松島基地航空祭と東松島夏まつり
ブルーインパルスの地元が宮城県東松島市の松島基地で、『松島基地航空祭』の前日が『東松島夏まつり』で、『松島基地航空祭』はブルーインパルスが午前と午後の2回飛ぶし、『東松島夏まつり』もブルーインパルスが1回飛ぶ。
国内の航空祭は、ブルーインパルスが来るか否かが話題になり、航空祭の大トリのメインイベントがブルーインパルスという存在なので、一度松島に行ったらないかんな。と思ってたワケで、先月に続いて宮城県に行ってきたがな。
で、早速関係の無い話やけど…
東京より北側は、北海道以外LCCが飛んでない。
従って、オレみたいな生活保護もらってもいいような低額納税者は、飛行機を選ばんで、新幹線か、高速バスか、在来線という選択肢になるワケやけど、土日祝日の仙台ってさ、旅行会社も頑張ることもあって、新幹線の指定席が無いんよ。
東京仙台間って10分おきに新幹線走っとるような感じで、1編成 1,300人ぐらい運んどるのによ?
片道1万円ちょっとやから、10分おきに 1,300万円稼いどるワケやよ?
ええ商売やな。
…と人様の懐を気にしてもしょうがないんどさ。
(パック旅行は値下げもしとるやろうし、東京仙台間全区間埋まってるワケやないけどさ)
仙台は以前、駅構内で知らんオッサンと喧嘩したコトもあるし、仙台は今一つ相性が悪い。
そんな仙台駅は、牛タンか寿司を食べたい行列ができ、緑色の餅か小判型のかまぼこを買う客が行列になっている様子を見て、猫も杓子もワンパターンやな。と白ける。
『東松島夏まつり』は、ブルーインパルスが飛ぶ他にもいろいろなイベントが有る。
その一つに、チアリーディングが有る。
オレは当然、いやらしい気持ちで見に行ったワケだが、数年前に見たドキュメントで、チアリーダーたちが笑顔で華やかに演技する裏でケガを含む様々な苦難の様子を見てから、彼女たちが笑顔であればあるほど、元気な声を出せば出すほど、オッサン的には涙が溢れて、いやらしい気持ちだったのに、涙で前が見えなくなるという本末転倒で、汚いオッサンが涙を拭いているという気持ち悪い絵になってしもた。
それにしてもチアリーダーが登場すると、飛行機を撮りに来たハズの男たちや、お祭りで昼間から酒を飲んだ地元のオッサンが集まって異常な盛り上がりになるから、コンテンツとしては有力過ぎる。
チビブルーインパルスもおった。
松島基地は、築城基地ほどではないけど、最寄りの矢本駅から大して離れていないので、歩いてのアクセスも苦痛じゃない。
前日のお祭りも夕方近くに雨が降ったけど、航空祭当日は朝から雨。
おかげで午前中の1回目のブルーインパルスの飛行は、ちょっと飛んで終了。
そのあとも雨は降り続いた。
オレは雨雲予想アプリを見て、果たしてどうしたものか思案した。
一瞬、雨雲が切れそうではある。
でも、その後、厚い雨雲が来る予想。
2回目のブルーインパルスが中止になったら残る意味が無い。 てか、電車が混む。 てか、東京に早く帰れる。
と、奇跡的に雨が止んで、フライング気味に、2回目のブルーインパルスが飛ぶコトになった。
曇り空じゃなかったらホント良かったろうに。
でも、地元のせいかブルーインパルスは、なかなか頑張っとって良かった。
F2がたくさんおった。
全く勉強不足やったんやけど、松島基地には F-2Bの操縦訓練を実施する第21飛行隊が有るんよね。
手前のオッサンにピントが合ってしもてるけど、F2の窓に「#ブルーじゃない方」て書いたる。 そんなタグ有ったんや…
百里からはF4が来とった。
AmazonPrimeVideo で生産終了しとるF4は、退役した機種から部品集めして延命しとる番組が有ったけど、いよいよそう長くは見られないんやろうね。
