三番町共用会議所(山縣有朋邸跡)
千鳥ヶ淵の脇の道を歩いていると、「…を只今公開しており、どなたでも入れますのでどうぞ」と声をかけられた。
オレは予めその場所を知っていたが、その日公開しているコトは知らなかったので、喜んで入れてもらった。
「三番町共用会議所」と言われても、全然無関係な感じだし、「通常は入れません」と言われても、うん関係ないしね。としか言いようがない。
ところが「山縣有朋邸跡」などと言われれば「お!?」と思いますわな。
ちなみに「ホテル椿山荘東京」も「山縣有朋邸跡」の一つ。
庭は高低差も有るし、ケッコー広い。
表側はつまらない建物だが、裏側というか庭側はシックリくる建物だわ。
「山縣有朋(やまがた ありとも)」は「日本陸軍の父」と呼ばれるので、リベラルという耳障りの良い呼び方をされる左翼の連中はギャーギャー言うだろうが、激動の人生を送っているので、大河ドラマになっても良さそうだが、「山縣有朋」がタイトルに入っている出版物を見てみると…
(以下、「本の総合カタログPub DB 出版書誌データベース」で検索)
●山県有朋 ― 明治日本の象徴(岩波書店)
●国軍の父・山県有朋の具体的国防論(幸福の科学出版)
●大正初期山県有朋談話筆記 続(芙蓉書房出版)
●山県有朋と明治国家(NHK出版)
●公開霊言 木戸孝允 山県有朋 伊藤博文 維新の心(幸福の科学出版)
●山県有朋(筑摩書房)
●山県有朋 ― 愚直な権力者の生涯(文藝春秋)
●山県有朋と近代日本(吉川弘文館)
●山縣有朋の「奇兵隊戦記」(洋泉社)
●山縣有朋の挫折 ― 誰がための地方自治改革(日本経済新聞出版社)
●山縣有朋関係文書 1、2、3(山川出版社)
…といった具合で、司馬遼太郎、山岡荘八、山崎豊子といった“作り話”の作家がいないように思う。(知らない人は知らんけど)
一方、大川隆法(幸福の科学)という“作り話”の大家が2冊も出版している辺り、何か有るんか?と勘ぐってしまうが、オレの読書予定は渋滞中なので、読むコトも無さそう。
手前の防護柵は、カラーコーンとコーンバーなんだけど、いわな漁で使うような編んだ竹の意匠なので高級感が有る。
幕末モノにはほぼ常連の山縣有朋だが、面白みが無いのか、人物的に手本にすべき人間でないのか? 山縣一派が恨みを買っていたか? 主役には役不足というコトか? 主役の物語が無い。
(山県有朋の概要はコチラ ↑ )
例えば今、「(仮称)死んだふりが本当に死んだ(中曽根康弘物語)」とか大河ドラマの候補に挙がろうものなら、群馬県民以外、右左問わず、抗議の電話が鳴りやまず、NHKをぶっこわす!と言い出す政治家も出てくるかもしれないように、山縣有朋もそんな存在かもしらん。(勉強不足で断定できん)
まあ、それにしても東京や他所に家(庭園)を数か所持っている辺り、生い立ちが貧乏のくせに、大きな権力を手に入れたコトは間違いない。
大河ドラマの幕末モノの主役は、悲劇で終わらんといかんのじゃないか?
それか、総理大臣経験者は扱わないルールが有るとか?
まあそれにしても、表の看板には「三番町共用会議所」としか表記されていないコトのイキサツと「農林水産省」との関係などいろいろ気になる都会の(いつもは入れない)オアシスでした。
大嘗祭の舞台、大嘗宮(だいじょうぐう)の一般参観
大嘗宮の一般参観と令和元年秋季皇居乾通り一般公開は集合場所が一緒で、坂下門の前が集合場所となっているが、東京駅前から続く行幸通りから真っすぐには入れなくて、二重橋の方から皇居外苑に入り、坂下門に向かう。
集合場所の列に並び、荷物検査、身体検査を受けた後、坂下門を抜けて、宮内庁の建物の前で、乾通りに向かうか、大嘗宮に向かうか決めればいい。
乾通りにはまだ縁が有ろうが、平成二年の大嘗宮一般参観は行っていないので、最初で最後の可能性が高い。
というか、「次回も有るかな…」などと不敬なコトを言おうものなら、右の政治団体から袋叩きという天誅を受けなくてはいけなくなってしまうので、オレにとって最後に決まっている!! 千代に八千代に~…
というコトで、前の日は酒も飲まず、休みの日というのに4時に起き、皇居に向かったワケだ。
早起きした甲斐があって、並んだ箇所は門に近い。
予定より早めに開門。
一般参賀の時は、この坂を下って退場する。
オレは大嘗宮へ
老いも更なる老いも坂道を早足で上がる
本丸跡の広場に大嘗宮!
御宮正面から入場
ほぼ正面
オレは天皇制大賛成チームですけど、率直な感想を言うと…
出来たてで木に「深み」がないし、キレイに丁寧に作ってあるので表皮なども整い過ぎているので、なんだかコンクリート擬木や昨今の遊具に使われる合成樹脂を塗った鋼材のように見えなくもない。(オレの貧乏感覚が悪いんだけどね)
予算や材料の都合から、茅葺が板葺きになったことが一番大きいと思うのだけど…
なんか、安っぽいなぁ
…と思ったんよね。
三匹の豚が建てた家だとすれば、ダメな方のヤツだもんね。
そして、何に例えるのが一番近いかと考えた結果…
…やったんよね。
あぁ!右の政治団体の人!安全靴で蹴らないで!
