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『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』は、今の上映中ラインナップではオススメやけどね

映画

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ティム・バートンの作品を眺めると、多彩ではあるものの、総じて「影が有る」わな。

映画のバットマンシリーズで、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』が超ヒットした時、前作までのティム・バートンが監督した『バットマン』と『バットマン リターンズ』が再び酷評された記憶が有るけど、じっくり観てみると、びっくりするぐらい魅力のないキャスティングに疑問は持つものの、映画自体はなかなか面白かったけどね。


ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』は、「ティム・バートン史上、最も奇妙。」というコピーが付いとるけど、過去の不思議シリーズも公開されて時は、ケッコー奇妙だったけどね?

不思議シリーズの、『シザーハンズ』、『チャーリーとチョコレート工場』、『アリス・イン・ワンダーランド』などには、ジョニー・デップが主役もしくは主役級で出演しとって、オレはジョニー・デップが「なんか嫌い」なので、それらの作品を素直に観るコトができんかったんやけど、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』は、ジョニー・デップは勿論、スターが出演しとらんので、素直に観るコトができた。

てか、ジュディ・デンチはすぐ気付いた。
なにしろ、ジェームス・ボンドをアゴで使こうとるボスやっとるんで、「こいつ、絶対悪いヤツやろ!?」って思ったけど…
他にも、後から調べてみると、『300』でエロい嫁さんやとったエヴァー・グリーン、『ロボコップ』のサミュエル・L・ジャクソン、『マレフィセント』の若い頃を演じたエラ・パーネルが出とった。
サミュエル・L・ジャクソンは、ドン・キングやとばかり思っとった。


登場するキャラクターは、既視感の有るものばかりやったけど、なかなか気持ち悪くできとって良かった。 ファンタスティックやった。
マリリン・マンソンのPVに出てくるような、亞人(デミ)ちゃんたちの初登場シーンは、西洋お化けのスタンダードな風景で、安心のドキドキ感やった。
特に、白い双子の奇っ怪感が好きやったわ。
こんな作品は、アニメ表現じゃダメやわ。実写+特殊効果で出る不気味さやわ。
視覚的に満足!

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話はタイムリープもんなんやけど、居る世界が、1943年9月3日、1日を毎日繰り返すという設定は、「エンドレスエイト」より短くて斬新。


そして舞台が戦時中のイギリス故に、安定のドイツ軍の悪者っぷり。
本当は弱いクセに、アメリカというジャイアンが味方に付いたから、結果的にたまたま勝ったようなコトになっただけの糞虫が偉そうな顔しやがって。
三国同盟の一員としては、せめて『幼女戦記』でイギリスをボコボコにしたったらエエわ。


日本人にとって、『Shall we ダンス?』で植え付けられた「あの場所」も美しい風景やった。
「あの場所」はダンスホールの名前やと思ってたけど、地名なんやね。 都電に似た電車も走っとるらしい。

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クレームは1ヶ所。
あの宙に浮く女の子がビショビショになるシーン。
なんで乳首浮き出んの?
色即ぜねれいしょん』ごときの作品でも、女の子は、水に濡れてなくても乳首ぴこ~んってなってたし、水に濡れたら濡れたで、下の毛が浮き出とったよ?
下の毛は黒くないやろうからいいけど、乳首ぐらいなんとかしてもらわんと!

 

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2月4日~5日(作品入れ替え後初週末)の興行成績は1位だったらしいけど、オレが観に行った公開から2週目は、どうもイマイチ人気が無いみたいな感じ。
たぶん今だに公開しとる『君の名は』の方が客入っとる感じやわ。
まあ、年度末は、受験生は遊ぶ暇無いし、公共事業に関係しとる人たちは一番忙しい時期やし、家持ちはボーナス払いしたばかりで、石川啄木にならい「じっと手を見る」時期でも有るから、映画館に足を運んどる状態じゃないんかもね。
アメリカでは11月末に公開されて、もうBlu-rayも売っとるみたいやけど、どうして日本公開がこんなに遅くなったんやろか?
テレビドラマに毛が生えたような日本映画ばかりで、大した対抗馬がおらん気がするけどね?
基本的には、同じような話やろ?と敬遠しとるんかな?

TVCMなどアピールが足らんかもしれん。
宙に浮く女の子以外の『奇妙なこどもたち』をお茶の間に流すと、クレームが出るかもしれんしな。
乾燥しとるせいか、炎上したがっとる暇人が多いもんな。


作品評もあまり良くない。
ティム・バートン作品の割には…」と頭に付けて批判しとる人チラホラ見かけるけど、ティム・バートンを意識せんと、ぽか~んと口を半開きにして観ればケッコー面白いって。 …と言いたいぐらいにはオススメしたい。