ホワイトビーチは平敷屋(へしきや)タキノー公園から見えるよ

在日米軍を嫌う左翼活動家連中が、監視しているのは、以下の4か所がメイン。
1.横須賀基地
2.佐世保基地
3.横浜ノースドック
4.沖縄ホワイトビーチ

 

ホワイトビーチは、うるま市勝連平敷屋に有る。


沖縄の那覇市垣花町、住吉町の那覇港湾施設(旧称「那覇軍港」)は、ベトナム戦争時代に稼働率が高かったらしいが、この湾の機能の主だったものがホワイトビーチに移転したらしい。
那覇港湾施設が横須賀だとすれば、ホワイトビーチは南伊豆の石廊崎ぐらいの感じで、基本的に誰も行かない場所に有る。

ホワイトビーチは、平敷屋(へしきや)タキノー公園からよく見える。

平敷屋公園は平敷屋地区のてっぺんに有る公園だが、駐車場は無く、周りは生活道路で、行き違いが困難なぐらい細い道だ。
公園の入口は2か所有って、東側の入り口からはスロープになっていて、軽自動車であれば入れるみたいだが、常時車止めが外されているのかは知らない。
西側の入り口からは、すぐに階段なのだが、階段手前の隅切り部分に1台だけ駐車できる。

バトルシップの停泊光景なんて、ほとんど変化は無いので、数分眺めるだけで充分だ。
遠路はるばる来ようが、すぐに帰る。

問題はカーナビの目的地入力。

近くに商店など無いので、電話番号が拾えても若干遠い。

マップコードは「499 484 226*63」の入力で、なかなかいい場所まで行けたけど、別日に借りたレンタカーはマップコードの入力が無くて慌てたコトが有って、最近、オレのマップコード至上主義は揺らいでいる。

名称入力では、オレが借りたレンタカーでは候補に出なかった。
離島のレンタカーのカーナビは島外の候補を出すのは意味が無いと毎度思う。

この時だけかもしれないが、桟橋は日米別になっていて、向って左側の桟橋に日本の護衛艦やらが停泊し、向って右側の桟橋に米軍のヴィクトリアス(Victorious・音響測定艦)が停泊していた。
 
奥に潜水艦が見える。
呉から?横須賀から? 東シナ海を見張っていたのかな? そう考えると緊張感が有る。
いや、この潜水艦が潜った海域で、米軍の音響測定艦が探知する練習訓練をしていたのかもしれん?

ちなみに、GoogleMapで「公衆トイレ」とされているのは、誰かの家で、公衆トイレは園路を挟んだ逆の位置に有る。
万が一「公衆トイレ」が名字だったら平に謝罪する。

平敷屋公園の西側の入り口前の道路からでもホワイトビーチの桟橋だけ見える。
やはり、平敷屋公園が一番だと思う。

↑ 公園の西側の入り口前の道路からの光景。自衛隊側の桟橋は見えるが、米軍の桟橋は見えない。

 

 

 

不屈の3078日?3079日?

キャンプ・シュワブは、那覇空港からなかなか遠い。
美ら海水族館に行くぐらいの覚悟が必要。

 

ひろゆきのあの件が一時期話題だったので、オレは恐る恐る、キャンプ・シュワブに向った。
カーナビには辺野古ダムを目標にした。
キャンプ・シュワブへ通じる国道329号は基地周辺に駐車できるスペースは無い。と思っていたので、基地が近づいたところで、後続車のジャマにならない範囲で減速して、きょろきょろしながら状況を確認した。
ひろゆきのあの件の後だけに、おじいとおばあが、座り込みをしているに違いない!と予想していたので、緊張して正門前に近づいた。

ん!?
誰もいない!?

オレの車は正門を通り過ぎた。
すぐにUターンして確認したいが片側1車線で、路肩も狭いので、停車もできない。

通り過ぎてて、少し走った場所で対向車がいなくなったので、Uターンした。
トラックの搬入口と思われるゲートに警備員はもちろん居るし、近辺を歩いている警備員もいて、海側に車を駐められる場所は無い。


予め Street view を見ていたが、思いがけなく山側のフェンスが無いところが有ったので、そこに車を駐めて、歩いて座り込み場所へ。

やっぱり誰も居ないので、ゆっくりのんびり写真撮影ができた。

琉球独立?
立憲…!!!
共和制か…
ふ~ん、そんな議論も有るのか?

オール沖縄側の連中が捕まえたジュゴンが「HELP!」と言っていた。
ひどいことをする。

2022・11月14日(月)
「1カ月以内に看板、木材の撤去することをお願いします。されない場合、我々の方で強制的に撤去します。皆様が長生きする事を祈ります。」
琉球新報によると、発見した那覇市の男性(66)は「怖い。抗議行動に対する卑劣な脅迫だ」と憤った。とのコト。
1ヶ月以内だと12月14日までに強制撤去する人々が居るってコトだが、オレはもう帰京しているので、現地で見守るコトはできない。

 


ココは完全に道路用地を占拠している。

ココもアウト。

オレが到着したのは正午だったが、不屈の3078日目だったのか、何日か目の3078日目だったのかは不明。

こちらは、3079日…

【座り込み】
その場に座り込んで動かないこと。特に労働争議などで、自分たちの意思・要求を相手に認めさせるために一定の場所に座り込むこと。

一度、田原総一朗以外のマトモな司会者で、平和外交をしていれば戦争は起こらない派と保守派と朝まで生テレビをすれば?


オレはこの土地の所有者が気になった。
歩道の外側にU字溝が有り、歩道上の雨水と隣の米軍敷地の雨水を受け止める設計になっていて、このU字溝の外側が境界になっているはずで、かたや米軍敷地、かたや道路用地のはず。


そうすると、このテントというか老人集会場が有るのは米軍敷地。
はて、そんな土地を土地占有できるのか?

在日米軍基地の敷地は、全部借地で、地主は米軍ではない。が、軍の敷地で自由に出入りできる土地など、地形がイビツか、小さ過ぎて使い辛いなどで、フェンスの外になってしまったような部分しか無いはず。

そして、米軍の敷地を支える法面なので、米軍敷地のはずなのだが…
立ち入りを制限するフェンスは法肩と間知ブロックの基礎に有る。

米軍側には使いようがないので、この法面は道路敷地になったということだろうか?
まあ、山の中に道路を通す時に、切土でできた法面は道路用地の方になるけど、そのパターンか?
となると、道路の不法占拠ってことにならんのかしら?