今回、一眼カメラを2台と、コンデジを1台持って行った。
一眼の片方は防滴でないので、使うコトは無かった。
航空祭中、天候が悪く、全体的に涼しかったんやけど、ブルーが飛んだ時、温かくなった。
その時、メインカメラのレンズが曇って使えなくなって、コンデジを使うコトになった。
もし、一眼一台だけだったら、指をくわえて空を眺めとくしかなかった。
航空祭の為のカメラは、高速シャッターと、望遠レンズと、防滴という、ホント一番お金がかかる仕様が必要になって、趣味としては贅沢やわ。
帰宅困難区域再訪
2015年4月( ↑ )
2015年4月( ↑ ) 2018年7月( ↓ )
津波被害の光景は消えていく
相馬港と原釜尾浜海水浴場の間に「相馬市 伝承鎮魂祈念館」は有る。
この記念館には、2011年3月11日の震災と津波の被害を伝える新聞や写真、そして慰霊碑が有る。
記念館の隣に小さな公園が有る。
2015年4月に来た時は、ブランコなど曲がったままだったけど、今回はきれいになっていた。
藤の花も立派に育っていた。
2015年4月( ↑ )の藤の花。
2015年4月( ↑ ) 後ろのベンチ周りはスッキリしている。
2018年7月( ↓ ) 藤の花も立派に復活し、ベンチに木陰をつくる。
2015年4月( ↑ )
2015年4月( ↑ )松川浦大橋は不通。
2018年7月( ↓ )開通済み。
南相馬周辺は慰霊碑だらけ
相馬港から南側を Google Map で「慰霊碑」と入れて検索すると、すごい数の慰霊碑が出てくる。
3.11前から建つ慰霊碑も有るが、その多くは3.11以降に建てられたものだ。
全部見て廻ったろか。と思って廻りはじめたが、同じデザインの慰霊碑が多いコトに気付いたし、次の用事も有ったので、全部廻るのは止めてしまった。
慰霊碑のほとんどは、仏教リスペクト仕様だったが、オウムの残党や統一教会の信者、イスラム教など他宗教の信者はどうしているのだろう?と思った。
まあ、ここは日本なので、ソフト仏教仕様で問題は無い。
3.11からの復興の中で、打ち上げられた船や、ぐにゃりと曲がった看板、崩れそうな建物などをどうするか? という議論が有ったと思うが、そのほとんどが“残さない”選択がされたと記憶している。
余所者の無責任な意見なのは重々承知だが、被害にあったモノを、そのままの場所に残した方が、後世に伝えるというコトでは有効だと思う。
長崎の平和記念像より、広島の原爆ドームの方が説得力といか、実感が有る。
逆に、平和祈念像に手を合わせる人はいる。
広島の方は、原爆ドームに手を合わせる人より、原爆死没者慰霊碑の方に手を合わせる方が多い。
“祈りの場”と“伝承の場”とは別というコトなのか?
辛辣かもしれないけど、慰霊碑は一種“お墓”的存在なので、関係者には意味が有る一方、それ以外の余所者には、人数を見て、ギョッとなるぐらいで、一人ひとりの名前に思い入れは無い。
一方、ぐにゃりと曲がったブランコを見せられた方が、津波のパワーが伝わる。
3.11被害ツアー的な企画は、広く一般に出回らない。(無いワケじゃない)
被害者にとっては、「見世物じゃね~わ!」というコトで、不謹慎だからだろうし、何台もの観光バスが被災地に連なっている姿は、復興の妨げ云々より、怒りを感じる光景だわな。
でも、オレは見たいから行った。 完全なわがままで。
ニュース映像などで見たモノを探して彷徨った。
そして、4年前に行った時より随分片付けられたし、立ち入り禁止区域も減った。
即ち、見たかったモノは随分減った。
今後も、どんどん消えていくのでしょう。
どこかで保存して、いつか展示する予定とか有るんやろか?
