歩きスマホは最強
先日、歩きスマホのババアにぶつかった男の方が捕まったとのニュースが有った。
男は意識的にぶつかったみたいだけど、逮捕されるようなコトなんやろか?
そもそも歩きスマホが低脳者の所業であるコトに議論の余地は無いのに不思議やわ。
こんな不条理が成立するならば、当たり屋はスマホ片手にお仕事をすればよいコトになる。
ボロボロのスマホを片手に気の弱そうな奴を見つけ、カメラが無い場所で、当たる瞬間にスマホに視線を落とし、当たったら、ボロボロのスマホを投げ捨て、画面を割り、基盤がむき出せば完璧。
腕を押さえ、痛い!と苦痛の表情で倒れればOK。
どうしても緊急に連絡を取らないと大変なコトになるのに、スマホが壊れ連絡が取れない。
電話番号なんて覚えてないよ。 あんただってそうでしょ?
連絡できないので、取引先から多額の違約金を請求されるコトになるだろう。
腕も折れたから業務復帰もできない。
その後、頭を打ったのか気分が悪い。…と言い続ければ数ヶ月は遊んで暮らせる。
こんなんが許される?
許されるコトになるワケよ。歩きスマホをする人に与えられた特権なのよ。
勿論、歩きスマホをする人全員が、こんな腐った根性の持ち主だと言っているのよ。
ひいた方に過失が有り得ない電車に、歩きスマホをする人全員、ひかれて居なくなればいいのにね。
は~と
夏アニメのイチオシは『メイドインアビス』
今年初めからテレビアニメを見始めたワケやけど、冬(1月~)、春(4月~)、夏(7月)3シーズンを経て、疲れてきた。
ウチのHDレコーダーは、チューナーを1コしか積んでいないので、ダブり以外は全部撮っているのだけど、2シーズン目ぐらいからハナから見ない作品が増え、3シーズン目の現在、2割程度しか見ていない。
疲れてきたのは…
〇設定・世界観が似ている
〇キャラクターがどこかで見たような感じ
〇絵に魅力が無い
〇ストーリーがつまらない
etc.
というコトで、何の為に作っているのか不思議な気持ちになる。
まあ、制作陣をよく見て、ちょっと調べてみると、様々な裏の意図が分かる作品も有るけど、そんな裏事情だけで放送枠が確保できるコトがスゴイわ。
そもそもスポンサー陣が仲間内ばかりで、すごい村社会なので、そういったコトもできるんやわ。 そういえば某アニメのスポンサーはニコ生やったけど、放送局の了解取れたコトがスゴイ。
そんなゴミの中になんとか1つは夢中になる作品が有る。
冬アニメ:幼女戦記
春アニメ:エロマンガ先生
夏アニメ:メイドインアビス
(他にも見てられる作品は有るけど一つに絞るとってコトで)
現在放送中の『メイドインアビス』は日曜日の朝とか、ゴールデンタイムに放送できるやろ?ってぐらい高品質で子どもがメインで見ても大丈夫な感じよ。
今んとこね。(今後徐々に… らしいけど…)
初回を見て、これはイケル!と思ったけど、初回だけで判断するとよく失敗するんでね、今更言うとるワケやけど…
なんかさ、古き良きアクションRPGの世界+『風の谷のナウシカ』って感じで絵が楽しいし、世界観の説明もストーリーの中に点在させているだけなので、苦にならない。
上手いなぁと思うよ。
(『エロマンガ先生』も細かい動きとか上手いなぁって感心したもんな。ソファーが全部硬いのは理解できんかったけど)
こんな作品見ると安心する。 まだ大丈夫やって。
今シーズンのTBSアニメが酷過ぎたりするので、一層ありがたみを感じるわ。
そして、以上全部 AmazonPrimeVideo に上がっていて録画しなくても見られる。
ついでに言うと、西尾維新の物語シリーズもゆっくり追加されているし、いいぞアマゾン! って感じ。
みたままつり
内閣支持率が下がっているらしいけど、起死回生の1つの劇薬が有る。
内閣改造を行った上で、閣僚全員(公明党の議員以外)による靖国神社の公式参拝や。
(靖国参拝に行くコトを前提に入閣させる)
朝日やTBSなど左派メディアが大陸人らしく怒り狂い、これらの報道に対し右寄りの連中中心に元気が出るワケや。
