映画

さようならすべてのエヴァンゲリオン(ポスターは「さらば」)

エヴァンゲリオンの制作側は何かとネタバレにうるさいし、観た側もネタバレを語りたがる。オレはネタバレ合戦に参戦したくない。 3月8日 月曜日毎日のように見るサイトで、今日が「シン・エヴァンゲリオン」の公開日だと知る。 3月9日 火曜日毎日のよう…

『スリー・ビルボード』は全部裏切る

家で映画を観る時、体力とか気力が無い時は、字幕版を観ない。動きと文字を追うコトは疲れる。逆に、字幕版を観る時は、集中力が有るので、作品の内容が頭によく入る。 わざわざ映画館に通う理由は、“迫力”。家のスピーカーで鳴らすと近隣住民との関係に緊張…

浦添ようどれ・前田高地・ハクソーリッジ

ニュースなどで聞かれる「旧日本軍」という単語に違和感を感じる。先の大戦で大敗して以降、日本に軍隊は無いので、「旧」が付く「日本軍」は日清戦争辺りの日本軍を指すのだろうかと考えてしまう。…というコトで、最後の日本軍の戦場となった沖縄戦をアメリ…

15日0時から『最後のジェダイ』を観た

オレはスターウォーズのファンではない。お正月の『男はつらいよ』シリーズの如く、「恒例行事」として観ているだけ。ただ、新シリーズ一発目の『フォースの覚醒』は好きな作品なので、続編の『最後のジェダイ』が楽しみであったコトは確か。 現在のスターウ…

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? そんなんど~だっていいわ!

「賛否両論」って対立する意見がそこそこ拮抗している状態じゃねぇ~のかよ? そもそも映画評なんて、その映画に興味が無い人は行かないんだから、評価されないんだよ。しかも公開初日なんて、ケッコー熱い客だよ?「賛否両論」なんてぬるいコト言ってんじゃ…

『メッセージ(Arrival)』を観たものの…

5月公開の映画でそこそこ楽しみにしていた『メッセージ(原題:Arrival)』を早速観に行ったものの、結論から言えば、ワケ分からんかった。謎の来訪者の正体などどうでもいい。今更そんなコトが落ちになる映画なんて映画同好会だって作らない。原題『Arriva…

『ガーディアン ズ オブ ギャラクシー リミックス』を観ると、ベビー・グルートが欲しくなるけど…

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の新作が公開中なんやけど、原題が『Vol.2』で邦題が『Remix』となっている。(もっと細かいコト言えば、原題は「Galaxy」の前に「the」が入る)観れば分かるコトやけど、今作は前作を踏まえての話だし、最後はまだ続…

『美女と野獣』はそつがない

世間の人って根性悪い人多くて、公言しないから本人たち気付いてないけどさ… ディズニーファンって例外なく気持ち悪い人たちじゃん? 『美女と野獣』は、ネットで予約入れた時から席がかなり埋まってて、実際にほぼ満席だった。アニメ劇場版の『美女と野獣』…

映画『夜は短し歩けよ乙女』は原作ファンは観るべきでない

小説を原作とする映画作品が原作に勝てるワケがない。 それは重々承知。それを踏まえてもだ… 映画『夜は短し歩けよ乙女』は、テレビアニメ『四畳半神話大系』を創った輩。 原作の『四畳半神話大系』は実験的な作品で、涼宮ハルヒシリーズの「エンドレスエイ…

『キングコング・髑髏島の巨神』は毛皮版『トランスフォーマー』

『キングコング・髑髏島の巨神』は2種類のポスターも話題になっとったようだが…この映画は中国の資本が入った映画で、白人と黒人の中に、色白の中国人女性が無理やり出演するコトが画面をぶち壊しているけど、その他は、毛皮版『トランスフォーマー』って感…

『ひるね姫』ってそんなに悪くないよ。

『ひるね姫』は評価が高くない。評価が低い人の意見をまとめると…予告編で、『君の名は。』やと思ったのに、違っとった。…というコトみたいや。 確かに予告編だけ見たら、あんなにファンタジーシーンが有るとは思わんかったけどさ、そんなら『君の名は。』ま…

『SING』を観終わってイルミネーション・エンターテインメントのビジネスとしての安定感を知った。

いやぁ~、楽しかった。 終始ニヤけたまんまやった。 ストーリー自体に意外性は無いけど、エピソードの妙が笑えるシーンなのでネタバレは一切言わんけど、ニヤけるシーンの一つが、タヌキのグループが歌うトコやった。 某本人が歌っとるワケじゃないとのコト…

何も考えたくない時『トリプルX 再起動』を観る

現在『トリプルX:再起動』が上映中やけど、『ワイルド・スピード ICE BREAK』の公開を控え、ヴィン・ディーゼルの売れてる感がハンパない。 オレにとって、初期の『ワイルド・スピード』シリーズは、ハリウッド版「Vシネ」であり、同時にヴィン・ディーゼ…

『アサシンクリード』は田舎のお経

以前、『ローグ・ワン』を観た後、「Yahoo 映画」を見てみたら、「ネタバレ」マークは付いているものの、映画評のタイトルが「まさか、ラストにあの姫が…」と付いてた。 スターウォーズシリーズに出てくる姫って、アミダラ姫も考えられるけどさ、『ローグ・…

『ラ・ラ・ランド』のプリウス

「ラ・ラ・ラ・ランド」 「ラが多い!」 「失礼。噛みました」 「違う!ワザとだ!」 「噛みまみた」 …というコトで、ミュージカル映画は苦手やけど、『ラ・ラ・ランド』は観とかんといかんやろ、と出掛けた。 ミュージカル映画を眺めると、「現代」を描いた…

映画『夜は短し歩けよ乙女』の完成披露上映会 -NEWS!

