7月27日 かが、7月28日 きりしま、あさゆき ～最近で一番お金を使わなかった旅
先月、情報収集を怠っていて、「護衛艦かが」の一般公開が富山県高岡市で有るコトを知ったのは、開催２周間前ぐらいだった。
「かが」は既に見ているし、
宿は老舗旅館など値段が高いトコロしか空いてないし、
日本海側だし、
新幹線高いし、
…といった具合で、通常なら諦めてしまうのだけど、どうにかならんか？と妙なチャレンジ精神が出て、宿泊場所が無いのなら…と平常心なら手を出さない深夜の高速バスでプランを組めんやろか？と架空のプランを組んでいる内に、予約を入れてしまっていた遠征の顛末。
７月26日(金) 20:00
仕事を終えて、夕食をとり、YCAT（横浜シティ・エア・ターミナル）に到着した。
バスの発車時間まで、２時間近く有る。
通常であれば、BAY QUARTER でもウロウロするのだが、強い雨が降っていて、BAY QUARTER の雨ざらしエスカレーターには乗る気がしない。
NISSAN GALLERY は20:00にクローズだし… 飲食を伴わないで、夜を過ごすコトはなかなか厳しい。
YCAT の喫煙所に初めて入る。
その後、コンビニでドリンクを買ったりして過ごす。
７月26日(金) 21:50
オレが高速バスで妥協したのは、３列シートの便が有ったから。
４列シートの便も有り安いのだが、４列シートは隣の席のヤツの体格が良ければ地獄の時間を過ごすコトになるが、３列シートは一応平和に過ごせる。
高速バスは、男性が前方の席で、女性が後方の席になる。
１列目はオッサンが３人並んだ。
オレは最前列の真ん中の席。
３～４人の女性客は後方の席に行ってしまったので、２列目からしばらくは空席。
何かの嫌がらせ？
バスは次のバスタで満席になるというコト。
前に人が座らないってコトは、リクライニングやりすぎ野郎の被害に合わない。が、運転手が運転ミスを起こせば、追突の衝撃で、フロントガラスを突き破って、オレの飛距離が延びそう。Ｋ（Korosu もしくは Kill）点越えは確実。
７月26日(金) 22:20
道が空いていたからか、都庁の近くで時間調整をたっぷり取った後、バスタ到着。
富山行きは女性が多い。なんでやろか？
オレは普通に座っているつもりだけど、乗車する女の客の尻が当たる。
あまりに当たるので、何か擦り付けられているのか？と疑心暗鬼になる。
その日は尻を触るのが目的ではないので、嬉しくもなんともない。
顔に乳をこすりつけて来る女性がいても良さそうだが、いない。
口に乳頭を押し込んで来る女性がいても良さそうだが、いない。
失礼しま～す、とパンツを下ろしてマタがって来る女性はやっぱりいない。
注意事項の説明の後、すぐ消灯になった。
走行中のトイレの利用は、男性でも座って使用するように。とのコト。 正解だと思う。 汚いと使いたくないもんな～。使ったコトないけど。
３列シートなのに、席と席の間にカーテンが無いのは初めてだった。
カーテン有りが前提で、下半身だけ全部脱いで過ごす予定のキレイな女性はドキドキしたと思う。（意外と着替える人は多い）
７月27日(土) 6:20
富山駅北口のロータリー到着。
バスはこの後、金沢駅、小松駅と向かうので、数人降りただけだった。
降りた人は、みんな駅に向かう。
オレはタバコを吸いたくて、ロータリーをグルリと見渡し、喫煙所を見つけた。
はい！第一村人発見！
新宿でこういった人は見慣れているので、踏まないように気をつけて、喫煙所の中へ。
死んでいる奴は、膝が立ったりしないので、生きているコトは分かっている。
しかし、涼しい内に起床しないと炎天下では死ぬかもね。
気がついた時は太陽がテッペンに有った。
声を出そうにも喉が乾いて声が出ない。
苦しい！
以下、『ハンナプトラ』の如し…
などと考えながら、タバコを吸っていると、喫煙所に向かって来ていたオッサンはその足に気づいて回れ右をして去って行った。
おいおい。オレはヤッてないよ。
７月27日(土) 7:00
駅近くの「富岩運河環水公園（ふがんうんがかんすいこうえん）」 通称「カナルパーク」まで歩いて行く。
公園に着いてビックリ。
家出少女の集団が列になって並んでいる。
時間は朝７時ぐらいだよ。電車の始発で来たには多すぎる。
くたびれ具合からみても、前の夜から居たに違いない。
それにしてもすごい数。
富山の少女は公園で一夜を過ごすものなのか？
…と思っていたけど、夜になって分かったコトだが、これは「TGC（東京ガールズコレクション）富山 2019」を待つ人たちやったんよ。
スタンディングの席でいい場所狙っているワケやろ？
開場 12:00
開演 14:00
終演 18:00
前の夜から居たとして…
夜中から朝までパンツはオリモノまみれ。
日が昇ってからシャツは汗まみれ。
開場から開演までの２時間はいいとして、その後糞尿汗まみれ。
終わる頃には、履きっぱなしの靴の中は、オッサンと同じ足のニオイ！
そんなニオイを誤魔化そうとキツめのパヒュームをピッシャ～。
地獄絵図！
ファッションショーやないんかい？
今どきのモデルとか芸能人見に来とるんやないんかい！？
アソコにゆで卵を入れておいたら、最後はピータンになっとるんやないか？
