Fleet Week 2022 艦艇一般公開 木更津の表記に物申す!

これは、フリートウィークの艦艇一般公開のページの木更津埠頭の地図である。
最寄り駅である木更津駅から歩くと25分かかるとある。


オレはプランを立てるにあたり、ルートなどを調べる中で、木更津埠頭までそんな時間で移動するのは無理だ。と分かった。
Google先生に聞いてみると、4.2kmの距離が有り、歩くと52分かかる。とある。

防衛省は、4.2kmを25分で歩けるとしているが…

4.2km÷0.4167時間(25分÷60分=0.4167時間) = 10.07919 ≒ 約10km/h
時速10kmで移動すれば、4.2kmを25分で移動できますよ?

単純に10倍して、42.095kmのマラソンを250分(4.167時間)かけて走れば、時速10.08kmじゃん。
ラソンの記録が2時間ぐらいだから、倍の時間はそんなに遅いペースではない?

千葉県民は総じて足が早く、オレのような神奈川県民の倍の速度で歩くのかしら?
と疑念を持ったオレは、木更津埠頭まで歩く中、想像を巡らし、以下のような推測に辿り着いた。

2018年、イージス・アショアの候補地選択検討の中で、(仮称)防衛省そろばん部の計算結果により、一段目ブースターは、(仮称)アラヤ演習場に落下するので「ダイジョーブ!ダイジョーブ!」という結論に至った。

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「前線に配置される方がよっぽどマシ」が合言葉の(仮称)防衛省内住民対応部は、この計算結果を元に住民説明用の資料を作成・説明を行った。

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後日、民間の(仮称)タイガー計算機社が「計算は合ってるけど、なんか変だよ?」と指摘。

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時を同じくして、ミサイルの発射位置の標高が間違っているコトを民間の(仮称)カシオミニ測量秋田支店が「やまっこたがくね(あの山は、そんなに高くない)!」と発表。

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元となった標高について、(仮称)防衛省電子計算機班が、PC-98ネットスケープナビゲーターを用いたネットサーフィン中に見つけた Google Earth の結果だったコトが判明する。

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胃炎や精神疾患により、半数以上が異動となっていた(仮称)防衛省内住民対応部が「元データを間違えちゃった。ゴメンネ。ゴメンネ~」と住民説明を行ったが、役職上出席しなきゃダメなのは分かるけどさ、あ~あ、休みたかったなぁ~と思っていた東北防衛局の男は説明会で睡眠時間を確保してしまう。

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住民は「しったげごしゃげる!」と怒りをあらわにすると、自分個人に火の粉が降ってくるコトを恐れた当時の防衛大臣は「やめだ。やめだ。」とイージス・アショアの配置計画を白紙にしてしまった。

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以上のような経緯の後、防衛省内では
Google防衛省の敵である。今後一切の利用を禁ず!
という通達が有り、Googleのサービスを使うコトができなくなった。

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そんな今年、「今度さ、観艦式の一環で、艦艇一般公開をするんだけどさ、木更津埠頭ってちょっと不便じゃん!? まあ、車以外で来る人がいるとも思えないけどさ、シャトルバスを出すのは渋滞に拍車かけるだけだし、一応、最寄り駅からの歩いた場合の時間を書いとこっか?」と新入隊員に仕事が回ってきた。

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新人隊員は「Google使わなかったら、どうやって時間測ればいいんですか?そんな方法有るんですか?」と退役間近の上司に相談する。

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上司は「何でも機械に頼っていると、戦場で機械がダメになった場合、何もできなくなって、殺されるのを待つだけになってしまうぞ?」と、コンピューターのコトを「機械」と呼び説教を始めた。
「オレらが実戦演習のときに習ったのが、手持ちの道具で対処する方法だ。」

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新人隊員「道具?」

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退役間近の上司「そうか、君は防衛大学出身じゃなくて、一般採用だったね。まあ、いい。例えば、迫撃砲を撃つ場合、砲弾の種類と敵までの距離を合わせると仰角を何度にすればいいか分かる。敵までの距離は目視と地図上の距離をサンスケで測る。」

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新人隊員「サンスケ? 江戸時代に銭湯で背中を流していた?」

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退役間近の上司「今どき、建設業の人間でも、その鉄板ネタは言わないじゃないか? 三角スケールを略してサンスケって言うんだよ。これが三角スケールだ。」

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新人隊員「100分の1、200分の1、250分の1、500分の1… 中途半端な縮尺が有るんですね?」

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退役間近の上司「地図を読む時、よく使うのが250分の1と500分の1だ。」

 

…と、木更津駅と木更津埠頭の距離を測った新人隊員が、250分の1の図面を500分の1と間違えて、2倍にしてしまった。…というのがオレの読みだ!

おまけ

2013年2月の衆議院予算委員会において、民主党原口一博が「Google Earth か何かで見れば、どこに日本の艦船がいたか分かる!」と発言したように、東大出身の国会議員様にも「神の目を持った。」と認められた Google Earth ではあるが、防衛省はイージス・アショアの件で辛酸をなめたワケだが、後日談が有った。

防衛省幹部A氏は「おいおい。そりゃ、資料を間違えたオレらも悪いけどさ、国会議員のパフォーマンスに振り回されるのは困るよねぇ~。イージス・アショアの契約終わっちゃってるし、どうしよっか?」と上層部連中に漏らすと…
幹部B氏「護衛艦に載せません?」
幹部A氏「は?」
幹部B氏「護衛艦の主砲から吐き出された薬莢が海に落ちても騒ぐ住民はいませんよ? 護衛艦に載せちゃえば、ブースターがドコに落ちようが関係ないじゃないですか?」
幹部A氏「いやいや、あれだけデカいシステムを載せられる船は無いだろ?いずもの甲板使うワケにはいかないし。」
幹部B氏「令和の大和を創るんですよ!」
上層部一同「おお!」
幹部A氏「大和か~!いいねぇ~ なんか興奮したら、腹が減ってきた。」
幹部B氏「じゃあ、麺屋武蔵にします?」
幹部A氏「大和に武蔵か! 起死回生だな!!」

toyokeizai.net

 

…と馬鹿みたいな経緯がありませんように。

令和4年度国際観艦式の為のロケハン

富士総合火力演習に入場できる一般人の数は 24,000人らしいけど、オレは未だ当選したことがない。

有料制にして、入場者を1万人、参加費1万円としても1億円の収入になり、圧倒的に不足していると言われる、弾丸、ミサイルなどの足しになる。
10,000人×10,000円= 100,000,000円

演習のフィナーレに、退役する74式戦車にロシア国旗と、ロシアの犬、鈴木宗男の写真を付けて、蜂の巣にすれば、国威高揚になる。
唯一の問題は、1万円を負担できるのが、兵役に適さないオッサンばかりで、リクルートとしての役割は果たせない。

一方、海の方にも富士総合火力演習なみの大人気イベントが有って、「体験航海」という、観艦式の際に隊列を組む艦艇に乗船できるもの。
外洋に出る航海に8時間も乗船できる。吹き晒しの中、立ったままでもいいし、甲板に座り込んでもいい。
そんな船が嫌いになれるぐらいの経験だと思うが、オレは当然のように落選し続けている。
確か前回は、台風の影響で、体験航海自体が中止だった。
今年は、観艦式自体が無観客。


国際観艦式の前後はフリートウィーク

今年のフリートウィークの艦艇一般公開は豪華だ。
個人的に絶対無いと予想していた、2回の改修済みの「いずも」は初公開。
一般公開が初の「もがみ」と「くまの」。
初航海のコトを「処女航海」と呼ぶコトから、「処女公開」と呼ぶのか知らんが、これら新時代対応の船舶に乗船できるとのコト。
マスコミ流に切り取ると「処女に乗れる!」

 

10月29、30日
横須賀:いずも(DDH-183・横須賀)、ひゅうが(DDH-181・舞鶴)、あさひ(DD-119・佐世保
木更津:もがみ(FFM-1・横須賀)、くまの(FFM-2・横須賀)、あたご(DDG-177・舞鶴

 

11月3、5日
横浜新港:しらぬい(DD-120・大湊)、謎の潜水艦
大さん橋:3日いずも(DDH-183・横須賀)、5日くまの(FFM-2・横須賀)
山下ふ頭:あたご(DDG-177・舞鶴)、くにさき(LST-4003・呉)
船橋東ふ頭:せんだい(DE-232・舞鶴

