エアーメモリアルinかのや @2019.4.30
鹿屋航空基地は、知覧よりも多くの隊員と機体を有していた特攻基地だったらしい。
現在は、在日米軍のヘリコプター部隊にとって、普天間に移動する際の、補給基地でもあるらしい。
本土最南端の航空基地なのかな?
そんな鹿屋航空基地で開催される航空祭が、「エアーメモリアルinかのや」。
「鹿屋基地航空祭」と「祭」を付けないのは、歴史に配慮してのコトだと想像する。
イベントのプログラムは、他の航空祭と変わりない。
飛行展示は、ヘリコプターと、「T」で始まる練習機と、輸送機など大型の機体で、攻撃的な機体は飛ばない。
“のどか”な航空祭だが、落下傘部隊を見せられると、個人的には緊張感が出る。
敵の落下傘部隊が、『バンド・オブ・ブラザース』の精鋭E中隊だったら勝てる気がしない。
ウルトラマンに出てきそうなデザイン
カメラ内蔵
航空祭は、地上展示なり飛行展示なりを見るコトがメインだと思うのだが、毎年のコトで、そちらが飽きたのか、珍しいモノを食べに来た。という趣旨なのか、屋台はなかなか盛況だった。
何故か、秋山さんの幟が立っていた。 よく見るとサイン入りだった。
鹿屋基地の近くに鉄道は通っていない。
「エアーメモリアルinかのや」に参加しようとすると、自動車(バスを含む)、バイク、自転車ってコトになる。
基地内の駐車場は抽選で当選すれば駐められる。
基地外には数箇所の駐車場が用意され、そこからピストンでシャトルバスが基地まで運ぶ。
土地勘の無いオレにとって、基地外の駐車場は大雑把な住所しか分からないので、ナビに入れてもターゲットが広すぎて、よく分からなかった。
そこで、基地に一番近い駐車場に向かうコトにした。
ここだけシャトルバスの運行は無く、徒歩で基地に行くコトになる。
近くまで行けば、そこを走る自動車という自動車は、その駐車場に向かって走っているだろうと、ナメきって向かったのだが、そんなコトは無く、キョロキョロしながらレンタカーを走らせ、なんとかその駐車場に辿り着けた。
そこから、歩きで坂道を上ったコトもあり、楽な道のりでは無かった。
『エアーメモリアルinかのや』を告知するWEB サイト(エアーメモリアルinかのや - エアメモ・ドットコム http://www.air-memo.com/)は、独自ドメインを持っているぐらい、オフィシャルなクセに分かり辛い。
エアメモ・ドットコムのトップページにアクセスすると…
●トップページ
●エアメモとは?
●鹿児島県鹿屋市へのアクセス
●鹿屋市の宿泊施設
●リンク
●問い合わせ
という6つのメニューが並び、その下には、お知らせや鹿屋市の紹介が並ぶ。
「エアメモとは?」にアクセスすると、『エアーメモリアルinかのや』が南九州最大級のイベントです。というコトと鹿屋市の紹介。
「鹿児島県鹿屋市へのアクセス」「鹿屋市の宿泊施設」は、鹿屋市のコトで、このイベントへのアクセス方法が無い。
そんなの、言わずもがな、鹿屋航空基地に決まっとるやんけ。 というコトなの?
で、検索エンジン(この表現は古いのか?)で「エアーメモリアルinかのや」+「アクセス」で検索すると、“ぐるっとおおすみ”など数個のページが見つかり、ついでにエアメモ・ドットコムの1ページまで見つかった。
は? どこにそのページが有るんか?
再度、トップページに戻り、メニューはもちろん、一番下までじっくり見てみるが、見つからない。
はてさて、と、今度はマウスを動かしながら見直すと、まさかの…
このイメージ画像が入口だった。
おいおいおいおい。
Netscape Navigator 全盛の頃のホームページかよ!
ダイアルアップ接続かよ!
geocities かよ!
bekkoame かよ!
inteQ かよ!
IIJ かよ!
あなたが300番目のお客さん かよ! キリ番踏んだからって何だよ!
わざわざ自分のホームページにYahoo Japanのバナー貼ると格が上がるのかよ!
トップページは「enter」ボタンだけかよ!