白菜入れとったら、キムチできるんやないの？
…という妄想をしていたら、スッパイ気持ちになったので公園を後にした。
余談ながら… オレは、乃木坂のセンターの女の子は可愛らしく見えとったんやけど、この写真見たら、「あれれれ…」ってなった。
殺人サイボーグとか作ってそうなインテック社。正体は不明。
７月27日(土) 7:00～9:30
富山駅南口からバスの乗って新港東口到着。あいの風プロムナードを渡る。
７月27日(土) 10:30
海王丸公園の横を通って、海王丸駅から万葉線乗車。
乗った車両は、幸か不幸か旧型車両。
自信満々の「非冷房車」。
そして、車内放送が志の輔。この志の助がよく喋る。たまに次の駅に着いてしまい、話が途中で終わることもあった。
そしてそして、両替機が寸胴型！（参考：富山県高岡市の路面電車、万葉線。 朝、古い車両に乗って両替しようと... - 写真共有サイト「フォト蔵」 ）
７月27日(土) 11:00
家屋の間を30分程ガッタンゴットンと揺られ、中伏木駅に到着。
人家の間を抜けて、次の目的地へ歩いて行く。
途中で新型とすれ違う。
ああ、冷房も効いてそう…
志の輔も黙ってそう…
オレは、伏木万葉大橋を徒歩で渡るプラン。
橋の付け根に着くと、予想通りの大渋滞。
橋の高いところに着くと、「かが」が見えた。
オレの歩行は、渋滞中のチンピラ御用達のアルファードよりも、老人御用達のプリウスよりも早かった。
埠頭が近づくと歩行者も増えてきた。
そして、遂に「かが」は目前。
朝イチの人出はマアマアだったらしいけど、オレが到着した頃は、ピークの後だったみたい。
大阪で「かが」を見た時は、客がとぐろを巻いとったからな。アレに比べたら平和そのものよ。
７月27日(土) 12:00
富山にはトランスフォーマーのハウンドがいた。
「かが」の中に乗ってビックリ。
『艦これ』の「かが」さんがオフィシャルに扱われとるやんけ！？
悪い！とは言い切れないけど、護衛艦という存在がラブリー過ぎるのは如何なものかと思うよ。
親しみやすい海上自衛隊は、リクルート的にも必要なのだろうけどさ。
…などと言いながら、ココまで海上自衛隊が、『艦これ』を意識するならば、いよいよ次の空母は、F-35Aとか、F-2を飛ばせる甲板を持った『あかぎ』ですね。分かります！
トランプ大統領がスピーチを行ったステージは、撮影スポットになっていて大人気。
てかさ、日本人ってトランプは嫌いやなかったん？
いつから人気者になったん？
男子トイレは撮影禁止。何を撮るん？ナニを撮るのか？
人出はさらに減ったんか？
なにか名所的なものなのかしら？
大湊大橋が見える。
ファランクスのデモは最後やっぱりうまくいかない。大丈夫か？
７月27日(土) 13:00
さて、天気が怪しくなってきた。
予定では伏木の祭を見ていくつもりだったけど…
よし！風呂に行こう。と決めた。
越中国分駅に向かって２kmほど歩き、「越乃庭」という日帰り温泉へ。
手前のゴミとゴミのような人
ここで昼食を済ませ、「かが」を眺め、空を眺めると… 降るな。と確信した。
博多山笠やったら雨なんか関係ないけど、伏木の「けんかやま」は雨の中でもやるんかいな？
これは判断誤るといかんぞ！とオレは伏木に戻らず、高岡駅に向かうコトを選択した。
日帰り温泉近くのバス停に到着。
この運行予定の中に奇跡的に近く来るバスが有った。
７月27日(土) 15:30
高岡駅前に着くと、コチラもお祭りの準備中。
もう歩きたくないけれど、やるコトが無いので、街の散策開始。
高岡は、「ドラえもん」の作者（Ａnal の方か、Ｆuck の方かドッチか？）の出身地らしく…
「ドラえもんの散歩道」などが有るらしいけど、オレは古い街並みの方を見たい。
スマホで検索すると、土蔵造りの重厚な商家が並ぶ「山町筋」と、格子の町家が連続する鋳物師の町「金屋町」に見どころが有るらしい。
傘をさして駅から離れて行く。
先刻、風呂に入ったとはいえ、寝不足と歩き疲れた足で、距離感の無い見知らぬ土地を、雨の中、駅から離れて行くコトは気が重い。
そしてなんとなくずっと下り坂のような気がする。（即ち駅に戻る時は上り坂）
「金屋町」はスグ目の前だったのに、鳳鳴橋に着いたところで、Ｕターンしてしまった。
ただ、駅に近い「山町筋」の方は、サササ～と見て回った。
高岡ってリッチな街、もしくはリッチだった街やったんやね。と思った。
７月27日(土) 17:00
駅に戻った。
ドコかコーヒーショップにでも入りたいと思うけど… 無い。
少し歩けば、有るかもしれないけど、潰れて無いかもしれんし…
富山駅の方がまだ何か有るかもしれん。（朝は無かったけど）
よし。富山に戻ろう。と「あいの風とやま鉄道」に乗車。
「あみたん娘」って書いたった。何のコトかは不明。
藤子不二雄の「Ｆ」の方か… 怖い絵じゃない方やね。
７月27日(土) 18:00
富山到着。
雨は強くなった気がする。
コチラでもお祭りが有るらしく、浴衣の若人を数名見かける。
雨は止みそうもない。
歩きたくない。
よっしゃ居酒屋に行くべ。
と高級っぽくない店を選んで入ってみたものの、どこも大盛況。満席。
ここは大丈夫か？と入ったチェーン店はカウンター席が空いているというので入店。
