特別ゆらぶら便4 ~東京湾から再び隅田川
…からのつづき。
荒川から東京湾に出た後、船は葛西臨海公園の船着き場に寄る。
葛西臨海公園は、主催者側の人たちだけが「レガシー」と呼ぶ東京オリンピックの開催前に行っているので記憶に新しい。
葛西渚橋は改修中なのか周りに足場が組まれている。
斜張橋の桁の補修?
橋の強度計算が間違っていたとか? そういうコトなんやろか?
船は船着き場に着いた後、また荒川方面に向かうので180度回転する。 そういえばいつも左回転やな… 右側通行やからかな?
隅田川直結の竹芝や日の出から出る伊豆七島やランチクルーズのレインボーブリッジを通過する船は何度も乗っているけど(東京西航路?)、辰巳の方は通ったことがないから新鮮だ。
東京ビッグサイトやフジテレビが遠くに見える。
アチコチでクレーンが働いていて、しゅんせつ工事か?とこの時は思っていた。
ケーソン!
ケーソン!
フローティングドック!
ケーソンはまだ増える! ケーソンをパイロンのように扱うエクストリームなジェットスキーとかボートのレースをRedBullあたりがやりそうな予感。
突堤とケーソンだらけで、ベイエリアを守る消波が目的か?と想像していたのだけど、家に帰って東京湾の計画やらYahooの航空写真などを見て、思い違いだったことに気付いた。
海上にコンテナ?と思ったら作業船のようだ。
ケーソンで囲まれた部分の将来は貯木場など利用されるのだ。「海」ではなく「水路」になってまう。すごいなぁ。
江戸時代からゴミを埋め立てて埋まっていく東京湾。湾岸エリアの住民はゴミの上に暮らしているワケだ。
東京ビッグサイトに寄るコースも有るようだが、この船は寄り道しない。
右折して、5本連続して橋をくぐる。
レインボーブリッジなめの第六台場。
初めて見る正面アングルのアクアシティとフジテレビ。
お台場海浜公園に接岸して、そこそこの人数が乗り降りした。
再出発。
船が渋滞してきた。
しかし、屋形船は室外機が間抜けだわ。
フラッグシップモデルのカメラだったら鳥にピントが合うのかな?オレのカメラは動くものを追っかける設定でもないし、スペック不足だ。まあ良し悪しだけど。
晴海埠頭と選手村だった晴海フラッグス。
あれは大島に行く船かな? 高速ジェット船は確かに早いけどシートベルトが嫌なんだよね。特に窓が遠い真ん中辺りの席…
晴海客船ターミナルはもうすぐ解体される。まあ確かに近くで見ると古く感じるけど。
小池都知事の個人的パフォーマンスで揉めた豊洲市場。喉元過ぎればってやつか…
日の出桟橋と東京タワー。
白人のチンポのような汐留川水門。
奥は虎ノ門ヒルズか?白いドラえもん…
築地大橋。 よいデザインですな。
ってことで、再び隅田川に入った。
続いて勝鬨橋。(すごい漢字)
これは開くこともあったみたい。 ↓ パラパラ漫画で様子が分かる。
すごい数のリベットが打たれている。
生命保険会社の赤いビルと聖路加病院。
随分昔に展望室に上がったことがある。
麓には水炊き屋。
博多に行った時も中洲で水炊き喰うたろ。と思うんだけど、あの簡単な料理の割にお値段が…となって、未だにどこの水炊き専門店では食べていない。
大川端リバーシティ21の足元には「石川島灯台(常夜灯)」。
オレはここを「佃島」と呼んでいたけど、佃1、2丁目は、かつての「石川島」であり、石川島には江戸時代に軽罪人や無宿人たちを収容し、職業訓練などを行った自立更正施設「人足 寄場(にんそくよせば)」が有ったとな。
今で言う「久里浜」みたいな感じなんかな?しらんけど。
ドラマのロケ地で使われる中央大橋。 …と言っても具体的なドラマ名が浮かばん… ってそもそもドラマ見てないし! 少なくとも桑野信介が欄干をぽんぽんしながら渡る橋ではない。
永代橋も低いので、頭をかがめて通過する。
まあ、橋の下には水道管などのインフラが通っていたりするからクリアランスは無くなるわな。
そういえば一時期、穴の開いた建物がやたら新設された。代表格が港区芝のNEC本社ビル。
メカメカしい清洲橋。
釣りに興味がないので、こうやって川を上ったり下ったりしていると、釣り人口がそこそこいるコトに驚く。 釣った魚は食べるんか?
両国ジャンクションの下を通過。
水門はジェットスキーの通行禁止。 ジェームス・ボンドだったら高速で入り込んで敵をまくね。
ついに両国橋。スタート地点に戻って来ました。
両国リバーセンターに到着。多くの乗客が降りていった。
さて、そろそろ下に降りるか…
トイレの横には自販機が有った。値段は地上と同じで良心的。
御朱印帳的なやつ? いろいろ考えるなぁ。
14:20 浅草二天門で下船。 ずっと立ちっぱなしだったので、流石に疲れたし腹も減ったし喉も乾いたし、日焼けもした。
新規開拓と思っていたけど、勝負する気になれず、ワンパターンの神谷バーへ。
常連ではないが、経験者としてひとこと。
この神谷バーは昭和初期のデパートの大食堂と考えるべし。
1階のバーは、入ってすぐに有人の食券売り場が有るので、メニューを考えていなけらば慌ててしまう。
そこで、入り口の横に有るショーケースでメニューを決めておくこと。 そうすればスムーズ!
なお、当然「電気ブラン」を飲むことになるだろうが、追加注文はテーブルでOKだが、その都度精算なのでアメリカ映画に出てくるクルマで行くタイプのバーだと思えばよい。
喉が乾いていたからかな?
電気ブランが何杯でも入る。
以前は大きめサイズのグラスも有った気がするのだけど、小さいグラスしかない。
飲兵衛の知人と来ていたら、散財してしまいそうだが、一人の緊張感が有るので一瓶分は飲まなかった。
ちなみに電気ブランは店に入らなくても外の売店で買える。
おしまい