 

11月6日
令和4年度国際観艦式(無観客)

 

12月12、13日
東京国際クルーズターミナル:もがみ(FFM-1・横須賀)、くまの(FFM-2・横須賀)

 

家から通えるくせに、会場の近い場所に宿を確保するか?と最近の悪い癖が出そうになるが、ぐっと我慢する。わからんけど。
オレ的には3週間休日無しが決定した。

 

観艦式直前の11月3、5日は、横須賀で艦艇一般公開は無いのだが、海外のバトルシップが何艘か来ているだろうから、ズムウォルト、オークランドなみに軍港めぐりの船が賑わうかもしれないが、みなとみらいをぐるぐる周っていると横須賀まで足を伸ばせない。
オレは全部周るコトを諦めた。
太平洋側の住民にとって日本海側の船は貴重ではあるが、舞鶴の船が来る船橋もパスする。

唯一の日本海側、舞鶴警備区の船は、太平洋側の住民にとって貴重だが…

 

他の鎮守府も何らかのフリートウィーク絡みのイベント情報がチラホラ出ているが、これだけのスター選手が揃うので、旅行支援を絡めて神奈川県の宿泊施設は混むぞ?
船橋以外、乗船待ちの列が尋常でないだろう。

 

無観客の国際観艦式を見る

艦艇一般公開は朝から並べば確実に乗船できるのでいいのだが、問題は無観客の観艦式。
何しろ海上なので、指をくわえようが見る方法は無い。
…ようだが、方法は有る。

今年は、体験航海が無いので断言はできないが、艦船たちは、横須賀、船橋、横浜から集うが、外洋に出たところで隊列を組む。

富津岬沖は横須賀発の船がギリギリ見えるか?ぐらいだが、観音崎沖は全艦船が通る。


浦賀水道の航路を見ると、絶景の撮影ポイントが有る。

第二海堡だ!!

第二海堡に渡るツアーは、はとバスやらクラブツーリズムやら複数の旅行会社が商品を出していて、一番シンプルなプランで1万円。海鮮の食事や猿島を絡めたプランで2万円となっており、なかなかお金がかかる。
が、観艦式当日の渡航ツアーは無い。
が、関係者特権などで渡航する人たちは居る。
だろうが、オレのような平民には無関係だ。

 

陸地のポイントを探すしかない。

千葉県の富津岬や金谷などは、東側から浦賀水道を見ることになり、午前中の撮影では順光となり好ましい。
が、オレは神奈川県在住なので、千葉県の南部から狙うことになれば、通過するであろう時間帯から計算すると、前のりで宿泊する必要が出てくる。
千葉県の南部には何もない。
見えるか見えないか不明なのに、時間とお金をかけられるほどお大臣様ではない。
午前中の逆光は仕方ないと諦め、戻ってくる時は順光になる!とポジティブに変換し、観音崎から観艦式の隊列を見ることにする!

というコトで、LUMIX DC-FZ85(20~1200mm F2.9~6.5)を持って、観音崎にロケハンに出掛けた。

なお、評価は…
○視界:広い、狭い、その間
○船(航路)までの距離:近い、遠い、その間
○視点の高所アドバンテージ:高い、低い
○トイレまでの距離(起伏):近い、遠い
(片道概ね200m以内で経路の起伏が少ないと「近い」)


A.破崎緑地の展望デッキ
【視野:狭0 + 距離:遠0 + 高所:高1 + トイレ:遠0 = 総合1/6】

「破崎緑地の展望デッキ」は、条件が良ければ東京湾の向こうに富士山が見えるらしいが、このデッキは、三浦半島の東側なのに、東京湾を挟んで富士山が見えるというのが、不思議でしょうがない。
が、今回の目的は東京湾の見えっぷりの調査なので、富士山は置いといて…

デッキ自体は、高台で大変良好。よくぞ作ってくれた!とは思う。

しかし、浦賀水道を往く船舶を見るとなると、生い茂った草木がジャマ!
東京側しか見えない。

馬堀海岸が見える。

観音崎側は絶望。

 

手すり手前の最前列に居ないと何も見えない。
馬堀海岸駅からのアクセスが良いので、場所取り争奪戦が有るか否か不明だが、富士山を見るために訪れるだろう人がそこそこ居るコトは想像できる。
選択肢として優先度は下がる。

一番近いと思われる「旗山崎公園」の公衆トイレまで片道 300m。

バス停「走水小学校」下車。


B.走水小学校
【部外者侵入不可ですよね? 上の階や屋上から見られれば最高】

よこすか海岸通りは歩道が無くなるので、側道を歩く。
走水小学校に向かう獣道のような細い道が有ったので入ってみたが、すぐに通行止め。
木々と建物の間から海は見える。
が、こんな隙間では、通過する船がいつ来るのか分からず、常時緊張しなくてはならないし、手前の住宅の住民から「ノゾキ」「トウサツ」として通報される可能性も有るので不適。

35mm換算160mm

 

35mm換算1200mm

 

側道を降りたところで海側への道を歩く。

35mm換算500mm

 

走水小学校は、「日本で一番海に近い学校」と謳われているとおり、岸壁に建っている。(正確には小学校を建てるために擁壁を建てて埋立地とした)

↑現在 ↓1960年代 海岸線のカタチが異なる。

海に近いというのは、一見、優雅な光景を思い浮かべてしまうが、生活圏の海辺は、潮風でベトベトするし、夕焼けに向かって弾くフォークギターの弦が錆びる。

明治6年開校当時の名称は、「第一大学区神奈川県管内第十中学区相模国三浦郡第七十三番小学走水学舎」という歴史ある学校。
しかし、現在、全生徒数が52人らしいく、横須賀市内で最少らしい。
万が一廃校などになったら、リゾートマンションかリゾートホテルが争奪戦をしそうな場所だ。

それにしても…
観艦式の日に教室に入れてくれたら、快適に一日、海を眺められそう。

 

C.旗山崎公園・走水低砲台跡
【視野:広2 + 距離:中1 + 高所:高1 + トイレ:近1 = 総合5/6】

小学校のすぐ横の「旗山崎公園」の奥の小山エリアはしばらく立入禁止区域だったとのコトだが、現在は土日祝日は一般公開され、平日はガイド付きで公開されている「走水低砲台跡」となる。

地図を眺めただけの時点で、撮影ポイントの第一候補。

まずは、旗山崎公園から海を眺める。
うん。走水小学校につながる道より高い位置に有るので好条件。

35mm換算560mm

さて、いよいよ砲台跡へ。
旅行先で、砲台跡を見つけたら行くようにしているのだが、経年で周囲の木々が生い茂り、ほぼ海が見えない事例が多い。
今年の5月、江田島の「三高山砲台」に行った時も砲台跡から海は見えなかった。
というか、オレの知識不足だったのだが…
この海に近い走水低砲台跡に据えられていたのは加農砲
浦賀燈明堂に近い山の上の千代ケ崎砲台跡、広島の砲台山の三高山砲台に据えられていたのは榴弾砲で、榴弾砲は曲射弾道で、加農砲のように平射弾道ではないので、砲から直接敵が見えなくてもよく、同じ砲台跡でも景色が異なって当たり前なのだ。

期待と不安でワクワクしながら「走水低砲台跡」の坂道を上がる。
小山なので、あっけなく砲台跡に到着。
砲台跡は壁に囲まれているので、周りは見えない。
砲台跡を出て園路らしき動線に従い歩を進めると、海が見渡せる広場が有った。

視野がなかなか広い。 これは素晴らしい。

なんか知らんが大量の船が浮かんでいる。
近くに居た公園清掃をしていた男性に「あれは漁船ですか?」と聞くと
「よい漁場が有るみたいで、集まっているみたいです。」
前日も前々日も雨だったので、今日こそ釣り船は稼ぎ時らしい。

35mm換算170mm

第一海堡? 35mm換算500mm

 

弾薬庫など、汚さゼロだし、「旗山崎公園」には清掃されているトイレも有る。
走水低砲台跡は予想以上に適する場所だった。

バス停「走水上町」下車。

 

