矛と盾
国民一人あたり30万円を支給する!
って言えばイチャモンのつけようがない気がするけど…
あ…
立憲民主党の代表だったら
遅きに失した!
って言うか…
あの野郎、日本語分かってんのかね?
「遅い」と言うコトは言えるかもしれんが、どういったデータを元に「手遅れ」と言うのかね?
さて、
飛び石の在宅勤務が始まった。
職種柄テレワークではない。
休暇では無い。
自宅待機という軟禁状態。
上流側の人間自体ほぼ出社していないから、絶対に急な出社要請は無いと分かっている。
世間体を気にする体質ではないので、遊びに出かけるのも可能だが、なんとなくハバカれる。
自由に出かけられるのに出かけないのと、出かけないと要求されて出かけないのとは意味が違う。
完全に自分との闘いでしかない。
朝はアラームをかけていないくせに、ほぼ日常どおり起床してしまう。
コーヒーを沸かし、煙草に火を点け、NHKのニュースを見ながら「あ。内科の先生に禁煙しろ」って言われてたんだ。と思い出しながら次の一本に火を点け、くわえ煙草で血圧を測る。
そもそも、血圧なんぞオレは問題としていなかったのだが、ここ数年、健康診断で注意され、時として血圧を理由に検診の一部を中断され、その後、医者なのか何なのか不明な健康にうるさい奴らから電話がかかってきて注意されて来た
オレオレ詐欺よろしく、かかって来る電話に「よい知らせ」なんぞ無い。
電話をかけて来る連中はロクでもない連中と相場が決まっている。
面倒なので「医者に行くから何科に行けばいいのか?」と聞き、そういうコトだからもう連絡してくるな。と着信拒否にした。
医者を探すと家から歩いて行ける距離に内科が有ったので通った。
だが、全然改善しなかった。
業を煮やした先生が「タバコと命どっちを取りますか?」と言った。
「タバコを止めるつもりはありません!」と爽やかな笑顔で即答し、その病院に通うのを止めた。
家から歩いて通える範囲に有る医者はついに無くなってしまった。
歯医者を含め、完治まで通った医者は無い。
我が国日本において選択を迫られた時、「あいだをとる」というコトが一番好まれる判断である。
お寿司は「竹」を選択するのが正解だし、
コーヒーは「Mサイズ」が無難だし、
好きか嫌いかと聞かれれば「嫌いではない」と回答するのが正しい。
そんなあいまいをよしとする我が国日本において「命」と「禁煙」とどちらか選べと迫るのだ。
この医者は当然「命」を取るものだと決めつけて要求して来たのだ。
馬鹿者め。
これは「美人だけどマグロ」と「不細工だけどのけぞるようなフェラチオをする女」とを比べるようなものなのだよ。
ドッチにするよ?
「そこそこの顔でそこそこの性技を持つ女」が正解じゃろが!
「美人は三日で飽きる」というが「ブスは3秒で飽き切ってる」からな!?
そういった意味でも「そこそこ」が正解じゃい!
オレに禁煙を求めるならば、「とりあえず、喫煙本数を3/4にしてみませんか?」と提案してくるのが正解である!
3/4ってさ「25%OFF」と同意だからね?
20時閉店のスーパーマーケットに18時に行って、お惣菜が10%OFFぐらいやったらスルーするけど、20%OFFとか30%OFFだったら食べ切れんぐらい買うじゃろうがい!
「25%OFF」とはそんな数字なのだよ。愚かな医者よ。(夕方6時にスーパーマーケットに行くコトもなかろうが…)
20本だったら15本に。30本だったら22本になるんだよ?
すごいボリュームだよ。
それを「100%OFF」を求めてくるなんぞ、どんなヤクザや!
そんな要求を善良な市民は飲めん!
…とは言うものの、オレ的に高血圧で一番恐ろしいのは「脳梗塞」の発症の可能性が高まるコト。
電車で一駅隣の大きな病院に通うコトにした。
新型コロナ隆盛の昨今、一番のホットスポットは病院であるからか、客(患者)は少なく、予想よりも早く呼ばれた。
若い医者が開口一番「一日に何本吸います?」と言った。
はは~ん。オレでもたま~に分かる喫煙者のニオイが出ていたのだな?
次に「禁煙してください。」と馬鹿の一つ覚えの決まり文句を発した。他にネタは無いのか?
「も~ええわ!オレはお前らが処方する薬に頼らんでも、胡麻麦茶を毎日グビグビ飲んで生きていくわ!」
とキレてもよかったのだが、新しい病院で処方される薬に興味が有ったので…
「はぁ…」
と答えた。
「はぁ…」は「はい」ではないし「いいえ」でもない。
それにしても、ここでも「100%OFF」を求めてきやがった。
医者はヤクザばかりかよ!