と、よく見ると、道路法第32条第1項に違反とある。

な~んだ。土木事務所が業務を怠っているだけか。
渋谷駅の埼京線下のホームレスを放置しているようなものだね。

オール沖縄という「沖縄県民の総意」みたいなイメージ操作団体の前で警備をするのは居心地悪かろうな。

軍用地利権で左うちわの人たちも声を上げたら? 

百里基地航空祭の禁止事項は、ほぼ満点

茨城県」は「いばらぎけん」じゃなくて、「いばらきけん」だからね!「き!」

そういうワケで、他の予定が潰れて、急遽行けることになりました。百里基地航空祭

ブルーインパルスが登場する航空祭は、確かにブルーインパルスの前が一等席だけどさ、百里基地の有料観覧席A席は、周りにハイエナのような無賃の貧乏人が群がる中に配置されていたから、オレが見た中で一番居心地悪そうだと思ったわ。

この密度の違い!

未来少年コナンのインダストリアの上階と地下!助かる人と残される人!

方や1万円を払ってるのに折りたたみ椅子に座らせられて晒し者。

方や無銭の人たち。たぶん財布も持って来てないでしょ?

地獄!

後ろ向けないよ。

トイレに行ったら、そのまま家に帰っちゃうよ。

さて…

航空祭に来るカメラマンは…

望遠側の大きなレンズを持って来る。

飛行展示と飛行展示の間はただひたすら待つので、座る椅子も持って来る。

確保が難しい最前列の人混みを超えるための踏み台や脚立を持ってくる。

といった塩梅で、デビューしたての元気なホームレスのような大荷物となる。

しかし、これら撮影ガチ勢は、そうでない人たちにとって邪魔でしかない。

 

①駅のホームなどに群がる撮り鉄

コスプレイヤーに群がるカメコ

航空祭の最前列にひしめくカメラマン

 

全員気持ち悪い。

あいつらとは違う!って言ってるヤツもいるだろうが、はたから見れば一緒だよ?(オレも)

 

航空祭のメインのお客さんは、その基地周辺の地域住民だろう。

地域住民にとって航空祭は、日頃入れない場所に入れる「ハレ」の日の「おらが街」の「祭」なのに、最前列にほぼ余所者の気持ち悪い連中が並ぶんだから、禁止事項は増やさざるをえないわな。気持ちよく過ごすために。

「常識で分かるだろ?」が通じる世の中ではなくなったから、明文化しなくてはならない。

 

3年前も、他の航空祭に比べ、百里基地の禁止事項は優れていたが、今年は更に優れていた。

基地内に持込みできない物として…

一脚、三脚、自撮り棒、脚立、踏み台及びこれらに準じた撮影用機材

…とある。

 

前回、および他の航空祭では…

・一脚、三脚

・自撮り棒

・踏み台(折りたたみ式等)

…となっていたりしていたが…

 

「及びこれらに準じた撮影用機材」

という一文が付いたことが良い。

 

後年の為に添削するならば…

「準じた撮影用機材」

ではなく、

「準じたもの」

とするのがよい。

 

踏み台など持ち込んだ屁理屈野郎に「これは撮影用機材ではありません。お母さんが毎日使っている台所用品です。」などと言わせないために、限定しない表現が望ましい。

屁理屈野郎は、根性と頭が悪いくせに、偏向した理屈だけのまとまりのない話は長く、揚げ足取りだけは得意だったりするので、馬鹿相手だからと気を抜かず、余計な説明を付加することなく、要点だけを述べ、厳格に対処するのが正解。

 

そして、文末がよい。

ご案内に従っていただけない場合は退場していただきます。

場合により、警察に通報することがあります。

 

「退場していただく場合があります」

ではなく、

「退場していただきます」

としたことがよい。

一発退場だよ。と明確になった。

 

が、パンフレットの方は、「場合により、警察に通報することがあります」と日和っていたのが残念。

今後は統一して欲しい。

 

荷物検査は、経験上最大数で何レーンも有った。

オレを担当したのは、完全にその日限りのアルバイトだが、2人一組で鞄の中を確認して、最後は2人が「じゃあ、大丈夫か?」「うん。」と同意して、開放された。

一人の責任にならないシステムだった。

 

この荷物検査で引っかかったモノは没収され、退場時に返却されていた。

 

素晴らしい対応だった。

 

しかし、チェックレベルが均等でないようで、レジャーシートは多数見かけたし、踏み台もそこそこ見かけたし、無銭来場者には許されない三脚を堂々と広げている猛者もいた。

石岡駅シャトルバス待ちの列で、オレの前に並んでいたのは、見た目は優しそうな老夫婦(年金の受給年齢っぽい)だったけど、ひっきりなしにしゃべるその内容から「糞人間」に分類される性格だったが、このババアの方が「荷物検査は厳しくやらなきゃダメよ!」と興奮気味に訴えていたのだが、このババアの前は折りたたみ椅子を持ったオバちゃんだった。

な?逃げようのない列の中で、本人に聞こえるように言えるって糞だろ?

あおり運転みたいだな。やっぱりアルファードに乗っているタイプの人間かな?

オレは「哲也」でダンチの家庭を崩壊させた根津夫婦を連想した。

まあ、それぐらい「不平等」は、根津夫婦も興奮させるワケだ。

だから、荷物検査をすり抜けられたとは言え、使用しているのを発見した基地内を巡回する兵隊さんは、その場で没収するのが筋だと思う。

 

てかさ、持ち物検査時の手間が増えるのだが、コロナのチェックのように、持込禁止事項を読ませ、サインさせる方法が有る。

そこで、違反に気付く人も出て、ちゃんと申し出るか、隠すかするはずなので、隠す人は出しづらくなるからそれでいいんじゃないかな?

 

で、今回最大のグレーだと思ったのが、ハードケースとかアルミケースと呼ばれるアタッシュタイプのカメラケース。

「カメラのケースです!」と言い張れる。そもそもがカメラケースだし。

 

ところが、あのケースに座らない、乗らない人を知らない。

カメラを大事にしているけど、上に座ったり乗ったりするのは平気なタイプの人たち。

椅子であり、踏み台であるのは間違いないのに、「カメラのケースです!」と言い張れる。

オレもいろいろ考えてみたけど、排除するアイディアは浮かばない。

こいつが偉いのは靴脱いでることやね。てかさ、このサイズやったらカメラ本体だけが入るサイズなん?

