おもろまち @沖縄県おもろまち
「おもろまち」が誕生したのが、吉本興業が沖縄進出した時期と近いコトから、オレはてっきり、明石家さんま辺りが命名したものとばかり思っていた。
「Desse Jenny(デッセ・ジェニー)」のように。
街を歩くと、「おもろキッズ」と書いたる。
うわ~、よしもと やらかしてくれたなぁ~、と思った。
帰京後、ちゃんと調べてみると…
公募により1999年から住居表示の実施による町名変更で設置されたとのコト。
「おもろ」とは歌の意で、沖縄方言の「思い」から来た語である。
…とあり、よしもとの仕業では無いと分かった。
しかし、他所者にとっては、何とも気が抜ける感がある。
沖縄のモノレールの切符は、磁気が付いたるけど、表裏が有って、自動改札機では印字したる方をタッチする方式で、切符の投入口は無い。
出る時は、自動改札機の端っこにぶら下げてる小さいゴミ箱に入れるという、なんとも平和な感じやった。
旧一等馬見所 @神奈川県横浜市
根岸森林公園は、横浜競馬場(根岸競馬場)の跡地で、旧一等馬見所は、かつての観覧席である。
すぐ隣が米軍の占領地で、客席はそちらを向いているので、先住民である我々日本人は、入口側を見ることになる。
誰に聞いたか忘れたけど、以前は管理がユルユルだったので、中に入れたみたいなのだけど、現在は立入禁止で、廃墟の中に入るコトができない。
公演の一部から富士山が見えるので、この建物に入れたならば、かなりいい条件で、富士山を見るコトができるハズやと思う。
しかし、この中にカフェとかレストランを入れるとか、稼ぐ仕組みが無ければ、改修するコトは単なる浪費にしかならんので、現状維持が正しいんかな?
なんか、惜しい巨大遺産やわ。
根岸森林公園は、JR根岸駅が最寄り駅となるけど、昔、駅周辺は海だったみたいだけど、公園は丘陵地というか、昔から陸地であった場所に有って、その高低差は崖になっていて、風景の変化もダイナミックなので、街歩きが楽しいエリアやわ。
新宿コクーンタワー @東京都新宿区
新宿西口の正面に、異彩を放つビルが、『コクーンタワー』で、「東京モード学園」、「HAL東京」、「首都医校」が入る。
西口の高層ビル群は、古いものが多く、新宿住友ビル(三角ビル)や新宿NSビルなど中に入れば、吹き抜けになって面白いビルは有るものの、外観的には古さを感じ、都庁が唯一の異様な感じだったけど、新宿駅西口正面に有ることもあり、コクーンタワーが注目を集める。
新宿駅から見るだけでは気づかないが、このサオタワーの根本には、タマドームが有る。
そのタマドームは、西口正面の中央通り側だけでなく、Lタワー側にも別の意匠のタマドームが有る。
ビンビンにそびえるサオタワーの根本に、2つのパンパンに張ったタマドーム…
更に展望施設として、カリデッキでも張り出していようものなら、ウタマロの国の「ハリガタワー」として世界中で有名になったと思うけどな…
一富士、以下いらん
元旦を御殿場で迎える。
富士山を見る為。
一富士、二以下省略や。
富士がゴールデンや。
昨年、上京したての地方人みたいに、富士山が見えるトコに通ったけど、なにしろ、雲がまとわりついて、1割もちゃんと見れてない。
富士山は高嶺の花や。
日本一の山だけに。
子どもの頃、富士山の麓で数日間キャンプしたで、知っとるんやけど、富士山のツルツル状態を見たければ、朝と日暮れしかない。
昼間、ツルツル状態が見えるなんて、宝くじが当たるぐらいの確率しかない。
御殿場の道路は、富士山を意識した法線が多いんやけど、マイロード商店街における、タワーコート御殿場みたいに、ぶち壊す建物が増えてるから、あの御殿場でさえ富士山は貴重品なんやけど、歩いて廻れば、意外な場所から見えたりするんで、発見が楽しい。
御殿場の南東側には金時山が有るで、日の出の時間が少し遅い。
お陰さんで、散策中に初日の出に間に合った。
金時山の影だけに。
富士五湖は、ホント大きい。
夕方、外人だらけで、ほぼ日本人がいない、河口湖から富士山のほぼツルツルが見えた。昼間は雲まみれやったのに。
富士は日本一の山や。
もう、いっぱい見たで、もう見んでいいわ。
美ら島エアーフェスタ2017 @那覇基地 2017.12.9~10
12月9日(土)と10日(日)の2日間は、那覇基地でエアーフェスタでした。
那覇基地の滑走路は、那覇空港と共有。
自衛隊機と民間航空機が共有するケースは他にも有るけど、百里(茨城)も三沢も民間航空機の発着数が極少数であるのに対し、那覇空港は、人気上位の観光地の入口であり、国際線も有しているので、四六時中、離陸と着陸が繰り返されている。
その間を縫って、エアーフェスタのプログラムが入るので、飛行展示は少なく、格納庫のステージで行われるショーがメインな感じのプログラムだった。