タオルの街の学校や、大阪の右翼の仮面を被った左翼のは~げ~!のオッサンの報道で、なんだかゴチャゴチャしてた空気が一掃されるよ。
内閣改造をしたところで、問題は解決していない!と悪口を言い続けたかった安倍憎しの連中も大陸や半島への忠誠心の為に、トップニュース扱いにして視点がズレる。
蓮舫も当然批難し、日本国民の多くは「やっぱりお前は…」ってコトになる。
一気に攻守逆転となる。
靖国神社は、長野オリンピックの中国人による集団蛮行以来、劇的に参拝者が増えた感がある。
建国記念日、終戦記念日、新年と天皇誕生日の一般参賀の後は特に多い。
参道は大行列ができ、本殿までなかなかたどり着けない。
多くの日本人が自分の国のコトを深く考えるようになったのは、中国人や朝鮮人のお陰やけど、異常な聖地になってもーた。
大村益次郎の足元は盆踊り会場。 外国人やらオカマがキレッキレッで踊ってたりして楽しい。
仙台のたなばたさん。
小さいねぷた。
大洗の街は少し変わってしもた
アニメの舞台を訪れる行為「聖地巡礼」。
「聖地」とは何とも大袈裟な感じがするけど通例となっているので、そこはヨシとするが、傍観者の目から巡礼者は次のように見える。
A.作品の登場人物に成りきって(コスプレ)、自ら写真に収まる。
B.普段着のまま、自ら写真に収まる。
C.フィギュアやぬいぐるみなどアイテムを持ち込み、それらを聖地にて写り込ませる。(自らは写らない)
D.コスプレを行わず、アイテムも持ち込まず、その風景を写す。
聖地は一種、お祭り現場で、ハレの場なので、傍から見る分にはコスプレした人が居るコトは楽しかったりする。
盆踊りの場が普段着のユニクロに、クロックスみたいな人ばかりだったら糞の景色であるが如しだ。
例えば雪が舞い散る中、メガネにコートを着てマフラーを巻いたパーマ頭が胸に手を当て微笑んでいるコトに嫌悪感を持っていたのだが、今は許せるかもしれん。
さて、ガルパンの聖地、大洗に2年ぶりに行ったワケやけど、大洗駅から海(大洗マリンタワー)まで直線的に抜けられる「きらめき通り」という道路ができとった。
7月10日現在、Googleマップの航空写真には反映されているけど、通常のマップの方には反映されていないし、ストリートビューも古いままなので、以前の風景を楽しめる。
それぐらい新しい道路みたい。
前回歩いたルートを歩く予定を変更し、ピカピカの道路を歩いたんやけど、あら?ガルパン最終章は、この道路を爆走する戦車が見られるんやろか?と思ったワケ。
整然とした道路やし、道路沿いは民家中心やし、戦車が隠れる場所有るんかいな? 追いつかれそうで追いつけない感じで走るコトできるんやろか? 壊されて喜ぶ家はどこやろか? てなコトを考えながら歩いた。
公園のモニュメントとお好み焼き屋が映るんやろうけど、なんか背景の感じが変わってしまうなぁ。と思ったんよね。
今年の第1話には間に合わないだろうけど、今、出店したら最終回までには間に合うかもね。 でもスタバとかは止めて欲しい。 大洗じゃなくなってしまう。 コメダ珈琲だったら許せるかも。
まあ、とにかく新しい聖地ができそうな予感。
今度は既存の聖地。
2年前と比べ、『大洗リゾートアウトレット』は廃れ散らかしていた。
アウトレットモールのゴーストタウン化は、悪循環の極みで、人が集まる理由付けがいよいよ無くなる。
アウトレットは元々二級品の販売店でしょ? 知らんけど。
以前、割れ煎餅の方が売れるんで、わざわざちゃんとできた煎餅を割って売っているとか聞いたコトあるけど、アウトレット商法って人間のおかしな心理を突いた商売やとつくづく感心させられるわ。
定価8万円のシャツが2万円で売ってたら、普通に2万円のシャツを買わないのに、買ってしまうもんな。
そもそも「買わなきゃ損」という言葉もおかしい。「買えばとにかく損」が正しい。
「同じアホなら踊らな損損」的に「本当に同じ物なら、ここで買わなきゃ損損」は正しい。
