習志野駐屯地さくら祭 2017.4.2
習志野駐屯地の第1空挺団は、陸上自衛隊唯一の落下傘部隊なんやて。 その証拠に第2、第3の空挺団は無い。
「精鋭無比」がスローガンの最強部隊。
アメリカ海兵隊に友だちがおって、一緒に飲んだ時に言うとった。
海兵隊は米軍最強!
考えたら、生身で一番最初に敵陣に突っ込んで行く特攻部隊やから、「最強」とか自己暗示にかけんとやっとられんわな。
落下傘部隊の隊員は、オレが一番成りたくない職業やね。
今更徴兵されたとしても骨もスカスカやろうし、体重オーバーで着陸した時点で足が折れて終了だろうから、単なる飛び降り自殺になってしまう。
落下傘ってさ、輸送機やヘリコプターから、飛び降りて、その後は風まかせなんでしょ?
落ちる先が泥沼の水田だったり、枝が痛そうな針葉樹の森だったり、一瞬でパーマがかかりそうな高圧電線かもしれんし、考えただけでうんざりするわ。
地上の敵に見つかってしまえば、ゆっくり移動する的(マト)に過ぎず、蜂の巣というか人間クロックスになってしまう可能性大やね。
と、落下する立場ではそう思ってしまうものの、地上で迎え撃つ側になって考えてみれば、銃を持ってなければ接近戦に持ち込むしかないワケやから、結果的に着陸する前に、出来る限り遠くに逃げるしかないかもしれんな。
ああ、怖い。
今年1月8日の「降下訓練始め」は、習志野演習場に約1万人の来場者が有ったというコトで、ニュースでも取り上げられていたので行ってみたのだけど、この「習志野駐屯地さくら祭」は近隣住民の為の基地解放であって、遠方からわざわざ訪れる程のコンテンツで開催されるようなモノやなかった。
オレは日本全国の駐屯地に行きたいと思っとるんで楽しかったけどね。
基地に入り、林の中を抜けると庁舎が有り、その横に人だかりができていて、相撲大会が催されていた。
久しぶりにシメコミ姿の男を見たけど、元々そこそこ広い布だとしても、あの股間を隠す部分は心許ない。
ポロリと「精鋭無比」が飛び出すのではないかと心配になった。
安定した公務員を嘱望する人が増えている時代とはいえ、休日に一般市民に裸体を披露する公務員というのもなかなか趣が有る。
しかし、左曲がりはこういったコトにもイチャモン付けるんやろね。
落下傘部隊の施設らしく、搭乗するのであろう飛行機やヘリコプターが置いてあった。
先っぽのレーダー部分が無かったり、尾翼が無かったりと、野性爆弾の川島がガムテで作った人形みたいなルックスやった。
駐屯地内で一番高級そうな空挺館(旧御馬見所)は、大正時代の建物で子細に見れば安っぽい装飾だったりするけど、なかなかに贅沢っぽい造りやった。
イージス艦が撃ち損じたミサイルの迎撃の最期の要パックスリー、オレの愛称は「パックさん」、その前で繰り広げられる穏やかな光景。
『キングコング・髑髏島の巨神』は毛皮版『トランスフォーマー』
『キングコング・髑髏島の巨神』は2種類のポスターも話題になっとったようだが…
この映画は中国の資本が入った映画で、白人と黒人の中に、色白の中国人女性が無理やり出演するコトが画面をぶち壊しているけど、その他は、毛皮版『トランスフォーマー』って感じで、CGのゴリラ、その他巨大生物たちがグリグリよく動く。
お話としては、オプティマス・プライムとドリラーの戦いが、コングとスカル・クローラーの戦いに替わっただけでだと想像すればよい。
ちなみに、先代の『キングコング』は、ニューヨークで戦闘機と戦って、最新版のゴジラは武蔵小杉で戦闘機と戦ったけど、このキングコングは孤島の森の中で戦うだけなので建物の被害はゼロ。
人間の愚かさを描きたかったんかしらんけど、黒人の隊長の変なこだわりがウザくてしつこいのが気になったぐらいで、他はサクサクお話は進み同時に頭に何も残らん。
先代の『キングコング』が握っていたのは金髪の美女だったという印象やけど、『髑髏島の巨神』のゴリラが握るのは美人とは言えん白人やった。ここで色白の中国人女性を握るワケにはいかんかったんかな。中国人の図々しさであれば要求したような気もするけどね。
あら? 数年後、ハリウッド版ゴジラとキングコングが戦うんだっけ?
