Love Phantom @百里基地航空祭 2019.12.01
「百里基地 航空祭 2019」に行って来たけど、百里基地はアクセスが悪いわな。
オレは牛久に泊まって、6:01牛久駅発の常磐線始発に乗って6:28に石岡駅に到着したけど、駅でシャトルバスの乗車まで約1時間、バスの出発から百里基地まで約1時間という感じで、8:00天候偵察のF-4はバスの中から見た。
F-4が現役であるのが珍しいのでわざわざ来たんか知らんけど、ドイツ人(ドイツ語圏の人)が多くいた。
もしかしたら、千葉県に有るドイツ村から来ただけかもしれんけどね。
去年は行ってないので知らんけど、中型ビジョンが入口近くに、大型ビジョンが会場真ん中手前に有った。
大型ビジョンは、ラグビーワールドカップの横浜パブリックビューイングのビジョンより大きかった。
最初はコレどうしたもんやろか?と思ったけど、エプロンの最先端にいても見えない状況などを映し出したり、ブルーインパルスのやたら長い準備時間のセレモニーの様子とか映しとったんで、これはいいわと思った。
ただ、ず~っとビジョンの前に陣取り、頭上を通る飛行機以外は、ずっとビジョンの方を見とる人もおったんで、お前ら、初音ミク「マジカルミライ」の客か!?とは思った。
カメラマンの腕もイイし、スイッチャーもうまくて、ナイスですねぇと言いたくなるアングルの良い映像が写し出された。
航空祭にはオシャレして来る人もいる。
ブルーインパルスが来なくても、ブルーインパルスのシャツを着て来る人もいる。シャツを着なくても帽子は多いな。
“お祭り”だから全然イイのだけど、今回、超オシャレさんを見つけた!
はい!褞袍(どてら)! 丹前(たんぜん)と呼ぶのがメジャーなのかもしれんけど、このオシャレさんのお召し物は「どてら」と呼びたい。
首にタオル、軍手に安全靴というTPOに囚われない組み合わせだったのでオシャレ上級者だし、そのまま仕事に行けそうだった。
本当は正面から写真いいですか?と断って、ポーズをとってもらってから写すのがマナーだろうが、「なんでだっぺ?」と聞かれたら、「いや、面白かったから」と答えるワケにもいかず、イイ答えが見つからないので、後ろからそっと写させていただきました。
しかし、ホント、掛け布団をそのまま着物に仕立てた感じ。一人暮らしだったら、そのまんま寝てしまう。そして起きて、そのまま仕事や航空祭に行ってしまう。
このタイプのどてらはYMOが着てたタイプのレプリカかもしれんな。こんなところでYMOファンに出会うとは!!
YMOのメンバーではないと思うが、サポートメンバーで、電線をつないだり抜いたりしとった人に似ていないコトもなかった。
てかさ、考えてみたら和風ベンチコートとも言えるので、鹿島アントラーズのオフィシャルコートとしてどてらを着たらイイじゃな~い ♪
全くの余談だが、YMOのライブ演奏で、一番好きなのは「Cosmic Surfin」。
ビートルズの「Let it be」をリスペクトしたのか、途中音を外す辺り逆に印象に残る!ドラムのドライブ感とシンセのベントがイイ!
COSMIC SURFIN' - YMO 1979 LIVE at THE GREEK THEATRE
航空祭のポスターにも明記されているように…
今後、築城、新田原、那覇へとファントムはドサ回りするので、「百里基地」で「最後」の「ファントム」が登場する「航空祭」というワケだ。
…というコトで、実際会場内でも流されていた ラヴ・ファントムン~!
この「ラブ・ファントム」のイントロが流れた時さ、「あら?何だっけこの曲?」って少し考えちゃったんだよね。フレーズが一緒じゃないかな?オレはベビーメタルの「イジメダメゼッタイ」の方を思い出したんよ。
BABYMETAL - Ijime,Dame,Zettai - Live at Sonisphere 2014,UK (OFFICIAL)
全くの余談だが、BABYMETALは、ガイコツが演奏してた頃の「ヘドバンギャー!!」が好きやわぁ。
最初ライブ映像を見た時は、この小ちゃい二人の子どもはいるんかいな?なんじゃこりゃ?って感じだったけど、その後、中元さんだけじゃ成り立たんかったな。と納得したけどね。 余談ついでに、ユイちゃんの穴を埋める鞘師さんは骨太やったな。
BABYMETAL Headbanger!! 「ヘドバンギャー!」LEGEND - I (神バンド 生演奏デビュー)
(2:00ぐらいまで飛ばしてくれ。)
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オシッコ待ちの列に並んでいた時に飛んで来た編隊。右手にカメラのズーム、左手にオレのズームを握っていたから、ちゃんと撮れなかった。残念!
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地元の人は「ケロヨン」と呼んでいた F-4。
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迷彩バージョン
1961~2020
曇りの時間が長かったので岐阜とは光が全然違う。ただ、百里はほぼ順光。
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オレ的に「おんやぁ?」となったのが、三沢で見たスペシャルペイントの F-2。
よくよく考えたら、来年から三沢の F-2 が百里に来るので、スペシャルな奴をお披露目したわけやね。
来年からは、納豆、あんこう鍋、干し芋、メロンが描かれた F-2 が飛ぶワケだな…
百里基地が船を相手にするとも思えんし、「対艦番長」から改称される日も近い…?
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百里救難隊の UH-60J と U-125A は、今年も子守りをしながら働いとった。
U-125Aの窓からは手を振る子どもが見える。(自衛隊に否定的な左翼連中に見つかったら「片手間でやってんだっぺ?」と面倒なのでアップの画像は控える)
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F-15 も来とって、上手い運転手やったけど、主役は F-4 やでね。
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みんな大好きブルーインパルスは、オオトリじゃなくて、珍しく午前最後の飛行だった。これはイイコトだと思うな。ブルーだけ見たい人は昼に帰って、客の分散になるワナ。
この後は、超広角レンズでないと追えない。
このブルーインパルスが飛んどる時もケッコー天気が悪くて、「サクラ」は残念な仕上がりだった。
オレの体感的データだけど、百里基地航空祭の喫煙所は、他の航空祭よりも広い!(と思う。)喫煙者に優しい航空祭なワケだ。
そして、大型ビジョンといい、敷物、踏み台の持ち込み禁止など、とにかく百里基地航空祭は、「みんな平等に楽しみましょう精神」が素晴らしい。
望遠カメラ競争をしとる連中なんて、全体の来場者から見れば少ないんやから、“どてら”で来るような地域の人が楽しめるイベントである方が正しい!
これなんて、メットかぶらされて、敬礼させられ、パラシュートまで担がされた幼児が記念撮影しとるトコやからね。 大きくなった時、写真を見て「わたし、なにをやらされとるっぺ?」と苦笑しかないわな。
追伸
今年の来場者は5万人だったらしいけど、この人数はみんなの憧れヴェルサーチを安く売ってくれるので有名な下妻市の全人口よりも多い。空巣に入るなら航空祭を狙うんだ!