FL STUDIO をアップグレードしたら Akai Fire が使えなくなった
現在、世界初であり、世界最後である FL STUDIO の専用コントローラーとして、Akai Professionalから Fire (以下、Akai Fire と略す)というパッドコントローラーが出ていて、某ショッピングサイトで見かけてしまった瞬間、Buy Now ボタンをクリックしてしまった。
NATIVE INSTRUMENTS の MASCHINE JAMが欲しくてウズウズしている時だったので、間違ってしまったのだ。(ウソ)
Akai Fire は情報が少なく、いろいろ検索してみても、気持ち悪い白人がニヤけてんのか、ニヤけてないのか分からない中途半端な顔で解説するYouTubeが有ったりするだけでよく分からない。
そもそもAkai Professional は日本語のページは最小限しか無いし、製品に付いているマニュアルも不親切極まりない。
カセットテープデッキやオープンリールデッキで至高のポジションだった赤井電機の面影は皆無。(知らんけど)
買ってしまったものはしょうがない。
Akai Fire をPCに接続、Akai Fire 付属のFL Studio Fruity Fire Edition を立ち上げると、あっさり認識し、任意のパッドをプッシュ(クリック?タップ?)すると、チャンネルラックにも入力され、サクサクと糞つまらないビートができた。
そもそもFL STUDIO の設計思想が、「まず、ビートつくっぺよ」というもので、起動したデフォルトが、ビート入力状態なので、ココまではスムーズだったワケよ。
他の多くのDAWが、起動した状態では何もできない。音も鳴らない状態であるのに対し、FL STUDIO は、キック、スネア、ハット、クラップがスタンバイしているので、初めて触ったのに、すぐに音が出たのが嬉しくて、FL STUDIO も Akai Fire も「いいじゃな~い」とギター侍のマネをした後、Signature Editionを買う算段を初め、翌月ゲットし、早速インストール。
これが悲劇の始まり。
Signature Editionをインストールした後、Akai Fire が認識しなくなってしまった。
正確には、ノートモードというか、全てのパッド、ノブ、ボタンが、鍵盤になってしまった。何触っても音が出てしまう。
USB を挿す穴を変えたり、PCを再起動しても結果は変わらない。
そもそも、Akai Fire の全てのノブもスイッチもキーになってしまっているので、Akai Fire 側からは何もできない。
マッピングを手動で行おうにも、一切受け付けない。
もともと特別なドライバーをインストールしたワケでもないので、対処方法が分からない。
FL Studio Fruity Fire Edition じゃないとだめなのか?とも思ったけど、そもそもFL Studio がインストールされる母体は1つで、エディションによって、部分的な制限が外れたり、足されたりするだけのハズ。
FL Studio Fruity Fire Edition は、 Fruity Editionの派生で、Signature Editionよりも機能が多いハズはない。
「良くないじゃな~い」とギター侍のマネをした後、テンションがガタ落ちしたオレは、Akai Fire を抜いて、Akai Fire の為に買ったFL STUDIO Signature エディションなのに、Akai Fire 無しで勉強するコトにした。
貧乏夫婦の旦那が、その日稼いだ金で、少し無理して髪のキレイな嫁の為に、クシを買ったのに、家に帰ると…
とあの話のような状態になってしもた。
昔は、パソコンにプリンターやらナンやらカンやらつなぐと、前に動いていた機材が動かなくなるコトが多かった。
「ドライバがぶつかった」と呼んでいた。
で、どう対処していたかというと、ドライバーの再インストールを試しても動かない時は、余っているパソコンにつなぐというコトをやっていた。
古いパソコンは数台有るけど、新し目のパソコンは…
Intel Apollo Lake N3450 を積んだ Jumper EZbook 3Pro が有るが、DAW はケッコーCPUのパワーが必要なので、それほど古くないCPUとはいえ所詮はCeleron。
FL Studio は「軽い」と言われている。HPを見てみる。
多くのバーチャルインストゥルメントやエフェクトの処理を実行するためにはマルチコアのなるべく速いCPUやより余裕のあるRAMを搭載したコンピューターをご用意頂くことを推奨します。
ふむふむ。具体的には書かれてないな。
ダメ元でやってみっか。とインストールしてみると、アプリケーションが立ち上がったし、Akai Fire も認識した。
やほ~!とナイツのマネで小躍りした。
安心するのは早い。
RAMを4G積んだだけの Celeron でDAWが動くなら、Sutudio One の為に Coffee Lake の Core i7 と GTX 1050 を積んだメインPCの立場が無いやんけ!?
サンプルで付いとったんか知らんけど、オーディオも入った多チャンネルのデータが有ったんで読み込んでみた。
読み込みの時間は少しかかったような気がしたけど、eMMC 64GBから読み込むので、HDから読み込むよりは全然早いハズ。
再生。
CPU使用率をずっと眺める。
60~70前後で推移。
時々、音がプチプチする時が有る。
が、
現時点のオレのクセでは、MIDI データメインで、オーディオファイルは最後だけ。
サンプルのようにファイル自体が重くないし、Jumper EZbook には外部 VST を入れる気にならない。
というコトで、やほ~!
まさかのエロサーフィン専用マシーンの Junk EroBook と呼んでいた Jumper EZbook が FL STUDIO 専用マシーンへと昇進したのでした。
ちなみにJumper EZbook 3Proはアルミボディーで、林檎ちゃんにクリソツでカッコイイんだけど、冬の寒い時期は触れるとビックリするぐらい冷たくてテンション落ちるからエロサーフィンには向かないよ。