炭鉱など遺構めぐり
折角、北海道に行くのだから、『ウポポイ』なる国営の胡散臭い施設に行ってみるか?と意地悪な考え優先で調べてみると予約制とからしく、「じゃぁ外観だけでも写真に収めるか?」と思ったりしたけど、駐車場が有料という噂を聞いて、「う~む、ひやかしの撃退方法としてはいいかもしれん」と納得というか諦めた。
観光地らしい観光地として思いついたのはそれぐらいで、今回は炭砿跡とか廃墟に行くべ!と計画を立てた。
滝の上発電所
滝の上公園の滝の上に滝の上発電所は有る。
こういった施設は「滝の上公園」と入力すれば行けるので楽ちんだし、人もそこそこいるので安心安全物件。
公園名も「滝の上」だが、住所も「北海道夕張市滝ノ上5」
マップコード→ 320 296 252*05
この星は… 札幌時計台のアレと同じなのか?
旧北炭清水沢火力発電所(清水沢ダム)
旧北炭清水沢火力発電所は、清水沢ダムに行けば見られる。
もう少し足を延ばせば「夕張シューパロダム」という貯水容量日本第4位のダムが有るというのに、手前の清水沢ダムで止まり、先に行かないという辺りがオレのダムマニアっぷりを表す。
第1位 徳山ダム(岐阜県揖斐郡揖斐川町開田)
第2位 奥只見ダム(新潟県魚沼市・福島県南会津郡檜枝岐村)
第3位 田子倉ダム(福島県南会津郡只見町田子倉)
第4位 夕張シューパロダム(北海道夕張市南部青葉町573)
ダムと火力発電所の間は大規模な工事中だったので、風景が変わりそうな予感。
火力発電所が観光地として再開したならば改めて行きたい。中に入りたい。
参考: 清水沢アートパワープラント/旧北炭清水沢火力発電所活用事業 | 清水沢プロジェクト
マップコード→ 700 287 838*84
石炭の歴史村
正確には「石炭の歴史村」は破綻して閉鎖されて、「夕張市石炭博物館」しか営業していないのだが、ケッコー内部に入り込んだブログが数個有ったので入れないワケでも無さそうだが一応は立入禁止。
マップコード→ 320 838 597*31
水上レストラン「望郷」 営業していないので故郷に想いを馳せるコトはできない。
希望は… こういった願望むき出しは厳しいなぁ…
ハリボテのデゴイチ。 そっか!蒸気機関が未だにメインの動力であったならば炭砿は生き生きしていたんやろうね。
奔別炭鉱
立入禁止だが丸見え。
親御さんがココに勤めていたという茨城県からGoTo利用で来たオバちゃんの長話に付き合うコトになった。
セイラーズという昔原宿に有った店名のコンビニの角を曲がれば突き当りに有る。
マップコード→ 180 355 344*52
鳥が集う
奔別炭砿の立坑にぶら下がった骸(むくろ)
鳥たちに啄(ついば)められボロ布になった姿がはためく
塗装が剥げて久しい立坑が朱に染まる
…そういった雰囲気で「悪魔の手毬唄」テイストの映画つくって町おこしといこうか?
『奔別淫奔峠』近日公開!
幌内炭鉱景観公園
行ったこた行ったんだけど、ほぼ未遂。
「先っぽだけ!ね!お願い!」状態。
道路らしき通路は有るのだけど、草が生えちらかしていて、雨が降った後だったコトも有ってビビってしまい奥に進めなかった。
地図が頭に入っていなかったコトも敗因。
道中の「三笠鉄道記念館」というなかなか広大な鉄道博物館には目もくれず行ったのに…
チクショ~!畜生!(白塗りの高音で歌う爆笑オジサンのマネで)
マップコード→ 180 199 526*27
炭鉱メモリアル森林公園
アクセス道路が工事中で、しかも行った時は大雨だったので、一回入り口を見失った。
なかなか大規模な公園なのに、入り口がしょぼい。コレだぜ~ ↓
マップコード→ 180 596 711*77
ほら! ↑ 東京ミッドタウンの正面にも有るアレが有るよ。
雷電温泉 ホテル八一
(ただ寄り道しただけなのでコメントなし)
マップコード→ 730 618 592*52
RYDEEN - YMO 1979 LIVE at THE GREEK THEATRE
タウシュベツ川橋梁は、6月頃から沈みはじめ、10月頃には完全に水没し、再び現れるのは1月頃という、高知の沈下橋より沈んでいる時間が長い橋らしいが、オレが行ったのは9月の中旬だが完全に露出していた。
そんなワケで、マボロシの橋と呼ばれているらしいので、一応行っときますけど… マボロシ~!(某男装家のマネで)
橋の周りのかつて鬱蒼と生えていたであろう樹木の切り株が並び、オレの中の「ノルウェイの森」を連想させる。
近くで見たい場合は、有料ガイドツアーが有るみたい。
マップコード→ 679 576 591*23
駐車場というか停車帯というか、車を停める場所から200mぐらいこんな道を歩き展望台に向かう。
一部他の自然歩道との交差部のみ起伏は有るものの、ほぼ平坦な道だがクマ注意の看板にビビる。
絵鞆小学校
余談:マップコードについて
いろいろなレンタカー屋でいろいろな車を借りて、いろいろなカーナビに出会う。
カーナビに目的地を入力する際、オレは電話番号をよく使う。
目的地の電話番号が分からなくても、近所の大きな施設の番号で近くまで行けるから、入力の手間が一番少ない電話番号を多用していた。
ところが今回の目標である廃墟などは、公園化されている場所はいいのだが、そうでない場所には近くに電話が有るような建物が無い。更に住所もピンポイントの地番が無い。
そこで日常生活ではほぼ見ない「マップコード」なるものを使った。
マップコードを使えばドコにでも行ける。
ただ、そのためには準備が必要。
場所の確認は一番分かりやすい Google Map を使って、マップコードの値取得のため Mapion を立ち上げるという二段階の作業が必要だったが、Mapion だけだと情報が少ないので、Google Map のサポートを受けざるを得ない。
(Mapion で目的地をクリックして、赤い十字を地図の真ん中に移動させて、右クリックでメニューを出して「地図URL」をクリックすればマップコードが分かるので、この数字を自分が使いやすいようにコピペすればよし)
ごくたまにそれら2種類の地図で分からないコトが有った時は YAHOO!地図、そして趣味の Open Street Map も使った。
地図を眺めるのは楽しい。特に Open Street Map はいろいろ新しい発見が有る。