千代に八千代に~…
と文句言っているようですが、大嘗祭のみならず、皇室の行事は、幾らかかろうが執り行う必要が有ります。
天皇いらない? ふざけるな! 日本が日本である限り皇室が有るのは当然のことです。 オレが安全靴で蹴ったるわ! 読み方が分からない漢字を沢山書いた怖いバスで轢き倒してやりますわ!
近代建築との組み合わせ~
一番裏
ほぼ外周全部見られる。この辺り、ディズニーの建物とは違う。
公開は12月8日日曜日まで!
追伸
一般参賀は二重橋(皇居東側)から入り、二重目の橋を渡った後、宮殿前で待ち、お出ましになれば「天皇陛下万歳!」と三唱し、坂下門(皇居東側)などから退出し、元気と時間が有れば、二重橋に向かい、再度皇居内に入るコトができる。
しかし、この大嘗宮の一般参観と乾通り一般公開は、坂下門(皇居東側)から入り、大嘗宮の方は平川門、乾通りの方は北桔橋門といった皇居北側に出てしまうので、元気と時間が有っても、お濠をぐるりと廻って坂下門まで戻るのはなかなかにしんどいので、オレは戻らなかった。
↑一般参賀のコース
↑大嘗宮の一般参観のコース
Love Phantom @百里基地航空祭 2019.12.01
「百里基地 航空祭 2019」に行って来たけど、百里基地はアクセスが悪いわな。
オレは牛久に泊まって、6:01牛久駅発の常磐線始発に乗って6:28に石岡駅に到着したけど、駅でシャトルバスの乗車まで約1時間、バスの出発から百里基地まで約1時間という感じで、8:00天候偵察のF-4はバスの中から見た。
F-4が現役であるのが珍しいのでわざわざ来たんか知らんけど、ドイツ人(ドイツ語圏の人)が多くいた。
もしかしたら、千葉県に有るドイツ村から来ただけかもしれんけどね。
去年は行ってないので知らんけど、中型ビジョンが入口近くに、大型ビジョンが会場真ん中手前に有った。
大型ビジョンは、ラグビーワールドカップの横浜パブリックビューイングのビジョンより大きかった。
最初はコレどうしたもんやろか?と思ったけど、エプロンの最先端にいても見えない状況などを映し出したり、ブルーインパルスのやたら長い準備時間のセレモニーの様子とか映しとったんで、これはいいわと思った。
ただ、ず~っとビジョンの前に陣取り、頭上を通る飛行機以外は、ずっとビジョンの方を見とる人もおったんで、お前ら、初音ミク「マジカルミライ」の客か!?とは思った。
カメラマンの腕もイイし、スイッチャーもうまくて、ナイスですねぇと言いたくなるアングルの良い映像が写し出された。
航空祭にはオシャレして来る人もいる。
ブルーインパルスが来なくても、ブルーインパルスのシャツを着て来る人もいる。シャツを着なくても帽子は多いな。
“お祭り”だから全然イイのだけど、今回、超オシャレさんを見つけた!
はい!褞袍(どてら)! 丹前(たんぜん)と呼ぶのがメジャーなのかもしれんけど、このオシャレさんのお召し物は「どてら」と呼びたい。
首にタオル、軍手に安全靴というTPOに囚われない組み合わせだったのでオシャレ上級者だし、そのまま仕事に行けそうだった。
本当は正面から写真いいですか?と断って、ポーズをとってもらってから写すのがマナーだろうが、「なんでだっぺ?」と聞かれたら、「いや、面白かったから」と答えるワケにもいかず、イイ答えが見つからないので、後ろからそっと写させていただきました。
しかし、ホント、掛け布団をそのまま着物に仕立てた感じ。一人暮らしだったら、そのまんま寝てしまう。そして起きて、そのまま仕事や航空祭に行ってしまう。
このタイプのどてらはYMOが着てたタイプのレプリカかもしれんな。こんなところでYMOファンに出会うとは!!
YMOのメンバーではないと思うが、サポートメンバーで、電線をつないだり抜いたりしとった人に似ていないコトもなかった。
てかさ、考えてみたら和風ベンチコートとも言えるので、鹿島アントラーズのオフィシャルコートとしてどてらを着たらイイじゃな~い ♪
全くの余談だが、YMOのライブ演奏で、一番好きなのは「Cosmic Surfin」。
ビートルズの「Let it be」をリスペクトしたのか、途中音を外す辺り逆に印象に残る!ドラムのドライブ感とシンセのベントがイイ!
COSMIC SURFIN' - YMO 1979 LIVE at THE GREEK THEATRE
航空祭のポスターにも明記されているように…
今後、築城、新田原、那覇へとファントムはドサ回りするので、「百里基地」で「最後」の「ファントム」が登場する「航空祭」というワケだ。
…というコトで、実際会場内でも流されていた ラヴ・ファントムン~!