飛行展示だけピックアップすると、以下のとおりで、スカスカのプログラム。
9日(土)
12:20~12:30 T-4 機動飛行
14:00~14:30 F-15,E-2C,P-3C 合同編隊
15:30~16:00 F-15 機動飛行
18:30~19:00 F-15 ナイトフライト
10日(日)
11:00~11:30 T-4,U-125A 合同編隊
12:00~12:30 回転翼展示
15:00~15:30 T-4 機動飛行
15:30~16:00 F-15 機動飛行
初日の土曜日は、F-15 が2機組で次から次に飛び立って行った。
プログラムに無いので、他の基地と違い、デモンストレーションでないスクランブル発進だと思う。
E-2C も前触れ無く離陸していく。
遠い空には米軍の輸送機の姿も見える。
最近、他の航空祭では、1機しか来ない F-15 が沖縄ではウジャウジャいるので、離発着の撮影練習にもってこいって感じ。
「乗りものニュース」によると、F-15 の半数は、ファミコン並の能力しかないらしいけど、そんなファミコンを撮るのに適している。
ついでながら、対艦番長(F-2)は1機が地上展示されているだけだった。
自衛隊機が飛ばない間は、民間機が次から次に離発着するので、滑走路を眺めているだけで楽しい。
しかも、滑走路と同じ高さの地上から観ているので新鮮。
なんだか、わざわざ羽田空港の撮影スポットまで出掛けて、練習していたコトが悲しくなるぐらいの充実っぷり。
9日は朝から夕方まで一日中、エプロンにいたので、機材の酷使っぷりも実感した。
何度も同じ機材が離陸したり、着陸したりしている。
STAR WARS ペイントの機材も何度も見たので、ありがたみが薄くなってしまった。
10日、日曜日は、前日腹いっぱい観たので、行かなくてもいいかなぁ、とは思ったものの、確か米軍も日曜日は余り飛ばないはずなので、米軍基地に行ってもしょうがないと、昼からイベント参加。
記念ペイントの F-15 は前日、離陸したものの、民間機が大渋滞の為、編隊飛行が中止されていたので、なんとか、背中を写すべく期待して場所取りした。
12月とはいえ、沖縄の日差しは強く、エプロンに立っているだけで日焼けしてしまった。
沖縄入りした翌日が雨だったので、なめていて、帽子とかサングラスや日焼け止めなど一切対策無しだった。
12月だからか、本土から離れた沖縄だからか、2日間の開催だからか、他の航空祭に比べ、お客はまばらで、動きやすく、とても気に入った。
沖縄の宿泊はピンキリで、リゾートホテルに行けば、それなりのお値段なのだが、探せばクソ安い宿泊場所がある。
那覇基地はモノレールの駅から近いし、苦痛に思うコトがほとんど無かった。
都合が合えば、来年も是非行きたい。
浦添ようどれ・前田高地・ハクソーリッジ
ニュースなどで聞かれる「旧日本軍」という単語に違和感を感じる。
先の大戦で大敗して以降、日本に軍隊は無いので、「旧」が付く「日本軍」は日清戦争辺りの日本軍を指すのだろうかと考えてしまう。
…というコトで、最後の日本軍の戦場となった沖縄戦をアメリカ側から描いた映画が『Hacksaw Ridge』だった。
オレは予備知識無しで観に行ったので、「沖縄戦」ってコトを知ってショックだった。
アル中の Mel Gibson が監督する映画の残酷描写はエグいと評判で、絶賛する輩も居たが、オレは複雑な気持ちで観た。
戦争経験者がそろそろ居なくなる現在、「日本軍は悪い奴!」というような描き方をするのは、大東亜共栄圏の一部である中国とその属国である朝鮮ぐらいで、『Hacksaw Ridge』はそんなコトをテーマにはしていないのだが、凄惨な戦の敵は日本軍である。
そして、映画故の演出なのだろうが、この日本軍がめちゃくちゃ強い。 更に、充分な食事を摂っているのだろう、兵士は全員膨よかである。
主人公の宗教盲信者は、殺し合いに加わらない。
同僚たちは銃を持たないというのなら、とっととオレたちと同行するのを止めてくれ、とイラつく。
オレもそう思った。
宗教にかぶれるのは結構だが、周りに迷惑かける主人公に対して何の共感も抱けなかった。
信じる者は救われるかもしれないが、信じる者の周りは概ね迷惑する。
そんな捨て金だった『Hacksaw Ridge』だったが、『前田高地』というキーワードは記憶に残った。
今回沖縄に行くテーマは、観光ではなかったが、唯一、行った観光地的な場所が『前田高地』だった。
表札が立っていた。 この表札は、ヨシとする。
しかし…
何コレ? 映画がらみとはいえ、こんな馬鹿な説明を表記するか? どこのどの立場で立てたんか? 媚びとるんか?