ゴジラは手が小っちゃいから、取っ組み合いになったらゴリラが有利だろうけど、ゴジラは光線出せるからなぁ…
ゴリラは体毛全部焼けて、皮膚も焼けるだろうからこの対戦は、下手するとゴジラと『進撃の巨人』が戦っとるような絵になるかもしれんね。
ただただ縮尺を間違ったゴリラと顔の尖った怖い怪獣との闘いを楽しむだけの映画やけど、『トランスフォーマー』は情報量が多過ぎて疲れるけど、こっちの戦いの方が見やすいかもしれん。
Kong: Skull Island - Rise of the King [Official Final Trailer]
『ひるね姫』ってそんなに悪くないよ。
『ひるね姫』は評価が高くない。
評価が低い人の意見をまとめると…
予告編で、『君の名は。』やと思ったのに、違っとった。
…というコトみたいや。
確かに予告編だけ見たら、あんなにファンタジーシーンが有るとは思わんかったけどさ、そんなら『君の名は。』まだやっとる映画館も有るで、もう一回でも二回でも観ればいいやん?やわ。
JKが主役で、背景がローカルってコトで、『君の名は。』を連想した瞬間もあったんだけど、新海誠の絵よりは線が少ないんかな?マンガ的な絵であるし、宮﨑駿に近いんかな?
主役のJK(ココネ)と脇役の男子大学生(モリオ)の関係は、『魔女の宅急便』のキキとトンボを連想させる。
姫(エンシェン)が軟禁されとる場所が『カリオストロの城』を連想させる。
とかさ、予告編で含まれていないシーンを考えると、宮﨑駿作品に近いんじゃないの?
てか、後から知ったんやけど、監督は『東のエデン』の人やん?
下膨れの女の子が主役で、ファンタジーが繰り広げられるのは、まさしくソレやん。
『ひるね姫』の決め台詞は「お尻に触っちゃいけんよ」で、脇役の男子大学生は触ろうともしてない反面、『君の名は。』の瀧君は、もりもりオッパイ揉んどったからね。
しかも、三葉ちゃんが転ぶシーンやったかで、パンツ見えるけど、ココネちゃんのパンツ全然見えんからね。 オレがクレーム付けるとすればソコやわ。
トータルとして、オレは意外と楽しめたよ。
ココネの声の人、ふわふわしとって可愛らしいがな。って思っとった。
エンドクレジット見たら、高畑充希ちゃんやったんやわ。
充希ちゃん、可愛いし、歌も上手いし、それだけでもいいじゃんよ。
眠っている間に見た夢が、実は経験済みの記憶なんでしょ?とどこかで見たようなストーリーを想像してて、概ね、まあそうなんだけど、当然オリジナリティも有るワケで、「ほおほお」って感心する展開もあった。
だから、『君の名は。』の影を見ずに観て欲しい作品やわ。
映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』本予告【HD】2017年3月18日公開
こっちの方がシーンが長い ↓
『SING』を観終わってイルミネーション・エンターテインメントのビジネスとしての安定感を知った。
いやぁ~、楽しかった。
終始ニヤけたまんまやった。
ストーリー自体に意外性は無いけど、エピソードの妙が笑えるシーンなのでネタバレは一切言わんけど、ニヤけるシーンの一つが、タヌキのグループが歌うトコやった。 某本人が歌っとるワケじゃないとのコトだが可笑しい。
同時に、毛唐から見れば、日本のアイドルはタヌキに見えるというコトでもあるわな。
こういった音楽モノは、オリジナルの歌を聞くべきと、オレは字幕版で観たんやけど、観終わって吹替版も気になったんよね。
国際的に公開される映画は、その国の事情に応じ、シーンの編集を行うこともある。(ex.商品を消したり、宗教的配慮でカットしたり、股間にモザイクかけたり)
『ズートピア』における免許センターの対応など、事情を知らない他国の観客に対しては、登場人物のセリフを足して説明する必要が有ったりする。
そんな感じでアレンジされてしまう。
今回の『SING』の場合、もしかするとタヌキの登場は日本向けだけで、他国版には登場せんのやないか?とも思ったんよね。
そんな理由で吹替版も気になった。
でも、芸能人がアテレコやっとる作品は、ほぼ嫌い。
『SING』を観終わって、ちょびっと調べてみた。
なんかさ、ピクサー・アニメーション・スタジオの買収などでアメリカの映画界は、ディズニー一強やん?
