『Star Trek Beyond』は、トレッキーの分断を起こすか? 次作次第やなぁ。

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スタートレック』シリーズは、描かれる時代と放送・上映の時代は、前後するので、登場人物やアイテムで、時間軸が混乱するケースが有るわな。
2005年のTVシリーズ終了以降は、劇場版だけだし、2009年の『Star Trek』で、J・J・エイブラムスが再構成したので、現在は、スッキリした状態だ。

その実績を買われたのであろう、『Star Wars』が、プリクエル・トリロジーで、CGのパワーは見せつけられたけど、ストーリー展開や人間模様等、なんだか観客置いてけぼり状態だったのを、シークエル・トリロジーの『フォースの覚醒(2015年)』で、J・Jが監督を務め、見事、新しい『Star Wars』を作り上げたわな。

さて、『スタートレック』の再構成3作目で最新作の『Star Trek Beyond』は、製作でJ・Jが加わっているものの、ジャスティン・リンという台湾人が監督になった。
風景や乗り物のデザインは、ノスタルジーっぽい未来感が有って、美しかった。
ぐるぐる廻るカメラワークが面白かった。 たぶん上下に広いIMAXで観たなら、平衡感覚がおかしくなる瞬間も有ったやろうね。
新しい敵は、ボーグ並な圧倒的強さで、エンタープライズ号が…×××ってしまったりして、「こんなヤツに勝てる気せんわ」と絶望感も持った。

そこまでは、ええわ。

大まかなストーリーに破綻なく、感心したけどさ、エピソードのアチコチで、ご都合主義が目立ち、「そんなうまくいくワケないわ!」と口に出してしまいそうになった。
確かに、カーク船長は、エンタープライズ号に乗る前は、バイク乗りやったけどさ、なんでそこに古いバイクが有るん? そして、そのバイクを使った救出作戦でのアクションシーン。 監督が『ワイルドスピード』の監督やったとしても、それはダメやろ?
メインデッキに居るような、よく見る人は殺されんけど、初めて見るような隊員は、あっさり殺されてしまうし…(まあ、TVシリーズもそうやけどね)
初登場のジェイラーは、なんか知らんけど、最初から好意的やし、とても献身的やし、超役に立つし、役に立ち過ぎやし…
…てなコトが気になって、なんか後味が悪かった。

完全な偏見やと分かっとるけど…
オレ的に、キムチ映画を筆頭に、半島とか大陸の映画は観る気がせんのよね。
ディパーテッド』を一番最初に観て、本家の『インファナル・アフェア』を観たのは、角野卓造が落ちる、TBSの『ダブルフェイス』を観た後やしね。
『ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション』とか、結果、面白かったけど、映画の最初に、『阿里巴巴影業集団(アリババ・ピクチャーズ・グループ)』の画像が映ると、興冷めなんやわ。
最初にその画像を観たのが、国際線の飛行機の中やったもんで、あら?今、乗っとんの中華系の航空会社やったけか?と思ったぐらい、嘘やろ感が激しかった。
でもさ、もうしばらくは、ハリウッド映画は、大陸資本の影響を受け続けるんやろうな。嫌やわぁ。
てかさ、あの国は、何れ中国人の大統領が生まれる可能性も有る支那
まあ、腰抜けの後に狂犬の大統領を選ぶ国の人たちだもの、アメリカらしさは復活するやろ。 行き過ぎを含めてね。