D.走水の港
【無評価】

釣り船の権利を持った人たちの敷地権的なものがどの程度厳しいのか不明だし、沖に防波堤が有るし、わざわざこの場所を選ぶ理由がない。

 

E.防衛大学校 走水海上訓練場
【部外者侵入不可】

門は開放されているけど、立入禁止。



F.観音崎ボードウォーク
【視野:広2 + 距離:中1 + 高所:低0 + トイレ:遠0 = 総合3/6】

観音崎京急ホテルは、今年、令和4年9月に営業終了した。リニュアルの為の工事に入る。
改めて見るといいホテルだ。

ああ、立て直し後も高層にして欲しくないな。と思って、横須賀市の都市計画図を見てみると、ホテルの敷地は、第1種低層住居専用地域(容積率:80%、建ぺい率:40%)、浦賀島風致地区(第1種風致地区)なので、数年後に高層ホテルが建つことは無い。
…だろうが、一抹の不安は有る。

横須賀美術館は市街化調整区域なのに、建築許可が下りている。
行政は行政の都合で何でもできる。
観音崎京急ホテルは民間では有るが、行政側との…△◇▽□…次第で都市計画を変更し…△◇▽□…変人小泉元総理に従い、風致地区の解釈を…△◇▽□…容積率のアップも…△◇▽□
…と東京新聞のような妄想陰謀論は止めて、本筋に戻す。

ところで、このホテルの宿泊客は何を目的にしているのだろうか?

一応、観音崎ビーチという砂浜はあるけど…
(しょうがないけど、)打ち上げられた海藻が汚く見えるし、岩場も近くて、泳ぐのに適した砂浜には見えない。個人的に。
シェラトンワイキキホテルのビーチは常時掃除されているし、海に入った人が立てる範囲は石ころも排除されていたからなぁ… 比べるのが酷か。

海が見渡せるレストランが有ったみたいだけど、レストランに一日中居るワケじゃないし…

リニュアル後は、もっと立派なプールが有って欲しいかな?
リゾートホテルのプールは、ホテルのイメージアップのための飾りでいい。

第一海堡? 35mm換算400mm

第二海堡 35mm換算600mm

ホテルの周りに有る「観音崎ボードウォーク」は、ホテルの宿泊客でなくても通行することができる。
ボードウォークの管理はなかなか大変なのだが、経年劣化で浮いたりしてフワフワした部分もなく、立派なものだった。

富津岬のアレ 35mm換算1200mm

35mm換算1000mm

35mm換算600mm

走水小学校と走水低砲台跡の小山 35mm換算120mm

35mm換算500mm

見える海は広く、今回の目的に適する。
ボードウォークでも、脇のコンクリートでも、更に岩の上でも座れるので、折りたたみの椅子を持ってくる必要ない。
座っていられるコトはすごいアドバンテージだと思う。。

トイレに関しては、工事中のホテルを使わせてもらうワケにはいかないが、ホテル裏の「横須賀美術館」に公衆トイレが有る。ボードウォークの中間に居たとして片道 500m。

バス停「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」下車

 

神奈川県立 観音崎公園

さて、いよいよ大本命というか、みんな知ってる「観音崎公園」。
公園なのでトイレが散在し、糞尿垂れ放題。
さて、点在する砲台跡や広場からどの程度海が見えるのか?

バス停「観音崎」下車(横須賀駅浦賀駅馬堀海岸駅から)

 

G.海岸園地トイレ前〔観音崎公園
【視野:広2 + 距離:近2 + 高所:低0 + トイレ:近1 = 総合5/6】

「海辺の道」は、(当然ながら)海が近い。
海岸園地トイレの前にはちょっとした広場が有り、座るコトもできる。
沖を通る船との距離が近く、迫力を感じる。

35mm換算270mm

35mm換算660mm

35mm換算640mm

うん。ここは有力候補だね。

 

H.観音崎灯台観音崎公園
【視野:広2 + 距離:近2 + 高所:高1 + トイレ:近1 = 総合6/6】

灯台が見えて、「あれ?こんなに小さかったっけ?」となった。

ブラタモリで、その筋の先生にヒントなしのクイズを出されそうな地層がむき出しの切通しを抜け、灯台到着。
ここだけは有料!というか、参観寄付金 300円也。

ヴェルニーにより造られた日本初の灯台とのコト。
ヴェルニーは、横須賀造兵廠、横須賀海軍施設ドック、灯台、その他の近代施設の建設を指導し、横須賀基地横の公園は「ヴェルニー公園」という名前だし、横須賀イチの有名人。
しかし、フランスから呼んだ技術者が優秀だったから良かったものの、現代の小中学校の先生ような「無能」だったら、横須賀湾に沈められていたんかなぁ。

35mm換算600mm

35mm換算1200mm

35mm換算260mm

35mm換算260mm

35mm換算1100mm

ここまでは灯台の麓からの撮影。

ここは大本命というか、「観艦式の日、灯台の上には、鈴なりの人たち」と表現する文章を読んだ記憶が有るが、鈴なりになるのは無理!
階段でさえ、サグラダファミリア自由の女神の腕の中より狭く、オレは肩をぶつけながら上り、バルコニー(?)は行き違いができない一人分の幅しかなく、リュックサックがドアにひっかかるぐらいだったから、鈴なりは無理だし、阿呆ばかりが集まったら、階段で上がることも下がることもできずじまいの地獄になり、灯台の中では腸詰めができるだろう。

北側に見える白い塔は、「観音埼船舶通航信号所」ということで、灯台ではなく、流木など障害物、波の状況や往来する船の状況など、情報共有したり、交通整理をしたりする施設。

35mm換算400mm

35mm換算330mm

35mm換算680mm

しかし!
高台で海が近いから最高の光景であることは間違いない!
本日ナンバーワンの場所だ。

一人で独占できるなら、3万円なら出す人がいそう。
参観寄付金 100人分だ。
まあ、県立の公園にそういったことはそぐわないか。

 

i.海の見晴らし台〔観音崎公園
【視野:狭0 + 距離:遠0 + 高所:高1 + トイレ:遠0 = 総合1/6】

「見晴らし台」というからには、「見晴らせる台」なんだろうな!?と思いながら、レンガ造りのトンネルを歩き、砲台跡を過ぎて到着。

35mm換算700mm

うん!確かに「見晴らし台」だが、南側の海が見え、久里浜の火力発電所が見える。
「戦没船員の碑」と同じような風景だろうが、少し条件がいいかも。
しかし、最寄りのトイレは、戦没船員の碑のトイレとなり、起伏も有るし遠い。

 

J.戦没船員の碑(大浦堡塁)〔観音崎公園
【視野:狭0 + 距離:遠0 + 高所:高1 + トイレ:近1 = 総合2/6】

オレはその名称から、1艘の数人の船員のためのもの。と勝手にイメージしていたが、戦争や海難事故の犠牲になった6万余人の碑というコトで、すごい数だった。
が、海に沈んだ大勢の人たちをどうしてこんな高台で弔うのか?と更に疑問になった。2度と沈むコトが無いように?
アニメ『ハイスクール・フリート』のように、将来、海面上昇で、この場所まで海に浸かるような事態になれば目も当てられないなぁ。

35mm換算1000mm

「太平洋を望む」とのコトだが、方角的に南西部だけ見える。
高台で有ることはいいかもしれんが、船団の航路的に、午前は見えたとしても後ろ姿で、帰り道は隊列が見えるかもしれんが、そもそも海までが遠い。
トイレが近くに有るコトはよい。

 

K.観音崎自然博物館・展望園地〔観音崎公園
【視野:広2 + 距離:中1 + 高所:低0 + トイレ:近1 = 総合4/6】

観音崎公園は広大だが、一部「海上自衛隊 観音崎警備所」という緊張感の有るエリアが挟まっている。
そういったワケで、「観音崎自然博物館」と「展望園地」は、「離れ」のような印象だ。

これまでなんとかもった天気がココで崩れ、土砂降りになったので、後日改めて訪れた。
この日は日差しが強くて、気温も高く、沖の船は揺らいで見えた。
公衆トイレは有るし、ワインが飲めるレストランも有り条件はかなりいい。

35mm換算260mm

35mm換算740mm

35mm換算600mm

35mm換算230mm

ここまでは、園地の下(海岸線)

ここからは、園地(緑地)