そして、ディズニーの映画作りって、日本人好みのキャラクターじゃなくても(ex.『モアナと伝説の海』)、合格点は確保してくるんよねぇ。
そして、たまに『ズートピア』みたいなほぼ満点みたいな作品も出してくるから無敵。
しかし、この『SING』は『ミニオンズ』のイルミネーション・エンターテインメント作品。ユニバーサル・スタジオの子会社。
やっぱさ、こういったライバルがおらんといかんよ。
トヨタに対するニッサン、マツダ、スバルみたいな感じでね。トヨタだけが走っとる世界って気持ち悪いやん。
Wikipediaに載っとったピクサーとイルミネーションの製作費と興行収入を見比べるとさ、ピクサーの製作費が10億ドルを超えるモノがほとんどで、20億ドルに達するモノが数作有るのに対して、イルミネーションの方は6.0~7.5億ドルの間にほぼ収まっとるんよね。
それでいて、乱暴な収益率(興行収入/製作費)は、ピクサーより打率がいい。
ほんで、もう一つ気付いたんやけど…
●フルCGって、そもそも製作費を読みやすい方法なんじゃないの?
アドインとかスキンとか、新しく作るんかもしれんけどさ、ディレクターが暴走せん限り、予算を守りやすいんやないの?
●続編なんぞ作ったひにゃ、新キャラ以外は前のデータ使いまわしにできるんやないの?
●ゲームなんぞ出来たひにゃ、データの輪姦じゃないの?
…って思っとったんやけど、続編が有った作品の製作費を眺めると…
トイ・ストーリー 3 億ドル
トイ・ストーリー2 9 億ドル
トイ・ストーリー3 20 億ドル
カーズ 12 億ドル
カーズ2 20 億ドル
って物価の上昇ばかりではない高騰っぷり。
ソフトウェア自体を変えたん?
モデリングからその都度やり直しとるん?
ポリゴン増えて、コンピューターをいいヤツに変えたん?
太陽光のリアルさが以前とは違うとかそんなんかな?
分からんなぁ~
『SING』も続編決まっとるみたいやけど、イルミネーションにはキッチリ10億円以下で仕上げて、ピクサーとの違いを見せつけて欲しいわ。
『Anime Japan 2017』がらみで気になった作品
「Anime Japan 2017」で特に気になったアニメ作品を選んでみた。
レジェンド再利用や!
交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション
日曜の朝7時からの放送見る為にアラームかけて、或る時は徹夜して見てから寝たりしとったわ。
なにしろ伏線が多かったで、推理するのが楽しみやったわ。
途中、作画がボロボロになってしもて、テンション落ちたり…
さて、劇場3部作とな!?
「傷物語」みたいに短いヤツに3分割 とかにせんで欲しい。
映画 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1 特報51s
Infini-T Force
科学忍者隊ガッチャマン、宇宙の騎士テッカマン、破裏拳ポリマー、新造人間キャシャーンがタッグを組んだんか? タツノコのアベンジャーズか?
現時点でのティザーPVは超カッコイイ。
こうやって並べると、テッカマンに胸のマークが無かったコトが悔やまれるのぉ。
ガッチャマンは一人なんか? パンチラないんか?
それにしても、古いキャラクターばかりうやのぉ。 まさしくタツノコのアベンジャーズ!
「Infini-T Force(インフィニティ フォース)」ティザーPV
劇場版マジンガーZ
現時点でなんも分からん。
ただマジンガーZがボロボロや。
「宇宙戦艦ヤマト」みたいに、最初のシーンで外の汚れが落ちて、アフロダイAがオッパイむき出しで出てくるような展開に期待!
あしゅら男爵のシャワーシーンも期待!
永井豪の本質を復活させてくれ。
終物語
これは新作?
Anime Japan 2017で解禁された。
4月7日からは「終物語」の「おうぎフォーミュラ」「そだちリドル」「そだちロスト」「しのぶメイル」の再放送が、毎週金曜日24時から放送される。
今更ながら、PC限定やけど、いろいろ罵倒されたい方に…
Anime Japan 2017 にチャレンジしてみた
※ 股間はもとより顔にもモザイク等かけておりませんので、何らかの不都合が有ればコメント欄にご意見下さい。
オレはコミケに参加したコトないので疑問がいくつかある。
1.家に籠っているオタクが何故大勢が集まる場所に出掛けるのか?
