入間基地航空祭でコンデジを見直す
望遠側に強いコンデジ(1/2.3センサー)は、OLYMPUS SP-100EE を持っている。
イーグルアイと呼ばれるドットサイト照準器は遠方のターゲットを探すのがすごく便利。
でも、吐き出される絵がイマイチで、あまり使っていない。
それなのに、天気が悪い日が多いせいか、虫の居所が悪く、憂さ晴らし的に、LUMIX DC-FZ85 と COOLPIX B700 を立て続けに購入してしまった。
全て撒餌レンズ程度の価格だからいいのだけど、フィルターだのメモリーカードだの細々と周辺のモノを揃えたら、入門用一眼レフのレンズセットが買えるぐらいのお金が掛かってしまい、阿呆やわ。とは思った。
でも、でも、それら最近のエンジンを積んだカメラはなかなか優秀だった。
DC-FZ85の 4K でない方の連写は、連写後のブラックアウトの時間がほぼ無くて、次から次に撮れる。
PENTAXのAPS-Cラインナップの、ある意味フラッグシップである KPよりも、圧倒的に連写は早い。そして、バッファもケッコー持つ。
そして、嬉しい誤算だったけど、動体に対するピントもそこそこ食らいつく。
そして、そして、広角から望遠まで画角のレンジが広いのに重量が軽い。
ぶんぶん振り回しても苦にならない。
てか、ぶんぶん振り回していたら、先に電池が切れるので苦にならない。
吐き出された絵の空気感的なモノは、APS-Cに分が有るのは確かだけど、撒餌レンズ価格で、全部揃うネオ一眼恐るべし。と個人的には感じている。
てかさ、写真の空気感って、シャープな部分とボケの部分とのコントラストであるコトが大きいと思うので、1/2.3センサーの方は、よっぽどセッティングに凝るか、エフェクトに頼るかしないと、そもそも厳しい。
COOLPIX B700 はなかなかに空気感有る絵を吐き出す。
入間基地のホームページには…
「入間基地は、防空はもちろん空輸、補給の拠点という重要な役割を果たしています。」…と書いたるけど、「防空」というのは嘘や。
保有機種は、U-4、U-125、C-1、CH-47J、YS-11、T-4という、攻撃力、防衛力ともにゼロや。
そんな人畜無害の基地だけど、首都圏で(所沢以遠を首都圏と呼ぶか否かは異論が有るだろうが)、駅から近いという交通の便がいいコトもあって、入間基地航空祭は観客が糞多い。
滑走路のエプロンに入ってしまうと身動き取れない。
特にイベントが行われるセンター周辺は、動けないぐらいの密度。
酒を飲んでいるオッサンもいるけど、たぶんオシッコに間に合わない。
もう、行かなくていいかなぁ、と思っていたけど、何しろ今年の航空祭は雨ばかりだったので、カメラを試す意味もあって行ったけど、行くとやっぱり楽しい。
ブルーインパルスは何度も観ているけど、毎度感心させられる。
客も多いコトもあってか、盛り上がる。
入間基地航空祭のある文化の日は、晴れの特異日。曇り空より、青空の中の方がコントラストも強くなって、嬉しい。
ブルーインパルスのファンは年々増えている気がする。
語る客が多い。
こどももブルーインパルスのアイテムを身に着けている子が多い。
午後そこそこの時間からブルーインパルスのシャツを着た男の子が迷子になって確保されている旨の放送が有ったけど、航空祭終了後も放送は続いていた。
親はどうして迎えに行かないんやろか?
こどもが好きな場所に連れて行って、捨てる、という古い日本映画を思い出した。
「祭りの後」とも言うし…