知覧特攻平和館や万世特攻平和記念館みたいに。
オレは絶対、そういったモノを残した方が後世に伝わると思う。
護岸工事が進む中、被害にあって残った建物も数件存在する。
見晴らし台ができていた。平日しか入れない。
帰宅困難区域の変化
今回、福島原子力発電所1号機を撮る。とテーマを決め、予め撮影ポイントを数箇所ピックアップしていて、望遠レンズを準備していたのだが、あいにくの霧。
お日様は出ていて、気温も高いのに霧。
ちょっと離れたモノも見えない有様。
しかたなく予定を変更して、4年前と同様、国道6号を走ってみるコトにした。
国道6号の帰宅困難区域の区間は、2014年9月に通行できるようになったのだが、相変わらず、歩行者と、原動機の有無にかかわらず、自転車は通行できない。
2015年4月( ↑ )
2018年7月( ↓ )ナミエボウルの敷地に漁船。
2018年7月( ↓ )車両の出入りがある交差点には警備員がいる。
国道6号の帰宅困難区域の範囲は、その脇道のほとんどにいた警備員は減っていた。
2018年7月( ↑ ) 数か所に放射線量表示が有る。例の原発近くが一番高かった。
2018年7月( ↑ )看板が消されている。
2015年4月( ↑ ↓ )
常磐線の双葉駅前の道路にかかった「原子力明るい未来のエネルギー」と書かれたゲートは、4年前は有ったけど、今回は無くなっていた。
住民の意思なのか、東京電力の証拠隠滅の一環なのか?
2018年7月( ↓ )
2015年4月( ↑ )
2018年7月( ↓ ) 双葉厚生病院は変わらない。
2015年4月( ↑ ↓ )「原子力運送」の看板は、4年前には文字が剥がされていたけど、今回もまだ建っていた。
どこで拾ったか失念したけど、従前の姿( ↓ )
2015年4月( ↑ )
2018年7月( ↓ ) 福島第二原子力発電所のエネルギー館の看板は消された。
2015年4月( ↑ ↓ )4年前は除染作業で出たゴミが山積みだったけど、今回は道が分からなくて行けなかった。
2015年4月( ↑ ↓ )
2015年4月( ↑ ) 2018年7月( ↓ )
リベラル連中が、「汚染区域」としてイジメる、「帰宅困難区域」は、「帰宅困難区域」のままだった。
それにしても、「帰宅困難区域」と命名した先生はスゴイな。
帰宅できんとは言ってない。
除染作業で出たゴミの処分問題が有るからなぁ…
帰宅困難区域に置いとくコトしかないもんで、帰宅困難が続くわな。
もうさ、マスコミの阿呆がシツコク報道しまくった原発関連のニュースは、首都圏などでは報道されなくなった。
現地では、まだまだ報道されていた。
なんやろ? 首都圏で報道されんのは、東京電力への忖度なんかな?
大手広告代理店とかが金もらって情報操作しとんのかな?
オレは全部が全部東電が悪いとは思わんけど、誰かのせいにせんと気が済まん側の気持ちも分からんではない。
このテレビ報道の件の詳細を知らんから何とも言えんけど、現地では「終わってない」んや。
まあ、少なくとも、東電に金払うのを恥と思って、リベラル連中は東電から電力供給受ける地域から出て行くべきやよ。
2015年4月( ↑ )坂元駅
護衛艦 in 仙台港 @2018.7.14~16
『護衛艦 in 仙台港』は海の日を含む3連休の全日、護衛艦が公開される珍しいイベント。
最寄りの駅は、仙石線の多賀城駅。
シャトルバスも運行されているのだが、その駅名から、街を歩いてみたくなり、駅から埠頭まで歩いてみた。
遠かった。
すずなみ(たかなみ型5番艦・母港:大湊)
うみぎり(あさぎり型8番艦・母港:呉)
あぶくま(あぶくま型1番艦・母港:呉)
以上3隻が来た。
行ってから気付いた。
「すずなみ」は先日、大湊基地で見たばっかりやんけ。
というコトで、「すずなみ」は外から眺めるだけにして、「うみぎり」に乗船したら、いろいろ緩かった。
ファランクスの注意書き(↑)はいいが、説明書き(↓)が…
NOWい! とな!? もう「ナウい」なんて聞いたコトないけど…
ネット(フェンス)によりかかるコトを禁止する注意書きも…
ヘリコプター庫にはDJがBGMをプレイ。(隣に停泊の「あぶくま」所属?)
