『キングコング・髑髏島の巨神』は毛皮版『トランスフォーマー』
『キングコング・髑髏島の巨神』は2種類のポスターも話題になっとったようだが…
この映画は中国の資本が入った映画で、白人と黒人の中に、色白の中国人女性が無理やり出演するコトが画面をぶち壊しているけど、その他は、毛皮版『トランスフォーマー』って感じで、CGのゴリラ、その他巨大生物たちがグリグリよく動く。
お話としては、オプティマス・プライムとドリラーの戦いが、コングとスカル・クローラーの戦いに替わっただけでだと想像すればよい。
ちなみに、先代の『キングコング』は、ニューヨークで戦闘機と戦って、最新版のゴジラは武蔵小杉で戦闘機と戦ったけど、このキングコングは孤島の森の中で戦うだけなので建物の被害はゼロ。
人間の愚かさを描きたかったんかしらんけど、黒人の隊長の変なこだわりがウザくてしつこいのが気になったぐらいで、他はサクサクお話は進み同時に頭に何も残らん。
先代の『キングコング』が握っていたのは金髪の美女だったという印象やけど、『髑髏島の巨神』のゴリラが握るのは美人とは言えん白人やった。ここで色白の中国人女性を握るワケにはいかんかったんかな。中国人の図々しさであれば要求したような気もするけどね。
あら? 数年後、ハリウッド版ゴジラとキングコングが戦うんだっけ?
ゴジラは手が小っちゃいから、取っ組み合いになったらゴリラが有利だろうけど、ゴジラは光線出せるからなぁ…
ゴリラは体毛全部焼けて、皮膚も焼けるだろうからこの対戦は、下手するとゴジラと『進撃の巨人』が戦っとるような絵になるかもしれんね。
ただただ縮尺を間違ったゴリラと顔の尖った怖い怪獣との闘いを楽しむだけの映画やけど、『トランスフォーマー』は情報量が多過ぎて疲れるけど、こっちの戦いの方が見やすいかもしれん。
Kong: Skull Island - Rise of the King [Official Final Trailer]