35mm換算360mm

35mm換算500mm

35mm換算950mm

35mm換算760mm

週末のみ有料の駐車場はすぐ隣。
ん!!駐車場の便利がいいというコトは、それなりにこの場所を狙って来る人も多かろうと想像できる。

南東が正面なので、午後の船団が戻って来る時が狙い目かも。

バス停「観音崎自然博物館」下車(日曜日・祝日のみ)
バス停「腰越」下車徒歩8分

A.破崎緑地の展望デッキ
B.走水小学校
C.旗山崎公園・走水低砲台跡
D.走水の港
E.防衛大学校 走水海上訓練場
F.観音崎ボードウォーク
G.海岸園地トイレ前〔観音崎公園
H.観音崎灯台観音崎公園
i.海の見晴らし台〔観音崎公園
J.戦没船員の碑(大浦堡塁)〔観音崎公園
K.観音崎自然博物館・展望園地〔観音崎公園

 

まとめ
天気の悪い日と良い日に現場に通ったが、もちろん天気が良いに越したことはないが、気温が上がると沖の船は見にくい。
観艦式当日、どの程度の人が集まるか知らないけど、観音崎の駐車場は開園待ちの車で渋滞するという情報が有る。
今回、高倍率のカメラを持って行ったので、35mm換算1000mmなどといった撮影ができているが、イチガンでそんなレンズ持っていない。
等深線を見ても、浦賀水道観音崎は船までの距離が短く、大きく撮影できる可能性が高い。(右側通行なので特に午前中)
以上のコトを踏まえ…

H.観音崎灯台観音崎公園〕の有料(参観寄付金)範囲は、灯台に上がらなくても、俯瞰で撮影できるので、面白い絵が撮れそうだが、エリアが限られているので果たして混み具合が不明だが、一番面白そうだ。
混んでいれば、山を降りて、G.海岸園地トイレ前観音崎公園〕に行けば良い。

F.観音崎ボードウォークは次点候補かな。

C.旗山崎公園・走水低砲台跡は穴場。

…って感じかな。

 

今治港開港100周年記念事業「みなとフェスティバル100」 (2022.10.15~16)

今治に前回訪れたのは、「今治国際ホテル」の移転前で、タワーは建設中だったから超久方ぶりだ。
四国の西側2県は大好きな県なので、「みなとフェスティバル100」にかこつけて出掛けた。
今治港は開港100周年で、東急、グリコ、小学館、キューピー、名古屋市交通局サクラクレパスオタフクソース日本共産党… なども100周年。
味噌も糞も100周年。

「みなとフェスティバル100」の10月15日(土)は、ブルーインパルスが来るというので、愛媛県はもちろん、広島、高知からも人が来たので、朝から大渋滞だった。
オレが狙っていた「今治市風早駐車場」は駐車が無理かな?と思っていたら、まさかの「空」表示で、喜んでゲートを通過し、好調にフロアーを上がっていくと、前の車の挙動がおかしい。「満車」です。との伝言が届いた。

既に満車だったのに、次々に車が入って来るので、上の方のフロアーは大混乱で、狭い通路が大渋滞していた。
直線部分で上り下りの行き違いはできる。
カーブでなんとか切り返すことができるはずが、上りも下りも渋滞していて、普通に曲がることも困難な状況に陥り、顔を出して、「下がれませんか?」と叫ぶのだが、立体駐車場の注意喚起の為のけたたましいアラームで打ち消されるという地獄。

その内、駐車場の管理人とおぼしきオジイサンが登場し、待っていても空きは出ないと確信できたので、お互い察しながら、各自どうすべきか考え、ゆっくりゆっくり、状況は改善していった。
福岡、広島、大阪、東京といった、頭に血が上りやすいチンピラの街とは違って、誰ひとり怒鳴らなかった。
たぶん全員他の車にぶつかるコトはなく、脱出していった。
フランスだったら、停まっている車にぶつけて、押しながら脱出しただろう。

昨今、道路事情は良くなったとはいえ、世界基準の幅広の車に乗る輩が増えたけど、その場面にも2m近い車幅であるマセラティが居て、大迷惑にだった。
銭持ちが市営の安駐車場に停めるなよ。
デカい車なんだから、近所に月極駐車場はたくさん有るのからさ、1ヶ月ぐらい2台分借りて、デカい面して駐車すればいいじゃんよ。
ナンバーは見なかったけど、広島辺りのチンピラかな?
港区の住民といい、なんで狭い駐車場と狭い道なのにデカい車に乗るのかね?


まあ、そんなコトも有り、会場周辺は大渋滞で、コンビニや商店の駐車場に駐車できるような厚顔無恥でないオレは、思い立ち、あの宮殿まで足を伸ばした。

「焼肉焼いても家焼くな」で、会社も炎上したとかしないとかで有名なあの会社の宮殿。
なんと臨時駐車場になっていて、駐車可能とのコト。

シャトルバスも出ているのだが、果たしてシャトルバスは進めるのか不明だったので、のんびりと隣の富田親水公園から見るコトにした。
実はブルーインパルスの航空展示は、11:00 開始の予定が、13:30 に変更されたので、いろいろ余裕ができてしまっていたのだ。
朝から「ラヂオバリバリ」という今治コミュニティFMを聞いていたので、早めに情報が入っていたのだった。
11:00 に間に合うように来ていた人も居るだろうけど、なかなかの人数が居る。

しかし、航空祭以外は、八王子と東京オリンピックでしかブルーインパルスを見たことがないオレは、こんなにブルーインパルスの人気が有るとは知らなかった。
ちなみに今治上空を飛ぶのは初めてらしい。


「はーばりー(みなと交流センター)」が中心だが、「今治港周辺に限らず、市街地の広いエリアで観覧可能です。人混みを避け、安全な場所での観覧にご協力ください。」とのコトだったが、果たして、約3.5km離れた富田親水公園で、その程度見えるのか?
しまなみ海道側に寄ったら全然見えない可能性も有る。
かと言って、あの大渋滞に向かう気はしない。

日陰に座ってただただ待ち、予定時間が近づいたので、公園の角に立つ。横ではルアー釣りをし続ける人。
海には漁船も集まって来た。ん!特等席だ!


13:30 になった。
小さい子どもが海の方を指さして「来た!」と言った。
オレには何も見えない。
ナウシカに出てくる大ババ様になった気分。
「大気が怒りに満ちておる!」と子どもたちを脅してやろうか?
焦る。
せめてスモークを出してくれたら…

ん?
見えた。
「はーばりー」に向かっているのか、オレの場所からは、ほぼ横向きだ。

八王子や先日の長崎パターンで、まっすぐ飛ぶだけのパターンだろうな。と思っていた。派手なコトはやらないと思っていた。

なんかエフェクトがかかっとる。LUMIX DC-FZ85 のレンズはこんなクセが有ったんか…

後半は円を描いたりした。
やはり完全な内陸でなく、半分海の上空では無茶ができるみたいだ。
墜落する時は海に落ちればいいもんね。

ほぼ雲のない晴天で、風は地上も上空も無いようで、スモークは流されるコトなく、長い時間残っている。
「おお!こんな良いコンディション久しぶりじゃ! 大気が喜びに満ちておる!」

オレの位置からハートは遠かった。


20分間の予定だったが、30分過ぎてもグルグル飛んでくれた。

青い海、青い空、整列して飛ぶジェット機
なんか、いいよ!いい!
それなりに派手に飛んでくれたし、超、超、超いい感じ。だった。
感動した。

帰り道も大渋滞で、ほぼ動かない。
工業団地の道の交差点に信号は無く、阿吽の呼吸だけで、行き来する。
中には阿吽の呼吸でなく、イラツイた炎の呼吸のドライバーもいるけど、イラツイたところでどうにかなるワケも無い。
「はーばりー」に向かう気はしない。
「ラヂオバリバリ」は長崎から来た市長や高校生が諫早市の宣伝をしている。その時間が異様に長い。
「ワシは、今治の情報が欲しいんじゃ!」とラジオに向かって怒鳴るも、番組は呑気に続く。

結構な時間をかけて、なんとかホテルに到着。
車を駐めて、荷物を置いて、ホテル近くの評判のいい居酒屋へGO!
水分も最低限だし、昼食をとってなかったので、散々飲み食いをして、またもや散財。大満足で就寝。