ラッパは自由に吹ける。
艦橋から「すずなみ」を眺める。 アスロックの向き次第で前が見づらいな。 まあ、現代戦において目視はあんまり意味がないから、どうでもいいけどな。
モニターに付箋で説明書き。
「すずなみ」は大湊で見たばかり。
埠頭に工場萌え的物体。
なかなかカッコいい。
むつ市と六ケ所村
原子力船むつは、中途半端な朱色の船体が印象的だった。
何も実績を残さないまま、退任した印象がある。
船に地名を付けるコトはよく有るコトだけど、「むつ」と名付けられたその船は、昭和49年、出力上昇試験のため大湊港を出港し、放射線漏れを起こす。
マスコミの悪意により「放射線漏れ」を「放射能漏れ」と報道され、「むつ」は汚名となった。
マスコミの悪意は功を奏し、地元漁師の反対により、「むつ」は帰港できなくなった。
昭和53年、佐世保港に入港、改修工事を経て、昭和57年大湊港に入港、昭和63年に関根浜新定係港入港。
平成2年、出力上昇試験実施のため関根浜港を出港し、我が国の原子動力航行を開始、原子炉出力100%到達した。
平成4年、実験航海終了、解役工事に着手。
平成5年、使用済燃料取り出し。
平成7年、原子炉室一括撤去完了。
平成8年、原子炉室「むつ科学技術館」に展示・保管。
…というコトで、「むつ科学技術館」に有る原子炉室は本物です。
アポロやソユーズで宇宙に出た後、地球に帰って来るポッドみたいなカタチやなぁ。
何の予習もせず、「むつ科学技術館」に行ったオレは、原子炉室を見て、ギョッとしたし、本物だとは思わなかった。
安全だから展示できているのだろうけど、例えば大家族の家で使われていた汲み取り便所に入れるよ。と薦められても入りたくない。
屋外にも展示されている。
「むつ科学技術館」は、その建物自体が「むつ」の意匠だし、実際に「むつ」で使われていた装置などが展示されている。
昔の怪獣映画などに出てきそうな計器盤。
固定電話の受話器が複数。
ブラウン管のモニター。
ちなみに、原子力船「むつ」の船自体は、海洋地球研究船「みらい」という船となって生まれ変わっている。
「むつ科学技術館」は、「むつ」の思い出がメインであるけど、「自然の不思議な世界」という“でんじろう”的実験部屋が有って、音とか光とかの実験ができて、オレは、ニヤニヤ楽しめた。
オレ登場 ↓
「むつ科学技術館」を見たので、続いて「六ケ所原燃PRセンター」に行ってみた。
ココは、3.11 の前に一度行ったコトがある。
その時は平日で、お客さんは皆無。二人の受付嬢が居て、施設を見て回った後に、ノートのようなモノをもらったような気がする。
今回はリニューアルされていて、印象が違った。
前回は、
“夢いっぱいの原子力。” みたいな感じだったけど、
“安全には気を使ってるよ。” みたいな感じだった。
地味な服を着たカエル。
「六ケ所原燃PRセンター」の見学は、上の階から下がっていく。 原燃の施設がよく見える。
絶対、前回来た時より風車が増えた。
「原子力」は怖い。
理屈は素晴らしい。
でも、理屈どおりコントロールできない。
国として、「やる!」と決めた。
意地がある。
でも、できない。
お金はいっぱいかかった。
この後もいっぱいお金はかかる。
開けたパンドーラーの箱は、浦島太郎の玉手箱だったんか?