しばらくカウンターに一人ぼっち、気楽に飲んでいたのだけど、一組、二組と女性の二人連れが並びだした。
当たり前のように飲み放題を注文する。容赦がない。富山の女は酒飲みなのか？
女の片方がストーカー男の話を始めた。
彼氏がいるって言っているのに誘って来るオトコがいるらしい。
オッサンはカウンターの隅に一人、無関心を装っているけど、もちろん全部聞いている。
うわっ。いかんぞ。
こいつら飲み放題の安酒で酔いが回って来たら、クンニの上手下手の話とかしだすんじゃないか？
顔に出すのはいいんだけど、髪の毛に飛ばされるとねぇ～、とか顔射の思い出、略してガンバナ～とか語り出すんじゃねぇ～か！？
居心地がズンと悪くなった。
写真で美味しそうに見えた創作料理は不味かったけど、高かったし腹が減っていたので全部食べて店を出た。
２時間ぐらい居座るつもりだったけど、１時間程度で出るコトになった。
ああ、これが新宿とか地元だったら、居座る用の店が有るんだけどな…
雨は降り続く。
ハシゴするか？
でも、この後のスケジュールを考えると、ベロンベロンにはなりたくない。
コーヒーとタバコを吸いたかったので、電鉄富山が入っているビルのドトールコーヒーに入ったら全席禁煙。
タバコ無しでは間が持たぬ。コーヒーを飲み干して店を出た。
地方都市のイイところは、喫煙所がちゃんとしているところ。
朝、人が倒れていた北口の喫煙所は屋根が無いからダメだけど、南口には立派な喫煙所が有る。
だが、所詮は喫煙所。２～３本吸ったらやることがない。
花火の音がした。
激しい雨の中、花火を上げたんだ？
浴衣の女の子はビショビショなのでしょう。
どうせ暇だし、花火帰りの人たちを待つか？ 激写するか？
篠山紀信か？ 加納典明か？ 昨今はその手のカメラマンは誰や？
北陸本線は運転見合せ。（ホワイトボードには20:00って書いたるけど、21:00ごろまで動かなかったような気がする）
駅のコンコースは、TGC帰りの人たちなどたくさんの人たちが居て、座る場所がない。
しかし、お祭り頼りにしていたスケジュールだったのが失敗や。
第２のプランも練っておくべきだった。と後悔しても後の祭り。
最終の東京行の新幹線が有るとの放送。乗って帰りたくなる。
その後、北陸本線が動き始めて、徐々にコンコースの人は減っていったので、適当な場所を見つけて座って、只々バスの時間を待った。
７月28日(日) 0:10
北口に移動。
雨は止んでいる。
TDL行のバスが数台出て、ここ富山だけで、あんな人数がTDL(S?)に行って、全国からも集まって来るのだから、すごい客数なんだろう。
TDLなんて確実に20年は行ってないし、TDSなんて知らない。
しかし、あのお嬢ちゃんたち、徹夜の末、TDLに着いて、開門と同時にダッシュして、一日中遊んで、下手すりゃ、そのまんま深夜バスで帰って来るワケでしょ？
写真に映った笑顔をよく見たら、歯糞がビッシリなんやないの？
時間になり、お待ちかねのバス登場。
オレの次の目的地は名古屋だけど、そのバスは三重まで行くらしい。
三重もしばらく行ってないなぁ。などと思いにふけったところで、目的地を変えるワケにはいかんぞ。オレ！と言い聞かせる。
かなりアタマがボンヤリしている。
席はまたもや最前列の真ん中。なにかアルんか？
バスや、鉄道の充電ジャックって、コンセント型の場合と、USB型の場合が有る。
オレはドチラにも対応できるように、普通のUSBハブ（1USB in 4USB out）とコンセント付きのUSBハブ（電源 4USB out）の２種類を持ち歩いている。
スマホ２台＋デジカメ＋モバイルバッテリーを同時に充電できる。
さて、充電、充電、と椅子を触ってまわるけど、それらしきモノなし。
放送が入る。このバスは電源がありません。
どひゃ～！
モバイルバッテリーは５割ぐらい消費している。
最近、iPhoneは電力消費が早いので注意せんとな。まあ、名古屋に長居するつもりはないからナンとかなるか？ しかし、余裕のつもりがギリギリやわ。と考えている間に寝てしまう。
夜中何箇所かのPAで停車したのは知っているけど、起きる気にならなかった。
７月28日(日) 5:50
公金を使った芸術祭で、
詭弁を駆使し、
半島人の手法で、日本批判を行い、日本人の気持ちを傷つける魂胆を持つ、
左翼活動家の津田大介をディレクターに選び、
批判が起こると、
的外れな記者会見を行って、
悪者を別の人（市長）に仕立て上げようとした、
かつての国会議員、
大村秀章愛知県知事は、
約50%の票を集め当選し、二期目は80％の支持を集め再選したワケであり、
大村秀章は、このお盆もノビノビと税金で飯を食う県知事の座に居続けているワケなので、ほとんどの愛知県民は、左翼活動家を応援する大村秀章を支持していると言い換えるコトができ、
要約すると、愛知県はサヨクの県と言える。
そのサヨクの首都、名古屋だミャーに到着した。
新宿の東京モード学園のビルは建設当時ドギモを抜いたけど、ココ名古屋の方のビルの方もドギモを抜いたミャー。
流石、サヨク県！駅前に左巻きであるコトを具象化したビルを建てたワケだな？！
昔ながらの名古屋名物といえば白い巨大な… チコちゃん像とかそんな名前の像。