この「ラブ・ファントム」のイントロが流れた時さ、「あら?何だっけこの曲?」って少し考えちゃったんだよね。フレーズが一緒じゃないかな?オレはベビーメタルの「イジメダメゼッタイ」の方を思い出したんよ。
BABYMETAL - Ijime,Dame,Zettai - Live at Sonisphere 2014,UK (OFFICIAL)
全くの余談だが、BABYMETALは、ガイコツが演奏してた頃の「ヘドバンギャー!!」が好きやわぁ。
最初ライブ映像を見た時は、この小ちゃい二人の子どもはいるんかいな?なんじゃこりゃ?って感じだったけど、その後、中元さんだけじゃ成り立たんかったな。と納得したけどね。 余談ついでに、ユイちゃんの穴を埋める鞘師さんは骨太やったな。
BABYMETAL Headbanger!! 「ヘドバンギャー!」LEGEND - I (神バンド 生演奏デビュー)
(2:00ぐらいまで飛ばしてくれ。)
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オシッコ待ちの列に並んでいた時に飛んで来た編隊。右手にカメラのズーム、左手にオレのズームを握っていたから、ちゃんと撮れなかった。残念!
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地元の人は「ケロヨン」と呼んでいた F-4。
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迷彩バージョン
1961~2020
曇りの時間が長かったので岐阜とは光が全然違う。ただ、百里はほぼ順光。
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オレ的に「おんやぁ?」となったのが、三沢で見たスペシャルペイントの F-2。
よくよく考えたら、来年から三沢の F-2 が百里に来るので、スペシャルな奴をお披露目したわけやね。
来年からは、納豆、あんこう鍋、干し芋、メロンが描かれた F-2 が飛ぶワケだな…
百里基地が船を相手にするとも思えんし、「対艦番長」から改称される日も近い…?
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百里救難隊の UH-60J と U-125A は、今年も子守りをしながら働いとった。
U-125Aの窓からは手を振る子どもが見える。(自衛隊に否定的な左翼連中に見つかったら「片手間でやってんだっぺ?」と面倒なのでアップの画像は控える)
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F-15 も来とって、上手い運転手やったけど、主役は F-4 やでね。
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みんな大好きブルーインパルスは、オオトリじゃなくて、珍しく午前最後の飛行だった。これはイイコトだと思うな。ブルーだけ見たい人は昼に帰って、客の分散になるワナ。
この後は、超広角レンズでないと追えない。
このブルーインパルスが飛んどる時もケッコー天気が悪くて、「サクラ」は残念な仕上がりだった。
オレの体感的データだけど、百里基地航空祭の喫煙所は、他の航空祭よりも広い!(と思う。)喫煙者に優しい航空祭なワケだ。
そして、大型ビジョンといい、敷物、踏み台の持ち込み禁止など、とにかく百里基地航空祭は、「みんな平等に楽しみましょう精神」が素晴らしい。
望遠カメラ競争をしとる連中なんて、全体の来場者から見れば少ないんやから、“どてら”で来るような地域の人が楽しめるイベントである方が正しい!
これなんて、メットかぶらされて、敬礼させられ、パラシュートまで担がされた幼児が記念撮影しとるトコやからね。 大きくなった時、写真を見て「わたし、なにをやらされとるっぺ?」と苦笑しかないわな。
追伸
今年の来場者は5万人だったらしいけど、この人数はみんなの憧れヴェルサーチを安く売ってくれるので有名な下妻市の全人口よりも多い。空巣に入るなら航空祭を狙うんだ!
D7500の入手に至った経緯とその後
重い思いは嫌やわぁ~、とパナソニックの DC-FZ85(コンパクトでないコンデジ)一台で済ませる旅が多かった今年の夏だった。
ところが…
1.
解像度信者ではないが、ソニーのα7 IVが欲しい!
でも、ボディーだけで40万円弱ぐらいする。
オレが持っているソニーの一眼は、絶滅危惧種のAマウント。
レンズも買う必要がある。
となると、60万円以上かかってしまう!
いやいやムリムリ。
2.
Eマウントの練習と称して、値段のこなれたα6400のダブルズームのキットはおいくらかしら?
11万円ぐらい…? あらあらイイですねぇ~
機能はスゴイですねぇ~
でも、外観は… ナウな感じだなぁ~ 一眼っぽくないなぁ…
てか、「ミラーレス一眼」を「一眼」と呼ぶコトにスゴイ抵抗する人も多いから、一眼っぽくないデザインなのは正しいんかなぁ…
3.
11万円出すなら、どんなカメラを買えるのかしら?
ふむふむ…
おんや?ニコンのD7500にレンズキットが買えるじゃあ~りませんか~
しかし、ニコン買うなら… 4ケタは無いわぁ。
4.
翌日、D7500と便利レンズが1コが家に届いた。(AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR)
届いてから… あら? ソニーはどこいった?と我に返った。
5.
買ったものはしょうがない。ちゃんと使おう。
バッテリーを充電する間、D7500のカタログをダウンロードして初めて読む。
ふ~む、こんなカメラだったのか…
AF測距点数は多くないな。
3ケタのD500にするべきだったか?
いや、まあイイ。
オレのメインカメラはペンタックスのKPなのだから~!
どうしてペンタックスを選んだのか思い出してみろ!
人気がないからサードパーティー含め周辺機器の選択肢が狭い!
何よりレンズの沼が浅い!
そうだ。そうだ。そうだった!
ペンタックスの沼は~ 浅~いぞ~(童歌)
なのに! ハタから見る限り阿呆臭い、キャノン vs ニコン論争にキッチリ入っても~たやんか!?
或るキャノンユーザーは、カメラメーカーを自動車メーカーに例えて… キャノンは圧倒的なナンバーワンのトヨタ、ニコンは最近パッとしない日産、ソニーはコアなファンを持つホンダとかマツダって言うとった。だから、そもそも競争相手でもないのかもしれんけど!