まあ、今後は、違反者を見つけた方は、ハッシュタグ百里基地航空祭で見つけた糞たち」を付けて、証拠写真をアップしよう!とかやると、根津夫婦の溜飲は下がると思う。

 

同じ航空祭でも、まず、米軍と自衛隊で全然ルールが違う。

福生航空祭でテント張ってる人がいたけど、スルーだった。
ペグなんか打てるワケないので、強風が吹いたら飛んでいって、F-16の給気口に吸い込まれるのに。

アルコールもじゃんじゃん飲める。販売してるのは兵隊だし。

そして、同じ自衛隊でも異なる。
オレの印象では、百里が一番厳しい。
逆に、那覇基地の「美ら島エアーフェスタ」は、持ち込み禁止事項が無い。

 

機長の命令は絶対という国際的なルールを平気で破る呉市議会の谷本誠一みたいな左翼脳の人間もいる。
左翼脳が表を歩き回るのは勝手だが、基地というルールが有る場所への入場資格は無い。

現状の違反者は、文盲なのだろう。
これは諦めるしかない。

現地で厳正に対処するしかない。

「義務」でないなら何でも有りなんやね。左翼脳にとっては。

航空祭からの帰り道、Twitterで、「最前列の人は立たないで欲しい」という意見を発見して、ガチカメラ勢でない人にとってはそう思うのも分かるわぁ、と思った。

でもさ、最前列の人は座るというルールができたなら、1列目をパスして2列目を狙う人たちが出るだろう。
ブルーインパルスやF-2のキレキレ飛行など、360度体をねじるので、立ってないと撮影できない。

最前列は座るルールが成立できたとして、オレは2列目が問題だと考えている。
現状でも2列目のマナーが悪い。
2列目は、踏み台や脚立に乗るヤツが意外といる。
オレだけが頭一つ上に出たいというエゴでしかない根性の人間が踏み台や脚立に乗る。
最前列はすぐ横に人がいるけど、台の上ではすぐ隣に人はいないから視界が広いからね。

その後方にも人がいることが理解できない。

突き詰めると、岩国の有料席みたいにスタンドを作り、座って観覧するコトというルールになれば平和なのだろうけど、1年に1回のコトにそんな金使えるか!ボケ!となる。
もしくは入場料を取るか?

いや、防衛費が増額されても戦闘機などジャンガジャンガ製造できるワケじゃないし、国内の武器産業は潰れる一方で、金が有っても供給できないし、兵隊増やしたいけど応募は少ないしで、じゃあ使えなかったお金で客席スタンド買ってしまうか?
というストーリーが考えやすいな。

話題はガラリと変わる。

3年分の金を貯めていたのか、基地内の通路の節々、基地の外の無断駐車しそうな土地の入口、シャトルバスのルートの節々に人が配置され、「金かけてんなぁ!」と思ったけど、ほぼ役立たず人間だった。

 

石岡駅が改装される前から毎年改良され、今年シャトルバスの配車システムは更に向上したが、実際の運用が計画通りに進んでいない様子だった。

大型バスが集められていて、ルートの要所に立て看板が立てられ、小美玉市を初めて走る運転手にも分かるように配慮されているのに、朝オレが乗ったバスはコースを間違えた。

コースをズレた四つ角にいた警備員は止めることなく、すんなり通した。あいつら何で立ってるか理解してない。もしくは理解させていない。

また、以前とコースが変わったみたいで、乗客は、おい大丈夫か?と不安になった。

意外と重要な場所に人が配置されていない。警備員がいないと不安になる。

そして、最悪だったのが、基地内の警備員。
人の流れは…
1.各ゲートから歩いて退場する人たち(どこぞの駐車場や駐輪場、その他に向かう人たち)
2.基地内の駐車場から自家用車を使う人たち
3.バス利用者、バスは、シャトルバスは、
 3-1.大洗サンビーチ
 3-2.JR石岡駅 の2ルート、
 3-3.その他阪急交通社などのツアーバス
が有り、それぞれのルートが有るのだが、基地内の一部以外の警備員は、どの列が、どこ行きか知らなかった。

客「大洗に行きたいのだが、どの列に並べばいいんだ!?」
警「あの列のはずなんですが…(列がぐちゃぐちゃで明確でないだけなのだが)」
客「ハズでは困る!」
…というパターンと、既に固有の列に配置されているので、他のコトは知らないパターン。

大洗行き最後尾のプラカードを持った人もいたのだが、そいつは最後尾にいなかった。
人の流れが混ざって、列なのかどうかも分からない状態だから仕方がない。
ロープで規制線をつくっているのだが、またぐ(博多弁では「またごす」)人も多いし…
警備員の数は充分居るのだが、配置が偏ってるし、ぼんやりしているオッサンも多い。

様々な場所から様々な経路でアプローチする。
客の出処は、いわゆる基地の滑走路側からだけではない。
そもそも、どちらへ向かえばいいのか、パンフレットには記載されているけど、コッチだな?と思った人の流れが別の流れで、逆流する人たちが発生していた。

そもそもパンフレットをもらわない人もいるし、方向音痴もいる。
そうなると、現地の看板が頼りなのだが、この看板がほぼ無い。
大きな看板を持っている人がいたけど、裏側には何も書いてなくて、わざわざ前に回らないと分からなかった。

もう、諦めて、しばらく人の少ないところで座って、人が減るのを待つか?とも思った。
が、航空祭は、14時終了で、シャトルバスの最終便が15時半だと言う。1時間半しかない。
長蛇の列は乗車まで最低1時間はかかることは重々承知しているので、のんびりする時間は無い。
並ばざるを得ない。

こういうことを承知している人たちは、ブルーインパルスが着陸したお昼から帰り始める。
大した飯も食えないので、家で昼食をとる予定の人もいるだろう。
ブルーインパルスの最後の演目が終わり着陸する前からパラパラ人が動き出していた。
ブルーインパルス後、体感的にエプロンは半分の人数になった。

百里基地的には、3年前で主役のF-4ファントムがいなくなり、初めてF-2が主役の祭りなのに、登場前に半数が居なくなったワケで、アナウンサーも「いよいよ本番!」と煽ろうとも時既に遅し。

つくづくブルーインパルス航空祭最大の客寄せパンダなのだ。
現に、ブルーインパルスの時間が近づくと混み始めた。
即ち、ブルーインパルスだけを見に来ている客が多い。

特に現地の住民にとっては、訓練飛行するF-2は日常珍しくない騒音発生装置に過ぎず、空に絵を描いてくれるワケでもない。
珍しいパンダが来たのだ。パンダのショーが終われば帰るがな。