それほど名古屋に通っているワケじゃないので、あくまでも個人のイメージだけど、デフォルトは裸で、たまにワンピースとか着ている印象。
今回は何かの映画に出てくるカウボーイ野郎のコスプレをしとった。
24時間営業の牛丼屋で朝食をとり、名古屋駅に戻り、コンコースのトイレに入った。
ココで衝撃的事実発見。
４つ有る大便器の半分の２つが和式便器なのだ！
サヨクの街は他人と便座を通してのケツの触れ合いを好まないというコトなのか？
そして、３つの扉が閉まり、唯一、和式便器が１つだけ開いている。
さて、どうしたものか！？
たまに空港でも和式便器が有るところが有るが、オレは和式便器は使わない。
理由は…
●出した糞が水に浸かりきらず露出するため、我より発せられたモノとはいえ、時として気を失うぐらい臭い。
●山のような糞を流す時、その重量で糞が踏ん（フン）張り、モーゼの再来を思わせるように流水が割れる事態になり、激しい流水であればある程、時として水が四方八方に弾かれる。
●肥満の体と関節が硬い体で、後ろからお願～いの体勢になると、後ろに転ぶ可能性がある。
●ウォシュレットは絶対に無い。
…というコトである。
しかし、これも運命。このサヨクの大都会で、ウヨク気味のオレに与えられた試練。
和式便器がオレの脱糞の場なのだろう。
意を決して個室に入った。
ココ最近、よく歩くせいか、股関節が柔らかい。
後ろに転ぶコトもなく、問題なく、あの体勢になれた。
スキージャンプの助走姿勢に。
我ながら、その肛門丸出しの勇ましい姿が誇らしかった。
ワシは高梨沙羅か！？
最近、キレイになったと評判の高梨沙羅か！？
オトコを知ったのか？ うるせ～わ！
…と高梨沙羅の気持ちになって、お尻から出せるチカラを出しきった。
７月28日(日) 8:00
東海道本線の豊橋行に乗車し、蒲郡（がまごおり）にやってきた。
生活圏故、「蒲田（かまた）」は読めても、「蒲郡（がまごおり）」は一瞬戸惑う。
ちなみに、「蒲」で始まるコトバに…
蒲魚 （かまとと）
蒲焼き（かばやき）
蒲公英（たんぽぽ）
…というのが有るけど、タンポポ は Dandelion（ダンデライオン）だろ？などという議論ではない。「これから歩けない 私はもう あなたなしで…」と歌っている場合でもない。
「蒲公英」なんて当て字は、芸能人が楽しそうな芸を見せるクイズ番組に出題されるぐらいで、知っていたところで何の役にも立たない。
元々「蒲」は、「かま」だと思う。
某総理大臣のような滑舌が悪い人が「かま」と言っているつもりでも、聞き手には「かば」に聞こえたという程度のモノだろうと推測する。
余談ながら、「蒲焼き」は近い内、「うなぎ」は無くなって、いずれ「さんま」も無くなるだろうから、ヨミにおいて「かば」の方は淘汰され、「かま」だけになると想像する。
そんな蒲郡には「蒲郡まつり」で、護衛艦の「きりしま」と「あさゆき」が来ている。
蒲郡駅のロータリーから無料のシャトルバスに乗って蒲郡埠頭に向かう。
このシャトルバスの中に興奮気味のクソガキがおって、イージス・システムの話やら何やらで、知識を友人にひけらかしとった。
オレは、自衛隊のイベントに来ている客で【知っているコトをわざわざ隊員に質問するヤツ】が嫌いだ。
まあ、そんなヤツはどこでもおるんで、うるせぇな！と心の中で思う程度だったんだけど、「午後１時に飛来する戦闘機は、岐阜基地から来るから X-2 かもしれん！！」と言いやがった。
蒲郡やったら浜松基地の方が近いんちゃうんか！？そしたら戦闘力ゼロの T-4 やろ？
小牧基地も近いんちゃうんか！？ そしたらプロペラの輸送機やんけ！
岐阜基地やったとしても F-15 やんけ！ 『ひそねとまそたん』見とらんのかい！？ イメージ写真も F-15 やし！
X-2 は絶対に無い！！ と、イラ～！！と来たが、ぐっと我慢。
まあ、結果的には F-15 だったらしい。
荒唐無稽な発言は、半島人だけでお腹いっぱいなので、頭で夢想するのはいいけど、クチに出すのは止めて欲しい。そして、子どもだからといって遠慮せず、早めに死んで欲しい。
前日の７月27日土曜日のイベントは台風の影響で全部中止になって、隊員たちは強風対策が大変だった。という話をメガホンを持ったクチの達者な隊員が言うとった。
オレの場合、スケジュールが富山と愛知が逆になってたらアウトやった。
レーダーをはじめ、ファランクス以外、ほぼ… 古い…
…でお馴染みの「あさゆき」は興味がないのでスルーしたけど、日本海軍の駆逐艦「朝霧」は、特型駆逐艦の吹雪型なので「艦これ」ファンは調べてみるとイロイロ面白いかも。
「きりしま」といえば、金剛型戦艦４姉妹の末っ子。艦隊の頭脳。「全門斉射！」の「きりしま」です。めがねっ子です！
（本当は、こんごう型護衛艦の２番艦）
こんごう型護衛艦は、２周間前、新潟で「みょうこう」を見たばっかりなので、差異を探すぐらいで、あっさり終了。
段々状に、煙突、アンテナ、アンテナ、信号出すやつ、ファランクス
男どもが穴に夢中になる様は、ストリップ劇場のかぶりつきの様子と似ている。
多くの女性が群がって撮影していれば、「女どもが硬い棒に夢中になる様は」と書き出していたが、群がるほど多くなかった。
混む前に帰るべ。とバス乗り場に行くと、まだ誰も帰る人はいなくて、客はオレ一人だった。