いつまで工事中だよ!
Yahoo 使わないで、infoseek で検索した方がかっこいいのかよ!
excite かよ!
Lycos Japan かよ!
せめて、画像にオンマウスで扉が開くような GIF画像にしてくれれば…
というコトで、欲しい情報は全てココに有ったとさ。
護衛艦のプラモデル
小学校3、4年生の頃やったと思うけど、軍艦のプラモデルを作るのにハマってて、お小遣いだけじゃ足らんので、オフクロに内緒で、オヤジに頼み、こっそりお金をもらって、近所に有る子どもの欲望が詰まった店に買いに行っていた。
1万円を超える「空母信濃」とかも売っているのだけど、そんな大人向けの商品は横目で見るだけに留め、概ね3千円以内の軍艦を買っていた。
軍艦のプラモデルは、大きく、船底まで有るモノと喫水線で切れているモノの2種類が有って、後者は「ウォーターラインシリーズ」と呼ばれる。
友達は、ウォーターラインシリーズを集めていて、床に置くと、それらしくも見えて、艦隊を組み、悦に浸っているのだけど、畳の上に置かれてもなぁ…とオレはゲンナリしてしまうぐらいで、オレは船底まで有るタイプで揃えていた。
ある日、自分の部屋に大和と武蔵を先頭に全艦を並べて、これだけ揃えれば、我が日本艦隊は負けるコトはあるまい。と悦に浸った後、馬鹿な子どもらしく、そのままにして遊びに行ってしまった。
部屋を片付けに入ったオフクロが踏んで、その痛さでキレて、全艦隊が沈められ、我軍は全滅した。 それからプラモデルは買っていない。
先日、最近はどんなプラモデルが売っているのか、Amazonで調べてみると、護衛艦の「いずも」と「かが」に限ると、「ハセガワ」と「ピットロード」という会社から出ていた。
ハセガワは、ウォーターラインシリーズも船底までのシリーズも出している会社。
ピットロードは知らん。
両社とも700分の1でスケールが一緒だ。
「いずも」を比べてみる。
ピットロード 1/700 スカイウェーブシリーズ 海上自衛隊 護衛艦 DDH-183 いずも プラモデル J72
ハセガワ 1/700 海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 いずも フルハルスペシャル プラモデル CH121
ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ 海上自衛隊 ヘリコプター搭載 護衛艦 いずも プラモデル 031
ふむふむ。
ハセガワのフルハルスペシャルは違うなぁ。
では、同型艦の「かが」を比べてみる。
ピットロード 1/700 スカイウェーブシリーズ 海上自衛隊 護衛艦 DDH-184 かが プラモデル J75
ハセガワ 1/700 海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 かが フルハルバージョン プラモデル 30047
ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ 海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 かが プラモデル 032
おい!! ハセガワ!!
お前、何してくれてんねん!!!
F-35Bとオスプレイが載ってしもてるやんか!! そんなモン載ってるワケないやんけ!!
笑わかそうとしてんのか!!??
パッケージにもキッチリ描いとるし!!
さて、ウォーターラインシリーズは、ハセガワ以外に「AOSHIMA(青島文化教材社)」も作っている。
その AOSHIMA に面白いシリーズを発見した。
「艦娘」シリーズだ。
長門さんが2種類出ている。
中身を見てみる。
まさかの本当の長門。 煙突違いで2種類だった。
ジャケ買いした人は目が点だね。
防府航空祭 @2018.6.3
行く予定になかったのだけど、「ひゅうが」を見て、下関に渡ったついでに、防府まで足を伸ばして「防府航空祭」に参加した。
防府基地は、パイロットを養成する飛行場なので、基地所属の「T」で始まる小さい無害飛行機だけだったら、行ってなかったかもしれないけれど、F-15、F-2、F-16も飛行展示するし、ブルーインパルスもブルーインパルス Jr も飛ぶ(?)というので、新幹線代を使って防府まで行ってみた。
「防府」は「ほうふ」と読み、濁点は付かない。
ついでにバスは防長交通が運行するが、こちらは「ぼうちょう」と濁点が付く。
更に「BOCHO」と書くので、オレは「BOSCH」(自動車製品、工具などの製造会社)と見間違い、防府が企業の城下町だと勘違いした。
「BOSCO」(オリーブオイル)は書体が違うので勘違いしない。
防府駅は山陽本線とはいえ、各駅停車しか停まらない駅のくせに、駅舎も両側の駅前広場も、駅前道路も立派な駅で、駅舎は武蔵小金井駅の様な円弧の意匠だった。
防府は、有力な政治家の出身地だったりするのかしら? 山口県といえば安倍晋三ぐらいしか思い浮かばんが?