スモークが残りやすいコンディションで、落書きまみれになったぐらい、この時は天気がよかったんだけどね…

 

F-2の演目は興味深いものばかりで、オレはすごく楽しめたけど、F-2が飛ぶ頃は雲が増えて、空は暗くなり、見栄えは悪くなったわな。
百里のF-2は持ってないわぁ。

首都圏防衛の最後の砦である百里基地は、他の基地みたいに直接の敵がいないし、退役が予定されている戦闘機が就役する基地なので、なんか姥捨山みたいな基地なのかなぁ…とも思っていたし、筑波山姥捨山で、代々そういったシキタリの土地なのか?と調べたけど、そんな史実はない。
それに、ここに配置されたパイロットも時代遅れの戦闘機に乗る姥捨ての姥なのかな?とも思っていたけど、キレキレで飛ぶF-2を見ていて、それは無いな。と考えを改めた。

それにしても、客の何人かはケロヨンのグッズを持った人がいたけどさ、そのケロヨンは筑波山のガマから来てるとか聞いたけどさ、ケロヨンは三沢に行ってしまったよ?
今のケロヨンは、最新鋭で、現在国内唯一のF-35なんだよね。
てか、そもそも「ケロヨン」知ってる人は死んだか、死にかけている世代だしね。

オレは神童と呼ばれたいた幼稚園児の頃のお弁当箱がケロヨンだったけど、テレビで見たコトはない。
現在と違って、選択肢の少ない商品郡の中で、幼児向けの小さな弁当箱なんぞ重視されていなかったと推測されるが、ケロヨンは人気だったらしい。
まあ、そのおかげでケロヨンは知っている。

三沢のケロヨン

 

そんなワケで、死にかけ世代のオレは、3年前に比べ、小便が近くなった。
百里基地航空祭は、本土で最後、冬の航空祭
しかも茨城県の中でも田舎での開催。
仮設トイレの数自体は他の航空祭に比べ少ないワケではないのかもしれないけど、基本寒いのよ?

便所が少なくない?

百里基地航空祭2022の来場者数は約4万人。
令和4年10月1日現在、小美玉市の人口は、約4万8千人。
即ち、この日曜日の半日程度で、小美玉市民が一斉に糞尿を垂れ流すんだよ?
この日の汚水処理能力は2倍必要なんだよ?
便所少ないよな。

3年前までは、そのトイレの列を見て「かわいそうに」と他人事だったのが、我が身の事となったからいろいろ分かる。

トイレの場所まで永遠歩いて、到着すれば並んで、早くしろよ!となかなか出てこないヤツを恨んで、そもそも狭いトイレなのに、リュックサック付きだから、さらに狭い中にやっと入って、勢いに任せて放尿すれば、便器で跳ねたとばっちりがジャンジャン当たってそうで…

てかさ、小松基地みたいに、仮設トイレだけじゃなく、既存のトイレも開放して、場所を散らそうよ。

入口・出口側に多めに配置するのは理にかなってるけど、奥の方は少なかった。
並んでいて「ああ!ダメだ!」と別の場所に行こうとしても、次の場所までなかなかの距離が有る。そもそも次がどこに有るのか、地図では分かるけど、似た格納庫が並んでいるし、その格納庫も大きいので、裏までの距離も長い、そして、行ってみると無かったりする。(勘違いで)

管制塔の場所が総合案内所になっているのは分かりやすくていいのだが、この付近にトイレが無い。
迷子が「しょんべんしてぇ」と言った時は、どこまで連れて行くん?
あ! 公開すると並んで横入りし辛いから、別途有るんかな。
どこぞで列に並んでいた子どもが漏らしたって聞いたけどな~

もしくは米軍を見習い、男女別にしない!
女性は尻をむき出すので、時間はかかるだろうが、航空祭などに来る人数は男性に比べ少ない。
今年の横田基地の日米友好祭の初日は雨も降って寒かったけど、男女同じ仮設トイレなので、回転がよかった。

オレは否定的だけど、SDGsって様々な差別がダメだって言ってんでしょ?
最近の東京都のアンケートは、男性、女性、その他 って選択肢が有るけど、その他用トイレは無い。

トイレも一緒でいいじゃんよ。

子どもの頃、オシッコしてたら、個室の方から大きなオナラの音がした。その隣の個室に入ってたオッサンが「うるせーな!」って怒ったけど、オシッコ、ウンチ、オナラ、ゲップ… 昔のアイドル以外、誰でも出るよね?

思いっきり屁こいていこ! SDGs!

 

 

もがくま物語 ~フリートウィークの3週間~

『シン・型護衛艦』の もがみ(FFM-1)と くまの(FFM-2)は姉妹艦です。
長浦港に停泊する時はもちろん、どこに行くのも一緒です。
連続して建造された同型艦は、別々の港に配属されることが多いのですが、新型のこの2人は横須賀に揃って配属されました。

某ネット記事では「ツルツルボディー」などといやらしく表現されていますが、生まれたばかりなのでツルツルなのは当たり前です。
最初からボーボーだったら産婆さんが倒れてしまいます。
今後成長していく中で、VLSなど艤装が施されていくでしょうが、今はまだ子どもです。

長女の もがみ は、はじめての子(新型)ということで、とても大切にされました。
そのことはロゴマークを見ても分かります。
凝ったデザインで、最上川の流れる山形県長井市の黒獅子祭りの黒獅子が描かれています。

一方、 くまの は次女ですから、親も慣れたものです。
長女ほど写真も残っていません。
そのことはロゴマークを見ても分かります。
カタカナ表記の護衛艦は他にありません。

 もがみ は先に生まれたのですが、運転試験中の事故で予定が狂い、妹の くまの の方が先に進水しました。

妹に先を越されたというコンプレックスから もがみ は、お出かけする時はいつも、妹の前を航行します。

 

10月29日(土)、30日(日)

木更津新港では もがみ が先に停泊し、 くまの は横につないで、乗客は必ず もがみ を通るようにしてしまいました。
ふたりの前にいた あたご (DDG-177)は、このことを良しとしませんでした。
「あきまへん」静かにつぶやくのでした。

もがみくまのの前にはあたご

 

11月3日(文化の日

山下ふ頭で あたご は、隣に もがみ をつなぎました。
それはまるで、木更津新港の くまのもがみ に置き換えたような姿でした。
そして、 もがみ の「も」の字も広報などで一切触れさせず、 もがみ は、いないことになりました。
現地に行った人だけが「あれ? もがみ いるじゃん!?」と気付くだけでした。

