Toilet bowl

戦場における戦士や、山林の移動中の「おしっこ」においては、女性より男性の方が有利と考える!
尻を出すか否かは負担が違う。
ジェンダー云々、差別はイカン!となじられようとも断言する!

かつての日本の田舎では、着物を着たお婆さんは畑の畝(うね)にまたがって仁王立ちで放尿していたらしいが、これは例外中の例外。

その手軽さ故、トイレの便器に辿り着く前に、オタカラの取り出し作業に入るオジサンがいる。
ひどいのでは、入り口手前でオタカラの取り出し作業に入るオジサンを見たこともある。


男性の放尿の体勢には、「陰茎を支える派」と「フリーハンド派」と大きく2つの派閥が存在する。

包皮の長短に依る部分が大きいと云う説が有力だが、個人的には「癖」であると考える。

紅茶を飲む際、カップを持つ手と別の手でソーサーを持つか否かという「所作」と云ってもよいかもしれない。

はっきりしているのは、幼児の頃はもとより、その後もコンディションに依り、四方八方に暴れ散水状態を経験したところに依るところが大きい。


オレは支える派なので、小便器に向かい、両手を正面の壁に着いた凶悪犯の職務質問体勢の「フリーハンド派」を見た時、こいつとは腹を割った話ができないなと思った。

他には、小便器両脇の隔壁に両手を載せた、コーナーポストのボクサースタイルのヤツを見たこともある。


「陰茎を支えていませんよ」アピールなのか知らんが、能楽師の歩き方のように、股関節あたりに手を添えておけばいいではないか。

そして、こういった凶悪な「フリーハンド派」は用を足した後、手を洗わないヤツが多い気がする。陰茎をずっと触っていないという主張かもしれないが、取り出す時と、収納する時には触っているじゃないか!

NEXCO西日本のエリア、少なくとも 美東SA(山口県美祢市美東町)と古賀SA(福岡県古賀市)の男子トイレは驚愕の小便器だ。

小便器の上部に手洗いが有り、手洗いの水で小便器の洗浄ができるという節水エコ製品なのだ!

10年近く前に初めて出会った時は、用を足した直後、目前の手洗いの水が流れ出したので、陰茎の撤収作業を中断し、手を洗ったので、ファスナーをほとんど開けたままの阿呆みたいな姿となった。

更に濡れた手を拭くためのハンカチをそれから取り出すので、ポケットまで濡れてしまった。

そして、小さな子どもは手が届かない。

今年のGW、思いがけなく再会を果たした。

一人、吹き出しそうになったが、マスク生活の利点、口元が見えないので誤魔化せた。

前回の轍を踏まないよう、ゆったり用を足した後、流れ出した手洗いの水には目もくれず、ゆったりと陰茎の収納作業を済ませ、ポケットからハンカチを取り出し、入り口近くに有る洗面所にて手の洗浄を行うという所作を達成できた。

 

しかし、「フリーハンド派」は用を足しながらでも手を洗えるんだなぁ、と思ったが、そもそもあいつら日常的に手を洗わんから関係ないやんけ!と思い直した。

 

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