翌日の朝刊

翌日は、ホテル近くからシャトルバスの始発に乗り、会場到着。
昨日の喧騒が嘘みたいに閑散としているように見える。
祭り関係者の雑談を聞いていても、圧倒的に前日より少ないと言っていた。
余所者の勝手な気持ちとしては、前日は異常なので、この日ぐらいの客足で充分じゃんか?と思った。

さて、かといって、何しろ近県からもお客さんは来るだろうから、渋滞の可能性が無いワケではない。
のんびりしていて松山空港にバタバタ到着するのは嫌だ。
でも早過ぎるので、何か無いか?
帆船の搭乗券の売れ行きが不調とのコトだったので、チケット売りのテントまで行くと、同じ情報に踊らされた人たちばかりで、もう午後の便しかないとのコト。
不意にやるコトが無くなったので、早過ぎるけど、今治銀座を少し散歩して、空港に向かうコトにした。

本家以外の「銀座」は、どこも寂しいのぉ~

 

しばらく「ラヂオバリバリ」を聞いていた。
ディスクジョッキーが喋る話は全然面白くないのだが、かかる曲が面白い。在京のラジオでは流れないような曲が流れる。
青江三奈の「伊勢佐木町ブルース」が流れてドキッとする。
  あ~ん。あ~ん。 あなた知ってるぅ~ 港ヨコハマ~
  ドゥドゥビ ジュビドゥビ~ ジュビドゥヴァ~
おいおい。ドピュ ドピュって! 公共の電波で飛ばして大丈夫か?

野毛で飲んだ後、ウロウロしていると、青江三奈の歌碑を見つけた。
ボタンが有ったので押してみると、思いがけない大音量で「伊勢佐木町ブルース」が流れて、「近所の人スマン!」と不用意にボタンを押してしまったコトを後悔した。
それから、音が出るタイプの歌碑のボタンは押していない。
  あ~ん。あ~ん。

旅行前に立てたプランでは、「しまなみ海道」で尾道まで行って、少し観光して、戻ってくるコトも考えていたけれど、冒険を犯す気になれなくなったので、来島海峡展望台に寄り道して、橋を眺めた。

しまなみ海道」は、普通車が片道 4,920円に対し、125cc以下の二輪車と自転車は 500円、歩行者は無料だ!
ちなみに「しまなみ海道」の「サイクリングロード」は、日本で初めて海峡を横断できる自転車道とのコトだが、こんなに天気のよい休日であれば大渋滞の可能性も高いし、日陰が無いらしいので、約70kmの全線を走破しようとすると辛そう。
でも、いつか渡る!

国葬反対を訴える下品な人たち(2022.9.28)

昼休みに食事を摂るため表に出ると、なんだか騒がしい。
九段下の交差点に歩いて行ってみると、国葬反対の連中、即ち左翼連中が騒いでいた。

 

「音のなるものを持ってきてください! 黙祷の時間に一斉に鳴らしましょう。」という呼びかけも有ったらしい。

献花待ちの列の人々は静かに並んでいるのに、隣で騒いでイヤガラセができる人たち。
品が無いことは周知の事実。 チンピラだもんね。

こんなに騒ぐってことは、右翼団体が拡声器で様々な主張を行う行為も左翼連中は許すのでしょうね?

否! あいつら統一教会批難する時は、血統のせいか、目を吊り上げて口角泡を飛ばすくせに、自分の関係がバレると、「今後、一層慎重に対応する」とブログに書いてオシマイという、ダブルスタンダードが平気な性格で、ひとのはダメ、自分はOKという理屈だからね。
日本人には理解しがたい。


撮した写真をよく見てみる。


国葬粉砕

粉砕とは…
固体を細かく砕く操作をいう。…とのコト。
できもしないことを宣言する辺り、やるやる詐欺だから政治家と同じ。
てか、「日教組粉砕」のように右翼活動家と同じキーワードを使うんだね? リスペクトしているんだね。

 

赤木さんを忘れない

「赤木さん」とは「赤木俊夫」のことだろう。
忘れないのは個人の自由だ。
森友学園問題は、「不起訴処分」で捜査は終結しているから、戦後処理についていつまでも因縁をつけてくる朝鮮人のマインドと同じだね。

 

父家長制打倒

「家長制」とは…
1.父系の家族制度で、家長が家族全員に対し支配権をもつ家族形態。奴隷制社会、封建制社会にみられる。
2.家父長制的家族のイデオロギー、およびこれを原理とする社会の支配形態。家長制。

日本の家族全てがそうではない。お前の家の問題だろ?家に帰って自分で解決すればいいだけの話。
てか、一人暮らしだったら関係ないじゃん?

 

戦争反対 基地も原発もいらない

戦争反対? 戦争に賛成する人っているんか? いちいち言うことか? ミャンマーでやってこいよ。

基地いらない? ウクライナのコトには見てないんかな? それとも他国から侵攻されたら黙って受け入れろってこと? 橋下徹と同じじゃん?

原発いらない? 火力発電もいらないんでしょ?
そのつまらない音楽を大音量で流しているのは電気じゃないんか? 大きなスピーカー積んどるがな。
私たちは電気を使うことを止めて10年経ちます。とか、
風車や太陽光パネルの電気だけを使用しているので、月に10万円以上の電気代を払っていますが、全然平気です。とか言うなら分かるけど?

Black Lives Matter
アフリカ系アメリカ人に対する警察の残虐行為をきっかけにアメリカで始まった人種差別抗議運動のこと。

ああ、末期は単なるテロ活動だったアレね。
自分たち黒人が攻撃されたら怒り、もっともらしく人種差別反対を訴え、黄色人種に対しては、問答無用で老人でも殴る蹴るの人種差別を行うアレね。
自分はいいけど、他人はダメという、辻元清美と同じ理屈ね。 なるほど。
まあ、日本人には理解できないけどね。

 

Underground Resistance
ミシガン州デトロイト出身の音楽集団。1990 年以来、主にデトロイトテクノをプロデュースしている。

この単純で糞のような音楽がデトロイトテクノなんでしょうか? 掛け声は「わっしょい」なんだね。
一体、国葬と何の関係が?

 

フリーター全般労働組合
コミュニティ・ユニオン全国ネットワークに加盟しているが、上部団体には所属しない独立系労働組合

キャバクラユニオン
フリーター全般労働組合の分会。

 

国葬反対の活動を行っているのは、朝からテレ朝とかTBSの番組を見ている老人ばかりと思っていたら、老人でもない人が混ざっていたから、少し感心していたけど、労働組合ってことで、老人と同じ、無職もしくは無職に類する人たちだから活動できるんだね。なるほど、なるほど。

以上のようにメッセージがてんでバラバラで、国葬に便乗しただけと分かる。

どうしてサングラスをかけるのかも分からない。
後ろめたい?
年寄り殺して逃げている途中?
あおり運転の後、車を降りてきた宮崎文夫? キモトさ~ん?

 

ネットニュースでも取り上げられていた「射的」もいた。

 

オレの昼休みは限りが有るので、他の下品なグループまで見る余裕は無かった。
同じく昼休みに、この無職もしくは無職に類する人たちを見ていた人がいて、「子ども神輿みたいなリズムだった。」と言っていた。
デトロイトテクノとは、「わっしょい。わっしょい。」変調なしなんだね。

まあ、デトロイトテクノはどうでもいいのだが、徹底的に左翼に嫌われていた安倍晋三は死んでからも批難されている。
左翼にとって好まない言動だったということで、即ち、間違った言動ではなかったというコトを再認識した日でしたね。

こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかない。
そういうことだ。

小松基地航空祭 2022(2022.9.19)

オレと同時に小松駅前のシャトルバス待ちの最後尾に並んだオバちゃんは、最後尾のパネルを持った人に「歩くとどのくらい掛かるのか?」と質問し、「約1時間です。」との答えに対して「じゃあ歩くわ」とあっさり言った。