てかさ、この時期にD7500を買ったセンスを疑われるかもしれん!
確かに最新のZシリーズのセンサーとエンジンには魅かれるものがあるけど、オレにとって電子ファインダーなのが致命的だ。(ソニーのα7 IVを欲しいと言いながら…)
そして、デビュー直後で何しろ高い!
その点、D7500は底値だ!
そこが決め手よ!
6.
週末、某展示会場に説明書と共にD7500を持って行った。
会場内を写しながら…
便利レンズには何の不満も無い!
だが、18-140(APS-C換算27-210)ってお散歩レンズの範疇じゃろ?
D7500みたいなごっついカメラ持ってお散歩するオッサンって気持ち悪いわぁ。
カメラ向けられたら怖いわ。
なにこのオッサン! 気軽そうな「お散歩」を装って、本気モードで何撮っとんねん!!って警戒するわ。
便利レンズは何でもできるけど、何もできないとも言えるわぁ。
帯に短し襷に長し!って言うんかな?
帯は旅館に泊まっても浴衣を着ないから縁がないし、襷なんぞする機会がない。と、そんなコトはどうでもいい。
「何でもは知らないよ。知っていることだけ」と言う羽川 翼に対し、「私は何でも知っているんだよ」と言う臥煙 伊豆湖の様なものだ! って全然イメージ伝わらんけど。
航空祭は、ペンタックス KP + HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE(35mm換算:83~450mm)で構わんからなぁ。
Kマウントのシグマ広角レンズのズームリングが回らなくなって修理に出さんといかんから、D7500には広角側を担当させるかな?
はてさて、Fマウントのレンズってどんな感じなのかしら~? と価格コムのレビューを読みながらラインナップを見た。
絶賛の嵐!バカみたいに評判がイイ。特にニッコール!
なんやねん! ニッコールって! 名前がダサいわ!
てかさ、フジノンもズイコーも名前がダサい!
はは~ん、コレはニコン教の信者ばかりでアテにならんなぁ~。
一眼レフなんぞ、初めて買った時は全部良く感じるものだ。
カタログの数値はあくまでも目安で酒の肴。 写りは別!
シグマ信者とタムロン信者のコメントを見てみろ。数値上同じレンズの比較でギャーギャー言うとる。
オレはダマされないぞ。
7.
翌日、「ライト・バズーカ」こと、SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(35mm換算:150~600mm)が家に届いた。
延長保証込み8万円な~り~。
望遠の方を買ってしもた。 また間違った。
2~3日後、価格コムで4千円ぐらい値下がりしているのを見て、長~い屁が出た。
8.
次の土曜日、羽田空港に持って行って、いろいろ試してみた。
シグマ重い!
…と思ったけど、後から SIGMA AF 800mm F5.6 APO EX DG HSM を担いで来た小太りな奴がおったんで、何も言えなくなった。
てか、500mmとか600mmに手を延ばさなかったのは、そのサイズがヒクからやのに、このマジもんのフルサイズバズーカは笑えんわ。テロリストやわ。人前に出たらいかんわ。
薄暗くなると思い通りにピントが合わん。
シャッター落ちん。
こんなもんなのか?
初期不良なんじゃないか?と思い始める。
9.
次の祝日、ニコンプラザ新宿に持って行った。
対応してくれた背の高い禿げ頭(通称:スキンヘッド、旧称:つるっぱげ)は、サクサクっと自分のカメラの様に触った。
オレ:コントラスト強い対象でもピントが合わなくて、シャッターが切れない時が有るんですけど?
ハゲ:いやいや、快適に認識してますよ。
オレ:ほんと? これでいいん?
ハゲ:調子いいですよ。
オレ:お前が?
…とは流石に言い返さなかったが、ニコンのプロが断言したのだ。ニコンのプロだから「D5おじさん」が「コレがD7500なのだ!」と。
オレはいい気分になって家に帰った。
実質5分の為に、往復の移動時間と交通費を使ったワケだが、こういった場所に行ける環境に居るコトはありがたい。
ニコンプラザは、銀座と新宿と名古屋と大阪の4か所しかない。
鹿児島辺りに住んでいたら、郵送するしかない。時間が掛かる。修理になったら幾らかかるか分からんし、そもそも修理と判断された経緯に納得いかんかもしれん。 なんか嫌やわ。
10.
小牧基地と岐阜基地の連チャン航空祭をD7500のデビュー戦に選んだ。
持って行ったカメラは…
◆オリンパスチーム
オリンパス OM-D E-M10
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ(35mm換算:28~84mm)
◆ペンタックスチーム
ペンタックス KP
HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE(35mm換算:83~450mm)
◆ニコンチーム
ニコン D7500
シグマ 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(35mm換算:150~600mm)
一応、ニコンチームを望遠側のメインで使うつもりだが、使い慣れたペンタックスチームをサポートチームというか、リリーフとして準備し、しばらく電源も入れてなかったオリンパスチームを広角側として使うプランだ。
現場でレンズ交換するのは嫌なので、ペンタックスチームもニコンチームにも広角側のレンズは持って行かない。
平常時の比較 左:ニコンチーム 中:ペンタックスチーム 右:オリンパスチーム
勃起時の比較 左:ニコンチーム 中:ペンタックスチーム 右:オリンパスチーム
重量は…
◆オリンパスチーム :396g+ 93g= 0.5kg
◆ペンタックスチーム:643g+ 442g= 1.1kg
◆ニコンチーム :720g+1,160g= 1.9kg
…というコトで、オリンパスの倍の重量がペンタックスで、ペンタックスの倍の重量がニコンって感じ。
「ダンベル何キロ持てる?」と聞かれたら、「今日は3.5kgを持ち歩いておりマッスル。」と答えマッスル。
キャノン EOS-1D X Mark II(1.3kg)に白レンズのEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM(1.6kg)を着けるより値段は全然安いけど、重量は少し重く、生まれたての赤ちゃんを担いで歩いているのに等しい。あやさなくていいのが唯一の救い。
その他スマホを含め予備バッテリー、着替えなども有るので、もしジェットスターでの移動だったら7kg制限に引っかかる可能性が有る。飛行機移動じゃないから関係ないけど!