そんなお得な商品が有るらしいアウトレットモールがシャッターモールなんやからね。安い物は単なる売れ残りにしか見えないだろうね。
平日雨天時の夕暮れ時などは寂しさの極みやと想像されるので、いっそ開き直って、お化け屋敷にしてしまえばいいじゃんね。
…と悪口を言いそうになったところで、売却話が出ているとのコト。
大洗リゾートアウトレットの開業が大洗の集客要素になって、阿見プレミアムアウトレットの開業で客足が減って、震災で大打撃を負ったものの、その後のガルパンブームの中、大洗リゾートアウトレットのエスカレーターを戦車が走ったし、ガルパンファンにとって聖地の一つであるコトに間違いない。
でも、管理会社の八ヶ岳モールマネージメントは、萌アニメの集客能力は一過性のものだし、そもそもターゲットが狭いとコメント出している。
警備費云々だけに対する反論ならば、大洗まいわい市場の言い分がおかしいのか?と悪者探しの矛先が変わっていたかもしれんのに、ガルパン最終章が公開されると発表された後に、ガルパン効果なんてもう無いんだよ。って断言しちゃったワケなので、ガルパンに対しても喧嘩を売っているとしか思えない。
大洗まいわい市場およびガールズ&パンツァーギャラリーについて(※PDF)
大洗まいわい市場・大洗ガルパンギャラリー仮設店舗での営業再開のお知らせ
「まいわい市場」、「大洗アウトレット」を提訴 売上預託金など1400万円返還求め
もうさ、いくら管理会社が変わろうとも、ガルパン最終章にこのモールが映るコトはないやろうね。
大洗女子学園から見た風景はどうなってしまうんやろか?
もう大洗はケチが付いたし、学校は船なので、港を変えてしまい、銚子女子学園とか小名浜学園とかになってしもてもオレは一向に構わんけどね。
右斜め上に行って、牛久沼女子学園とかでもいいけどね。
外洋に出られんので、近所の取手とか龍ヶ崎とかの単車部と戦うとかさ。
それにしても…
散々馬鹿にしとるキャラクターのパネル問題やけど、やっぱ有効やわ。
何も無かったら絶対被写体にならんお店も撮影してまうもんね。
ただ、たまに理解できん状態も見受けられるけどね…
なんなん?これ?
ガルパンのファンは戦車が好きなワケではないのか?
7月8日土曜日に『大洗「海の月間」イベント艦艇公開 in 大洗』に行って、9日日曜日に『富士学校・富士駐屯地開設63周年記念行事』に行った。
泥沼の後移転した「大洗まいわい市場」は賑わい、「大洗リゾートアウトレット」はゴーストタウン化していた。
そして、艦艇公開がメインであるのは間違いないのだけど、ガルパンの街であるコトが大前提であり、大洗学園の服は勿論、ガルパンのキャラクターのTシャツを着た人たちを多く見かけた。
蝶野正洋とか、ガルパンに出ているらしい声優の人たちが登場するイベントがあったりで、護衛艦とガルパンのダブル主役状態だった。
『富士学校・富士駐屯地開設63周年記念行事』の方は、富士総合火力演習を除き、陸上自衛隊の一番豪華なイベントで、安定した楽しさだった。(富士総合火力演習は抽選に当たらんと行けんしな)
でさ、楽しい気持ちで歩く途中、はっとしたんだけど、富士学校のイベントは戦車がウジャウジャ出て来るのに大洗学園のマークやらガルパンのシャツ着た人を見かけなかったのよ。(皆無ではないかもだけど)
あら? ガルパンのファンは戦車が好きなワケではないのか?
いやいや、霞ヶ浦駐屯地や宇都宮駐屯地には数人の大洗学園の人見かけたよ?
ん? そうすると、北関東一円は出掛けるけど、静岡まで来ないというのか?
まあ、ガルパン好きは大洗のファンになるコトは間違いないのだろうけど、ちょっと不思議やわ。
佐世保基地の撮影スポット(バトルシップ狙い)
大湊、横須賀、舞鶴、呉、佐世保の5港が日本の軍港で、横須賀と佐世保は在日米海軍の拠点でもある。
JRの駅前である、高速道路のICが近いなど佐世保と横須賀は似通っている。
…といった具合で、アクセスはし易いのだけど、いろんな角度からも見たい!
