『sin 七つの大罪』は2017年前半エロアニメ大賞

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エロは千差万別
エロに優劣無し

オレにとっての歴代ナンバーワン エロテレビアニメは『AIKa』。
パンチラの為の無理な態勢と構図!
しかもパンツは白ばかり! 多様性無し! 共産主義か!
毎週、毎週、けしからん! けしからん! 我が国の未来は不安じゃ!と憤怒しとった。

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どうよ、この意味ありげな一本線。けしからん!


aika ko4

 

それから何があったか知らんが、テレビアニメ界からけしからんレベルのエロアニメが無くなってしもた。
てか、個人的にテレビを見ない時代に入ってしもたんで、よく分からん。

 

今年の初めからテレビアニメをほぼ全部録画してみて、初回には微エロを入れて来るけど、その後はほぼエロ無しになってくるパターンのアニメが多いコトに気付いた。、

例えば『ガヴリールドロップアウト』なんて、初回を見て、お?これはパンチラアニメか?と思ったが、その後パンチラ無し! 別の意味でけしからんわ!
そんな腑抜けの時代を思い知ったワケで、2017年冬アニメとしては『クズの本懐』が一番いやらしかったと思うが、話がきつくて途中で止めてしもた。

 

さて、2017年春アニメであるが、2週目を迎えた作品も有る中そろそろ出揃ってきて、先週までで『僧侶と交わる色欲の夜に…』という5分アニメが期待外れに終わり、『フレームアームズガール』がボディースーツという名のパンチラアニメが正々堂々としたエロアニメだろうな。というのがオレのエロ会議の結果だった。

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縞パンってアニメエリートの需要高いんでしょ?

 

ところが…

七つの大罪”といえばブラッド・ピット主演の『セブン』。オチを知ってても1年に1回ぐらい観たくなる傑作。
そんな“七つの大罪”を語る『sin 七つの大罪』。

 

きらきらした絵のセクシー戦記なんか?と見始めたワケだが、ワケの分からん紋章があちらこちらに出る。
なんじゃこりゃ?
と見続け、これはモザイクだと分かった。
そして、余りに紋章や赤い霧が掛かるので、いやらしいシーンなんだろうけど画面がどうなっとるんか分からんかった。

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なんか触っているようだが不明。

 

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そしてCMを見て分かったのだが、ブルーレイ版には紋章も赤い霧も無いそうなのだ。
ふむ! 売り方としては大正解!
ディスク派のアニメエリートたちが我先に買うのだろう。

 

さて、有料の先行上映会は、モザイク無し版だったようだが、YouTubeにその一部が確認できた。
まずは、ルシファーが張り付けシーン。
赤い紋章と赤い霧の裏。

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これが ↓

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当然ながら、股間に詳細描写無し。『AIKa』の勝ち。

 

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そして、最初の紋章が出たシーン、レヴィアタンの尻。
以前読んだ学術書によると、大陰sin は見せてはいけないモノでなく、小陰sin が見せてはいけないとのコト。
更に、昨今のAVを見る限り、肛門は見せてはいけないモノではない。
従って、大変なモノが描写されているはず!

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お!? なんだ?

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ん!?

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絆創膏? 幼児モノのAVのアレか?

なんじゃこりゃ。

ふむふむ、こうやってアニメエリートたちの購入意欲を持ち上げていくのだな。
心得た!
オレはアニメエリートではないので、購入するコトは無いが、身近にいるアニメエリートにいつか答え合わせさせて頂くコトにする!
というコトで、『sin 七つの大罪』がエロ街道を最後尾からまくり上げ、トップに躍り出た。


2017年4月新番組アニメ「sin 七つの大罪」PV第2弾

ローソンのこのすばキャンペーン

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LAWSONのこのすばキャンペーンが今朝7時に始まった。
お菓子を3コ買えば1コ ストラップをもらえる。
こういったモノって下手するとあっという間に無くなってしまう。
オレは通勤途中に最寄りのローソンに行ってみると取扱が無いとのコト。遅刻しそうになったのに…
昼休みに横浜某所のローソンに行ってみたら有った。
店員さんも把握してなくて、たぶんその店でのキャンペーン客1番のようだった。
キシリッシュなど普通は買わないお菓子を12コ買って、あっさりゲット。
なんだか気が抜けて、更にこんなストラップを何に使うのだ?と、また無駄なモノを入手してしまい、どうせ明日には忘れてしまうのだろう。
忘れる前にヤフオクを見てみたら、1コ辺り480円スタートで、即決価格980円というのが有った。
4コだと2,580円やと。
お菓子を12コ買ってもそんなにならんのに。
数量限定らしいけど、なんとも馬鹿馬鹿しい。