オレは計画より2時間ぐらい遅い到着になっているけど、シャトルバスの待ち時間は不明だが、知らない道を1時間歩くことには抵抗が有ったので、大人しくバスの列に並んだ。

調べてみると、小松基地航空祭あるあるで、けっこう歩く人がいるらしい。

駅東口には小松のコマツの公園。西口には市民広場が有って、そこにジグザクで並ぶのだが、駅の外側に珍しくトイレが有った。JRのくせに協調している。

市民広場から脱出するとバスが見えた。 おお!意外に早いじゃん!?と思ったが…

土居原1号 公園(土居 原ボンネット 広場)に入って、そこでもジグザク並ぶ。

並んでいる間に9時になってしまい、轟音が聞こえるものの、姿はたまに建物の隙間から見えるぐらいで、オレは何をしに来たのだ!?と自分を恨んだ。

前日、金沢の街を歩きまくって、足腰がフラフラなのに、夕飯に行くと、調子良く酒が進み、ホテルに戻ってからも飲み続けた結果、ホテルの部屋のテーブルには空き瓶、空き缶が並び、近代無いぐらいの二日酔いで、朝起きるには起きたのだが、目が回っていて、ホテルから出られなかった。

ちなみにシャトルバスは片道 500円と良心的な料金のようだが、小松基地裏の小松空港から小松駅に向かうバスは 280円なので…

まあね…

航空祭のための交通制限とか、バスのスムーズな運行のために、車両をかきあつめ、ドライバーをかきあつめ、バス待ちの行列の動線をつくり、途中の四つ角まで人数を動員しとるからね、莫大な経費はかかっとる。

バス会社だけでなく、基地周辺のあらゆる駐車できそうな場所には警備会社の警備員を配置して、完璧に無断駐車を排除してたのは立派やった。

以前は無断駐車が多かったらしいけど、よくやってた。

結果的にバス待ちの列で1時間待った。

基地に到着すると、救助活動のデモンストレーションをやってた。

もう何度見たか分からないぐらい見ている。オレが見届けただけでも数十人が救出されているので、オレはゆっくりカメラの準備をして、地上展示の機材を見て回った。

アグレッサーという派手な機材が並んでいるので、見慣れた F-15 も新鮮に見える。

化粧をした古女房が新鮮に見えるようなものか?などと昭和の男はコメントするのかな?オレは言わないけど。

F-35にもアグレッサーが登場するんかな?

ステルスが売りなのに、派手にペイントするんかな?

何故か「国籍不明機」と呼ぶロシアの飛行機に対しスクランブルをかけるのは普通カラーの機材だろうけど、F-35Aのステルスカラーを見た後では、部隊マークも国旗も派手に見える。

すぐにブルーインパルスの時間になった。

たまに有る時間をたっぷり取るタイプのやつだった。

飛ぶ前に燃料が無くなってしまうのでは?と心配になるぐらい準備するアレ。

もしスクランブル発進だったら間に合わんがな。

そもそも T-4 にスクランブルかけられた方は腰砕けになってしまうだろうけど。

雲の多い空だったので、スモークは白じゃない方がいいのに。と思ったし、台風の影響か風も有ったので、ブルーインパルスにとって、良いコンディションとはいえなかった。

有料席は折り畳み椅子で、千歳と雲泥の差だ。

親分が飛んで来た。

 

次にアグレッサーが2機飛んで来た。

そして地上展示。

 

マーベリックとのコラボカラーとされる機材は地上展示されている。

ああ、やっぱり既に飛んだ後なのだな。と確信に代わる。

せめて1時間前に着いていればとも思うけど、ぶっちゃけまだ目が回っている。

 

 

航空祭は例年より短縮されて、午後1時で終了。

アグレッサーが飛行展示の最後で、残るは地上展示と演奏。

ブルーインパルスが戻って来る頃から帰路に就く人たちがいたので、帰り道も混むのだろうけど、すごく短い航空祭の人たちもいるもんだなぁと思った。

オレは昼頃やっと酒が抜けて、さて売店でも見て回るかと売店群に行くと、冷たいドリンクが 300円とな!?

まあ、さもありなん。と歩を進めると、今まで一回もグッズを買ったことが無いオレはやっぱりピンと来ないまま、売店まで辿り着いた。

ん!?これは… と入店。

案の定、標準小売価格でドリンクが売っているではないか!?

オレはモンスターを210円で購入。

エナジードリンクなんぞテンションが低いけど頑張らなきゃいけない時ぐらいしか飲まない贅沢品だ。

少し元気になって退場するコトに。

帰りの飛行機の欠航が決まっているし、元々空港の方に行く予定だったので、バスやタクシーの列に並ぶことなく、歩いて退場。

タクシー待ちの列が長いことに驚いた。

1時間ぐらいの距離なら歩くだろうから、もっと遠いのだろうけど、お金持ちが多いのだなぁと思った。

しかし、タクシーの供給量は全然不足していて、待機しているタクシーはゼロだった。

そりゃあ列も長くなるわな。

リベットの重量だけでもけっこうなもの

シャトルバスを待つ行列はもっと長いだろうし、小松駅は入場制限が有るみたいだし、特急の運転を取りやめるとのコトだったので、30分か1時間に一本の普通電車に乗るしかないとなると、小松駅前は店もあの人数を引き受けるには少ないし…

 

…と他人の心配をしている場合ではない。

国内線と国際線が有る飛行場で、滑走路を挟んでいるような空港は、連絡バスが有ったりするけど、民間と自衛隊が滑走路を挟んでいる飛行場に連絡バスが有るはずもなく、外周道路を廻るしかない。

Google先生に聞いてみると、小松の場合 40分ぐらいかかる。

余談ながら、千歳の場合1時間半ぐらいかかる。

舗装道路を反れる人たちが多い。

外周道路を北上する人はそこそこいたけど、小松の中心街に向かう右折する人が半分以上いたので、「スカイパーク こまつ共生の丘」まで残った人はオレの他に3人しかいなかったけど、この人達は全員空港まで行った。

町道だったら通り抜けが駄目だという理屈が分からんなぁ

JALのチケットカウンター前には何人も座り込んでいる。

状況確認とやらで受付中止とのこと。

午後、小松を発つ羽田行きは5本有る。

オレは遅い時間の便だから台風の影響が出るコトは分かり切ったようなものだからいいのだが、まだほぼ影響を感じない午後の便を予約していた人たちにとってはヤキモキする状況だろう。

オレは明日から仕事なので、どうしても帰る必要が有る。

払い戻しの手続きを終わらせ、せめて金沢に戻ることにした。

金沢からは新幹線が有る。

小松空港発のリムジンバスの時刻表は有るのだが、到着便次第というのが正解で、到着便の客の動きを見る人がいて、その人が「行ってよし!」と運転手に声をかけると出発する。

 

小松空港の北側には「富山空港」が有り、南側には「福井空港」が有る。

コロナの影響以前から、利用客は減り続けている。

北陸新幹線に客足を取られているそうなのだが、新幹線が嫌いなオレには理解しかねる。

福井空港」なんぞ、今はグライダーが着陸するだけだと。

補助席まで埋まった金沢駅行きのリムジンバスは不快だった。

混んでいるバスにおいて、座席まで持ち込む荷物は、無いか、小さいに越したことはないのに、意外と多くの人たちがリュックサックぐらいは持ち込んでしまう。

元々航空祭に来る客は総じて体格がよい。

言い換えると、デブとデブ気味しかいない。

酸っぱい汗のデブたちが、4人がけ+補助席で、押し寿司のような状況で金沢駅に着いた。

金沢フォーラス内の「もりもり寿し」でこんな押し寿司を出してみろや。保健所が飛んで来るぜ。

 

時刻は15時過ぎ。

時刻表を覗き込む。

「かがやき」、「はくたか」、「つるぎ」

は? どれが「ひかり」で「こだま」なのか全然分からん!