PRセンターに併設された施設にレストランが有ったので定食を食った。
六ヶ所村は、歴代村長の選挙中の公約と就任後の態度が変わったり、在任中に死去したり… いろいろ妄想を挟む余地が有る。
東京および周辺の生活を維持するための迷惑施設を受け入れた「メリット」は当然いろいろ有るわな。
そんなん否定するなら、渋谷清掃工場みたいに、街の中心に迷惑施設作るか?
東京湾に再処理工場作るか?
「もしも」の時の被爆者の数は半端ないし、省庁も集中しとるで、国の機能が停止してまう。
銚子あたりやったら風下やし、再処理工場を作ってもいいかもな?
…とこんなんコト言うと、銚子およびその周辺の住民がキレるわな。
そのキレるコトを受け入れとるんが六ヶ所村っちゅうコトやんか。
ゴチャゴチャ いちゃもん付けんな。左翼ども!
ってコトで、六ヶ所村役場がどんだけ立派なんか見に行った。
ん~
特別立派なコトはないわな。
ふ~ん
まあ、確認できてよかった。
ん?
防災倉庫は……
うむ。
マリンフェスタ in 大湊 @2018.6.30
下北半島は、3~4年前にも訪れているのだが、この時は山の中に用が有ったので、軍港は全然見れていない。
今回、『マリンフェスタ in 大湊』に合わせて行ってきた。
大湊港は、面白い環境にある。
砂嘴(さし)と呼ばれる砂礫(されき)が堆積した自然の突堤により、湾ができている。
海上自衛隊大湊基地は、最寄り駅は、はまなすベイライン大湊線の大湊駅だけど、基地まで 3.6km有って、歩くとなかなか疲れそう。
てか、そもそも下北半島自体、公共交通機関で行こうとすると、青森駅なり、八戸駅から、青い森鉄道に乗って、野辺地で大湊線に乗り換えるという、乗り鉄以外、軽く死ねる道のりとなる。
羽田~三沢は、航空券のゲットは困難なので、羽田から青森空港に飛んで、空港でレンタカーを借り、むつ市へ向かった。
旅先で、レンタカーを借りた時、地元のラジオ放送を楽しみにしているのだが、地元の青年会議所とかそんなトコが主催する“婚活パーティー”が開催されるとかで、車で来て飲酒運転にならないように。とかいった注意事項の一つに、「男性は公務員のみ」という限定があって、なんじゃそりゃ!? と思った。
バチュラーみたいな男が現れ、適齢期の女性をパクパク食い散らかされてはタマったもんじゃない。身元の確かな公務員だったら、大食いしないだろう。というコトなのか? オレは大食いの国家公務員を知っているけど?
まあ、たぶん、収入が安定している男というコトなんでしょ? なんか差別やんか。
それと、原発城下町のせいか、原発賛美のCMも有ったわ。
海上自衛隊大湊基地と大湊航空基地は、隣接しているが、シャトルバスで結ばれるぐらいに、なかなかの距離が有る。
駐車場は、釜臥山スキー場の駐車場と、航空基地内に駐車場が準備されるのだが、オレは港内めぐりの船に乗りたかったので、どうしても先に海上自衛隊の方に行きたかったので、釜臥山スキー場の駐車場にしたかったのだが、朝の8時半前で、基地から2番目に近い駐車場で、最後の1台だった。危なかった。
1週間前から分かっていたコトだけど、当日は小雨が降っていて、天気が悪いし、地元民の出足は悪かろうと踏んでいたのに、開門時間までに、そこそこの列ができていた。
被災地などで建てられる風呂。
入場後は、坂道を下り、港に向かう。
港内めぐりのチケットをゲットするための列がいくつもできている。
港内めぐりは無料だ。 サービス満点!