シャトルバスを待つ長い列ができていた。 防府基地は駅から歩くには遠い。
オレの後ろで並んでいた広島弁を喋る山口県人は、「お金取るの?シャトルバスはタダやろ~」とモンク言ってた。
バスを降りて、すぐに荷物検査が有ったけど、あっさりしたものだったので、スムーズに入場できた。
オープニングフライトの様子を見上げながら、地上で行われるイベントが見える位置まで移動した。
ファンシードリルが航空祭で披露されるけど、オレは飛行機と銃を持った正装の兵士とがどうもうまく結びつかない。
かといって、陸上自衛隊は、災害時の土木作業員でも有るので、(宇都宮の基地でも見たけど、)こちらもピンと来ない。
結果、海上自衛隊が甲板でファンシーなドリルを披露するのが、一番シックリ来るような気がする。
ファンシードリルの後は、ブルーインパルス Jr。
ブルーインパルス Jr は写真で知っていたものの、実物は初めてだった。
エンジン音があまり聞こえないコトもあって、心静かに見た。
3輪スクーターは乗ったコト有るけど、訓練の賜物っぷりがよく分からなかった。
もう見なくていいかな。と思った。
オレの周りのフルサイズのセンサーの一眼レフで連写している奴らが滑稽に見えた。
試し撮りみたいなモノなんだろうけど、すごく遅くしか動いてないけど? そんな連写いる?
お客さんの数は、ほどほどで、動きやすいし、ほのぼのムードだった。
というか、他の航空祭でも、休日でゆっくり寝ているのか知らんが、最後のブルーインパルスだけ見に来る客はケッコーいる。
オレは LUMIX DC-FZ85 一台しか持って行ってなかったので、1/2.3型MOS という鼻糞サイズのセンサーで撮るコトになったのだが、光学60倍は一眼の連中には撮れない世界だ。
何十万円も払ったレンズを付けた連中が追うコトを諦めるような遠方まで撮れる!
が!
何しろ鼻糞サイズセンサーと空気の歪みも有ってピントも甘い感じで、解像しない。粗い。
一眼を持ってくれば良かったとも思うけど、今回は重い思いをせず、超気楽に旅をしたかったんや。
というか、FZ85 みたいなコンデジだと、ファインダーは覗かないわ、片手で撮ってるわで、オレ自身がナメてしまっているコトもあるんだけどね。
ちゃんと構えて撮ろうよ。オレ。
F-2 の後に飛ぶ F-16 はライバル心も有るのか知らんが、毎度キレッキレの飛行をする。
ブルーインパルスが90度以上傾けて飛行するのは『横転』に当たるので、航空法第九十一条に違反する!と刑事告発する左翼住民もいるとコトなんか気にせず、背面飛行も、きりもみ飛行も全部やり散らかす始末。
オレは「やっとる!やっとる!」とヘラヘラ見る。
国土交通大臣の許可を取っていれば、左翼の主張は意味を成さないので、いいのだけれど、やり散らかす。
近所の岩国から飛んで来たのか、ミサイルもタンクも何も付けていない。
F-2 の後継機問題が有るかもしれんが、航空祭でF-35のズングリした機体がクルクル回っている姿は想像できん。
テロリストのような重装備でない船相手に対する抑止的スクランブルなんかは F-2 みたいにクルクル回る戦闘機が合っているような気がするのだけど、どうなんかな?
