『けものフレンズ』最終回にミサイルが飛来
『けものフレンズ』の初回(深夜)放送の時(今年の1月)、第一話を観て、絵の安っぽさと会話の馬鹿っぽさで、観ないリスト入りした。
ところが、世間の一部で『けものフレンズ』はブームになった。
オタキングと呼ばれる大きなお友達の代表みたいなオッサンも話題にしとった。
大きなお友達の選球眼とオレの選球眼の違いを思い知った。
その後、Amazon Prime でも有料放送という強気っぷりで、オレの中でプレミアム感が増す中、テレビ東京が朝の7時半の再放送が決定した。
オレは録画リストに入れ、家に帰ってから夜に見るようになった。
序盤から中盤にかけて、どーでもいいような脳味噌が停止状態で楽しめるエピソードが続き、終盤にそれまでと比べるとシリアスな展開になり、ラス前の11話で、え?と唖然とするシーンで終わった。
なにしろ再放送なので、オッサンが一人ぼっちで唖然としていると思ったんだけど、事態は違っとった。
放送時間が朝ってコトで、小さいお友達が観とったんよ。
日本全国で小さいお友達が11話を観て、或る者は不安になり、或る者は泣き叫び、或る者はストーリー関係無くご機嫌だった。ようだ。
そして、全国の小さいお友達の期待と不安の29日火曜日の朝を迎えた。
最終話の約1時間前、Jアラートが鳴った。
関東ではJアラートは鳴らなかったけど、テレビは全チャンネルがミサイル関連のニュースに変わり、あの唯我独尊のテレビ東京までもがミサイル関連のニュースを流した。
7時過ぎには襟裳岬の先に着弾したとの報道が有ったものの、ニュースは続く。
録画予約は時間変更に対処するハズやけど… と一抹の不安を抱きながらオレは家を出たワケやけど、結論としては、時間通り放送された。
何も新しい情報は無いのに、アホアナウンサーと思いつきのコメントしか言えない眉唾専門家の糞みたいな会話が続く番組を続けるよりはずっとマシやわ。
全国の小さいお友達の期待を裏切らなかったワケや。 偉い!テレ東!
しかし、テレビ局として変な責任感が有ったんか、L字の報道込みの放送となり、感情移入しきれん画面になった。
まあ、少し残念な最終話になったワケやけど、大きなお友達も再放送を観ていたみたいで、ミサイル報道と『けものフレンズ』のセリフのミックスを楽しんどった。
それにしても、ミサイルによる被害が出んかったから良かったものの、許すまじ朝鮮民族!