www.lawson.co.jp

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映画『夜は短し歩けよ乙女』は原作ファンは観るべきでない

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小説を原作とする映画作品が原作に勝てるワケがない。

それは重々承知。それを踏まえてもだ…


映画『夜は短し歩けよ乙女』は、テレビアニメ『四畳半神話大系』を創った輩。

原作の『四畳半神話大系』は実験的な作品で、涼宮ハルヒシリーズの「エンドレスエイト」を彷彿させるようなパラレルワールドがサークルの種類分繰り返され、東北人でもないのに我慢強いオレでさえ、途中で最終章まで飛ばして読んでしまおうか。と思ったぐらいのマンネリっぷりであったが、歯を食いしばって最後まで読んだ作品で、テレビアニメになった時は、その勇気を称え思い出した時は見ていた。
作画も表現も“ほほお”と感心した。 見た時は。


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さて、映画『夜は短し歩けよ乙女』である。
黒髪の乙女は原作に近く、おともだちパンチなど可愛らしく表現されているが、ストーリーは原作を大きくアレンジしてある。

ん? そこから始まるか。と最初からカマされ、最初はそのアレンジを楽しめた。
だがしかし、そこそんなに長い時間いる? とまさかこれはミュージカル映画なのか?と疑念を抱き、原作では約1年のエピソードを一晩のコトにしてしまおうという魂胆に気付いたものの、散々飲み散らかした宴会の後に学園祭に行ったり、その後いろいろあってから、電車に乗ってお見舞いに行くとは!? 京都の電車は東京でもやっていない24時間営業なんだね。と考えるしかないわな。
途中、時計も映ってて時間も分かったけどさ、無理無理。

ミュージカル映画だとすれば、パンツ総番長にロバート秋山を選んだのは正解やけど、徹底しているワケでないしな。
テレビアニメ『四畳半神話大系』を見ていた人は楽しめるエピソードやキャラクターやBGMが有ったけどさ、そのアニメも原作も読んでない人がどれだけ楽しめるのか甚だ疑問だ。
近年、最悪のアニメ映画と思ったんじゃないか?
原作読んでなければ、何が何だか分からんだろ?


とにかくテレビアニメ『四畳半神話大系』を引きずった作品であるのに、先輩の声優を浅沼晋太郎から星野源に変えるなど姑息以外の何物でもない。制作陣の根性の悪さよ。

原作者の 森見 登美彦 はイチャモン付けんかったんか?
夜は短し歩けよ乙女』は同氏作品で一番売れているし、出世の大事な作品ではないのか?
有頂天家族』がアニメ化された時は、弁天でさえ良い人みたいになって、全体的になにしろ可愛く仕上がってたから麻痺しとったんかな?

いやいや、残念無念。


『夜は短し歩けよ乙女』 90秒予告

習志野駐屯地さくら祭 2017.4.2

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 習志野駐屯地の第1空挺団は、陸上自衛隊唯一の落下傘部隊なんやて。 その証拠に第2、第3の空挺団は無い。
「精鋭無比」がスローガンの最強部隊。


アメリカ海兵隊に友だちがおって、一緒に飲んだ時に言うとった。
海兵隊は米軍最強!
考えたら、生身で一番最初に敵陣に突っ込んで行く特攻部隊やから、「最強」とか自己暗示にかけんとやっとられんわな。

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落下傘部隊の隊員は、オレが一番成りたくない職業やね。
今更徴兵されたとしても骨もスカスカやろうし、体重オーバーで着陸した時点で足が折れて終了だろうから、単なる飛び降り自殺になってしまう。
落下傘ってさ、輸送機やヘリコプターから、飛び降りて、その後は風まかせなんでしょ?
落ちる先が泥沼の水田だったり、枝が痛そうな針葉樹の森だったり、一瞬でパーマがかかりそうな高圧電線かもしれんし、考えただけでうんざりするわ。
地上の敵に見つかってしまえば、ゆっくり移動する的(マト)に過ぎず、蜂の巣というか人間クロックスになってしまう可能性大やね。
と、落下する立場ではそう思ってしまうものの、地上で迎え撃つ側になって考えてみれば、銃を持ってなければ接近戦に持ち込むしかないワケやから、結果的に着陸する前に、出来る限り遠くに逃げるしかないかもしれんな。
ああ、怖い。

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今年1月8日の「降下訓練始め」は、習志野演習場に約1万人の来場者が有ったというコトで、ニュースでも取り上げられていたので行ってみたのだけど、この「習志野駐屯地さくら祭」は近隣住民の為の基地解放であって、遠方からわざわざ訪れる程のコンテンツで開催されるようなモノやなかった。
オレは日本全国の駐屯地に行きたいと思っとるんで楽しかったけどね。

