大嘗祭の舞台、大嘗宮(だいじょうぐう)の一般参観
大嘗宮の一般参観と令和元年秋季皇居乾通り一般公開は集合場所が一緒で、坂下門の前が集合場所となっているが、東京駅前から続く行幸通りから真っすぐには入れなくて、二重橋の方から皇居外苑に入り、坂下門に向かう。
集合場所の列に並び、荷物検査、身体検査を受けた後、坂下門を抜けて、宮内庁の建物の前で、乾通りに向かうか、大嘗宮に向かうか決めればいい。
乾通りにはまだ縁が有ろうが、平成二年の大嘗宮一般参観は行っていないので、最初で最後の可能性が高い。
というか、「次回も有るかな…」などと不敬なコトを言おうものなら、右の政治団体から袋叩きという天誅を受けなくてはいけなくなってしまうので、オレにとって最後に決まっている!! 千代に八千代に~…
というコトで、前の日は酒も飲まず、休みの日というのに4時に起き、皇居に向かったワケだ。
早起きした甲斐があって、並んだ箇所は門に近い。
予定より早めに開門。
一般参賀の時は、この坂を下って退場する。
オレは大嘗宮へ
老いも更なる老いも坂道を早足で上がる
本丸跡の広場に大嘗宮!
御宮正面から入場
ほぼ正面
オレは天皇制大賛成チームですけど、率直な感想を言うと…
出来たてで木に「深み」がないし、キレイに丁寧に作ってあるので表皮なども整い過ぎているので、なんだかコンクリート擬木や昨今の遊具に使われる合成樹脂を塗った鋼材のように見えなくもない。(オレの貧乏感覚が悪いんだけどね)
予算や材料の都合から、茅葺が板葺きになったことが一番大きいと思うのだけど…
なんか、安っぽいなぁ
…と思ったんよね。
三匹の豚が建てた家だとすれば、ダメな方のヤツだもんね。
そして、何に例えるのが一番近いかと考えた結果…
…やったんよね。
あぁ!右の政治団体の人!安全靴で蹴らないで!
千代に八千代に~…
と文句言っているようですが、大嘗祭のみならず、皇室の行事は、幾らかかろうが執り行う必要が有ります。
天皇いらない? ふざけるな! 日本が日本である限り皇室が有るのは当然のことです。 オレが安全靴で蹴ったるわ! 読み方が分からない漢字を沢山書いた怖いバスで轢き倒してやりますわ!
近代建築との組み合わせ~
一番裏
ほぼ外周全部見られる。この辺り、ディズニーの建物とは違う。
公開は12月8日日曜日まで!
追伸
一般参賀は二重橋(皇居東側)から入り、二重目の橋を渡った後、宮殿前で待ち、お出ましになれば「天皇陛下万歳!」と三唱し、坂下門(皇居東側)などから退出し、元気と時間が有れば、二重橋に向かい、再度皇居内に入るコトができる。
しかし、この大嘗宮の一般参観と乾通り一般公開は、坂下門(皇居東側)から入り、大嘗宮の方は平川門、乾通りの方は北桔橋門といった皇居北側に出てしまうので、元気と時間が有っても、お濠をぐるりと廻って坂下門まで戻るのはなかなかにしんどいので、オレは戻らなかった。
↑一般参賀のコース
↑大嘗宮の一般参観のコース