ひゅうが型1番艦 ひゅうが @2018.06.02 門司港西海岸2号岸壁
『ひゅうが』が見られるというので、飛行機代を使って、門司港に出掛けた。
門司港は何度か行っていて、好きな街なんだけど、街のシンボル門司港駅が長い改築中(2012年9月~2019年度)なのでピンと来ない。
完成予定 ↓
先月、『かが』で2時間待ちを経験しているので、気合を入れ、前泊で現地入りしたのに嘘みたいな過疎っぷり。
護衛艦ファンは…
横浜大さん橋に『いずも』を見に?
新潟柏崎に『はやぶさ』を見に?
青森新中央ふ頭に『ゆうだち』を見に?
…という具合で、各地で護衛艦と準ずる船たちが公開されるという目移りの週末であったのだが、オレは『ひゅうが』を選択した。
外側にエレベーターは無いな。
『ひゅうが』と『いずも』を比較してみると…
…てな具合で、『ひゅうが』基準で『いずも』を見ると…
排水量は 1.4倍。
長さは 1.25倍。
幅は 1.15倍。
『ひゅうが』は、護衛艦としては最大級の大きさで、デカいコトは確かなのだが、『いずも』と『かが』を経験していると、「狭い!」と感じてしまった。
武器は、いずも型よりバリエーションが豊かなんだけど、実物を見ると、なんだかピンと来なかった。
空母風護衛艦の戦闘シーンを思い浮かべるに、戦闘機による空からの攻撃に対する防御と、潜水艦などから発射された魚雷に対する防御ぐらいしか考えられず、敵の戦艦を沈める必要はない。 というか、そんな位置取りをさせるはずがない。
『艦これ』に例えると、金剛さんや吹雪ちゃんが後方に居て、赤城さんが切り込み隊長として先陣を切るようなコトをするワケがない。赤城さんは後方にドンと構えるハズだ。
そう考えると、『ひゅうが』に積まれた 12.7ミリ単装機関銃って、あ~た。
敵の玉やミサイルが貫通しない装備なんぞ無理やから、射手がむき出しでも同じ。という割り切りはよろしいけど、人が狙って撃つんやから、そんなに当たるもんやないよ~。
ファランクス(CIWS)をもう1基でも2基でも足した方が良さそうな気がするけど?
ファランクス(CIWS)を調べると、最大射程4,500m、有効射程1,500m、有効迎撃距離550m、発射速度は毎分3,000発。弾倉容量は989発。とあり、高速で飛来するミサイル相手だと有効射程に入ってからは10秒も連射してたら、もう被弾しているコトになるからいいけど(よくないけど)、20秒撃ったら玉が尽きる。
第3波か4波の攻撃を受ける前に、弾倉を込める必要があり、その間は無力なので、複数台欲しいわぁ。
Wikipediaによると…
ファランクス・システムの短所は、射程の短さ・20mm砲の破壊力の小ささ・多数目標への同時対処能力の不足であると言われる。高速飛翔ミサイルに対しては、対処可能な時間が短くなることに加え、たとえ20mm弾が直撃しても敵ミサイルがほとんどそのままの速度で自艦に突入してくる可能性があるため、より高い能力のCIWSを求める動きもある。
…とあり、動画を見る限り恐ろしく強く見えるファランクス(CIWS)だけどなぁ~
The Last Line of Defense
確かに。
小型 PAC-3 みたいな防衛システムができんかなぁ?
ファランクス 近接防御火器システム (CIWS) - Phalanx Close in Weapon System (CIWS)
『戦国自衛隊』や『地獄の黙示録』を見る限り、地上の敵と対戦する時、ヘリコプターは有効。
何しろ自衛隊は、海外に行って、現地の警察以上のコトはできないので、実際に通称ヘリコプター空母が派遣される場所は、島嶼防衛、もしくは奪還。
尖閣諸島は、その広さから考えても、ヘリコプター50機とか飛ばしても意味がない。
『いずも』『かが』『ひゅうが』『いせ』で、最大50機のヘリコプターを積めるので、通称ヘリコプター空母は、もう充分なのではないか?
14機×2捜(いずも型)+11機×2捜(ひゅうが型)=50機
竹島の奪還なんぞ、『ひゅうが』1艘で足りるんやなかろうか?
てか、竹島の形状は急峻なので、しまかぜクラスの護衛艦4艘ぐらいで包囲して、12.7ミリ単装機関銃で蜂の巣にすれば事足りるだろうから、通称ヘリコプター空母を出す必要が無いか。
とまあ、そんなコトをぽか~んと思いながら甲板を歩いていたんだけど、ちょっとした人だかりができている場所が有った。
「え~~~~」と口に出しそうになった。
甲板上に有るってコトはオフィシャル??
子どもが一緒に写真に写ってたけど、写真を撮る母親も『艦これ』を知っているようには見えなかった。
まあ、ゲームはやらないで、アニメしか見ていないオレにも『ひゅうが』さんは馴染みが無いんだけどね。