メインイベントであるハズのブルーインパルスまで見て、大渋滞の中、帰るコトが嫌になって、F-16が帰った後、オレも帰るコトにした。
見れば必ずワクワクするコトは分かっているんだけど、航空祭に通い過ぎたせいかもしれん。 未練なく帰った。 とてもスムーズに移動できた。
『よこすかYYのりものフェスタ2018』で見た理解できないモノ TOP3
今年もイオン横須賀店周辺で行われる『よこすかYYのりものフェスタ2018』に行って来た。
海上自衛隊横須賀地方総監部で展示される護衛艦の種類が変わるコト以外は、毎年変わり映えしないので、視点を変えて、子どもの生態を客観視して、理解できないモノを3点選んでみる。
第3位 パトカー
並んでまで乗りたいか?
子どもの言動は、親の言動の影響が大で、意識が生まれて以降、阿呆は阿呆として育つのだろうけど、パトカーに乗車できる人は何%か出て来る。
乗りたくなくても乗せてもらえる。
むしろ、乗りたくない人ほど乗れる。
運転席に乗ってた人も、後部座席に座れる人も居る。
子どもの内から積極的に乗らなくてもいいのに。とも思う。
ただ、パトカーに乗せられたコトが有る親は、子どもが乗りたがっても必死で止めるだろうと思う。
第2位 路線バス
並んでまで乗りたいか?
ていうか、並んで乗るもんやけどね。
駅から遠い所に住めば、毎朝、毎晩乗れるがな。
バスはあんまりアテにならんから、早めに家を出んといかんよ。
オレは、運転席に乗るようなコトにもなりたくないわ。
第1位 建設重機(土方の乗り物)
並んでまでそんなカッコウしたいか?
義務教育終わった時点で、進学止めたら高確率で就職できるような気がするけど?
ひゅうが型1番艦 ひゅうが @2018.06.02 門司港西海岸2号岸壁
『ひゅうが』が見られるというので、飛行機代を使って、門司港に出掛けた。
門司港は何度か行っていて、好きな街なんだけど、街のシンボル門司港駅が長い改築中(2012年9月~2019年度)なのでピンと来ない。
完成予定 ↓
先月、『かが』で2時間待ちを経験しているので、気合を入れ、前泊で現地入りしたのに嘘みたいな過疎っぷり。
護衛艦ファンは…
横浜大さん橋に『いずも』を見に?
新潟柏崎に『はやぶさ』を見に?
青森新中央ふ頭に『ゆうだち』を見に?
…という具合で、各地で護衛艦と準ずる船たちが公開されるという目移りの週末であったのだが、オレは『ひゅうが』を選択した。
外側にエレベーターは無いな。
『ひゅうが』と『いずも』を比較してみると…
…てな具合で、『ひゅうが』基準で『いずも』を見ると…
排水量は 1.4倍。
長さは 1.25倍。
幅は 1.15倍。
『ひゅうが』は、護衛艦としては最大級の大きさで、デカいコトは確かなのだが、『いずも』と『かが』を経験していると、「狭い!」と感じてしまった。
武器は、いずも型よりバリエーションが豊かなんだけど、実物を見ると、なんだかピンと来なかった。
空母風護衛艦の戦闘シーンを思い浮かべるに、戦闘機による空からの攻撃に対する防御と、潜水艦などから発射された魚雷に対する防御ぐらいしか考えられず、敵の戦艦を沈める必要はない。 というか、そんな位置取りをさせるはずがない。
『艦これ』に例えると、金剛さんや吹雪ちゃんが後方に居て、赤城さんが切り込み隊長として先陣を切るようなコトをするワケがない。赤城さんは後方にドンと構えるハズだ。
そう考えると、『ひゅうが』に積まれた 12.7ミリ単装機関銃って、あ~た。
敵の玉やミサイルが貫通しない装備なんぞ無理やから、射手がむき出しでも同じ。という割り切りはよろしいけど、人が狙って撃つんやから、そんなに当たるもんやないよ~。
ファランクス(CIWS)をもう1基でも2基でも足した方が良さそうな気がするけど?