佐世保に行くにあたって、先人たちのブログを眺め、地形図を眺め尾根筋の内側で数カ所にアタリを付けて行ってみた。
佐世保港には海軍施設が散在する。 弾薬補給や貯油所はあまり興味ないので、船の居そうな以下のポイントを見るコトを目的とした。
① 赤崎地区(原子力潜水艦接岸岸壁)
② ドック地区
③ 立神地区(係船岸壁)
④ 平瀬地区(米軍施設の司令部、宿舎など中心地区)
⑤ 三浦地区(海上交通の玄関口)
⑥ 倉島地区(係船岸壁)
⑦ 前畑・千尽地区
JR佐世保駅の真ん前で、アクセスはとても良い。猫も杓子も入港中の船を見ることができる。実際に猫も居る。
五番街というショッピングセンターが有って、デートスポットでもある。
米海軍側は宿舎群が有って、よく見えない。
a-1. テラスに「あまくさ」
a-2. 桟橋越しに「あしがら」など
a-3. フランス海軍の「ミストラル」 護岸と森がジャマ
b. 新港みなとターミナルの屋上
屋上緑化されたスロープを登ってみたけど、「シーサイドパーク」と米軍宿舎がジャマになって船は見えづらい。
b-1. シーサイドパーク越しに米海軍の「ボノム・リシャール」がチラっと見える
c. 客船ターミナル先の桟橋
フェリー到着時は、自動車の通行が優先になるらしいので注意が必要。 通行が無い時に警備員に断り桟橋の先まで行ってみた。
c-1. 「あしがら」がよく見える
d. させぼシーサイドパーク
平瀬地区が近過ぎて、宿舎しか見えない。
ナフコの3階建ての立体駐車場。 港側の工場がジャマだけど高い位置から佐世保港が見える。
開店前にオレが行った時点で、白レンズが一人居て、その後コンデジ少年が一人上がって来たので、知る人ぞ知る撮影スポット。
e-1. 「あしがら」の奥にいた「くにさき」や「ちょうかい」まで見えた
↓ UP ↓
e-2. 掃海艇「ひらしま」などがいた
↓ UP ↓
f. 佐世保みなとIC近く運送会社の護岸
立入禁止のはず。 根性無しなので岸辺まで行かず車道から撮影。 港側の建物が無い分、見やすかった。
f-1. 運送会社の作業状況次第だと思うけどよく見える
f-2. よく見える
g. 干尽公園(ひづくしこうえん)
期待して登った丘陵状の公園。
高さ的には申し分ないし、港が見えるコトがウリらしいのに、何しろ樹木が茂っているので水面は見えず。季節によっては見えるんやろか?
民家が近くに無い地域に有るので、何も考えたくない時や、寂しく死ぬには良さそうな公園。
g-1. 樹木がよく茂っている
h. 弓張岳展望台(ゆみはりだけてんぼうだい)
佐世保港全体が見渡せる定番の展望台。
展望台に上がる道路は細く、自動車どうしのすれ違いに気を使う箇所も多い。 道中、撮影したいポイントが何箇所か有ったけれど、とても駐車できる状況ではない。 歩いて登り降りする人と他人の迷惑を考えない傲慢ドライバーは道中も楽しめるかもね。
本数は少ないけど路線バスも通っているので、佐世保港を見渡したい方は訪れる価値あり。
h-1. 佐世保湾全体
オレが登った時はガスってて、スッキリした写真は撮れなかった。
h-2. ジュリエットベースンの「ボノム・リシャール」 300mm(35mm換算450mm)でこの程度。
h-3. 「あしがら」「さわぎり」「あさゆき」「くにさき」
h-4. 「しまかぜ」「ちょうかい」「はるさめ」「ありあけ」「すずつき」
h-5. 平瀬地区 米軍司令部
h-6. 立神地区
h-7. 九十九島側
i. 展海峰(てんかいほう)
基本的には九十九島を展望する公園。 予想に反して佐世保湾も見えた。
i-1. 山の向こう側に佐世保の中心街が見える
JR佐世保駅
j. 石岳展望台(いしだけてんぼうだい)
九十九島動植物園の近くにある展望台。 九十九島側が見えるはず。 時間切れで上ることを断念したので写真無し。
k. 赤崎地区