基地に入り、林の中を抜けると庁舎が有り、その横に人だかりができていて、相撲大会が催されていた。
久しぶりにシメコミ姿の男を見たけど、元々そこそこ広い布だとしても、あの股間を隠す部分は心許ない。
ポロリと「精鋭無比」が飛び出すのではないかと心配になった。
安定した公務員を嘱望する人が増えている時代とはいえ、休日に一般市民に裸体を披露する公務員というのもなかなか趣が有る。
しかし、左曲がりはこういったコトにもイチャモン付けるんやろね。

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落下傘部隊の施設らしく、搭乗するのであろう飛行機やヘリコプターが置いてあった。
先っぽのレーダー部分が無かったり、尾翼が無かったりと、野性爆弾の川島がガムテで作った人形みたいなルックスやった。

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駐屯地内で一番高級そうな空挺館(旧御馬見所)は、大正時代の建物で子細に見れば安っぽい装飾だったりするけど、なかなかに贅沢っぽい造りやった。

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イージス艦が撃ち損じたミサイルの迎撃の最期の要パックスリー、オレの愛称は「パックさん」、その前で繰り広げられる穏やかな光景。

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『キングコング・髑髏島の巨神』は毛皮版『トランスフォーマー』

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キングコング・髑髏島の巨神』は2種類のポスターも話題になっとったようだが…
この映画は中国の資本が入った映画で、白人と黒人の中に、色白の中国人女性が無理やり出演するコトが画面をぶち壊しているけど、その他は、毛皮版『トランスフォーマー』って感じで、CGのゴリラ、その他巨大生物たちがグリグリよく動く。

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お話としては、オプティマス・プライムとドリラーの戦いが、コングとスカル・クローラーの戦いに替わっただけでだと想像すればよい。


ちなみに、先代の『キングコング』は、ニューヨークで戦闘機と戦って、最新版のゴジラは武蔵小杉で戦闘機と戦ったけど、このキングコングは孤島の森の中で戦うだけなので建物の被害はゼロ。

人間の愚かさを描きたかったんかしらんけど、黒人の隊長の変なこだわりがウザくてしつこいのが気になったぐらいで、他はサクサクお話は進み同時に頭に何も残らん。
先代の『キングコング』が握っていたのは金髪の美女だったという印象やけど、『髑髏島の巨神』のゴリラが握るのは美人とは言えん白人やった。ここで色白の中国人女性を握るワケにはいかんかったんかな。中国人の図々しさであれば要求したような気もするけどね。

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あら? 数年後、ハリウッド版ゴジラキングコングが戦うんだっけ?
ゴジラは手が小っちゃいから、取っ組み合いになったらゴリラが有利だろうけど、ゴジラは光線出せるからなぁ…
ゴリラは体毛全部焼けて、皮膚も焼けるだろうからこの対戦は、下手するとゴジラと『進撃の巨人』が戦っとるような絵になるかもしれんね。

ただただ縮尺を間違ったゴリラと顔の尖った怖い怪獣との闘いを楽しむだけの映画やけど、『トランスフォーマー』は情報量が多過ぎて疲れるけど、こっちの戦いの方が見やすいかもしれん。


Kong: Skull Island - Rise of the King [Official Final Trailer]

『ひるね姫』ってそんなに悪くないよ。

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ひるね姫』は評価が高くない。
評価が低い人の意見をまとめると…
予告編で、『君の名は。』やと思ったのに、違っとった。
…というコトみたいや。

確かに予告編だけ見たら、あんなにファンタジーシーンが有るとは思わんかったけどさ、そんなら『君の名は。』まだやっとる映画館も有るで、もう一回でも二回でも観ればいいやん?やわ。

JKが主役で、背景がローカルってコトで、『君の名は。』を連想した瞬間もあったんだけど、新海誠の絵よりは線が少ないんかな?マンガ的な絵であるし、宮﨑駿に近いんかな?

主役のJK(ココネ)と脇役の男子大学生(モリオ)の関係は、『魔女の宅急便』のキキとトンボを連想させる。
姫(エンシェン)が軟禁されとる場所が『カリオストロの城』を連想させる。
とかさ、予告編で含まれていないシーンを考えると、宮﨑駿作品に近いんじゃないの?

