白い壁～夢の島公園アーチェリー場・東京辰巳国際水泳場・東京アクアティクスセンター
夢の島に上陸した。
高速道路で走ったことは有るけど、歩くのは初めてだ。
「夢の島」という名称は完全に悪意ある呼称であり、通称的なそれと思っていたけど、江東区の町名である。
古いニュース映像で、丸っこいダンプカーが次々にゴミを運んでココで捨て、ゴミが舞う様を見ていたので、現在の外観とは隔世の感が有る。
そもそもゴミの埋め立ては昭和42年(1967年)に終了しているので半世紀以上前の話だね。
…とは言っても、ゴミの島でＢＢＱすんのかよ？ と思ってしまう。
貝塚もゴミ溜めだったワケだが、名字にもなっているので、夢いっぱい「夢島」さん が爆誕する日が有ってもいいのか？ などとしょうもないコトを妄想しながら歩いた。
「おしゃれ四阿」らしい。 さすがゴミの島…
オレは歩道に並行している緑道の方を歩くことにした。
『フランダースの犬』だか『赤毛のアン』だかのオープニングで出てくるような橋が有った。
さて、「世界名作劇場」（カルピスこども劇場）の『家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ』を知っているだろうか？
主役が不細工だし、ストーリーが全然面白くなくて、当時のオレは最後まで見ていないのだが、この主役のフローネは、後の『けいおん』の麦ちゃんのプロトタイプだと思うんだよね。（Let's 画像検索）
余談ついでに、「世界名作劇場」の作品を古い順に見てみると…
１．フランダースの犬
２．母をたずねて三千里
３．あらいぐまラスカル
４．ペリーヌ物語
５．赤毛のアン
６．トム・ソーヤーの冒険
７．家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ
８．南の虹のルーシー
９．アルプス物語 わたしのアンネット
10．牧場の少女カトリ
11．小公女セーラ
12．愛少女ポリアンナ物語
13．愛の若草物語
14．小公子セディ
15．ピーターパンの冒険
16．私のあしながおじさん
17．トラップ一家物語
18．大草原の小さな天使 ブッシュベイビー
19．若草物語 ナンとジョー先生
20．七つの海のティコ
21．ロミオの青い空
22．名犬ラッシー
23．家なき子レミ
（中断）
24．レ・ミゼラブル 少女コゼット
25．ポルフィの長い旅
（中断）
26．こんにちは アン 〜Before Green Gables
…となっており、フローネ辺りから「名作」が怪しい。
『アルプスの少女ハイジ』は「カルピスまんが劇場」に含まれ、シリーズとしては「世界名作劇場」（カルピスこども劇場）とは別分類のようだ。
出来立てのパン屋さんで「この白いパンは、ハイジがクララの家で、引き出しに隠していたパンですか？」と店員に聞いても、「さぁ～」と愛想笑いされて気持ち悪がられるのも仕方のないことなのか… 「やっぱりあの頃のロッテンマイヤーさんは酷かったと思いません？」と畳掛けたら通報される世になったのだろう。嗚呼、世知辛い…
オレの記憶では、たぶん再放送で、『母をたずねて三千里』を初回から見ていたけど、主役のマルコが行けども行けども母ちゃんに会えない様が辛くて途中で見るのを止めて、次の『あらいぐまラスカル』はラスカルが野性味を発揮し、（人間の価値観で）悪いことを繰り返すようになって、嫌な予感しかしなくなって見るのを止め、『ペリーヌ物語』はパスして、『赤毛のアン』は本放送で見て、ダイアナに惚れて「東映まんがまつり」みたいな劇場版まで見て部屋にはポスターが貼ってあり、『トム・ソーヤーの冒険』でインジャン・ジョーが怖くて見るのを止めてしまい、『ふしぎな島のフローネ』を２～３話見て「世界名作劇場」は終了している。
しかし、１作品が50話ぐらいやってたらしいので、１年かけていたワケで、大河ドラマ並みの大勝負だったんだなぁ～
逆に言うと、「あれ面白かったよ」とか言われても追いかけるのに１年かかるワケだね。テレビ録画の手段が無かったからね。
ウチの親は子どもに対する教育のコダワリが有ったのか分からないが、子ども部屋の本棚には子ども向けのハードカバーの「名作」がズラ～と並んでいたが、幼児のオレは全く興味が無く、たぶん一回も開いたことがなかったし、親が読んでくれることもなかった。…という余計なコトまで思い出してしもた。
緑道の北側にある構内道路の方を見ると、その先に白い壁が建っている。
例のアレだ。
ってことはあの先に次の目的地が有るワケか… しかし、どうやって近づけばいいのか…
ここは明治通り！？
