積んだカメラはなかなか優秀だった。

DC-FZ85の 4K でない方の連写は、連写後のブラックアウトの時間がほぼ無くて、次から次に撮れる。
PENTAXAPS-Cラインナップの、ある意味フラッグシップである KPよりも、圧倒的に連写は早い。そして、バッファもケッコー持つ。

そして、嬉しい誤算だったけど、動体に対するピントもそこそこ食らいつく。

 

そして、そして、広角から望遠まで画角のレンジが広いのに重量が軽い。
ぶんぶん振り回しても苦にならない。
てか、ぶんぶん振り回していたら、先に電池が切れるので苦にならない。

f:id:arara-oyoyo:20171104233428j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171104233442j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171104233458j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171104233530j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171104233610j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171104233835j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171105001200j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171105001212j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171105001231j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171105001243j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171105001256j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171104222318j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171104221924j:plain

LUMIX DC-FZ85で撮影

吐き出された絵の空気感的なモノは、APS-Cに分が有るのは確かだけど、撒餌レンズ価格で、全部揃うネオ一眼恐るべし。と個人的には感じている。
てかさ、写真の空気感って、シャープな部分とボケの部分とのコントラストであるコトが大きいと思うので、1/2.3センサーの方は、よっぽどセッティングに凝るか、エフェクトに頼るかしないと、そもそも厳しい。

COOLPIX B700 はなかなかに空気感有る絵を吐き出す。

f:id:arara-oyoyo:20171104222141j:plain

COOLPIX B700

f:id:arara-oyoyo:20171104234141j:plain

COOLPIX B700

f:id:arara-oyoyo:20171104234902j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171104234917j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171104234940j:plain

COOLPIX B700で撮影

f:id:arara-oyoyo:20171105000742j:plain

報道陣は建物の上

入間基地のホームページには…
「入間基地は、防空はもちろん空輸、補給の拠点という重要な役割を果たしています。」…と書いたるけど、「防空」というのは嘘や。
保有機種は、U-4、U-125、C-1、CH-47J、YS-11、T-4という、攻撃力、防衛力ともにゼロや。

そんな人畜無害の基地だけど、首都圏で(所沢以遠を首都圏と呼ぶか否かは異論が有るだろうが)、駅から近いという交通の便がいいコトもあって、入間基地航空祭は観客が糞多い。
滑走路のエプロンに入ってしまうと身動き取れない。
特にイベントが行われるセンター周辺は、動けないぐらいの密度。
酒を飲んでいるオッサンもいるけど、たぶんオシッコに間に合わない。

もう、行かなくていいかなぁ、と思っていたけど、何しろ今年の航空祭は雨ばかりだったので、カメラを試す意味もあって行ったけど、行くとやっぱり楽しい。
ブルーインパルスは何度も観ているけど、毎度感心させられる。
客も多いコトもあってか、盛り上がる。
入間基地航空祭のある文化の日は、晴れの特異日。曇り空より、青空の中の方がコントラストも強くなって、嬉しい。

ブルーインパルスのファンは年々増えている気がする。
語る客が多い。

こどももブルーインパルスのアイテムを身に着けている子が多い。
午後そこそこの時間からブルーインパルスのシャツを着た男の子が迷子になって確保されている旨の放送が有ったけど、航空祭終了後も放送は続いていた。
親はどうして迎えに行かないんやろか?
こどもが好きな場所に連れて行って、捨てる、という古い日本映画を思い出した。
「祭りの後」とも言うし…


f:id:arara-oyoyo:20171105000814j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171105000946j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171105001010j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171105001023j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171105001046j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171105001100j:plain

f:id:arara-oyoyo:20171105001123j:plain