この港内めぐりは、タグボート(曳舟)のコースと、ゴムボート(高速艇)のコースとが有る。
当然、ゴムボートの方に乗りたいのだけど、こちらは、身長140cm以上で27歳未満という縛りが有る。
即ち、自衛隊員候補でないと乗れないのだ。
会場からしばらくは、列がいくつも有ったのだけど、悪天候のせいか、その後列は増えず、1時間もすると、列は短くなっていた。
子どもは、消防車に乗せてくれる。サービス満点!
オレは子どもの頃から消防車に思い入れが無いので、理解できないのだが、子どもはどうして消防車が好きなのだろう?基地の近所から来たであろう幼児たちはキャッキャッ喜んどった。
「ゆうだち」(むらさめ型3番艦)と「すずなみ」(たかなみ型5番艦)が並んでいる。(釜臥山の斜面から見えた船)
すごく似ているけど、竣工は「すずなみ」が2006年で、「ゆうだち」が1999年なので、「ゆうだち」ちゃんの方がお姉さんっぽい。
ま、所詮平成生まれのガキだが。
後部のヘリコプター甲板のカタチは瓜二つだし、前甲板の装備の並び(単装速射砲 → VLS → ファランクス)も同じだけど、モノは違う。
「ゆうだち」の VLS は、フロアーレベルに有ったけど、「すずなみ」のは一段高いトコロに有る。
上:ゆうだち 下:すずなみ
上:ゆうだち 下:すずなみ
上:ゆうだち 下:すずなみ
「ゆうだち」の甲板では、主砲(単装速射砲)をグルグル回したり、砲の上げ下げを見せてくれた後、ファランクスも向きを変えたりしてくれた。
本来、ファランクス(CIWS)は敵の攻撃が迫った時の最後の砦として、自分で判断し、自動で動き、誤射も有るとの記事を読んでいたので、ナマで動くトコロを見ると少し怖かった。
1996年5月19日から8月13日、環太平洋合同演習(RIMPAC)に参加。同演習参加中の6月4日14時15分(現地時間)ハワイの西方約2,400㎞の西部太平洋上で20mm機関砲(CIWS)による射撃訓練を実施中、標的を曳航していたアメリカ海軍空母「インディペンデンス」搭載のA-6艦上攻撃機を誤射により、撃墜するという事故を起こしている(パイロットは脱出し内火艇により救助)。
『マリンフェスタ in 大湊』は、腹いっぱい護衛艦に乗せてもらえる。
以下、護衛艦せとぎり
アスロックランチャーが載ってると、「古いな」と思う。
ファランクスを間近で見られた。
実弾未装備。
なんだかスッキリしてない。
以下、護衛艦ちくま。 この船には乗れなかった。
他用途支援艦すおう
水中処分母船1号型
港めぐりは、陸から見られないアングルで護衛艦を見られるので嬉しい。
せとぎり と あおしま
とくま と すおう
すずなみ と ゆうだち
遠くに「みなとオアシスおおみなと」が見える。
1万トンドッグ ↑
海上自衛隊のイベントで、よく見掛けるこのキャラ(↑)は、普通の兵隊さんが入るので、当然体型が変わる。この後、胸の階級章が多い小太りの人が入った。
『マリンフェスタ in 大湊』は、最新鋭の護衛艦こそ無いものの、サービス満点の自衛隊イベントで、大満足だぜ。
下北半島へみんなで行こうぜ!
27歳未満は、自衛隊で働こうぜ。
むつの繁華街は、多過ぎるぐらいの飲み屋が有るぜ。 27歳以上は、下北半島でお金をたくさん落とそうぜ。
あ、最後に。 自衛隊の基地の喫煙所では、この(↑)ように、吸い殻入れとコップや空き缶の水が入ったモノを置いているケースがよくある。
吸い終わった吸い殻は、一旦、吸い殻入れで灰を落とした後、コップの方で火を消して、その後吸い殻入れに吸い殻を捨てるのが作法。
くれぐれも、吸い殻をコップの方に捨てないように。
高島あざみ 現る!