 

11月5日(土)

艦隊これくしょん』でいうところの「大和さん」にあたるいずも(DDH-183)が11月3日に停泊していた、華の舞台である大さん橋にいたのは妹の くまの でした。
 あたご は、くまの と海を挟んで もがみ と並ぶように仕込んだのでした。

左の大さん橋くまの 、右の山下ふ頭に もがみ 

 

 もがみあたご に腹を立てますが、 あたごこんごうと同じイージス艦ですから、『艦隊これくしょん』でいうところの「金剛四姉妹」の一人のような存在です。
体格も装備も全く太刀打ちできないことは火を見るより明らかなので、ぐっと我慢しました。

 もがみあたご

 

あたご は、現代においては戦艦のような存在です。

一方、 もがみ はクルーザーで、直訳すれば「巡航する船舶」、ぐるぐる廻る船です。先の大戦でいうところの 夕張 と同じ「巡洋艦」です。ご存知のように夕張市財政破綻してしまいました。

ロシア海軍の支柱、スラヴァ(栄光)級の、何もせず沈んでしまった、役立たずのポンコツ モスクワ も「巡洋艦」です。

 

艦船一般公開は、横浜新港の たいげい(SS-513)と しらぬい(DD-120)のタッグ、そして、大さん橋いずもくまの が人気を二分し、ハンマーヘッドのテラスでは、ワインを飲みながら眺めるお客さんもいて華やかです。

左翼主義者のキーワードがトレンドになるようプログラミングされていることでお馴染みの Twitter のつぶやきでも、この2か所のものがほとんどでした。

かたや、山下ふ頭まで足を伸ばす人なんて、ガンダム見に来たオタクか、日の当たる場所に行きづらいホームレスに近い人たちしかいません。

現に、Twitter のつぶやきもガンダムがらみでの発言ばかりです。

行き着く先には仮設トイレが並ぶだけです。

さらに、奥に泊まっている艦番号4桁の輸送艦 くにさき(LST-4003)が予想外の人気で、甲板上は人だかりです。
レクサスLS500(あたご)の隣に停まったスズキのアルト(もがみ)など誰も目を留めないのです。


3日間の辱めの中、 もがみ は自分を見つめ直しました。
一方、 くまの は、お姉ちゃん以上に認められている、と勘違いしてしまいます。

 

11月6日(日)

晴れの舞台、観閲式です。
旗艦の あさひ(DD-119)に続くのは、あたご です。
そして、次に続いたのが もがみ で、くまの は姉の後ろ第1群のしんがりでした。

 もがみ は、誇らしく晴れやかな気分でその日を過ごしました。
一方、くまの は、晴れの舞台で姉に先行されるなんて!?と、天国から地獄に落とされたような気分になりました。

 

11月11日(金)

11月11日は、「下駄の日」で、「ポッキーの日」で、「チンアナゴの日」で、「きりたんぽの日」で、「第一次世界大戦停戦記念日」といろんな「日」ですが、砕氷艦しらせ出港の日でもありました。

翌日から東京国際クルーズターミナルで艦船一般公開される、もがみくまの の姉妹は、しらせ を見送った後、お台場に向ったのですが、ここで事件が起きます。


 くまの が先行したのです。


最後まで先行した くまの は、大さん橋でもそうであったように、タグボートに押されてのんびり接岸します。

妹の接岸で待たされた挙げ句、妹の後ろに接岸するはめになった もがみタグボートを使わず、がんばって一人で接岸しました。
せめてもの意地でした。

横須賀沖

アクアライン

東京国際クルーズターミナル

 

接岸した もがみ の作業はスムーズに進みますが、呑気にタグボートに頼ってしまった くまの は、子どもっぽいことをしてしまった!と焦り、作業はうまく進みません。

フォークリフトが運ぶパレットを使い、なんとかハシゴを取り付けますが、その頃、 もがみ の方は SeaRAM chan ができあがっていました。

SeaRAM chan

 

11月12日(土)

今までの艦船一般公開受付開始時間の午前8時が身に沁みてしまった人たちが、午前6時前から並び始めてしまいますが、この日の受付開始時間は 午前10時半 です。

「午後4時まで受付るんだからよ~」とノンビリ出かけたオレでさえ午前9時前に到着してしまい、そこで受付開始時間が 午前10時半 だということを思い出して、ゲゲゲとなったのですが、正午過ぎには受付を止めてしまったので、結果的には良かったのですが、ちゃんと整理券が無くなったら乗船できない旨、表記されてたっけ?

…まあ、そのくらい大盛況で、白いクマのぬいぐるみを並べて撮影するオジサンも当然来ていました。
いつもクマなので、くまの に掛けたワケではないと思いますが、オレが見たのは くまの の前甲板でした。
あのオジサンって航空祭で茶色のクマ並べてる人と同じ人なん?
オレは、人形を入れて撮影する人を見つけると目をそらしてしまうので、ちゃんと見たことないんだけど?
一糸まとわぬラブドールを持って来て写真撮影する根性入ったヤツがいたら見させてもらうけど?

 

11月13日(日)

再び事件は起きます。
昼前、くまの が「帰る!」と言い出し、本当に帰ってしまいました。
理由は「雨が降りそうだったから」ということらしいですが、真相は軍事機密で知る由もありません。

既に並んでいる来客を一手に受け入れることになった もがみ は、その日の内に帰ることができなくなり、翌、月曜日という、老人と無職しか見送りに来れない平日に港を発つことになります。


果たして、先に帰ったはずの妹はお家にいるのでしょうか?


つづく

(ことはない)

※ この物語は、ノンフィクションとノンフィクションの間にフィクションが挟まっています。

令和4年度国際観艦式の帰り道を待ち伏せ (2022.11.6)

●船は基本的に右側通行。

●対象までの距離が近いほうが、陽炎や蜃気楼など空気の揺らめきの影響を受けづらいから、対象物までの距離は短い方が良い。

●神奈川側に砲台跡が多いのは、浦賀水道の神奈川県側が深く、千葉県が浅く、大型船は神奈川側を通らざるをえないから。

●日の射し方を考えると、午前中、神奈川県側から千葉県側を見ると、基本的に逆光だが、北側を向いた場所では、順光とまではいかないが、相模湾に出る船の前方に光が当たった状態になる。

 

…というコトを考慮して、少しでも、航路に近く、北側が見える場所、そして、人が集まったとしても密集しないような場所。というコトで、オレは観音崎ホテル前のボードウォークに陣取るコトにした。

