護衛艦のプラモデル
小学校3、4年生の頃やったと思うけど、軍艦のプラモデルを作るのにハマってて、お小遣いだけじゃ足らんので、オフクロに内緒で、オヤジに頼み、こっそりお金をもらって、近所に有る子どもの欲望が詰まった店に買いに行っていた。
1万円を超える「空母信濃」とかも売っているのだけど、そんな大人向けの商品は横目で見るだけに留め、概ね3千円以内の軍艦を買っていた。
軍艦のプラモデルは、大きく、船底まで有るモノと喫水線で切れているモノの2種類が有って、後者は「ウォーターラインシリーズ」と呼ばれる。
友達は、ウォーターラインシリーズを集めていて、床に置くと、それらしくも見えて、艦隊を組み、悦に浸っているのだけど、畳の上に置かれてもなぁ…とオレはゲンナリしてしまうぐらいで、オレは船底まで有るタイプで揃えていた。
ある日、自分の部屋に大和と武蔵を先頭に全艦を並べて、これだけ揃えれば、我が日本艦隊は負けるコトはあるまい。と悦に浸った後、馬鹿な子どもらしく、そのままにして遊びに行ってしまった。
部屋を片付けに入ったオフクロが踏んで、その痛さでキレて、全艦隊が沈められ、我軍は全滅した。 それからプラモデルは買っていない。
先日、最近はどんなプラモデルが売っているのか、Amazonで調べてみると、護衛艦の「いずも」と「かが」に限ると、「ハセガワ」と「ピットロード」という会社から出ていた。
ハセガワは、ウォーターラインシリーズも船底までのシリーズも出している会社。
ピットロードは知らん。
両社とも700分の1でスケールが一緒だ。
「いずも」を比べてみる。
ピットロード 1/700 スカイウェーブシリーズ 海上自衛隊 護衛艦 DDH-183 いずも プラモデル J72
ハセガワ 1/700 海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 いずも フルハルスペシャル プラモデル CH121
ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ 海上自衛隊 ヘリコプター搭載 護衛艦 いずも プラモデル 031
ふむふむ。
ハセガワのフルハルスペシャルは違うなぁ。
では、同型艦の「かが」を比べてみる。
ピットロード 1/700 スカイウェーブシリーズ 海上自衛隊 護衛艦 DDH-184 かが プラモデル J75
ハセガワ 1/700 海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 かが フルハルバージョン プラモデル 30047
ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ 海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 かが プラモデル 032
おい!! ハセガワ!!
お前、何してくれてんねん!!!
F-35Bとオスプレイが載ってしもてるやんか!! そんなモン載ってるワケないやんけ!!
笑わかそうとしてんのか!!??
パッケージにもキッチリ描いとるし!!
さて、ウォーターラインシリーズは、ハセガワ以外に「AOSHIMA(青島文化教材社)」も作っている。
その AOSHIMA に面白いシリーズを発見した。
「艦娘」シリーズだ。
長門さんが2種類出ている。
中身を見てみる。
まさかの本当の長門。 煙突違いで2種類だった。
ジャケ買いした人は目が点だね。