2.人と目を合わせて話すコトがないオタクが会場ではコミュニケーションするのか?
3.そもそもコスプレの人は、撮影されたいのか?
4.コスプレの人は、他の作品の人とはセックスしないのか?
コミケは夏と冬の年2回有るけど、「Anime Japan 2017」なるものが直近で開催されるというので、はるばる東京ビッグサイトまで行ってみた。
0.入場まで駅から1時間以上かかる
国際展示場駅内からアニメだらけ
東京ビッグサイトに行くコトも久しぶりで、国際展示場駅からこんなに遠かったか?と思った。のもつかの間、真っ直ぐ入場できないのだ。
東京ビッグサイト東棟屋外駐車場(臨時)の方まで回り込んだ挙句、TDLの行列の如くつづら折りの後、入場するような次第で、AM11:00に国際展示場駅に到着したのだが、入場できたのはPM12:20だった。 どうりで、ショートカットで入場できるチケットが有るワケや。
ステージ参加できる人は留意する必要が有るわな。
まして、先着プレゼントなど早く行くと特典が有るみたいやけど、早朝から並ぶ人たちは果たして何時間かけて入場できるんやろか?
近くの人が言うとったけど、雨降っとったら最悪やわ。
行列のつづら折りには、コーンが最小の場所にしか置いてなかったし、係員が監視・誘導するワケでもないのに、列は整然と進んだ。
国際博覧会の例を出すまでもなく、中国などでアレな人種には考えられない状況。
その場で直接抗議することなく、SNSでねちっこく攻撃する人たちもいるので、暗黙の相互監視なのかもしれんけどね。
オレの後ろに並んでいる女性が言った。「やっぱり沢山人がいると、面白い人がいるね」
つづら折りの中、長身のセーラー服を着たオッサンがいたので、その人のコトを言っているんだな?と思った。
後ろの女性を見るべく振り返ると、1.8mぐらいの長身のゴリゴリのゴスロリがいた。
1.家に籠っているオタクが何故大勢が集まる場所に出掛けるのか?
オレの周りのオタクとかゆとりの連中は、週末ほとんど出掛けん。
映画館など論外みたいで、ディスクで買うんやと。
そんな頑なに家を愛する連中が、うんざりするレベルの人数が集まる東京ビッグサイトに出掛けるのか?
結論は一つではないやろ。
ネトウヨと行動右翼がいて、その行動右翼の中にも暴力団のフロント的集団もいれば、宗教的執着によって集い行動を起こす連中がいるようなもんやろうね。
傍から見れば同類に見えるかもしれんけど、本人たちからは同じに扱われるコトを嫌うわな。
だから、イベントに参加する「オタク」は、語源とは異なって「オソト」とでも呼ぶべきかもしれん。
このライブペイントしとる人は、松本零士が毛糸の帽子をとっているワケではない
登場人物もストーリーも眠い「ACCA」の制服。現実は太い。
エウレカセブンは楽しみやね。
このサイリウム屋さんは人気やった。なんでやろか?
こういったイケメンのアニメって女性用のズリネタなんやろ?
これは間違いやろ?
2.人と目を合わせて話すコトがないオタクが会場ではコミュニケーションするのか?
コミケに来るコスプレの人を撮影するには、了解を取る必要があるんやと。
コスプレするような根性座った人に、日常は日の当たらない場所を選んでいるような人が話し掛けるコトができるのか?
オレはカメラを持って行ったものの、果たしてお姉さんたちを撮影できるのか?
先日パシフィコ横浜で開催された「CP+」は、カメラの祭典だけあって、カメラを持った人ばかりだったんやけど、誰でも撮っていいよ的お姉さんには多くのカメラが向けられ、そうでないお姉さんにカメラを向ける人は少数やった。
予想に反し、「Anime Japan」でカメラを持った人は3割程度に感じた。
で、お姉さんの写真を撮っている人は?
オッサンばかりやった。
そもそものカメラを持った来場者がオッサンばかりと言えばそれまでやけど、下心を持った感じに見えんかったし、ネットで晒されているような気持ち悪いカメラマンは見かけんかった。
オッサンは平気で声をかけ、サラリと撮影する。
会場は人の声が聞こえないぐらい騒がしく、撮っていい?ってな感じでジェスチャーすればいいみたいやった。
難しく考える必要はなくて、被写体の人は一日に何千とシャッターを切られるし、そのコトを覚悟していないハズがない。
会場内は下界と違う。
ただ、オレも体験として撮影してみたけど、何の意味が有るんか? と途中から白けてしまった。
総じて背景が明るく、ライティングが難しい。フラッシュ炊かんといかんか?
