東京都知事選の思い出

関東圏、特に一都三県に住んでいると気付かないだろうが、いわゆる「全国ニュース」というヤツは東京発信なので、例えば鹿児島はピーカンでも東京が豪雨だったら、この豪雨がトップニュースとなり、鹿児島県人はしばらく鼻くそをほじりながらニュースを見るコトになる。逆に鹿児島が豪雨だったとしても「いつものこと」と全国ニュースのトップニュースになることはほぼ無い。


余談ながら、鹿児島唯一のデパートである「山形屋」の山形屋食堂名物「焼きそば」は、「ソース焼きそば」ではなく、「あんかけかた焼きそば」であり、長崎でいうところの「皿うどん」であり、「皿うどん」は「焼きうどん」とは全然異なるので、注文時にはいろいろ変換しなくてはならない。そもそも鹿児島県なのに「山形屋」というコトからややこしい。


そんな全国ニュースのトップに扱われるコトの一つが『東京都知事選』で、完全に東京のローカルニュースなのに日本全国に知れ渡るコトになる。

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選挙というモノは本来、政策の支持、不支持、賛同率を競うハズなのだが、小池百合子の例を出すまでもなく、「公約」を99%成し遂げるどころか、やる気配さえなくても堂々と顔をさらし続ける類の人を選ぶイベントであり、いわゆる「有名人」が有利である。

「公約」とは、“公開の場で、また公衆に対して約束すること。”であり、「約束」は守るべきもの。と、オレは幼児の頃から叩き込まれて育ったが、結婚式の時に「病める時も、健やかなる時も(中略)妻(夫)として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」との問いに愛し合うカップルは「誓います!」と「公言」したはずなのに、2分に1組が離婚している事実を知ると、「約束」とは「その時の気分で言ってみたこと」でいいのだな。と知ると同時に政治家が「公約」を守らなくても目くじら立てるコトでもないのだな。と知る。


オレ的都知事の思い出を挙げてみる。


●1967~1979年:美濃部亮吉
たぶん親どうしの会話で聞いたと思うが、「ミノベ」という名を覚えている。顔は知らん。

今回、この「美濃部亮吉」を調べてみて驚いた。
氏は、1967年から1979年に高齢を理由に辞退するまで、第6~8代の東京都知事であり、無所属ながら、日本社会党日本共産党公明党の推薦を受けたマルクス経済学者だったらしい。 アカが活躍していた時代とはいえ十年以上アカが都政を率いていたと考えると恐ろしい。
現在の沖縄みたいなもんやったんかな。地獄や。


●1995~1999年:青島幸男(第13代東京都知事
放送作家であり、作詞家であり、意地悪ばあさんである芸能人が都知事になった。
なんだ政治家じゃなくても政治家みたいな感じになれるのか。と思った。

1995年の都知事選には、大前研一岩國哲人も出馬していて、大前研一は、マサチューセッツ工科大学博士でマッキンゼー日本支社長、岩國哲人は、モルガン・スタンレー社の日本法人に勤務した後、メリルリンチ社日本法人の社長・会長だったのに、「スーダラ節」に負けたコトは人生最大の汚点だったろうし、民衆の選択は論理的でないと知れ渡る。


●1999~2012年:石原慎太郎(第14~17代東京都知事
小池百合子を「大年増の厚化粧」と呼んだ文才が有りそうな人。
1975年にも都知事選に無所属で出馬していて、この出馬に対し、先のミノベは「ファシストに都政は渡せない」と勇退を撤回し出馬したらしい。というコトで、アカの後は意地悪ばあさん意地悪ばあさんの後はファシストが東京を率いていたワケだ。(鈴木の印象はゼロなのでいなかったこととした)

氏の任期中の都知事選に出馬した面々…
1999年:ドクター・中松鳩山邦夫羽柴誠三秀吉舛添要一、etc.
2003年:ドクター・中松、etc.
2007年:ドクター・中松黒川紀章桜金造小山ゆうえんち)、etc.
2011年:ドクター・中松マック赤坂、渡邉美樹(ワタミ)、東国原英夫(そのまんま)、小池晃(アカ)、etc.


●2012年12月~2013年12月:猪瀬直樹
リハーサルでお金を入れる練習をしておけばよかった、もしくは充分に大きなカバンを用意しておけばよかっただけの人。この頃から野党の有象無象っぷりが知れ渡る。
作家が三代続けて都知事になった。

2012の都知事選に出馬した面々… マック赤坂宇都宮健児、etc.


●2014年2月~2016年6月:舛添要一
テレビのコメンテーターを続けておけばデカい面しておれたものを欲を出すから、いろいろバレたセンスと人望が無い人。
東京オリンピックの制服など、何かと日本を朝鮮風に変えようとしたし、顔つきがアレなので国籍を疑われたよね。お金に汚いし。

2014の都知事選に出馬した面々…
ドクター・中松マック赤坂宇都宮健児細川護熙田母神俊雄、etc.


●2016年7月~:小池百合子
誰のためか分からないアクションや発言ばかりする人。最終学歴がアレなので言語自体いちいち癇に障る。
緑色の服を着て、未来の総理候補とか、政治塾みたいなのつくったり大ブームになったけど、あっという間に尻つぼみになったね。
あのブームに乗っかった塾生たちとオバちゃんたちはドコで何をしているのでしょう?

2016年の都知事選に出馬した面々…
マック赤坂桜井誠在特会)、鳥越俊太郎増田寛也上杉隆、立花孝志(NHK)etc.

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さて、泡沫を含め都知事選の出馬した人たちを記述してきたのには意味がある。

ドクター・中松、元気かな?

違う!

2012年から 宇都宮けんじ が連続出馬していて、2016年は有象無象たちが 鳥越俊太郎 を押すコトにしたので涙を飲んで引き下がっただけで、出馬の意思表明はしてるからね。
そして今年の都知事選への出馬の意思表明はしており、前回梯子を外した~立憲民主党日本共産党社民党新社会党緑の党が応援に入り、国民民主党は支援しないコトとした。(国民民主党はたまにマトモな判断をするから困る。)

応援の顔ぶれを見てもアレだとわかるのだが、一部で「徴用工」と呼ばれている「応募工」という作り話の件で、宇都宮は半島のメディアに「日本の企業は韓国最高裁の判決を受け入れるべき」と発言している。

今年も何か同様のコトを言うとったらしいが、元ネタを見つけていないので何とも言えんが、「応募工」に対する日本政府の見解は一貫しており、盲言を続けているのは半島人ばかりと認識していたら、都知事に成ろうかという人が半島と同調しているとは!!

そして、ツイートには「保守・中道・無党派の人々にも 私たちの訴えが届く運動」と書いているとおり、自分たちは(保守・中道・無党派ではない)アカだと認めている。

すなわち…
ミノベの夢をもう一度

…というコトだわな。

東京都知事選がいくら、お笑い選挙だとしても、有力候補が… 近所の本屋はもちろん、Amazonでも入手困難な『女帝 小池百合子』と半島の片棒持ちとは、笑うに笑えん。

 

ここは青島幸男的波を期待して…
桜金造
の再出馬を願うかな?



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