ファランクス(CIWS)を調べると、最大射程4,500m、有効射程1,500m、有効迎撃距離550m、発射速度は毎分3,000発。弾倉容量は989発。とあり、高速で飛来するミサイル相手だと有効射程に入ってからは10秒も連射してたら、もう被弾しているコトになるからいいけど(よくないけど)、20秒撃ったら玉が尽きる。
第3波か4波の攻撃を受ける前に、弾倉を込める必要があり、その間は無力なので、複数台欲しいわぁ。
Wikipediaによると…
ファランクス・システムの短所は、射程の短さ・20mm砲の破壊力の小ささ・多数目標への同時対処能力の不足であると言われる。高速飛翔ミサイルに対しては、対処可能な時間が短くなることに加え、たとえ20mm弾が直撃しても敵ミサイルがほとんどそのままの速度で自艦に突入してくる可能性があるため、より高い能力のCIWSを求める動きもある。
…とあり、動画を見る限り恐ろしく強く見えるファランクス(CIWS)だけどなぁ~
The Last Line of Defense
確かに。
小型 PAC-3 みたいな防衛システムができんかなぁ?
ファランクス 近接防御火器システム (CIWS) - Phalanx Close in Weapon System (CIWS)
『戦国自衛隊』や『地獄の黙示録』を見る限り、地上の敵と対戦する時、ヘリコプターは有効。
何しろ自衛隊は、海外に行って、現地の警察以上のコトはできないので、実際に通称ヘリコプター空母が派遣される場所は、島嶼防衛、もしくは奪還。
尖閣諸島は、その広さから考えても、ヘリコプター50機とか飛ばしても意味がない。
『いずも』『かが』『ひゅうが』『いせ』で、最大50機のヘリコプターを積めるので、通称ヘリコプター空母は、もう充分なのではないか?
14機×2捜(いずも型)+11機×2捜(ひゅうが型)=50機
竹島の奪還なんぞ、『ひゅうが』1艘で足りるんやなかろうか?
てか、竹島の形状は急峻なので、しまかぜクラスの護衛艦4艘ぐらいで包囲して、12.7ミリ単装機関銃で蜂の巣にすれば事足りるだろうから、通称ヘリコプター空母を出す必要が無いか。
とまあ、そんなコトをぽか~んと思いながら甲板を歩いていたんだけど、ちょっとした人だかりができている場所が有った。
「え~~~~」と口に出しそうになった。
甲板上に有るってコトはオフィシャル??
子どもが一緒に写真に写ってたけど、写真を撮る母親も『艦これ』を知っているようには見えなかった。
まあ、ゲームはやらないで、アニメしか見ていないオレにも『ひゅうが』さんは馴染みが無いんだけどね。
『ひそねとまそたん』がざわつく
穏やかな SNSライフを送るには…
1.反対意見を書かない。(悪口を含む)
2.賛成意見を書かない。(信条、政治)
即ち、意見を書かないコトだろうと思う。(阿呆な着地)
世の中、必ず敵がいる。
たぶん、テレビアニメも同様で、テーマづくりにおいて、キチガイに絡まれないように配慮していると思う。
2018春アニメで、オレが一番熱心に見ているのが、『ひそねとまそたん』
絵が『おそ松さん』や『ど根性ガエル』を連想させる、ほのぼのっぷりだし、設定も「んなアホな」で、気楽に見ていた。
ボンズの描く飛行モノは、『エウレカセブン』で実績が有り美しい。
人間の嫌らしい部分が描かれても、すぐに解決するので、安心して見ていられた。
ところが、「まつりごと」が出てきて、心配事が生まれた。
視聴者の連想パターンは様々だろうが、オレ的に「まつりごと」は、「天皇」に直結する。
というか、そもそも『ひそねとまそたん』が作り話とは言え、岐阜基地という具体的な場が舞台で、現存する航空機や居酒屋やヤクルトが出て来るし、まそたんたちは、日本の歴史に即した存在であるので、「天皇」が無関係なハズがないのだ。
ご存知の通り、共産党は皇室を否定している。
日本の建国は紀元前660年で、皇室の誕生イコール日本の建国であり、皇室の無い「日本」は有り得ない。
そして、現存する国家で、世界最古の存在でもあり、いかなる国より由緒正しい。
日本国内で、皇室を否定する思想の者たちは、もし、日本の戸籍を持っているのならば、信条に合う国に移民すればよろしいコトである。
英国王室を批難する日本人が居たら、「何様?」と不思議な気持ちであろう。それと同じである。
それにしても、共産党が公安の調査対象であるのに、政党として堂々と息をしていられるコトからも、現代の日本が、懐の広い国であるコトが分かる。