『鉄道むすめ』は、世の中にどの程度浸透しているのだろうか?
オレは、ついこないだまで知らなかった。
おせっかいな Google先生が、オレの行動パターンから推論したのか、教えてくれた。
「高島あざみ」の切符が発売されますよ。と。
横浜市営地下鉄ブルーラインの『鉄道むすめ』キャラとして、「高島あざみ」が追加されたとな!?
早速、検索。
“高島あざみデビュー記念きっぷ”は、販売価格 1,400円で、7月1日発売!
限定2,000セット!?
こりゃ大変!
オレは鉄オタでもないけど、入手すべし!と思った。
6月30日にフライングゲットできる横浜駅に行かねば!!
と思ったものの、関東に不在。
月曜日から関東復帰したものの、既に無いものと諦めていた。
3日火曜日、急に思いたち、横浜駅の定期売り場に寄ってみると、ココでは無いというコトで、駅の事務所に出向き、「記念きっぷが出たと聞いたんですが?」とキャラ名も覚えてなかったので、そう駅員に聞くと、「あざみちゃんね。」と記念切符を出してきた。
横浜市交通局の職員は、「あざみちゃん」と呼んでいるのだ。
『艦これ』において、「大和」は「大和さん」、「大井」も「大井さん」、「夕立」、「睦月」、「雷」は、それぞれ「夕立ちゃん」、「睦月ちゃん」、「雷ちゃん」。
「さん」と「ちゃん」の違いは、艦船の規模(規格)。
大きい船は「さん」。
小さい船は「ちゃん」。(注1)
そのルールに則ると、「あざみちゃん」は、“小さい車輌”というコトになる。
横浜市営地下鉄ブルーラインで用いられる3000形車輌が、先頭車の全長18.04m、全幅2.76m、全高3.525mであり、山手線の新型車輌であるE235系が、先頭車の全長19.57m、全幅2.95m、全高3.62mなので、全てにおいて“小さい車輌”!!
…というコトで、「あざみさん」でなく、「あざみちゃん」は正しい。
ついでに、編成車輌数も少ないので、いよいよ「ちゃん」で正しい。
注1:例外も有る→「河内さん」と同格の「那珂」だけは「那珂ちゃん」。理由は、みんなのアイドルだから。
“高島あざみデビュー記念きっぷ”には、7月1日の日付が付いた、磁気が付かない、厚紙の、330円区間切符が2枚と、来年の1月末日まで使える740円の一日乗車券の、計1,400円分の切符のセットだった。
磁気が付かない、昔ながらの、厚紙の切符というコトが意表を突く。
でも、日付が過ぎているので使えない。 てか、使わない。 自動改札を抜けられないから。
『鉄道むすめ』の絵師は複数いるようで、全員集合すると、違和感が有りそうだが、一人の絵柄にしない方が好かれる可能性は広がる。
「高島あざみ」は、そのポーズが気に入った。
ふんぞり返って、ふらふら歩いている。
どんな心境なのか不思議や。
妖怪ウォッチワールド 現時点で気づいたコト
「YO-KAI WATCH WORLD(妖怪ウォッチワールド)」は、Play Store でも大々的に宣伝されたせいか、あっという間に日本中に広がった模様。
おかげさまで、「歩きスマホ」をする阿呆連中がまた増えた気がする。
「ポケモンGO」は価値の有るモンスターが出やすい場所に人気が有ったけど、「妖怪ウォッチワールド」は“移動”が肝なので、同じ位置ゲーでもプレイヤーの意識が違うと思う。
早速、攻略サイトなるモノが数件立ち上がっているようなので、同じ土俵に乗る気はないけど、気づいたコトをメモ的に5点ばかり…
1.Andoroid より iPhone の方が、GPS信号をキャッチできない。
iPhone で見晴らしの良い場所に居ようとも、GPS信号が受信できず、妖怪を見つけても一旦「妖怪玉ショップ」を開き、GPSを受信できるようにして、戻る必要がある。
オレは携帯やOSのコトを全然理解していないけど、アプリを再起動した時はGPS信号を受信できるので、iOS とかキャッシュの仕様なのかしら?