『前田高地』で検索して行ったのだが、『浦添ようどれ』という表記しかない。
でも、カーナビはココを示していたので、謎の階段を降りると、そこに陵墓(浦添ようどれ)は有った。
後から分かったコトだが、以前の記事で、“お墓の団地”とこの『浦添ようどれ』を含む高地が『前田高地』だった。
映画では上のように表現されているけど、記録写真では下の写真のようになっている。
『前田高地』は公園として整備中。 あまりキレイになってしまうのも、なんとなく違和感を感じるのだけど、新しく、明るい感じになった方が、逆に広い世代に受け入れられるのかもしれんなぁ。
15日0時から『最後のジェダイ』を観た
オレはスターウォーズのファンではない。
お正月の『男はつらいよ』シリーズの如く、「恒例行事」として観ているだけ。
ただ、新シリーズ一発目の『フォースの覚醒』は好きな作品なので、続編の『最後のジェダイ』が楽しみであったコトは確か。
現在のスターウォーズファンがどれだけ熱いのか知らんけど、15日24時公開の分が前日でも1割弱の空席有り。
悪くない席が有ったので、チケット購入。
朝の3時近くに寒空の中、表に出されても、ホテルの部屋を確保するより、タクシーより、安いので、3時から公開の回も購入という選択をした。
徹夜で映画鑑賞の後、仕事というコトになった。
まだ、ネタバレはどうかと思うので、ネタバレ以外のコトで、気になったコトを…
1)
スターウォーズシリーズの長い歴史の中、『ローグワン』で、始めて東洋人が出演した。
『ローグワン』はスピンオフなので、本編の方では始めてて東洋人(国籍は米国)が初めての登場というコトになる。
が、この東洋人の髪型とか、しっかりとしたアゴのお顔が、オレ的には不自由なゾーンに分類される方だと感じた。。
そして、なかなかのキーパーソンであり、露出時間が多い。
また、大陸のスポンサーが入ったんか… と思ったんだけど、今年の『キングコング 髑髏島の巨人』に出て来る大陸人女優と違い、どうしてこんなお顔立ちの方を選ばれたのか?というコトが気になった。
多様な人種を。というコトなのか?
人間でないキャラクターとの差異を感じさせないという意図なのか?
違和感を持った。
まあ、元々、スターウォーズに出て来るキャラクターは、特徴が有り過ぎる外見の方が多いんですけどね。
2)
人間でない人たちのデザインが、どんどん漫画的になっている。
カジノのシーンの登場キャラクターってギャグなのか?
3)
レイちゃんより、カイロ・レンの方が乳がでかい。
4)
レジスタンスの乗り物が総じて変。
キービジュアルでも分かるけど、各所に「赤」が出て来る。
特に、白い塩の地面を一脚で走る乗り物が出るシーンはいろいろ効果的で美しい。
次は2年後か?
『フォースの覚醒』と比べると『最後のジェダイ』のレイちゃんは大人の顔になった。あっという間に、レイアおばあちゃんみたいになってしまうよ。早く創ってしまえ。