…とまあ、このように皇室云々と述べるコトは、そこで用いる「ことば」や「表現」から、解釈の幅、信条の違いなどから、右翼からも左翼からも攻撃を受ける可能性が有るので、穏やかな SNSライフを送るには触れない方が望ましい。
が述べた。
(言葉遊びができる日本語という言語を用いる民族であるが故の、面倒臭さでもあるのだが、これは楽しむ他ない。)
そもそもボンズは『交響詩篇エウレカセブン』の時も、仏教用語を連想させるネーミングで、視聴者を混乱させた前科が有る。
いくつかの謎を解く為、放送済みの事象と、ネーミングで使われている用語と合わせ、SNSでは予想というか、妄想を垂れ流していた。
“レントンの姉ちゃんは生きている”など。
ニルバーシュ → Nirvana(涅槃)
アミタ・ドライヴ → 阿弥陀
ポタラ宮 → 補陀落
放送当時の盛んな登録型のSNSと言えば mixiぐらいで、Facebookが2004年誕生らしいので、放送中に日本で広く使われているハズがなく、Twitterの誕生が2006年らしいので、放送中には無かった。
そのため「炎上」は mixiの中ぐらいで、頭の悪いライターが書くネットの記事や、アホなディレクターが仕切るワイドショーに取り上げられるコトも無かったので、「延焼」するコトは無かった。
ところが現代は、テレビを見た内容を書いただけの記事が Yahoo News に載る時代で、歩いている時もスマホをいじっている脳みそにシワが無い者どもが跋扈する世の中だ。
「天皇」と具体的には言わないまでも、物語の骨子として、皇室の存在がチラついて来た『ひそねとまそたん』を見た引きこもりの共産党員的リベラルライターが「けしから~ん!」と記事を書き、それを浅薄スマホウォーカーが読み、「思想・信条の自由は憲法で守られているのに!」と誰も自由を奪ってないのに発狂し、口は半開きで昼間のテレビを見ているPTAの構成員が騒ぎ、連絡を受けた浅識日教組が「如何なものか」と実質否定しているくせに幅を持たせたようなセリフを吐く。
…そんな姿が目に浮かぶ。
…と、こんなコト書いて、サヨク連中を起こすコトもないのだが…
…といった意見を書かないコトが、穏やかな SNSライフを送る秘訣である。
リミテッド @2018.06.02 シーモール下関前
アイドルに対して理解が無い。
『AKB48』というアイドルグループが居た。
前田敦子がカワイイとかブスだとか賛否有った。
少なくともオレの好みでなく、どんな考えの人なのか分からないし、カワイイとかかわいくないとか、そういった判断もできなかった。
その点、「たかみな」と呼ばれる、モーニング娘。での中澤裕子は、コメントが聞こえて来る分、「場末のスナックのママが何威張っとんじゃボケ!」と嫌いだった。
「アイドルとは」で検索すると…
“人気のある若いタレント。”
…と表示される。
すなわち
「人気」が無い「若い」タレント
と
「人気」が有る「若くない」タレント
は、「アイドル」と呼ばないコトになる。
Wikipedia の解説は興味深く…
アイドルとは、「偶像」「崇拝される人や物」「あこがれの的」「熱狂的なファンをもつ人」を意味する英語(idol)に由来し、文化に応じて様々に定義される語である。
日本の芸能界における「アイドル」とは、成長過程をファンと共有し、存在そのものの魅力で活躍する人物を指す。
キャラクター性を全面に打ち出し、歌・ダンス・演技・お笑いなど幅広いジャンルで活動を展開しやすいのが特色である。
一方で、はっきりと目には見えない“華”や“人間的魅力”が強く求められる。
「成長過程をファンと共有」とな。
なるほど。これは分かるような気がする。
カワイイとかブスとか容姿は関係が無い。
『ももクロ』はオレも好きだった。
赤色がどうとか、青色がどうとか、単体に興味は無く、彼女らの「物語」が好きだった。
山里亮太の話で興味を持ち、キングオブコメディの高橋健一の話を聞いて、ももクロの素晴らしさが伝わった。
ライブの様子を YouTube で見て、紅白に出た時は涙が出た。
しかし、アレがピークだったな。
紅白の後出た「5TH DIMENSION」はビジュアル的には「攻めたなぁ」と評価したけど、楽曲的には引っ掛かるモノが無くなった。
その頃、山里亮太も語るコトは無くなったし、高橋健一は女子高生の制服など600点を盗んで逮捕された。
オレに「物語」は届かなくなった。
「シーモール下関」前のペデストリアンデッキを歩いていると、アイドルが歌うような曲が聞こえて来た。
どうやらライブらしい。
デッキから見える範囲では観客はマバラ。
地下的なソレ?