７月28日(日) 10:00
蒲郡駅に戻り、すぐさま、港の方に歩いて行った。
ココには輸送艇２号が居る。
ふむふむ。横須賀基地の船をワザワザ蒲郡くんだりまで来て見ているワケだが…
名古屋は「横須賀警備区」に含まれているワケで、オレ的には、岩手県から三重県までの海上自衛隊のイベントで見られる船は、「横須賀みなとめぐり」に乗れば、見られる種類ばかりなんですわ。
ん？博多弁？
ん？関西弁？
まっせ？ 関西弁？
ドアとハッチの違い…ためになる… てか、「くっついちょる」は九州弁か？
遠方に目をやる
大盛況のようだ。
７月28日(日) 10:30
さてさて、帰路に着いてもいいのだが、欲を出すコトにした。
全く議論にならない「恨（ハン）」で生きるあの民族が占有屋を継続するあの島が！？
今回はレンタカーは借りていないし、バスはダイヤが少なく合わない。
歩きます。
炎天下の中汗が吹き出す。
ハンドタオルはビチャビチャでもう水分を吸わない。
まずは竹島水族館。チョロチョロ客が来ている。
オレはスルー。
立派な公園を抜けると…
有りました！
歩いて行ける竹島！
ほぼ、江ノ島のミニチュアって感じ。
ららら、ららら～、竹島が見えてきた～ オレの家も近～い～（がまごおりオールスターズ (GAS) …売れそうもない…）
アサリの無断採取は違法とのコト。そうそう。当然、ハングルと中国語は注意書きに必要。
あら？密猟者？
そして、島の周りをグルリと一周できる。ちなみに神社に参ってそのまま周る人が多く、右回りの人が多いので、左回りしていたら、嫌な顔をされる。
小高い山の上に豪奢なホテル。蒲郡クラシックホテル。
７月28日(日) 12:00
もう充分に気力の限界。
竹島から蒲郡駅までも歩きたくないけど、バスの便は無し。
歯を食いしばって歩く。
ペットボトルを何本飲み干したか分からない。
さて、家に帰るのだが、蒲郡は、東海道新幹線の三河安城駅と豊橋駅の間。
両方とも各駅停車のヤツしか止まらない。
よく分からないけど、名古屋まで戻るコトにした。
７月28日(日) 14:00
名古屋駅の新幹線ホームは、多数の力士がいた。
名古屋場所が終わって、両国に向かうのかしら？
浴衣の柄がアロハシャツっぽくて、安っぽかった。
相撲は結果も見ないけど、知らない顔ばかりだった。
その知らない顔の中に、もうマゲとは言えないぐらい、少ない毛を束ねた力士も居た。
ハゲたら引退というルールもスゴイし、差別だ！と言い出すサヨク力士も居てよさそうだけど、大相撲は、神事なので、現代の価値判断に合わないのは当たり前だし、そういうものだ。
さて、そんな神事に携わる力士たちは、新幹線のエコノミー席に座るのだ。
あの狭い席に。
鬢付け油のニオイも充満するだろうし、あの体躯がくっつき、東京に到着する頃には、押し寿司になっていると思う。
深夜から朝までかけて移動した距離は、新幹線ではあっという間に移動。
まあ、今回は宿泊場所が無かったからしょうがないけど、やっぱり深夜高速バスは避けたい。
翌日、月曜日からは普通に仕事だし…
26日の夜から28日夕方までの経路をつなげてみたら、大きな丸になった。
ピカチュウ大量発生チュウ！ 2019
恒例『ピカチュウ大量発生チュウ！』のイベントは昼から夜にシフトされ、『ピカチュウ大量発生チュウ！ 2019』のイベントは以下のスケジュールで行われた。
「みなとみらいの街×ピカチュウ」／グランモール公園（横浜美術館前）
19時10分～
20時35分～
「みなとみらいの海×ピカチュウ」／赤レンガパーク
18時55分～
19時50分～
20時45分～
「みなとみらいの森×ピカチュウ」／臨港パーク
18時55分～
19時50分～
20時45分～
「ピカチュウの大行進」／日本丸メモリアルパーク
18時55分～
19時50分～
20時45分～
「イーブイの大行進」／クイーンズスクエア横浜 クイーンモール
18時55分～
19時50分～
20時45分～
炎天下の中、熱中症で、客とぬいぐるみの中の人の事故回避を考えると、大変よろしい決断だと思う。
そしてこの会場の分散もよろしい。
土地勘の無い人のためにそれぞれの会場間の徒歩での移動時間をまとめると、以下のようになる。
赤レンガパーク ～ 日本丸メモリアルパーク 17分
日本丸メモリアルパーク ～ 臨港パーク 18分
これは閑散期の時間で、イベント中の混雑中は、1.5倍ぐらいかかる。
イベント時間自体は10～15分程度と短いものの、イベントはそれぞれ１時間弱間隔で行われるので、大きく３会場を回ろうと考えると、なかなかタイトなスケジュールとなる。
ぶっちゃけると、赤レンガパークをパスすれば、それほど無理なく回れるのだが、熱狂的なファンは一点集中で楽しむのだろう、何時間も前から場所取りをするので、横浜美術館前で行われる「みなとみらいの街×ピカチュウ」なんぞ、会場に入ることもできなかった。
観覧車のイルミネーションもピカチュウ仕様。
日本丸メモリアルパークは円弧になっているので、端の方は見づらいから気を付けて。
イーブイは初めて見たけど、くちを閉じているせいか、無表情に見える。
ピカチュウの方が愛想がいい。
先進国で自由主義社会の仲間と思っていた半島人は、隣の自由でない国の仲間と分かった。