しかしコレは、ゲームの特性上、由々しき事態ですぞ。
移動距離に関しても、この受信できないコトが反映されていたならゾッとする。
※:7/12のアップデートでAndoroidとiPhoneは逆転したかも?
GPSとは関係ないけど、ついでに…
「設定」の「ヒョーイの自動承認を許可する」は、現時点で iPhone には無く、Android ユーザーは憑依された時に、いちいち承認する必要が無い。
ってか、憑依されるのを拒否するって、ストーカー対策とか? イジメ対策とか?
2.新幹線の駅か、飛行場でプレイせい。
このゲームの肝の一つは、“憑依による移動”なので、大移動が期待できる新幹線や、飛行場でプレイすれば、3桁(km)の移動も期待できる。
また、現時点で、3桁移動実績の有るプレイヤーは、憑依されやすい対象でもある。
憑依した対象が大移動してて、ビッグボーナスが入ると戸惑うコトも有るけど、うひょひょ~な気分になるコトは確か。
逆に、移動距離0kmのクセに「憑依歓迎」的なコト書いとる人もおるけど、憑依する意味が無い。 オレは、移動距離0kmのプレイヤーを“役立たず”と呼んでいる。
3.夜に憑依しても、ほぼ無駄。朝起きて憑依しまくりやがれ。
夜間のトラック運転手や、夜の蝶(昭和の表現)は別として、学校なり職場なりから家に帰れば、あまり外出しない。
家に帰ってから、ゆっくり憑依しても、移動する可能性が低いので、憑依回数のボーナスをゲットできるかもしれんけど、移動距離は期待できない。
朝の通勤・通学前の時間帯以前に憑依しまくるべきや。
もしくは、帰宅時間帯が始まる前やね。
4.スマートにバトルしよ~や。
ボールを指で弾いてモンスターを倒すのと、スマホをグリグリ回して妖怪をキャッチするのと…
傍から見てて、より奇っ怪なのは後者だと思うよ。
「ヒョーイされている妖怪」からバトルすれば、捕まえる行為が必要が無いのでスマートにプレイできる。
5.バッテリー消費は、ポケGO以上?
バックグラウンドなどの設定に拠るが、フルに楽しもうとすれば、当者比だが、「ポケGO」以上にバッテリーを消費してびっくりした。
「ポケGO」で、モバイルバッテリーを買っただろうから、久々に持ち歩け。
おしまいに
ナン食べ放題のカレー店で、ひたすらナンを食べるような、「ポケGO」の“他にやるコト無い感”は払拭されて、「妖怪ウォッチワールド」は、いろいろやれるコトが有るコトは好ましい。
後発の強みやな。
「ポケGO」は田舎住まいには不都合な位置ゲーだったけど、「妖怪ウォッチワールド」は田舎者の方が、通勤時間は長いし、一人一台の自動車保有状況だったりすれば、コンスタントに長距離移動するのでは?? と思っていたけど、週末、某地方に滞在していたけど、サーチの結果出て来た半数程度のプレイヤーは、見事、引きこもりか、寝たきりなのか知らんけど、3日間移動無しだった。 ゲームを始めたものの、辞めてしまったんか?とも思ったけど、ログインはしている様子だったので、単に外出していないだけのなのだろう。世の中、意外と(?)表に出ない人が多いなぁ。
今んトコ、弱い妖怪を育てる必要はなく、強い妖怪を6人ぐらい持っていれば、故障者リストに入る妖怪が出ても交代要員が足りるので、なんとかなる。
強い妖怪はガチャで引くしかないから、結果、課金ができる財力と、頻繁にプレイできる暇人が有利なのかな?
そして、iOS以外でプレイした方がいい。