ペンタックスチーム(約1kg)でさえ、一眼レフを触り慣れない人には「重いわ!」と言われていたのに、ニコンチーム(約2kg)はオレでも引く。
いわば、スーパーで買った2リットルのペットボトルをせっせと運び、そして飛行機が飛ぶ度 振り回すワケよ?
オレは魔法少女の千代田桃に乗せられて筋トレさせられる吉田優子(シャミ子)か!?(『まちカドまぞく』参照)
ききかんり~~!!
そしてズームの仕様だから仕方がないけど、ペンタックスチームは平常時すごくコンパクトになるけど、ニコンチームはサイズがあまり変わらない、平常時からデカチンだ。
雑談ついでに雑談を…
ニコンの型番ってさ、Dの1ケタはプロ(見栄っ張りを含む完全なる上級者)が選ぶだろうし、1ケタまで行く気はないけどまあまあ金出せるぜ!…といった層(中級~上級者)が3ケタを選ぶのでココまでは必要かもしれんけど、4ケタは、初心者~中の下ぐらいの層が対象でしょ?
この層はZの2ケタが担当するハズなので、消える運命ジャマイカ?
それか、ラインナップが整理されて、1ケタと3ケタはフルサイズで4ケタはAPS-Cってな感じ?
しかし、どうせ整理するなら4ケタに移行した2ケタの穴を埋めたくなるけど、キリがいい数字は無いだろうから「83」など1ケタまで使うか?それではソニーのAマウントじゃないか!?
それとも「Mark II」とか「Mark III」付けまくる?
ローマ数字に慣れてないと「IV」は「15」とか「6」とかと間違えそう。
いや!トヨタに倣って、「Mark II」の次は「Mark X」か!?
まあ根本的に「D90 Mark II」とか出ても魅力が無い。6000番台ぐらい? 3000番台ぐらい?と混乱する。
2ケタは過去を引きずらずフルサイズになったところで、古くからのニコンユーザーは「え~~!!!なんか安くさ~い!」と不評だろうね。
やっぱり欠番か…
で、D7500はどうだったかと言うと… よかった。
使い慣れれば慣れる程、納得の操作系の配置。そして、マジメな絵が出て来る。
真剣な撮影場面にはOK!
流石はニコン! カメラ界の日産! それ行け!ニコン! 同じ「に」で始まるし!
しかし!
日常的に持ち出すような大きさとデザインではない!
その後、アイキャップ(アイピース)やら、なんやらアクセサリーを買い足したけど… 愛着が湧かない。
なんか知らんけど、奥に仕舞った後、出す気にならん。
サイズといい、デザインといい、ペンタックスKPの方が触っていたい。
結果、趣向とか相性とかが重要なんやろな。
仕事で撮影しとるワケじゃないんやしな。
ぼーだいでぼーたおし
浦賀といえば?
ぺリー(ペルリ)!!
「グラビア界の黒船」と言えば?
リア・ディゾン!!!
オレは、今年の観艦式の護衛艦乗船に威風堂々と落選した! 爽やか!としか評価できないぐらい全部落選した。
しかし、なんとか艦隊を見れんやろか?と情報収集し、思案した結果、観音崎灯台の撮影ポジション取りだった。
が、ご承知の如く台風により観艦式は全部中止。結果、オレは始発で観音崎灯台に向かうコトなく、おりたたみ椅子などアマゾンの箱からさえ出るコトなく終わったのでした。そんな観音崎灯台は防大の目と鼻の先。
防大の棒倒しやら卒業式やらはニュース映像で見たコト有ったけど、防大の中に入ったのは初めてやった。
あの辺りの地形は起伏が激しく、防大は山のてっぺんに有る。
だから見晴らしがよくて、帰り道には富士山が見えた。
最寄り駅は馬堀海岸駅となっているが、バスに乗って行こうと思えば、バスの始発、横須賀駅(JR)から乗った方がイイ!(開校記念祭の時は)
途中のバス停での乗車は困難なぐらい混む。
上空を先輩たちが飛ぶ。
観閲式をグランドの南側から見る。
東側が一番イイ席だけど、当然ながら人気が有るし、真ん中ら辺は招待客の席だから入れない。
以前、宇都宮駐屯地だったかの式典を見ていたら、偉い人が壇上に上がると、ハチキュウ式(小銃)に腰の銃剣を付け、偉い人が壇上から降りると、銃剣を外していたので、ずっと銃剣付けたままでいいんじゃないの?と思ったことがある。
この式典では銃剣の取り外しは行われなかったような気がする。略式ってヤツか?…と思っていたら、行進する時は銃剣を付けていた。
GACKT出陣を彷彿?
左翼のキチガイ市民活動家が見たら、いちゃもん付けるんやろな~
銃砲刀剣類所持等取締法違反じゃありませんか!!