渋谷駅東口、神宮前交差点、新宿四丁目交差点 （甲州街道交点）、新宿五丁目交差点 （靖国通り交点）、大久保二丁目交差点 （大久保通り交点）、ＪＲ池袋駅東口、六ツ又陸橋交差点 （川越街道起点、春日通り起点）…
全部明治通り。
明治通りの終点がこの夢の島だったとは…
起点は、東京都港区南麻布二丁目。総延長約33.3kmとな！？
一度踏破してみっか？
しかし、昔から10km歩くと飽きるし、20km歩くと帰りたくなるから、30km越えはなかなか厳しいなぁ…
って１日で廻らんでもいいか。だらだら飲み食い、寄り道しながらでも面白いかもしれんなぁ～
夢の島公園は白い壁に囲まれている。
次の目的地『夢の島公園アーチェリー場』は、その名のとおり夢の島公園の中だ。
正面の階段を上ってみる。
サッカーなどにも使える競技場の方はなかなか立派な施設だね。
基本的に公園内は白い壁で閉鎖されているのか？
●夢の島公園アーチェリー場
これがオリンックで使う『夢の島公園アーチェリー場』のスタンドだ。
風の抵抗などを考えると隙間が有った方がいいのか知らんけど、どう考えてもパンチラチャンスゾーンじゃん！？ よし！万が一東京オリンピックが開催されたら、ココに盗撮に来るコトを宣言します！（見つかったらアーチェリーの的になるのか！？それもヨシ！）
こういった張り紙を見ると、小池の顔を思い出して気分が悪くなる。なにがトコトンやりきろう！だ！！
しかし、そんな小池でも、舛添より百倍マシで、宇都宮健児よりは百万倍以上マシだが… 百万がイチ、宇都宮健児が都知事になっていたら五輪を中止って言えただろうか？無理やろうな。そもそも建設業の組合から吊るし上げられるがな。 左翼の敵はいつも左翼！ だいたい、東京都知事になろうという人間の苗字が「宇都宮」ってコト自体がダメだしね。
明治通りを北上した気持ちを抑え西に進む。
京葉線下に見える白い建物が次の目的地。
ん？ 押上に有るタワーが見える。
ほほぉ～、レンズとか季節とかに凝れば、いい写真が撮れるかもしれんな。
ここは水泳でなく水球の会場なのか？
1993年にオープンしているのに白い壁で覆われている。
なんとかダイヤ選手が、チンチンタツミ（辰巳）で不倫相手のＡＮＡ（のCA）に金メダル入れて、ちょ～気持ちいい～！！ はい！休憩4600円です！ 安っ！！
…とスポーツのニュース報道は聞き流しているオレでも、池江璃花子の復活劇には涙したが、その後にネットだけで伝わって来た電通との関係とか、テレビとかでも報道していた池江璃花子に五輪中止を代弁してもらおうとする輩のコトとか、人気の有る人は大変やねぇ～ ってか、やっぱ外見は大切なんやね。 NHKでも特集やっとったやん？ 何の競技か忘れたけど、鼻の横に大きなホクロが有る女子選手なんぞ、特集番組が組まれんもんな。
柔らかそうな素材やな？
うわ！ 文字ボロボロやんけ？ まあ約30年前の建物だもんなぁ。
てか、日経のニュース見て、国際規格のプールのくせに、水泳で使わんで水球に使い、その後はスケートって！？
隣の動物マークの自動車屋さんの建物も同じような素材。
その後、遠方から撮ってみたけど、目が悪いってダメねぇ～、マニュアルでピント合わせたつもりが、手前のフェンスから少しズレたトコという…
でもこの角度がいい。
手前の草は刈るんやろか？
さて、次の目的地に向かうべく、大きな角を曲がるところに立派な建物。
憲法九条を守ろうとする側の勢力。
建設業「組合」の建物。
弱く苦しい労働者を守る組織が一番立派な箱に入っている様。
オリンピック関連施設の建設で潤う東京の建設業。
笑顔で休憩する女性。
ね？これ見ても宇都宮健児が万が一都知事になっていたとしても、中止を言わなかったであろうことは明白。
そんな根性無しが、反対署名を主導しているという滑稽さ。
ん？ あれか？ 建設業には発注済みだから、あのツルッパゲが言っている中止って、競技はヤラないってコトか？ おいおい、アスリートさんたちよ。組合作った方がいいんじゃない？
あちこちで「オーバーレイ」の整備工事が行われているけど、これ１年前にもやるつもりだったん？って考えてしまうわ。
最後の目的地が見えた。
●東京アクアティクスセンター
これはキレイな建物だ。
ん？ コッチで水泳競技をするとな！？
はぁ～ん、古くなっているとはいえ、東京辰巳国際水泳場をスケートリンクにするって、コッチを建てたかっただけですな。
あっぱれ！
お金を使えるだけ使いたかったんだね。
さすが、金満都市、東京！
調子コキまくりだね。
よし！久しぶりに遷都しよ～ぜ。
飛鳥、奈良、平安、東京と来てるから…
会津若松辺りでどうかな？
マジのマジで復興するじゃん。
復興遷都！