てか、後から知ったんやけど、監督は『東のエデン』の人やん?
下膨れの女の子が主役で、ファンタジーが繰り広げられるのは、まさしくソレやん。

ひるね姫』の決め台詞は「お尻に触っちゃいけんよ」で、脇役の男子大学生は触ろうともしてない反面、『君の名は。』の瀧君は、もりもりオッパイ揉んどったからね。
しかも、三葉ちゃんが転ぶシーンやったかで、パンツ見えるけど、ココネちゃんのパンツ全然見えんからね。 オレがクレーム付けるとすればソコやわ。


トータルとして、オレは意外と楽しめたよ。

 

ココネの声の人、ふわふわしとって可愛らしいがな。って思っとった。
エンドクレジット見たら、高畑充希ちゃんやったんやわ。
充希ちゃん、可愛いし、歌も上手いし、それだけでもいいじゃんよ。


眠っている間に見た夢が、実は経験済みの記憶なんでしょ?とどこかで見たようなストーリーを想像してて、概ね、まあそうなんだけど、当然オリジナリティも有るワケで、「ほおほお」って感心する展開もあった。

だから、『君の名は。』の影を見ずに観て欲しい作品やわ。


映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』本予告【HD】2017年3月18日公開

こっちの方がシーンが長い ↓


映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』主題歌予告(デイ・ドリーム・ビリーバー)【HD】2017年3月18日公開

『SING』を観終わってイルミネーション・エンターテインメントのビジネスとしての安定感を知った。

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 いやぁ~、楽しかった。

終始ニヤけたまんまやった。

トーリー自体に意外性は無いけど、エピソードの妙が笑えるシーンなのでネタバレは一切言わんけど、ニヤけるシーンの一つが、タヌキのグループが歌うトコやった。 某本人が歌っとるワケじゃないとのコトだが可笑しい。

同時に、毛唐から見れば、日本のアイドルはタヌキに見えるというコトでもあるわな。

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こういった音楽モノは、オリジナルの歌を聞くべきと、オレは字幕版で観たんやけど、観終わって吹替版も気になったんよね。

国際的に公開される映画は、その国の事情に応じ、シーンの編集を行うこともある。(ex.商品を消したり、宗教的配慮でカットしたり、股間にモザイクかけたり)
ズートピア』における免許センターの対応など、事情を知らない他国の観客に対しては、登場人物のセリフを足して説明する必要が有ったりする。
そんな感じでアレンジされてしまう。
今回の『SING』の場合、もしかするとタヌキの登場は日本向けだけで、他国版には登場せんのやないか?とも思ったんよね。

そんな理由で吹替版も気になった。
でも、芸能人がアテレコやっとる作品は、ほぼ嫌い。


『SING』を観終わって、ちょびっと調べてみた。

 

なんかさ、ピクサー・アニメーション・スタジオの買収などでアメリカの映画界は、ディズニー一強やん?
そして、ディズニーの映画作りって、日本人好みのキャラクターじゃなくても(ex.『モアナと伝説の海』)、合格点は確保してくるんよねぇ。
そして、たまに『ズートピア』みたいなほぼ満点みたいな作品も出してくるから無敵。

しかし、この『SING』は『ミニオンズ』のイルミネーション・エンターテインメント作品。ユニバーサル・スタジオの子会社。
やっぱさ、こういったライバルがおらんといかんよ。
トヨタに対するニッサンマツダ、スバルみたいな感じでね。トヨタだけが走っとる世界って気持ち悪いやん。

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 Wikipediaに載っとったピクサーとイルミネーションの製作費と興行収入を見比べるとさ、ピクサーの製作費が10億ドルを超えるモノがほとんどで、20億ドルに達するモノが数作有るのに対して、イルミネーションの方は6.0~7.5億ドルの間にほぼ収まっとるんよね。

それでいて、乱暴な収益率(興行収入/製作費)は、ピクサーより打率がいい。

ほんで、もう一つ気付いたんやけど…

●フルCGって、そもそも製作費を読みやすい方法なんじゃないの?
アドインとかスキンとか、新しく作るんかもしれんけどさ、ディレクターが暴走せん限り、予算を守りやすいんやないの?
●続編なんぞ作ったひにゃ、新キャラ以外は前のデータ使いまわしにできるんやないの?
●ゲームなんぞ出来たひにゃ、データの輪姦じゃないの?

…って思っとったんやけど、続編が有った作品の製作費を眺めると…

トイ・ストーリー   3 億ドル
トイ・ストーリー2  9 億ドル
トイ・ストーリー3 20 億ドル

カーズ  12 億ドル
カーズ2 20 億ドル

って物価の上昇ばかりではない高騰っぷり。
ソフトウェア自体を変えたん?
モデリングからその都度やり直しとるん?
ポリゴン増えて、コンピューターをいいヤツに変えたん?
太陽光のリアルさが以前とは違うとかそんなんかな?
分からんなぁ~


『SING』も続編決まっとるみたいやけど、イルミネーションにはキッチリ10億円以下で仕上げて、ピクサーとの違いを見せつけて欲しいわ。