そこには左翼弁護士、通称、人権派弁護士が付いてさ…
左翼連中が、災害復旧の時の自衛隊派遣に対しても反対するなら左翼の意見も聞ける部分が有るかもしれんけど、そんな時は沈黙してさ、いつものとおり妨害活動ぐらいしてみろよ。卑怯者の左翼ども!
現、安倍政権は失敗の連続だからさ、本当だったら政権が倒されていてもしょうがない状況だけど、野党の糞っぷりが安倍政権のマイナスどころでない圧倒的なマイナスだから、与党が安泰なだけやんけ。マトモな野党がいたらマズいよ。
だから、安倍さんよ。せめて憲法への自衛隊明記ぐらいやってよ。
低俗野党なんぞ、政治家の本分を理解していない堂々としたバカなんだからさ、もう安倍政権も終わりなんだし、数のチカラで押し切ってしまっていいじゃんよ。後の祭り!
公の土木工事屋さんじゃないんよ。自衛隊は。
この日は東京百姓大学とのラグビーの試合が開催されていて、体力的には防大が強いやろ?と見ていたら、百姓の方が強かった。
そんなラグビー場と隣り合った場所に陸上競技場が有り、ラグビーの試合が終わるとすぐに棒倒しが始まった。
緑だけ旗がデカい。
青、緑、赤、橙色の4チームに分かれている。
チーム内は、攻撃と守備に分かれていて、色付きシャツで、ズボンが白の人たちが攻撃。シャツが白で、ズボンが緑(共通)なのが守備。
お!これは映像で見た、棒の先っぽにお猿。
青チームが襲い掛かる。
離れたトコでも、剥がした守備が棒に戻らないように妨害する。
棒倒しの華。お猿による顔面キック!
守備より攻撃の方が有利なんかな? 青シャツが数で圧倒。お猿はズボンが危ない!倒れた棒が出る!
棒から離れたトコでも乱闘。
あああ!遂にお猿が木から落ちた!
青猿が棒を倒そうと必死。
これは蹴りでなく、足を掴まれているだけだと思うけど、左の端は蹴りを入れていると思う。
青猿ウッキー!
結果、青猿の勝ち。
次は赤と橙の戦い。
守備は次々に剥がされる。
右のオジサンが棒の角度を測る。30度倒れたら勝負有った。
ん!!お猿がガッツポーズ。
2段目はまだ蹴り足らないみたいだけど?
赤の攻撃部隊が小躍りしながら帰ってきた。
戦死者1名。 棒倒しが始まる前から待機していた救急車で連れていかれた。
棒倒しの決勝戦の前にインターバルの時間が有った。
応援団の喋り方は面白かった。動画が上がってたら聞いてみ。
この後、開校記念祭の委員長みたいなメガネの話が有って決勝戦!
防衛大学校の学生は兵法を一日中学んでいるかと思いきや、応用物理学科、応用化学科、機械システム工学科、建設環境工学科など、人社系3、理工系11の学科が有ってそこらへんの大学と変わらない… けど、やっぱり違う。
普通の大学生って、オシャレのコト、ゲームのコト、セックスのコトぐらいしか頭に無いでしょ?慶應はそれらプラス、サークルでレイプ?
そんな中、勉強もして、格闘も披露して、制服もちゃんと着て、ごはんもたくさん食べて、セックスのコトを考えるのが防大生なのかな。
日はとっぷり西に傾き…
赤猿の勝利!
でした。
岐阜基地航空祭 2019.11.10
小牧基地の「お隣さん」と呼ぶ人もいるぐらい近い距離の岐阜基地の航空祭は11月10日(日)。
岐阜(Gifu)の人は「GIFアニメーション」を「ぎふアニメーション」と呼ぶらしいが本当やろか?
南会場はゲートもこじんまり。
岐阜基地航空祭の会場は、北と南の2ケ所に分かれている。
オレは「ひそねとまそたん」が放送される前に一度行っているのだが、その時はメインの北会場に居たので、今年は順光が売りの南会場に行ってみた。
行ってみて分かったけど、南会場は、上の絵の赤色のエリアで、正確には南西会場となる。地下鉄の出口だったら西口と呼んでもそう間違いではない。
メインの北会場は青色のエリアね。
(言わずもがなだが、地図は上が北なので、下は南、右は東(朝日が上がる方)、左は北(夕日が沈む方)となる)
飛行機は黄緑色矢印の位置ぐらいで離陸してしまう。
したがって、午前中の離陸の姿は、背中から光を受けるので、南会場からの撮影は逆光半分って感じ。
しかし、飛んでしまえば、南会場の目の前を飛行するので、頭を抜ければ順光となる。
そして、午後がやっと順光となるワケだ。
滑走路近くの芝生が撮影目的の連中の場所。規制線付近以外は、自由きままに座る。
下級国民が入れる末端の場所
下級国民が入れるスペースの先に上級国民しか入れないスペースが有った。
しかし、この南会場は基地内の放送が入るとはいえ、離陸の準備やらなんやらは北会場の前で行われるので、お祭りとしての賑わいは無く、撮影メインの連中は枯れ草の上でのピクニックの様相だった。
ただただ座って機を待ち、機が来れば立ち上がり撮影し、次の機会まで座して待つ。
昔っぽい曲線の飛行機(練習機)
窓が四角い。 機体に基地の名称まで入っている。異動は無かったんか?