 

「つるぎ」は富山までしか行かんみたいやから、「かがやき」か「はくたか」だな。とそこまで分かったところで、切符購入の列に並ぶ。

近い時間の切符も販売中だが、「立席」とある。

おいおい席が無いのに「立席」とは如何に! …などと論争をしている場合ではない。

東北新幹線と同じか! と理解する。

後から調べると、立席特急券は、指定席の特急料金から530円を引いた額で、乗車車両が指定されており、その車両以外で立つことはできないという人権軽視の制度だ。

Twitterを見ると、リュックサックを背負った男子たちがデッキに立っておる写真が有った。

高い金を払って、今どきは廊下に立たされるコトもないだろうに。

ほぼ18時の便に空席が有った。3時間ぐらい後だが、1万5千円弱払って、3時間も指定されたデッキに立たされるのは嫌だ。

3人がけの真ん中の席が数席と唯一、通路側が1席有ったのでこれをチョイス。

飛行機の3列シートの真ん中は平気なのだが、新幹線の3列シートの真ん中は地獄だからね。

 

よし! 今のところ新幹線は走りそうだ。

腹が減った。

 

百番街は吉野家以外、四六時中、観光客で溢れているから駄目だ。

独立店も魚を出す店は駄目。

フォーラスは「もりもり寿し」以外、閑古鳥が鳴いているから、フォーラスにしよう。

と、金沢でも夕食難民になった経験から見つけた穴場。

てか、分かるんだけど、小樽も仙台も金沢も、ブームになった寿司屋は飽きもせずブームのまま。

あのね、安いワケじゃないよ?

1時間ぐらい待った挙げ句、後頭部に「席はまだ空かないのか?早く喰えよ!」という何十という視線が刺す中、「金沢に来たからには、やっぱりノドグロを喰わないとね!」って有り難く喰う様は滑稽だ。

お店は下手な手を打たない限り、ボーナスゲームが続いて、続いて、支店ができて、しばらくすると、なぜか評判が落ちだすけど、食べログとか情報がそんなに変わらないから、観光客はズルズルと集まり続ける。

本当は地元民に支持される店が正解なんだけどね。

電光石火でルーキーの店が出現したりしない限り、ボーナスゲームが続いて、オーナーの車が立派になったり、家が大きくなったり、タワーの上の方に住んだりする。

「せっかく来たのだから、次はいつ来れるか分からないから、間違いの無いお店」になれたら人生勝ちだね。

 

…などと思いながら、フォーラス内のガラガラの店内で牛を喰う。

日本中が体験したことのない台風とやらをビビらされている中、奇跡的に三連休中一切雨に降られることなかったけど、新幹線が発った後、台風の影響が出たらしい。

三沢基地航空祭2022(2022.9.11)入場待ち

最初に悪口を言う。

三沢基地航空祭2022の混雑状況は?予め予習しておきましょう!」的なサイトを今更見たけど、サイトによっては半分ぐらい嘘やな。

「連絡バスが今年は運行されない。」とか、「どこそこは大渋滞が起こる」など、日刊ゲンダイの記者なみに、外に出ることなくエアコンの効いた部屋で、インターネット検索と悪意で創作したような内容やわ。

「朝5時に現地到着せよ!」なんぞ間違いないけど、余裕見過ぎだし、そんな情報に踊らされた馬鹿が集まったら、そもそも近隣住民に迷惑やろ?

地域住民の理解無くて、基地の良好な運営は無いわ。

全国の自衛隊の基地を、○○みたいにプロ市民による妨害工作で、無知な第三者にまで悪い印象にしたいんか?

毎日放送か!?朝日放送か!?

 

さて…

 

三沢基地は「青い森鉄道」の三沢駅から歩くと30分ぐらいかかる。

三沢駅三沢基地は約30mの高低差が有り、駅からは上り坂となる。

 

航空祭当日は三沢駅から臨時バスが運行されるが、航空祭あるあるで、このバスに乗るまでに時間がかかる。

このバスは基地の正面辺りで下車するのだが、入場待ちの列は基地から三沢駅方面に伸びる。

バスルートによっては、この列を眺めながら到着地点まで乗車することになる。

「もういいからここで降ろしてくれ」と言いたくなる。

考え方と体力次第だとは思うけど、バスに乗らず、三沢駅から歩いていれば、列の最後尾にぶつかるので、バス待ちの時間次第では、歩いた方が列に早く並べる時間帯もある。

…というのが例年のシキタリだったが今年は違った。

 

入場待ちの列は、三沢駅側でなく、三沢空港側に延びていたのだ!

まず、そもそも三沢駅のロータリー整備が終了して、バスの三沢駅へのアクセスがスムーズになった。

駅前の県道10号三沢十和田線にバスが並ぶこともないし、駅裏口の東口ロータリーの整備後はかなりスムーズになったけど、いよいよ正面口の駅前ロータリーが完成しとるから、本当便利になった。

…といっても、日常的にはオーバースペックなロータリーだろうけど、防衛省の再編交付金を活用して作ったロータリーだから、地元的には仕事が発生したり、痛いコトは無いのだ。

あの味の有る建物とその中の食堂が無くなったコトは悲しい。

そのバスが三沢市役所前で下車するし、帰りは乗車もする。

これは、例年に比べ、基地から少し遠くなったけど、県道10号の渋滞の影響が無くなり、スムーズなバスの配車ができていたと思うので、良好な作戦だと思った。

 

朝は三沢駅からタクシーに乗る人達もケッコー居たけど、バスは160円なので、バスに乗る人が圧倒的に多い。

が、

今年のパターンであれば、タクシーの方が利口だったかもしれない。

 

先に述べたとおり、例年のように駅側に入場待ちの列が延びていたならば、途中で降りるコトになるだろうけど、逆の三沢空港側に延びていたので、列の最後尾の場所が不明だったし、結果的にとぐろを巻いていたので、まじめに歩いて最後尾に並んだ人は、情報共有していたあざといヤツより、長い距離を歩くことになった。

もちろん基地到着の時間帯に寄る。

オレはバスの下車が 7:20 だった。

基地ゲート前の県道10号線から延びる列を見て、いち早く最後尾に並ぼうと小走りの人たちも何人かいたけど、まさかあんなに列が長いとは思いもしなかったので、走れたのだろうけど…

列が終わりかな?と思うと、そこは曲がり角で先が見えないだけ。

見回りに来た三沢市役所の軽自動車の職員さんは、列を見て苦笑いをしていた。

平畑公園のトイレには行列が。維持・管理や防犯の観点からトイレは経費が掛かっているだろうけど、ありがたい。おしっこが近い歳になるとありがたい!オレは水気を取らないので寄らないけど。

オープニングフライトは 8:30~9:20 のはずだけど、7:00 を過ぎた頃から数機飛び始めた。

2018年に厚木基地のF-18が居なくなる前は、町田辺りでも轟音が聞かれたが、あの音より大きいんでないかい? ステルスでレーダーには映らんかもしれんけど、むちゃくちゃうるさいよ?

伝達速度は遅いだろうけど、音に反応するレーダー的なもんを作れば、F-35は撃ち落とせるんでないかい?

…などと考えながら、以前、築城基地で、音がしてから反応しても遅いことを思い知ってからは、周囲の目のいいヤツの発見の報を聞いたり、無線を傍受しとるヤツの近くにおった方が有利ってコトを知ってから、他人に寄生しとるオレでした。

 

結局、8:40 に入場できたオレは、どれがオープニングフライトだったのか分からんかった。

さて、入場すると、しばらく直線の道を歩くことになるけど、途中から左右というか、左折と直進に分かれる。

これは、直進すると自衛隊の装備のエリアに出て、左折すると米軍の装備のエリアに出ることになる。

いくら貴重な F-35A が並んでいるかもしれない自衛隊エリアかもしれんけど、オレ的には岩国と三沢でしか米軍の装備を見ることができんので、何の迷いもなく米軍側へ左折。

てか移動は自由なので先にどっちに行くかだけの問題なんだけどね。

こういった発想はすごい!

入場は事前抽選(結果的には応募者全員入場可能)だったはずなのに、3年前より入場待ちの列が長かった。

八戸基地航空祭 2022(2022.9.10)

「八戸基地航空祭 2022(八戸航空基地開隊65周年記念)」のプログラムは…

  10:00~ 花電車の運行

  12:15~ 大湊音楽隊演奏

  13:30~ P-3C哨戒機 展示飛行

  13:50~ AH-1S対戦車ヘリコプター展示飛行

  14:30~ F-15J戦闘機 展示飛行

…となっており、8:30 に開場されるけど、最初の催し物である「花電車の運行」が 10:00 という開場前に並ぶ必要性ゼロのイベントである。

撮影目的と考えると、他のどの航空祭よりも最前列確保の競争率は低いと思われ、航空祭の撮影初心者にとっては、最適のイベントであると想像する。

 

アクセスの為の特別なバスが運行されるワケでもないので、基地へのアクセスが一番の難関だろうけど、基地内に駐車できるようなので、一番の良策は自動車によるものじゃなかろうか?