国家ぐるみで日本への渡航が禁止になったと聞いている。
そういったことが可能な国なのだ。
同調圧力云々と解説する人もいるが、関係ない。
おかげ様で、あいつらの言葉をほとんど聞かなかった。
令和日本はとても良い時代の幕開けになったね。
Japanese Air Force One at Chitose base in the Reiwa One
千歳基地航空祭は日曜日の開催。
宿泊を伴う日曜日開催の航空祭に、初めて飛行機で前日入りした。
航空祭をたっぷり楽しみたいのならば、前日の練習風景から見た方がイイので、前々日入りが望ましいのだが、毎週末の旅行でお金が無かったし、なぜか土曜日に比較的安いチケットが残っていたので、前日入りとなった。
新千歳空港と千歳基地は別の滑走路なので、関係無いように思うのだが、前日練習が行われているという理由の管制塔からの指示があって、出発も到着も遅れた。
久しぶりの航空祭なので、久しぶりに KP を連れ出した。
カメラ本体とレンズで１kgを超えるぐらいで、フルサイズ＋白レンズに比べれば全然軽量なのだが、1/2.3型センサーデジカメ(0.6kg)を常用するようになってしまっている身には重い。
ましてや、手持ちで一番大きな望遠レンズなんぞ思い出しもしなかった。
始めっから基地に入らないで道路の土手で飛行機を待つ人たち
今回の移動はLCCなので荷物が軽いコトは重要。
JetStarは７kgまでの機内持ち込みは追加料金無し。
と言っても厳しいのは、成田空港だけで、他の空港で計量されたのはほぼ無い。
しかも、成田空港の搭乗直前のバネ秤で計る場合、他の秤で計るより重い結果になる。
そこで、成田空港から搭乗する時は、手荷物受付の前に有る秤で計って、検査済みのタグを付けてもらった方が絶対安心。
まあ、元々重量オーバーだったらどうしようもないけどな。
F-15のオープニングフライトの前に、新しい政府専用機がどこかへ飛んで行った。
千歳基地所属の戦闘機はF-15で沖縄と同じ。
日本の端…というか、最前線はF-15に守られている。
一眼レフカメラの久しぶりというのは良くない。
レンズをどのくらい廻せば、どの程度の画角になるか？とかすっかり忘れている。
画質などのセッティングも忘れていた。
ホワイトバランスもアンダー気味だけど、アンダー過ぎるとダメやし…ってシャッター切る前にしとかんと、シャッターチャンスは一回しかないし！！
…といった具合で、F-2 が飛んで来た時バタバタして散々だった。
ちなみにこの F-2 は三沢から来ている。
一番ダメだったのがバッテリー。
使わないと劣化する。
終始電圧が安定しないのか、接触部分が汚れているのか、電力の残量が減ったり増えたり、え～～！！！って感じだった。
メーカーのバッテリーは高いけど安定しているし、充電量もサードパーティより多いというオレの中での実績が有ったので、一番バッターはメーカーバッテリーを入れていたけど、ダメダメだった。
あと、撮影結果を見てガッカリ。
レンズの中かセンサーなのか分からんけど、ホコリ侵入。
家を出るまでに試写して、ちゃんとＰＣの大きなモニターでチェックせんと！
カメラ屋の店員みたいに、白い壁写して背面モニターで拡大するぐらいで、ホコリに気付くぐらいの選球眼はオレには無い。
まあ、そんな感じで、ここ数ヶ月、大きな動かない船ばかり撮っていたオレに、ジェットスピードで通過する戦闘機は試練の連続だし、散々な結果だった。
「異機種編隊飛行」というコトで、777、F-15、U-125Aが仲良く飛んでいた。
「F-15大編隊 航過飛行」というコトで、エアブレーキを使ってもおかしくないぐらいゆっくりしたスピードで仲良く飛んでいた。
その後は、「F-15機動飛行」
後ろは民間機
政府専用機の New Type 弐号機が着陸。
先代の 747 に比べると、亀頭部分がスッキリしているし全体的に細身なので貫禄がない。
若手や～ん！って感じ。
何もかも新しくてピカピカしとります。
なぜか、F-16も来てて、いつものバキバキの飛行を見せてくれた。
岩国で体験したソニックブームが有るかも？とドキドキした。
他の飛行展示は時間的に短いのに、F-16はいつもの通りで、たっぷり飛んだ。
まあ、あいつらアクロバットチームでやっとるからな…
新千歳空港の管制官は、こっちの滑走路に入るんじゃね～ぞ！って気が気じゃなかったと想像。
ここまでが午前のプログラムで、15～30分ぐらいのインターバルで淡々とこなされていく。
午後は、みんな大好きブルーインパルスの登場だけど、５号、６号機の２機しかいない。
ブルーインパルスは、機体の不具合で４月からお休みしていて、先月２機だけ復帰。
F-16のバキバキの飛びっぷりからすれば、おもちゃみたいなズングリした機体の飛びっぷりは地味な気さえする。
F-16がスモーク吐きながら飛んだら、いよいよ見劣りするかもしれん。
でもさ、やっぱブルーインパルスの妙はチームプレイ。
２機とはいえ、息の合った、一糸乱れぬ演目の連続は感動的やわ。
ハートを作ったけど、射抜く矢は無し。
ブルーインパルスは航空祭の大トリなので、帰りの大混雑に巻き込まれたくない人達はブルーインパルスの演目の前で帰る。