南会場の旧式の飛行機の常設エリアの近くにはステージが有って、各務原市(かかみがはらし)のご当地アイドルが歌っとった。
名前は「カカミちゃん と ガハラ氏」だったかな? 知らん。(「宇宙と大地プロジェクト」らしい)
オレはジジイなので昨今のアイドルの可愛さは、ほぼピンとこないので、ここでもピンとこなかった。
ただ、生足をむき出しにしてくれているコトはありがたい。
入場の時、子ども連れのお母さんが、「じゃあ、入場したら、最初に犬を見に行って…」って言っとって、基地に飼われとるシェパードを見に来とる人もおるんやな。と感心したので、オレも飛行機そっちのけで、犬舎の方に行ってみたら、体育座りで網の前で待つ人たちがソコソコいた。
そらそうやね。飛行機に興味が無くても犬好きな人もおるわな。
まあ、そんな感じで自由な感じが南会場だった。
南会場は着陸した飛行機がターンする道に近いのでソコだけは間近で見られる。
そんなのんびりした空気の中、どよめきが起こった。
プログラムには無いブルーインパルスが帰還する途中の寄り道なのか、編隊を組んでスモークを出してくれた。
1機だけ破線状に出しとったんで、モールス信号やないんか!?と思ったけど、モールス信号はたしのまないので分からない。
15と4
岐阜基地には「飛行開発実験団」が有るので、様々な機種がいる。そのためか、交雑というか異種交配というかチャンポンというか、異機種による変態編隊行為飛行にこだわりを持っている。
無論、「靴下は脱がないで!」等こだわりが無ければ、それは変態と呼べない。
「変態の岐阜」と覚えておこう。
岐阜は牛も有名やもんな。 ビラビラ牛じゃなくて… ヒダ牛!
小牧基地60周年のワッペン付けとるで、前日の「小牧オープンベース」で飛んどったヤツやな?
毎日毎日、硬く長いヤツ出して、咥えさせようとする… 訓練というより調教やな!? さすが「変態の岐阜」
15と2
異機種大集合
逆光でウギャッ!
T字変態
岐阜基地航空祭は、アナウンスが頑張っとって、このT字をやっとる時はTT兄弟の歌を歌っとった。オレはTT兄弟を見たコトないけど。
これはライトを右から左に~左から右に~流れる演出やったと思う。ビラビラビラビラ
岐阜基地にしかいないカラーリングの飛行機がいる。
F-2の試作機だ。
試作機とはいえ、バキバキに飛ぶ。
実際に配備されているF-2とはドコが違うのかは知らん。でもこんなカラーリングの戦闘機が実戦配備されてスクランブルかけるような事態になれば、敵の偵察機は、本来の目的の偵察を忘れて「なんやあれ!記念撮影!記念撮影!」と目的を忘れてしまうので逆にイイかもしれん。
そして、X-2! 旧姓「心神」!
前に来た時は人形ケースに入れられて、大事に大事に倉庫に入れられとったけど、この日は表に出しとったんで、ゆっくり見られた。
ちなみに岐阜基地の隣には川崎重工が有るけど、このX-2は三菱重工がメインで作ったらしい。
三菱重工といえば、旧姓「三菱リージョナルジェット」通称「MRJ」、現姓「スペースジェット」は納入延期続きで、「飛行機界の江口寿史」って呼ばれているんでしょ?三菱重工の飛行機って… 飛ばんなぁ…
兵器開発は時間とお金がかかる。実験中にテストパイロットが死ぬかもしれん。その結果モノにならないかもしれない。
兵器の先進国から買った方がイイのかもしれんけどな… まあ、売った自動車の黒字を兵器買って削減って面もあるし、様々なバランスで関係が成り立っとるでな… 自国開発にこだわった方が派生技術も有るし、イイんやろうけど、贅沢な話なんかな…
今回改めて面白い造形しとんなぁと思ったのが、F-4ファントム。
直線、曲線、なんか色んなカタチが混ざっとるんで、見る角度によってイメージが異なる。
すごい複雑なコトしとんなぁと思った。
F-15は直線が多くて分かりやすい。
F-2は羽根以外丸っこい。
前日の小牧では鼻をほじりながら飛んどった室谷さん、この日はいつものキレキレの飛びやった。
というコトで、オレはお昼に穏やかな南会場からにぎやかな北会場に有料バスで 移動した。
北会場は、お祭りらしくにぎやかだし、華やか。
駐機しとる飛行機も近くにおるし。
でも逆光。角度を選ばんと黒黒しとる。
駐機から離陸へ。
みんなでお見送りする。
もう再びお国の土を踏むことはないかもしれんからな。
送る人々は一生懸命手を振るわな。
母上様 オ元気デスカ
元気ナ体ニ育テテイタダキ
本当ニアリガタウゴザイマス
オカゲサマデ本日オ國ノ為、航空祭トイフ晴レノ舞台デ散ルコトガデキマス病弱ナ体デアレバ赤紙ガ届クコトモナク、近所ノ未亡人相手ニ好キ勝手デキタモノヲ…
サウイエバ、前回帰省ノ折 連絡セズ現レタ私ニ母上様ハ動揺シ慌テテ風呂場ニ行ッテ何カ洗ッテオリマシタ。黒アワビ洗ワナキャト潮抜キシナイトネ ナドト独リ言ヲイイナガラ。
奥カラ隣ノスケベオヤジガ ヨウ元気?ト私ニ声ヲカケ、ソソクサト帰ッテユキマシタ。
仏壇ノ父上ノ遺影ガ倒レテオリマシタシ…
母上様ハ…
ア 結構デス
何デモアリマセン忘レヨウ
ソレデハ行ッテキマス
ドウカ風邪ナドヒカナキヨウ呉呉モオ体ヲ大切ニ
そんな涙なしに読めない遺書を残して飛ぶのかな。 知らんけど。
次々に離陸。
はい!逆光!