入場してからエプロンまでの距離も他の基地よりも短いので、体力に不安が有る人でも参加しやすい。

さて、オレはと言うと、JAL155便の三沢空港 11:50 着の便で到着したが、リムジンバスが 12:20 発のはずが、札幌からの客を待ったせいか 12:40 発になった。

この時点で20分遅れ。

その後、バスは慌てることもなくのんびり走り、「ハイテクパーク入口」には 12:40 着予定が 13:05 着と25分遅れ。

さて、ここからが問題。

「ハイテクパーク入口バス停」と呼ばれる「ローソン八戸北バイパス店」の外れから、「海上自衛隊 八戸航空基地」の正門までは、GoogleMap によると徒歩 37分で到着予定。

バス下車時、既に若干尿意を覚えていたので、ローソンに戻ってトイレを借りるべきか?と考えたが、田舎道だろうから、イザとなれば林の中で立ちションだ!と決意し歩を進める。

途中、あ!あ!とここで道を反れるか悩むぐらいに尿意が高揚する。

青い森鉄道を渡る前の「西霊園」に管理事務所が見える。

絶対にトイレが有るはず!

少し早足になりながら、「西霊園」に入り、管理事務所へ一直線。

入口が2か所見えたが、近い方の入口から突入。

詰所みたいな部屋には誰も居なかったが、奥から男の声「何でしょう?」

こちらに向かって来ている足音はするけど、姿は見えない。

「お手洗いを貸して欲しい!」と訴えると、「どうぞこちらです。」と姿が見えたので、「恐れ入ります。」と最敬礼して、無事たっぷり放尿。

数十年ぶりに野小便をすることなく、文化人らしく便器に放尿。

「ありがとうございました。助かりました。」と奥に戻った男性に声をかけ、再び元の道に戻る。

青い森鉄道の踏切へ道を下り、渡ると上り坂。

StreetViewでおおまかに見ていたより、坂は急に感じる。

オレの他には誰もいないので、マスクは外し、はあはあ言いながら歩を進める。

八戸野辺地線という県道8号線とのT字路は、滑走路の正面だからだろう、数台の車が停まっていた。

一瞬、ここでオレも待機するか?とも考えたけど、こちらは風上に辺り、着陸する機体を見ることになるので、オレ的に好みのアングルではない。

右折し歩を進めた直後、P-3C が着陸した。

ああ! 13:30 からのプログラム終盤か。

途中、寄り道したとはいえ遅れている。

なるべく起伏のない最短距離を歩きたいので、住宅街の道に入る。

カーブを曲がったところで、八戸航空基地の正門が見えた。

結果、バスを降りてから40分以上かかった。

コアラハウスは何じゃろか? どうでもいいけど。

中心街とは逆方向だけど、1時間に1本ぐらい。

こんな時間に歩いて基地に入るなんてオレぐらい。

正門を入ってから持ち物検査のテントの10数人の兵隊さんからずっと見られる。

意外とちゃんと持ち物検査が行われ、無事本格的に入場。

誰も歩いていない広い基地の道路を勘でエプロンへ。

ほどよい入場者数。

AH-1Sコブラが離陸。

アメリカン・スナイパー」「ザ・ロック」「コン・エアー」など映画で見る「コブラ」は精悍で頼もしいが、運用開始が1967年らしいので、もうすぐ定年の歳だ。おしっこの切れも悪いはず。

現在において、どのような活用方法があるのだろう?

対戦車ヘリコプターということになっているけど、ロシアも中国も揚陸艦が少ないから、一斉に戦車を上陸させるとも考えづらいから、ゴムボートで上陸する歩兵相手にデカい玉ブチ込むか、ゴムボート沈めるぐらいかな。

歩兵がジャベリンみたいなミサイル持っていればヘリコプターなんぞ簡単に落とせるだろうからな…

意外とたっぷり飛んでくれた。

ヘリコプターは写しやすい。

今回、改めて説明書を読み直し、カメラのセッティングを決めてきたつもりだったけど、フォーカスが合わないケースが有ったので、いろいろセッティングを変えて試しながら撮って、やっとセッティングが決まった。

森の向こう側に着陸。ヘリポートがあっち側に有る。

F-15Jが離陸。

パンダと間違われる白黒の熊のマークだから、千歳の第203飛行隊。

地上の飛行機やヘリコプターが動き始めたりして、アナウンスが聞こえない。

飛び方にどんどん気合が入って来て、急上昇の末に雲の中に消えた。

「あれ?終わりか?」と思ったら終わりだった。

着陸しなかったので、そのまんま千歳まで飛んで帰ったのだろう。

運転席には何人か座っている。 そして…

丸窓にも人が…

一通りのイベントが終わった。

オレは「バスNAVITIME」を見て悩んだ。

今、バス停に向かえばギリギリ次のバスに間に合う。

逃せば約1時間後だ。

もう少し基地の中を見たいし、走るのは嫌だ。

最近は諦めがいい。

あっさり諦め、売店に向かったけど、もう店じまいをしていた。

帰投する飛行機でも見るか、とエプロンに戻ると、客はほとんど居なくなっていた。逃げ足が早い!

迷惑かけても悪いので、正門から出ると、正面の道路は渋滞中。

わ! これはバスも渋滞して時間がかかるかな?と思ってバス停に向かう間に渋滞は解消。

うん。これはよい航空祭だわ。近所に住んでいたら花電車の運行前から並ぶわ。

 

さて、バス停に到着したものの、行き先がよく分からない。

あと10分ぐらいでバスは来るはず。

以前にも述べたとおり、八戸駅は新幹線が停まる方の駅で、街の中心は、「中心街」と呼ばれる「六日町」とか「八日町」辺りで、八戸駅までは歩くと80分ぐらいかかるから誰も歩かない。八戸駅とは一緒に論じることはできない。

本八戸駅までも歩くと15分かかるけど、余所者の感覚では路線バスは、その多くが本八戸駅に寄るものだろうと考えてしまうが、地元民が乗らない八戸線は無視され、本八戸駅に寄るバスなんぞほぼ無い。とにかく「中心街」中心に回る。

しかし、この「中心街」も余所者には難しくて、バス停の「中心街」は、ほぼ「八日町」と思っていれば間違いないのかなぁ、と思っていると「三日町」で降ろされたりして、キョロキョロするはめになる。

まあ、町名が違うとはいえ、ワンブロックぐらいの距離なので大したことはないのだけど、「三日町」と「八日町」がどんな関係で並んでいるのか知らない余所者は焦る。

「八日町」の隣が「十八日町」だったりするから、いよいよ分からない。

さてバス停の行き先を確認する。

なんかおかしい。

オレはアチラ側から来たのだから、当然逆側のバス停であるべきだ。という思い込みが良くなかった。

意を決して少し離れた逆側のバス停に行ってみて行き先を見る。

「中心街」の文字が見える。

予定時間を過ぎていたせいか、すぐにバスが来た。

危なかった。

逃したら30分か1時間待たねばならない。

乗ってすぐ驚いた。

整理券を取らねば。と発券機の方を見ると、交通系ICカードのタッチ機が有る!

こないだ清水で間違ったばかりだったので、ICカードはカバンに入れ込んでいたので、慌てて取り出す。

現金は準備が大変だから、絶対ICカードを使いたい。

椅子が空いていたので座った。

次のバス停が八戸基地に一番近いようで、大勢の人が乗って来た。

運が良かった。

ずいぶん長い時間バスに揺られた。

知らない風景が続くので、八戸って意外と広いな、と思いながらウトウトした。

立っていたら、こうはいかない。

 

無事中心街で下車して、無事ホテルにチェックイン。
糞尿を垂れ流し、早速夕飯をとるため、予め目処を付けていた店に向かうが、既に列ができている。
待つ気はナシ。
次の店に向かう。
そこも入店待ちの列。
明日の三沢基地航空祭の客で溢れているのだ。
その後ウロウロしまくって、ホテルからかなり離れた人通りの少ない場所で、適当な店に入店。
小一時間で一気に飲み散らかした。


しかし、八戸基地の航空祭は気に入ったわ。
今まで行ったどの航空祭より地元密着って感じで、いい雰囲気だった。