ココはロケハンでも判明しているように、トイレまでの距離がそこそこ有る。
したがって、あまり早い時間に到着するワケにはいかない。

oyoyo.hatenadiary.jp

ネットに転がっている情報から、船団が観音崎を通過するのは…

○午前9時以降
○10時半頃がピーク
○正午までに船団は通過してしまう。

…と推測したので、横浜駅前でゆっくり朝食をとってから向かい、ボードウォークに到着したのは8時過ぎだったが、見事に外れた。
全然余裕だと思ったが、無観客で一般人を乗船させなかったせいか、早朝から出港したみたいで、オレが到着した時には、しんがりの「いずも(DDH-183)」が姿を現したところだった。

ロケハンの時も漁船が密集していたけど、この日も密集していた。

水中処分母船(YDT-03)」が「いずも」に並走した後、方向転換をした。観艦式には向かわないようだ。

「あしたか(PS07・巡視船)」が外洋に向かって爆走していた。

「うらゆき(PC-33・巡視艇)」も続く。

Marine Traffic を開いてみると、既に相模湾沖で隊列が組まれつつあった。

浦賀水道は、12ノット(22km/h)以下で通行しなくてはならず、観音崎ホテル沖から相模湾沖まで約60kmの距離が有るとしても、2.7時間が必要なので…
朝6時、できれば 5:30に到着するべきだった!
最初から無理だった。

…と思ったけど、横須賀湾内に全船停泊できないだろうから、前日から沖に停泊していた可能性が高いね。

お! 防大登場! 観艦式に向かえばいいのに。

オレも撮影ポジションと考えた観音崎の北東端に人が居る。カメラマンと釣り人。こうやって見ると吹きさらしだな。

オレの後に到着する人も居て、「例年だと10時半頃でもまだ通過しているのに。」と言って何処かへ去って行った。


オレもうかうかしていられない。
戻って来る船団の見える(と思われる)場所へ移動。


オレが歩いて廻った中では、観音崎公園の海岸園地トイレ前のスペースが一番人気だった。

確かに、航路に一番近いと思う。

でも、左右に木が茂って視界がほぼ正面のみだし、背景の山が間近なので全体的に視野が狭いし、なにより他人と同じアングルで撮ってもしょうがないかな?と思ったのでオレはスルー。

観音埼灯台は完全スルーで見ていない。

県道209号観音崎通りは全然混んでなかったし、観音崎自然博物館前の観音崎公園第5駐車場も満車では無かった。

①の海岸園地トイレ前のスペースは東向きなので、午前中は逆光。午後は順光。

②の観音崎自然博物館前の芝生広場は南向きだけど、秋の午後は日が傾くのが早いし、遠方に現れた時に発見しやすいと考えた。

観音崎自然博物館のレストランの庭みたいなところは何故か入場禁止だった。…というか貸し切りだったのか、人が集まって騒いでいたので、下の段の海沿いの園路で待機するコトにした。(上の矢印は貸し切り?下の矢印に待機する)

9:20 続々隊列を組んでいる中…

「いずも」はまだ相模湾に至らず。

14:00頃に戻って来るかな?あと4時間ぐらいか?と久里浜の方を眺めながら、アレコレ考えていたら…

10:10 52番のMCH-101ヘリコプター

陸側に UH-60J が飛んで行って…

続いて…

AH-64D アパッチ・ロングボウとCH-47J チヌークが飛来。

続いて、NHK取材ヘリ

続いて、なんとオスプレイV-22 ヴィーナス。
オレは米軍のオスプレイと思っていたけど、家に帰って写真を確認すると日の丸だった。
木更津から飛来した機材だね。

10:18 51番のMCH-101ヘリコプターが飛来。
52番から8分遅れ。
機体番号なんて、小松基地航空祭に行くまで気にしたことなかったけど、家に帰って、観閲式の YouTube を見ていて、自衛隊の最高指揮官である内閣総理大臣某氏が乗っていたのが51だった。

オレがアマゾンで FGM-148 ジャベリン買ってたら、イチコロじゃん!?と思った。
しかし、8分前に飛来した52番を撃ち落としていたら、51番は余裕で進路を変えられるなぁ。
オレの好きな映画『エンド・オブ・キングダム(London Has Fallen)』のマリーンワンみたいに揃って飛ぶワケじゃないんだなぁ。と感心した。

10:20 54番。 MCH-101は3機用意していた。

逆光やなぁ…

久里浜と金谷を結ぶ東京湾フェリーチーバくん

10:30 UH-60Jが飛来。

5個のオッパイ船

商船三井フェリー新造RORO船「すおう」と「東京湾観音」

荷物積み過ぎじゃね?まだ積めそうだけど。どっかの河で詰まったコト有ったけど?

11:00 船団は千葉県側にUターンして、「いずも」と向かい合っている。観閲開始だろうね。

11:20 NHK取材ヘリが戻って来た。
1時間ぐらいで取材オシマイか? 左翼メディアは追い返されたか?

11:50 UH-60Jが戻って来た。

12:00 V-22 ヴィーナスが戻って来た。紅葉がよく似合う。

その頃海の彼方に…

写真中央が護衛艦「あたご(DDG-177)」、1隻飛ばして右奥が「もがみ(FFM-1)」。

上空には、AH-64DとCH-47Jが。

シルエットでモガクマちゃん(FFM-1,2)って分かるね。

 

お昼ごはんは基地の食堂で食べるつもりか?
「あたご(DDG-177・イージス艦)」、「もがみ(FFM-1・事故車)」、「くまの(FFM-2)」という第1群が戻って来たのだ。

12:40 やっと観音崎沖に到達。随分千葉県側を通るなぁ。と思った。

「もがみ(FFM-1)」 日の当たり方によっては、旧来の護衛艦より光るよ?

13:00 なんか見慣れた船やなぁ。と思ったら「おがさわら丸」だった。
竹芝を11:00に発った船がこんなトコにおるんかいな? 2時間経っても、まだ内海やったか!? 慣れた人はもう酒呑み出しているけど、外洋出ると見るもの無くなるからね~、しばらく風景見てた方がいいよ。

「くまの(FFM-2)」

インドの「シュバリク(F47)」

チヌークは定期的に飛んで来る。

「あわじ(MSO-304・掃海艦)」

オーストラリア「スタルワート(A304・補給艦)」

「くにさき(LST-4003・輸送艦)」

ニュージーランドの「アオテアロア(A12・補給艦)」。11月3日横須賀に居たね。

ちぬーく!