エスカレーターを降りて、ステージ(?)の前に行ってみた。
やはり観客はマバラ。
路上のアイドルライブで見掛けるようなオタ芸をする男が3~4人居る。
ダイバーシティの大階段やヴィーナスフォートに居るオタ芸をする男は、もう少し小綺麗に見えるのだが、下関の男はなんか小汚い。
勿論、お台場にも、小汚いと控えめに表現できない、単に汚い男も居る。
他の男に向かって、死ね死ねと独り言を言っている奴も居るので、優劣は付けられないのだが、少ない分目立つ。
他の客は、買い物に来たのであろうオバさん、オジさん、お婆さん、お爺さんといった具合。
グループ名は、「LIMITED(リミテッド)」
福岡発のアイドルで、今年の1月に活動開始したとのコト。
神津カンナ以来の「かんな」である橋本環奈は、福岡ローカルから全国区になったアイドルだから、奇跡の一枚が撮られれば、瓢箪から駒ってコトも有り得るわな。
残念ながら、オレの持っているカメラは本気モードじゃなかったし、ポジション取りも通行人モードだったから、奇跡の一枚は他のカメラマンに譲る。
しかし、こういった世に有る名前をグループ名にするのは如何なものか?と思う。
検索する時、「リミテッド」+(スペース)+「アイドル」と気を利かせる必要が有る。
似たような例で言うと、「シシャモ」もわざわざ「SHISHAMO」と半角英数字で検索した記憶が有る。
パンツが見えるんじゃないかと思って見ているであろうオッサンから声を掛けられた。
「中学生ぐらい?」
「知らん」と答えた。
女性の歳は、「知らん」とか「分からん」と答えるのが正しい。
オレには、カワイイのかかわいくないのか、そこら辺にいるカワイめの女の子とどう違うのか分からないが、曲は意外にシッカリしてて、全然記憶に残ってないけど、ちゃんとした曲だなぁ、と思った。
ライブが終わると、初参加でないコトだけは確かな前の方で撮影していたり、踊っているオッサンたちが折りたたみテーブルを挟んで、リミテッドさんたちと喋っていた。
シーモールの前は通行人自体がマバラで、そのオッサンたちは永遠と喋っていた。
物販で何か売れたのかもしれないが、客の数は切ないものだった。
でも、リミテッドさんたちに問題が有るんじゃなくて、近くの観光名所である「海峡ゆめタワー」も2~3人しかいなかったので、下関の街自体が人が少ないというコトでいいんじゃないかな?
…てかさ、他所者のオレがちょっとウロチョロした範囲で言うのも何だけど、シーモールなら、吹き抜けのイベントスペースでやるとかさ、唐戸市場横の「カモンワーフ」の方が人がいっぱいおるがな!
お金の問題なのか知らんけど、場所選びに問題有るんじゃないの?
入ったコトはないけど、北新宿に地下アイドルのライブ会場が有る。
テレビでドキュメントやってて、客がいなくても歌って踊っていた。
でもそのうちパラパラと客が来て、ステージ上のアイドルの人数と客の数が同じぐらいになった。
「アイドル」って何なんだ?とも思ったし、来る客も何なんだ?と思った。
ただ、キャバクラやガールズバーなどでお金を使わない限り、合法的に女性に触れたり、話したりできる可能性がゼロに近い男たちにとって、アイドルとは有り難い存在だろう。
ジャニーズのファンにブサイクしかいないように、女性アイドルのファンもブサイクしかいないのかもしれないな。
そんなブサイクの相手をできるアイドルって頭が下がるわ。
あんたたちは偉い!
そして、ももクロでもAKBでも初期からのファンってデカい面できるみたいだから、是非、リミテッドさん、名前だけでも覚えてって。