逆光!
そして、ウギャッ!!
はいふたたび、ウギャッ!!
この大きな輸送機が御開帳しとって、何かが見えたら幸運です!って放送で言うとったけど、聞きとれんかったし、家に帰って明るくしてみたけど何も見えんかった。
小牧オープンベース 2019.11.9
八丁味噌も血便も一緒
全国的に「味噌も糞も一緒」という表現を愛知県ではこう言うらしいですよ。
複数の関係者から聞きましたので間違い無いんじゃないですかねぇ。(※)
※
これは、毎日新聞、朝日新聞、共同通信、そして地元中日新聞が使う論法ですな。
陥れたい対象に対し悪意に依る作り話を作り、もっともらしい情報源が存在するように仕立て、この存在に対しては情報源の秘匿を理由に隠し通すという方法ですな。
左翼県知事の在職が継続している愛知県だから問題ないでしょう。
横断幕の下にオープニングフライトの編隊。
11月9日(土)は「小牧オープンベース」という基地開放でした。
小牧基地は、「県営名古屋空港」と呼ばれる「名古屋飛行場」と滑走路を共有していて、フジドリームエアラインズ(FDA)が就航している。
名鉄小牧線「牛山駅」が最寄り駅で、その夜泊まったのが「犬山」だったので、牛と犬の山が愛知県に有るワケで、猫山は広島に有り、豚山は無い。
駅から基地の正門は近く、交通量の多い木曽街道を渡って基地に入るというコトで、築城基地と築城駅との関係に似ている。
イベント終了時は、街道と駅の近さがアダになって、人の渋滞が基地内からできるコトも築城基地と同じだ。
オープニングフライトが 8:30 だったので、その時間には基地に到着していたのだが、正門からエプロンに向かって真っすぐ行く道はまだ封鎖中で、左側の通路からはエプロンに行けるというコトだったので、オレは真っすぐ行かなかったのだけど、待っている人もソコソコいた。
あれは何だったんだろう?管制シミュレーターの整理券がソコから行かないと貰えないとかそういったコトだったんやろか?
飛行機の背中が見える状況なんてほぼ無いので、こういった旋回は嬉しい。
基地自体は「救援・救助」の機能がメインで、C-130HとかKC-767などが配備されているけど、自衛隊の装備・備品のアタマに「K」を付けるのは止めたほうがイイね。アイツらの装備と同じになるからね。
鳥も編隊参加。
このF2は腹が白い。岐阜から来たヤツか?
サオを出して飛行中。
タッチ
アンド
ゴー
安心してください。サオは締まってますよ。
F4はドコにでも来とんな。 いよいよ退役やでな。
久々、今年は百里に行ってみるかな…
面白かったのが「縄はしご体験」!
オレが見た時は、幼稚園児ぐらいの女の子が、何のためらいもなく、ガシガシ縄はしごを上って行く。
そしてゴールすると、命綱だけで吊られて、スイ~~っと素早く降りてくる。無表情で。
いつもやってんのかいな!?ってなぐらい澱みなく上って降りるので、可笑しかった。
シュールだなぁと思ったのが、戦車の走行。
陸上自衛隊の基地で見たコトはあるけど、航空自衛隊やし…
ななよん式やし…
客寄せパンダとしての登場なのか? はたまた小牧市においてテロが発生した時に素早く急行できるよう常時配備されているのか?
金のしゃちほこさんチームだな!
突貫!
よく見れば板金、溶接が下手。アメリカ人だな?
室谷さんも来てたけど、地上展示のみ。 レクサス… トヨタ… 名古屋… なるほど…
帰る時、お得意な変な飛び方をしてくれた。
入間から(?)来たヘリコプターが消化訓練の様子を見せた。なんとも原始的な気がするけど山火事とか状況次第で、コレしかないわな。
U-125AとUH-60Jのダッグによる救出訓練の様子は何度も見ているけれど、U-125Aが現場に急行する様はぐっと来るし、救助活動をするUH-60Jの周りでぐるぐる~ぐるぐる~と阿保みたいに廻る様子はかわいらしい。
ぐるぐる~ぐるぐる~
この季節、目玉のブルーインパルスが出て来る頃には、日は傾き、逆光が激しくなる。
向かいの県営名古屋空港に目をやると人だかり。なるほど~午後は、アッチから見た方が順光になっていいかもしれん。
2機ずつ飛んだ。 普段は遠くなった機体は追わないんだけど、新しいカメラに慣れるために練習しとったら…
ん!! 1機だけスモーク出し始めた。
なんかおかしい…
おお。大丈夫大丈夫。
西日が当たって…
ん! 1機だけ黒煙が出てるけど?
オリンピックに向けてスモークも試しとるんかな?
演目はオレが「八王子パターン」と呼ぶ、編隊のカタチを楽しむのがメインってヤツ。派手なコトはしない。 周囲の民家密度が濃いとも思えん場所やったけどな?
6機揃ってるのに、ハートの矢はナシ。
サクラだって。オレは初めて見た。来年は五輪だな。
最後に… 愛知県防災ヘリコプター「わかしゃち」は、ブルーインパルスが飛んでいる最中に帰って行ったよ。