観閲式のしんがりで参加していた「いず(PL-31・海上保安庁の巡視船)」

4個のオッパイ船

「おうみ(AOE-426・補給艦)」

来た来た

旗艦「あさひ(DD-119)」

オーストラリア「アルンタ(FFH-151)」真ん中のタワーが変。

「あすか(ASE-6102・試験艦)」

「ひゅうが(DDH-181)」

15:00 54

15:02 52

15:03 51

う~ん これは… YouTubeでリアルタイムで放送されていたら… まずいなぁ…

「いずも」が近づいてるなぁと思っていたら…

第8群でパキスタン海軍などを率いていた「せんだい(DE-232)」が館山沖を東に向かっている。舞鶴に帰るんか?と思ったけど後日も居た。

「しらぬい(DD-120)」も明後日の方向向いてるなぁ?
はぁ~ 全部帰って来るワケじゃないんや

今回知ったコト:

観艦式の日に全艦が出港するワケではないし、帰港するワケではない。

15:20 帰って来た「いずも(DDH-183)」に注視していると…

左側から大きな船が外洋に向かっている。
あたご!?
3時間前に帰って来たばかりなのに?

15:25 「いずも」と「あたご」がすれ違う。

甲板に並んでるなぁ

「あたご」行ってしもた。

15:40 「いずも」の後方から「はつしま(MSC-606・掃海艇)」と「輸送艇2号(LCU2002)」が来たけど、観艦式的には、「いずも」が終わりもしんがりだったかぁ。そろそろ帰るかな?と思っていると…

!!!!

15:50 潜水艦登場! うわっ!全然気付かんかった。
ずっと浮上してたんか、近くで浮上したんか、もう集中力が切れていたんで、これ以前の写真を確認しても見つからんかった。


第5群の「たいげい(SS-513)」か「せいりゅう(SS-509)」か「うずしお(SS-592)」か全然見分けはつかんけど、全部横須賀所属やからなぁ~
なんか、見てはいけないものを見てしまった気分。

 

その後、16:30 まで粘ったけど、何も見えなかった。

オレは、APS-C×70~400mmという MAX600mmを手持ちで撮ったのだが、もう少し寄りたいシーンは多々有った。

APS-C×600mm=900mmぐらいまで有ってもいいかもしれんけど、空気の揺らめきはどうしようもないので、よっぽど気温が低いとか条件が良くならない限り、意味がないかもしれん。

オレのポジションから最短に居た時の「いずも」を全身(長さ248m)入れると400mmだったから、観音崎公園のもっと近い場所(海岸園地トイレ前のスペース)に居たら、特に午前中はキットレンズの300mmで足りるかもしれんなあ。

 

まあ、次は新しい観音崎ホテルが建ったら部屋取って、部屋から撮るコトにするわ。

 

 

追記

3日後の11月9日に Marine Traffic を立ち上げると、東京湾に「しらぬい(DD-120)」。周りを見ると、「モガクマちゃん(FFM-1,2)」も「いずも(DDH-183)」も居るし、海外の船も居たから、観艦式の後もしばらく居るんだなぁと思った。

「しらぬい」は11月19、20日に神戸の予定だから、母港に帰らないんだね。

 

ふと、「まや(DDG-179)」はどこにいるんか?と思ったら…

なんで?

 

横浜みなとみらい地区 /Fleet Week 2022

令和4年11月3日~5日のフリートウィークは、山下ふ頭、大さん橋、赤レンガ倉庫、横浜新港といった、みなとみらい地区で、艦船一般公開などが行われた。

個人的に一番のサプライズは、「潜水艦」とだけ表記されていた艦船が、最新の「たいげい」だったコト。
オレは名前を書かれた時に一度見たコトが有り、それ以来だ。

その時の写真 ↓

一般公開された艦船に乗船すると、御朱印をもらえ、抽選会場に持って行けばガラポンできて、自衛隊グッズが当たるかもしれないということで、乗船も人気で長い列ができ、抽選会場も長蛇の列だった。
オレは木更津でモガクマちゃん(FFM-1,2)に乗船できただけで満足なので、列に並んでないし、自衛隊グッズが欲しければ買うからいいけど、御朱印だけは欲しかった。

赤レンガ倉庫のイベントは、どれも楽しいが、オレ的に一番興味が有ったのが「チアダンス」だ。
松島基地航空祭前日の「東松島夏まつり」に、どこぞの大学生のチアダンスを見たのだが、あらゆる角度で大股開きというサービスをしてくれるのは何故だろう?と不思議な気持ちになったと同時に、これは撮影してはいかんのではないか?と思った。

チアリーダーたちは、なぜ大衆に向かい股間を見せつけてくれるのか?という事象に対し、現時点で、オレの推測は以下のとおり。

古代エジプトでは、女性が陰部を畑に対して晒して悪霊を追い出し、船に対して陰部を晒し航海の安全を願った。…という風習と同じく、スポーツ競技などで、陰部を晒し、安全はもとより、勝利祈願ではないか?

本来であれば、アンダースコートなど履かないコトが正しいし、本人たちも履きたくないのだが、大衆の面前で陰部を晒せば、カメラ小僧たちのズームレンズが「入れるつもりか?」ってなぐらい股間一点に集まるし、万が一オマワリがいれば女性なのに「わいせつ物チンれつ(頒布等)罪」でタイホされる可能性が有る。
そういったワケで、無念のアンダースコート付きで踊っているのだ!

…以上、推測終わり。

さて、今回の興味は、どんな演目が有るのか?というコトと撮影目的で集まる人たちの様子だった。

チアダンスの前は、防衛費の増額を当て込んだ、バイクに特殊な装甲を施した自衛隊の最新鋭装備の紹介で、この時は舞台を広くとっていたのだが、チアダンスの時は舞台が縮小されたので、客の大胆な移動が有った。

その時、数人のカメラジジイたちが最前列を確保した。
ど正面に陣取ったジジイは椅子まで用意していて望遠レンズを構え、数人隣のジジイは、三脚にビデオカメラをセットした。
別のジジイはレンズ交換を行い、別のジジイは連射のテストをした。

 

おお!白昼堂々、オンナコドモの監視の中、ただ小便臭いだけの股間の欲求をさらけ出すジジイども!
横浜港に自転車で釣りに来て当たり前のようにタバコを吸うジジイと同じく「今夜のオカズ」とでもいうのであろうか?
チアリーダーたちの股間を家の大画面モニターで鑑賞し、一時停止などを繰り返すのであろうか?
その手に握るリモコンの一時停止のマークは擦れて消えているのか!?
マウスを握ったり、チンコを握ったり忙しいのであろうか?
いやいや、チンコはカユいだけ。と申開きをするのであろうか?
4Kは素晴らしい!などと一人つぶやきながら、またひとくち酒を舐めるのであろうか?
翌朝、「ああ飲みすぎた」などとつぶやきながら、カーテンを開け、朝の日差しに目を細くし、「予定は何もないし、もう一回見るか…」などと言って朝から微笑むのか!?