そもそも「先生」と呼ばれる連中は勘違いしている!
その業界の中で「先生」と呼ぶのはいいさ。
オレの人生において、お前はオレの「先生」などでは断じて無い。従って、オレはお前らを「先生」と呼ぶ道理は無い。
診察の後に「ありがとうございました」と患者の方が言うのも気に入らない。どちらかと言えば病院側から「ありがとうございました」と言ってもらってもいいぐらいだ。こっちが金を払うのだから。
だから、オレはずっと「ど~も」で済ましてきた。
「ど~も」に人生で初めて出会った日は「述語を言えよ!」と続く言葉を待ったし、嫌いな言葉だったが、使う時は便利な言葉だ。
処方された薬はよく効いた。
少しずつではあるものの確実に血圧は下がっていく。
これはよい。
胡麻麦茶だったら一日何リットル飲めば追いつくだろう?
薬はもらい続けたい。
あの病院に通う必要が有る。
あの若い医者はオレが禁煙するものだと勘違いしているはずだ。
次に会った時タバコ臭いと「タバコと命どっちを取りますか?」と馬鹿なセリフを吐くかもしれない。
そもそも急に禁煙して体を壊したらどうするつもりなのだ!?
オレだって理屈は理解している。
せっせせっせと薬で血管広げて、せっせせっせとタバコで血管を縮めてという馬鹿な作業をやっているワケだから、禁煙を要求する気持ちは分かる。
しかしな、考えてほしい。
この世には右翼(保守)がいて、左翼(リベラル)もいる。
お互い相手の存在を理解できないが、どれだけ時代が経とうが絶えることなく存在しつづける。それが世の中だ。世の中の二面性。
右翼という薬を飲みながら、左翼というタバコを吸い続けるという選択肢も有るだろう。
「共存」という概念を知らんのか!
JT、かつての「日本専売公社」。もっぱら売るというお国の機関!
「タバコ」、「塩」、そして知らんかったが「樟脳」の販売を仕切っていた組織。
そんなJTから以前届いたメールを思い出した。
タバコ専門店でないと買えない貴重なタバコが今年も出た。と。
タバコ専門店はホント減った。在宅勤務という使命には合致しないが、平日の昼間に自由に出歩くコトができるようになったので、電車に乗って知っているタバコ専門店に行ってみた。
もう売り切れてしまっているかもしれんな。という恐れはあったが、それは残っていた。しかもカートンで買えた。
葉巻たばこピース・リトルシガー
このピース・リトルシガーにはタールとニコチンの量は示されていない。
葉巻たばこについてはタール・ニコチン値の確立された測定方法が存在していないことから記載しておりません。なお、法令上(財務省令)も、紙巻たばことは異なり、「葉巻たばこ」にタール・ニコチン値の表示は義務付けられておりません。
おお!素晴らしい!このケッコー発達した文明社会において、ずいぶん昔から存在する「葉巻」の測定方法が確立していないから、タールとニコチンの量を示せないとな!!
新潟県選出の国民民主党の森ゆうこ的思考に頼れば、表示されてないモノは無いと解釈できるので、ピース・リトルシガーにはニコチンもタールも無いと断言できるコトになる。
医者は紙巻タバコを禁止したに過ぎず、葉巻タバコを禁止したというコトではない!という屁理屈も創作できるはずだ。
すなわちピース・アロマロイヤルを止めて、ピース・リトルシガーに変えれば、「タバコを止めた」というコトになる! …なんて屁理屈を成立させる理論武装の為に2時間ぐらいかけて調べものをする時間の余裕が今のオレには有る。
それにしても武漢ウイルスの症状が「肺炎」というのが皮肉だと思う。
オレの様に筋金入りの喫煙者が「肺炎」でクタバルのは「普通」なのだろうが、筋金入りの嫌煙者や血のにじむ思いをして禁煙に成功した奴らが「肺炎」でクタバル場合も有るのだ。
ノイローゼの様になっている人を何人が知っている。
ベタな表現だけど「見えない敵」に負けつつある。
オレの教科書『哲也(雀聖と呼ばれた男)』で空襲で防空壕に避難する群衆の中、工場の屋上に上って寝転ぶ老人に対して哲也は「逃げないのか?」と問うと老人は…
…と答える。
不謹慎だと怒る人がいるだろうコトは重々承知だけど、この境地で過ごすのが正解だと思うんだよね。