子どもの頃、親とプロ野球の試合を見に行くと、最終回を待たずに帰ってしまうのが不満だった。
友だちと子どもだけでプロ野球の試合を見に行くようになると、最終回が終わって照明が消される直前まで居座った。
…が、航空祭は余韻の時間が無い。
ブルーインパルスの持ち時間は14:20までだけど、航空祭は15:00終了。退場しなくてはならない。
余韻に浸る時間は無い。
有料（210円）シャトルバスの列は、ゲートの中の基地内まで伸びていたので、とても並ぶ気にはなれず、歩いて南千歳駅に向かったけど、ブルーインパルスの前に退散すれば良かったか？と自問自答しながら歩いて、この日の歩数は２万歩を超えていた。
新湊大橋の『あいの風プロムナード』を渡る
富山新港に架かる「新湊大橋」の歩行者用通路を『あいの風プロムナード』と呼ぶ。
富山には「あいの風とやま鉄道」という路線も有って、「あいの風」ちゃあ何じゃろか？と思って調べてみると…
というコトだった。
「愛」が付く会社や後付の場所、そして元総理には胡散臭いモノが多いので、町ぐるみで若干の警戒心が有った。
富山駅から路線バスの乗って、終点の「新港東口」で降りた。
富山駅から800円。 路線バスの800円はなかなかの距離。
富山駅で乗った後、途中で三人乗ってきて、すぐに一人降りて、どこぞの中学校前で二人下車した後は、終点まで乗っていたのはオレ一人だった。
台風６号が三重県に上陸したらしいけど富山は晴天。
求めないと情報は入って来ない。ニュースを２日間見ていないので、台風のHitPointもAbilityも知らないけど、とりあえず富山は晴れだった。
スッキリしない天気が続いている内に７月が終わりそうだよね。
そもそも、学生の夏休みって「長い！」って思っていたけど、遊ぶためにマズはバイトとか思っていると、バイトでお金が少し溜まった頃には夏休みは終わる。
何か有りそうで、無いのが夏休みだ！
中国語も朝鮮語も無くて、ロシア語か…
県営の渡船（無料？）でも富山新港は渡れるらしいのだが、オレは橋を歩いて渡りたい。
「新湊大橋」の麓に着くと、どこからか声がした。
あまり気にしないでいると、改めて「どこから来たか？」と富山弁で聞かれた。
よく日焼けした痩せたジーサンが歩いて来た。
オレは神奈川県在住だけど、地方で聞かれた場合、大くくりの方がいいのだろうと思い「東京です。」と応えている。
細かく応えたところで、そこから話が広がるのも迷惑なので、ザックリと応えている。
千葉県が何かと東京を付けて偽装をするのと意味が一緒なのかもしれん。
そのジーサンはとにかく余所者だというコトが確認できれば良かったようで、「新湊大橋」にまつわる話を始めた。
●○ この橋は建設中に突風で作業員が二人亡くなった。
●○ 完成後は自殺が多いこと。自転車に乗ったまま落ちた中学生もいた。海に落ちれば流れも早いので他県まで流れて行ったコトもある。
●○ この自殺の多さに関しては、全部報道されないので、知らない人は知らない。
●○ 歩車分離だけど、根っこから入れば、自転車でも車道を走れる。写真を撮りに上がっている人もいるのでは？
●○ こんな立派な橋にしなくても地下道で良かったこと。（当時の市長への恨み節を込めて）
所々、方言が聞き取れなかったけど、そういう話を長々としてもらった。
オレは後のスケジュールが詰まっているので、早く話を終わらせたかったのだけど、知らない話ばかりなので、コチラからは話の切りようがなかった。
そもそもオレは、愛想が悪いコトで通っているのに、旅先ではよく話しかけられるので、最初は戸惑う。
ジーサンに先に行ってもらって、やっとエレベーターに乗った。
自転車も数台乗れるエレベーターは、大きくて、一人で乗るには申し訳ない感じ。
『あいの風プロムナード』は、車道の下に有る。横浜ベイブリッジの「スカイウォーク」と同じタイプ。
余談ながら青森ベイブリッジの歩道は車道と同一断面。
プロムナードの真ん中に向かって少し上り坂。
途中、休憩ポイントもある。
遠方に…
まあ、コレが目当てで富山まで来て、遠回りしながら旅行を楽しんでいるんですけどね…
『あいの風プロムナード』は２４時間営業ではない。まあね、ヤカラが夜中に溜まってもいかんしな。
対岸に到着。途中、何人かとすれ違った。そこそこ利用者はいる。
立派で美しい橋だけど、富山新港に出入りするコンテナ船が通れるように、こんなに高い橋になっている。
道路勾配をかせぐために片側がループになっている辺り、レインボーブリッジと同じだったり、設計者が楽しんだ形跡を感じる。
一種、観光名所なんだろうし、エレベーターの麓にコンビニが有っても良さそうだけど、何も無い。
オレは、飲み物を持ち歩いて無かったので、やっと自販機を見つけた時は、「イノチ ツナガッタ…」とすごく嬉しかった。
この後、伏木に向かうってコトで…
岩手県の震災遺構
「カンパネルラ野畑駅」近くに、平井賀川の水門の機械室が有り、これは東日本大震災以前から有ると知って安心したけど、予備知識が無かったものだから見つけた時は、これはなんとも残酷なデザインであるな。とギョッとした。
ちなみに、平井賀川の流末は護岸整備が進み、巨神兵が並ぶ異様な光景に様変わりしている。