ジジイたちは準備万端だ。
最終点検の中、バッテリー残量など見ながら、どうする交換しておくか?などと気分が盛り上がっている中、アナウンスが有った。

 

みなさまにお願いがあります。
写真撮影、動画撮影、録音など禁止とさせていただきます。

 

健康診断結果を聞かされた時のように、ジジイたちの手は止まり、表情も止まった。
企画モノのAVとは逆に、ジジイたちだけの時間が止まった。(そのまま心臓が停まってしまえばいいのに)
オレはニヤけてしまったが、マスクをしているので誰にもバレない。

 

オレは周りをグルリと見渡し、監視体制はどうなっているのか探した。
群衆の後方で脚立に乗り、大型の三脚にビデオカメラを載せている男は軍服を着ている自衛隊の人間だ。
チアリーダーたちの股間をビデオに納め、ブルーレイディスクに焼いて、出港する護衛艦に対し航海の安全を願い、食材とともに船に積み込むのか?
主催者の指示を聞き入れず、撮影、盗撮している人の証拠を押さえるべく撮影しているのか?

ジジイたちは少しずつ動き始め、三脚からビデオカメラを下ろしたり、ズームレンズの着いたカメラを鞄に仕舞ったりして、オレが見える範囲から見事にカメラは消えた。

これが軍関係のイベントでなければ、「冗談じゃない!今夜のオカズ!どうしてくれんだ!!」と暴れる老害や、ブレーキとアクセルを踏み間違えるプリウスも居たろうが、敵は武器を持っている。命をかけるほどではない。と判断したのであろう。


そんなジジイたちの落胆の表情が見られた「フリートウィーク2022」最高でした。

が、
この落胆の後、重いカメラバッグを引きずりながら家に帰り、部屋の明かりも点けず、しばらく床の木目を数えた後、テレビ朝日やTBSの番組を見て、「武器を持つから隣国を刺激してしまうのだ! 自衛隊解散!」などと老害たちは思い込むんだろうね。
沖縄に移住し、座り込みを続けています!などと言い放つのだろうね。
残念だね。

横須賀地区の呼び名について/Fleet Week 2022

フリートウィーク2022 艦船一般公開の横須賀のページを見ると、「横須賀吉倉地区」と「横須賀船越地区」という地名が出てきた。
横須賀市民でないオレは聞き慣れない地名に混乱した。どこそれ?

少し調べてみた。

 

「YOKOSUKA軍港めぐり」に乗船すると、ヴェルニー公園から見える範囲の他に、「横須賀湾長浦地区」とか、「長浦港」とか呼ばれる場所も航行するので、秘密の場所を見れたような気がするのだが、実は、京急田浦駅やJRの田浦駅から歩いて行ける場所で、秘密でもなんでも無い。
オレ的には、「もがみ」と「くまの」が、横須賀湾長浦地区の方に係留されているのを知ってから、電車に乗って行ったりして、コチラの方を「長浦地区」と呼んでいた。
ところが、今回自衛隊の呼称では「船越地区」というコトになっている。

「横須賀船越地区」は、「最寄駅:京急田浦駅」から徒歩15分」となっているが、京浜急行に「田浦駅」は存在せず、「京急田浦駅」が有るのみである。
これも Google を使えない悪影響なのか?(↓ 参考記事)

まあいい。
京急田浦駅」から長浦湾に向かって歩くと、「田浦町」、「田浦港町」、「船越町」、という地名の場所を通る。
「田浦町」は「港が丘」によって飛び地になっている。

逆に「長浦町」は通らないし、「長浦港」は「長浦町」と接していない。(「新井堀割水路」の捉え方にも拠るが)

船越地区は長いこと工事中だったけど、色々きれいになった。入場したのは初めてだったので嬉しかったよ。

 

基地手前に「田浦中学校」が有るが、住所は船越町7丁目、そして、向かいに有る、海上自衛隊自衛艦隊司令部、護衛艦隊司令部、潜水艦隊司令部の住所は、同じ船越町七丁目。
というコトで、「船越地区」と呼ばれる理由が判明した。

 

さて、今度は「横須賀吉倉地区」である。
海上自衛隊 横須賀地方総監部の住所は、神奈川県横須賀市西逸見町1丁目無番地となっているけど?

理由は単純で、横須賀地方総監部の建物が有るのが「西逸見町」で、シンガポールパキスタンの船が係留されていた吉倉護衛艦B桟橋(Y3・4岸壁)が「吉倉町」で、この地名が使われている。
即ち、吉倉護衛艦A桟橋のオーストラリアとインドの船、逸見自衛隊H1岸壁のカナダとタイの船は無視されている。
係留数が多いし、総監部の住所の「西逸見町」の方がスッキリしそうな気がしないでもないけど?

 

吉倉町は飛んで桟橋も含まれているように、東逸見町も逸見自衛隊H1岸壁の先っちょのヘリコプターが降りる場所の一部も含まれていた。

一瞬、「お役所仕事の馬鹿らしさ」と思ったのだが、自衛隊基地という迷惑施設を受け入れたコトによる「助成金」を自治体に入れるための仕掛けではないか?という推測に至った。「国有提供施設等所在市町村助成交付金」というやつだね。

 

閑話休題

今回、正確な地名を使った。というコトが分かったけどさ、余所者にとっては分かりづらい。

横須賀市の「横須賀港の概要」のページを見ると…

横須賀港の概要|横須賀市

「横須賀吉倉地区」は、「本港地区」となっているので、「横須賀本港地区」
「横須賀船越地区」は、「長浦地区」となっているので、「横須賀長浦地区」もしくは来訪者にわかりやすく「横須賀田浦地区」でいいと思うよ。

 

おまけ

長浦湾の経緯について、国土地理院の航空写真を調べた。

1974~1978年

1979~1983年 桟橋が建設された

1987~1990年 埋め立てられて、陸地になり、護岸になった。

ほぼ現在(庁舎建設前) 田浦中学校側が埋め立てられた。

国勢調査の図面を見ると、無いコトになっている。