3.そもそもコスプレの人は、撮影されたいのか?
コスプレする入場者は、着替えてから来る人もいたけど、専用の入口が有って、そこで着替えてるみたいやった。
大砲を腰に着けていてくれれば、艦これの人や。って分かるけど、オレみたいなニワカは、何のコスプレをしとるのか分からん。
そして、外国人もいっぱいおって、コスプレの人かどうかも分からん。
水色の髪の毛の人は、たぶんコスプレなんやろうけど、だんだん麻痺してきた。
何のコスプレか分からなければ、ほぼ興味が持てん。
撮影したいというテンションにならんので、様子だけ見とったけど、基本的にはコンパニオンの人を撮影するみたいに声を掛ければ応じているみたいやった。
想像でしかないけど、コスプレしたくてしとるだけで、撮影される云々は関係ない人もいれば、コンパニオンになるべくリクルート的にコスプレしとる人もいるみたいやった。
外国人コスプレーヤーの中には、アマゾネスとかバイキングのカッコしとる人がおって、ハロウィン的参加意識だけなんやろうけど、流行りとは関係ない人が微笑ましかった。
4.コスプレの人は、他の作品の人とはセックスしないのか?
これは知らん。
何も考えたくない時『トリプルX 再起動』を観る
現在『トリプルX:再起動』が上映中やけど、『ワイルド・スピード ICE BREAK』の公開を控え、ヴィン・ディーゼルの売れてる感がハンパない。
オレにとって、初期の『ワイルド・スピード』シリーズは、ハリウッド版「Vシネ」であり、同時にヴィン・ディーゼルも二~三流の俳優にしか見えない。
同じカーアクション映画なら、『トランスポーター』のジェイソン・ステイサムの方が格上に見える。
ヴィン・ディーゼルもジェイソン・ステイサムも筋肉系の俳優であり、筋肉系で浮かぶのは、アーノルド・シュワルツェネッガーやけど、『ターミネーター2』をワクワク観たところで、オレにとってシュワちゃんは、シルヴェスター・スタローンのパチモンにしか見えない。
『トリプルX:再起動』のもう一人の主役級はドニー・イェンで、『ローグ・ワン』でもそこそこメインの役で、『スターウォーズ』ファンは、初めて東洋人がメインの配役やっとるって喜んどった。
さて、やたら映画名やその俳優陣の名前を挙げて来たのには理由が有る。
1967年7月18日生まれ 50歳 ヴィン・ディーゼル
1963年7月27日生まれ 54歳 ドニー・イェン
1947年7月 3日生まれ 69歳 アーノルド・シュワルツェネッガー
1946年7月 6日生まれ 70歳 シルヴェスター・スタローン
1967年7月26日生まれ 49歳 ジェイソン・ステイサム
まず、『トリプルX:再起動』の主役2人が50代のオッサンというコト。
よー動けるわ。
そして、列挙した筋肉系俳優が全員7月生まれというコトだ。
すなわち…
7月生まれは筋肉馬鹿。
…という非の打ち所が無い論理が成り立つ。
さて、本題に入る。『トリプルX:再起動』の話。
これね、中国映画ですわ。
中国版のポスター見たら違和感無しですわ。
映像を観る限りドニー・イェンは脇役に過ぎないけど、主役みたいなレイアウト。
製作者側が中国の資本で映画を撮り、中国の狭い海外枠の優先権を得て中国で稼ぐ。
欧米人の伝統芸。
スポンサーを連れてくる日本のアスリートを大リーグやサッカーリーグに入れるが如し。
なんか嫌だな。
同類嫌悪なのか、国粋主義なのか分からんけど、どうも欧米映画に東洋人が主役級で出演するコトが手放しで喜べない。
だから、逆の視点で
中国映画にヴィン・ディーゼルが出演している。
とすれば違和感が無くなる。
『トリプルX』自体は過去作が2本ぐらい有るハズで観ているハズなのだが記憶に無い。
そもそも、ヴィン・ディーゼル主演の映画は全て考えるコトが無いので、たぶんクチを半開きで観て、映画館を出る時には全て忘れてしまったのだろうと思われる。
筋肉映画ってそんなものだ。
というコトで、何も考えたくない時に最適の作品でした。
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