地図上で道路が有るコトを確認し行ってみると、米軍施設関係者の居住区だった。 マンションからは港が見渡せるはずだけど、不法侵入になって日米摩擦を回避する為突入せず。
下って行けば佐世保重工業のドック地区に辿り着き、修理中の船が見られる。
k-1. ドック地区
L. その他
他に、鵜渡越展望台(うどごえてんぼうだい)、船越展望台(ふなこしてんぼうだい)が有るけど、時間切れで訪問を断念。
『ハイスクールフリート』は横須賀における『ガルパン』なんやろうけど…
横須賀では4月21日(金)から12月9日(土)まで『横須賀×「ハイスクール・フリート」福引でハッピー!』を開催中。
横須賀に行くついでに様子を少し見てみた。
アニメファンにとって、キャラクターの等身大パネルは価値あるモノみたいで、オレにとっては「たかが厚紙の印刷物」にしか見えないのだが、大洗のガルパン関係のイベントでも厚紙の印刷物がアチコチに立てられ、ファンは有難く撮影して廻る。
横須賀のイベントでは、そんな厚紙の印刷物が置いてある店で、千円以上を消費すると一枚福引券がもらえ、トイレットペーパーが当たる。
厚紙の印刷物の置いてある店をプロットしてみると、汐入駅、横須賀中央駅は勿論、追浜駅の方まで広がっていて、ナルホド1日で制覇するには骨が折れそうな感じだ。増してお金も胃袋も大変そうだ。
さて、作品としてどうだったのか?というコトを今更述べる。
「実存する日本の地域」+「ミリタリー」の組み合わせアニメとしては…
○茨城県大洗町+陸軍(戦車)の『ガールズアンドパンツァー(以下『ガルパン』と略す)』
○神奈川県横須賀市+海軍の『ハイスクールフリート(以下『ハイフリ』と略す)』
…となり、空軍はモノではピンと来るモノが無い。
…というコトで、どうしても『ガルパン』と『ハイフリ』を比べてしまうが、オレのジャッジは、大関とこどもの相撲なみの戦力の違いで、『ガルパン』の圧倒的勝利である。
以下、『ハイフリ』の敗因。
1.武器の世界観が中途半端
『ハイフリ』の船自体は第二次世界大戦時の戦艦で、主砲などアナログで砲弾も自動追尾などしない。 ま、物語を面白くする為にこの設定は良しとすると、ブルーマーメイドの高性能な船やスキッパーはどうなのだ?という話になる。
『ガルパン』は、一○式戦車を登場させない。 世界観のバランスが崩れるからね。
2.横須賀らしさが無い
聖地巡礼で登場した店や旅館をファンが訪れる『ガルパン』に対し、低地が海に沈んでいるのでしょうがないが、『ハイフリ』には横須賀を感じる風景が無い。
メルキュールホテル横須賀の上階が海から突き出ているとか、汐入駅のホームが『千と千尋の神隠し』の電車の停車駅のように海に浮かんでいるとかさ、何かしら現在の具体的な風景が有っても良かったのでは?(メルキュールホテル横須賀が建つ前の話だっけか?)
海に沈んだヴェルニー公園を見てみると、海の底から如月ちゃんがコッチを見上げていたとか、最後の秘密兵器として「三笠」が海の底より浮上してきて、必殺技の波動砲を撃つというような節操の無さでは困るが。
3.戦闘が単調
『ハイフリ』は唯一、島の周りをグルグル廻ったあの作戦以外、タマが当たった外れただけで戦闘に面白みが無い。
例えばスキッパーが実は「回天」で、船長のミケちゃん自ら敵戦艦に乗り込むと見せかけてバンザイアタックしてあっさり殉職するとか、『まどマギ』的悲劇の再現は『結城友奈は勇者である』辺りでお腹いっぱいだが、意外性が欲しかった。
4.エロさが中途半端
『ハイフリ』は水着シーンが多いコトは喜ばしいが、水着を脱いだシーンは乏しく、『ガルパン』の西住さんが大浴場で肢体を隠さず演説したシーンに比べればエロさに欠ける。
ちなみに画面が縦に広く画面が明るい IMAX では、西住さんの股間がパックリと鮮明に映っていたよ。(嘘だけど)
ま、そんな感じでオレには何の感情も残さなかった『ハイフリ』ではあるが、世界観の設定がまでは良かっただけに残念。