映画『夜は短し歩けよ乙女』の「一般公開」は4月7日やけど、「完成披露上映会」が3月9日(木)に有る。平日夕方6時半。六本木。星野源のファンが多いんやろな。 チケットは、3月7日(火)0:00(6日(月)24:00)発売。中2日。 短っ! 【日時】 3…

『劇場版 オーバーロード』初日舞台挨拶付き 2017.2.25

2月25日(土)は、『劇場版総集編 オーバーロード』の公開初日。吹雪ちゃん(上坂すみれ)と大きな骸骨(日野聡)の舞台挨拶が有るというので行ってみた。いろいろ発見が有った。 「オーバーロード 不死者の王」初日舞台挨拶ありがとうございましたー!劇場版…

映画『夜は短し歩けよ乙女』の公開を前に

村上春樹の新作が出たとかで、ボジョレーヌーボーの如く、深夜0時に発売した本屋の映像を見た。オレは、『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』までは好きだけど、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』以降は、なんだか…

『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』は、今の上映中ラインナップではオススメやけどね

ティム・バートンの作品を眺めると、多彩ではあるものの、総じて「影が有る」わな。 映画のバットマンシリーズで、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』が超ヒットした時、前作までのティム・バートンが監督した『バットマン』と『バットマン リ…

『劇場版 艦これ』MX4D に限らず…

4DX/MX4 上映記念コースター 何に使うんやろうか? 『劇場版 艦これ』のTVCMがまたやってて、2月11日から上映とか書いてあって、お?続き?とか思ったら、4DX版ってコトで、こうやってコアなファンから包み紙変えて、引き出すだけ出すんだなぁ。と感…

『虐殺器官』は日本映画の海外向け表現方法かもしれん

伊藤某の最後の作品らしいが、誰か知らん。この映画が上映されるコトは、上映開始日に知ったぐらい、予告編もTVCMも見かけんかった。ただ、なんか引っかかって、無の状態で観に行った。 絵が美しい ソファーとか、銃口とか、ところどころパースが狂っと…

『傷物語「III 冷血編」』は観に行けそうになかった

『傷物語「III 冷血編」』は、既に公開されているものの、オレは『I 鉄血編』、『II 熱血編』を観てなくて、テレビシリーズの『化物語』をやっとAmazon Prime で観終えたところで、その後の、『刀語』、『偽物語』、『猫物語(黒)』、『〈物語〉シリーズ セ…

『ドクター・ストレンジ』は箸休め

『Doctor Strange』、邦題『医者は奇妙』は、マーベルの新シリーズ。公開翌日、土曜日の立川「シネマシティ」2Dは、盛況だったけど、日曜日の海老名「イオンシネマ」吹き替え3Dは、5~6人の閑古鳥だった。 入館時、小さなポスターとヤクルトのクリアフ…

戦車道を極上爆音上映で観る王道

昨日元旦に「LIVE ZOUND」を体験したので、早速、「極上爆音」を体験すべく「シネマシティ」、作品は勿論、『ガールズ&パンツァー』!ま、正確に言うと、「ガルパン」を今もやっているって知らんかったけど、オレの情報源では、「極上爆音」は、『Mad Max F…

Live Zound を体験する為に、2度目の「君の名は。」

映画ナタリー「「君の名は。」「シン・ゴジラ」を最新鋭の音響装置LIVE ZOUNDで上映」で知ったので、元旦から川崎大師には目もくれず、「チネチッタ」へ。LIVE ZOUND ですよ。 LIVE SOUND じゃなくて、ザウンド!!中学生の時に知っていたら、英語のテストで…

『ローグ・ワン』は、3Dで観ない方がいい

オレは、博覧会や遊園地の3D動画が大好きなんだけど、映画においては3Dでいい思いをしたコトがない。立体に見えないんよ。今年の新年に、『フォースの覚醒』を IMAX 3D で観て、画面の広さには得した気分になったものの、あまり立体的に見えなかった。そ…

『艦これ 劇場版』で終始唖然とする

今年はアニメ映画の当たり年!ま、昨年までアニメ映画は、ほぼ観てないので、知らんけどね。『この世界の片隅に』で、絵が嫌いという先入観で見過ごしてしまいそうになるというミスを犯した反省から、ざわっと感じた映画は全部観る!と決めたんよ。で、『艦…

『聲の形』は辛かった

『聲(声)の形』は公開された時、一応、鑑賞候補に入れていたけれど、オレの鑑賞対象のシアター全部で公開されていたワケでないし、公開されているシアターも時間が合わなくて、観られず仕舞いやった。公開から2ヶ月経っていたけど、細々と上映し続けとっ…

『この世界の片隅に』はお盆に公開しなかったコトが偉い

『この世界の片隅に』は、映画館の本編上映前の予告で知って、「これは観ない」と決めとったんよね。キャラクターの絵が嫌いなのよ。『三丁目の夕日』(原作の方)とか、個性が有るのは認めるけど、絵が嫌いな漫画は観る気がせん。それと、戦争を扱った日本…

『Star Trek Beyond』は、トレッキーの分断を起こすか? 次作次第やなぁ。

『スタートレック』シリーズは、描かれる時代と放送・上映の時代は、前後するので、登場人物やアイテムで、時間軸が混乱するケースが有るわな。2005年のTVシリーズ終了以降は、劇場版だけだし、2009年の『Star Trek』で、J・J・エイブラムスが再構成したの…