「カンパネルラ野畑駅」には「津波到達地の碑」が有ると、GoogleMap先生が仰っているので行ってみたけど、予想に反して小さい碑だった。でも、ソコはそこそこ高台だったのでよく考えるとスゴイし、この碑が無ければ不勉強なオレはそんなコト知る由も無かった。
「カルボナード鳥越駅」の「カルボナード」とは卵を使ったパスタの別称などではなくて、これまた宮沢賢治がらみのコトバらしい。鳥越ふれあい公園の先に有る。
原爆ドームは、当時を知る人からすれば辛い建物かもしれないけど、後世の現在においては、「実感」として原爆の恐ろしさを感じ、また、そこに至る当時の日本の舵をとっていた上層部の愚かさ、もしくは米国の東洋人に対する非情さを考える着想源ともなっているし、広島観光で真っ先に浮かぶ目的地であり、地元の観光産業に大きく貢献している。
…という状況から、東日本大震災の後のテレビ画面に映った、打ち上げられた船や、曲がった看板などが、地元住民の「ソレを見ると、アノ日を思い出して、ツラい。」という意見の元、次々に消えてしまう状況を見て、「もったいない」という思いがオレには有った。
「東武ワールドスクウェア」がどんだけ売り上げがあるんか知らんけど、あんな作り物並べて金取るビジネスモデルが成り立つなら、「三陸ゴーストスクウェア」とか名付けて津波に流された一帯を、どこぞの企業が買い取り、保存して、入場料取って見学させたりすれば外国人も来るだろうし、太秦映画村みたいに映画やドラマのセットとして企業相手に利用料取ればいいんじゃない？夏にはリアル脱出ゲーム…とも思ったけど、「不謹慎」と批難されるので、オレは言わないし、どこの企業もやらない。
例えば、オレの家が震災で壊れて、「象徴的な建物だから遺産指定にします！」って言われて、「指定されたので、一切改築などはできませんし、不届き者の落書きや放火などのイタズラに対処してもらいますし、固定資産税も土地と建物両方払い続けてもらいます。あ、ご存知かとは思いますが「特定空家等」に指定されると思いますので、税金も割増ですよ。」などとオカミから言われたら、「ふざけんな！」とその日の内にユンボ持ち込んでガリガリっと更地にしてしまいますわな。
そこで、いわゆる「震災遺構」に関する経費は「公費」で、「１自治体１施設」が原則で、その認定は公共施設が優先されてるとのコトになっとる。
なんともお役所らしいキマリで、なんで自治体単位やねん！とツッコミ入れたヤツがその会議にいたかどうかまで調べる気にはならんけど、以上のようなワケで、個人で遺構保存・維持は、税制上の下駄を履かせてもらわんと無理やし、「１自治体１施設」の原則から、数は残らん。という結果になる。
福島の原発周辺地域は、立ち入り禁止だから、ほぼあの時のまま残されているけど、除染が進めば、あの風景も一掃されて、全然違う何事もなかったキレイな風景になるのかもしれん。
民間の建物で唯一の震災遺構「たろう観光ホテル」
この「たろう」は「太郎」でなく地名の「田老」に所以するなどという説明は老婆心。
申し訳ないけど、オレはこの建物より、すぐ脇に有った基準点のズレっぷりの方が驚いた。
「地殻変動」と言えば『未来少年コナン』だよね。コナンになってラナを探して冒険に出たいけど、オレはせいぜい残され島のおじいの役だな… 一話完結。
たろう観光ホテルはガイドを申し込めば、中に入れるらしい。
メインで行きたかったのが、この「震災遺構 明戸海岸防潮堤」。
GoogleMapで見つけたのだが、電波が届いているのか不明の場所でスマホはアテにならない。
カーナビに入れる目印はないものか？と近くに有った「ひらいが海荘」を調べてみるとホームページが有ったので、カーナビに入れる電話番号を控えてから行ってみた。
周りも整備されて整然とした公園になっていた。
いやいや立派立。お金かかってる。
護衛艦みょうこう @新潟開港150周年
「新潟港」と呼ばれる港は２箇所に分かれている。
市街地に近く、かつて万景峰号が入港していたのは「西港」の方で新潟駅から直線で２kmぐらい。
今回の「護衛艦みょうこう」が入港するのは「東港」の方で、新潟駅から直線で20km近く有ってなかなか遠い。
今回初めて新潟の道を走ったけど、城下町に所以するのか、地主の声がデカいのか知らんけど、道が交差点で微妙にズレていたり、明らかに地形に拠るものなくカーブが有ったり、Ｔ字路になっていたりと、初心者はカーナビ無しでは方向感覚も狂いそうな走りづらい地域だった。
あとドライバーはウィンカーを出すのが遅い。
会場は、飼料工場の横。
地元の人は「こやし臭い」と言っていた。
「芸の肥し」とか、「箪笥の肥し」とか格言的に言う時に使うものの、「こやし」という単語は日常的に使わないなぁ、と変に感心した。
しりとりで「こ」で始まるコトバを探しても「こやし」は出ない。
下手すると忘れてしまいそうな日本語が有るなぁ。
コエ出していこう！コエ！
（毎朝出してるけどね）
肥し工場で働く、クロスヘアーズとオプティマス・プライム。
「みょうこう」を６月以降にオレが見に行った護衛艦と比べてみると、体格は一番デカい。
ただ、現代における「まもるおふね」は、単騎で行動しないし、海外に出張しても一番槍を任せられるワケもない。
専守防衛。 「もっぱら」「まもる」だけなので、デカければイイ！ってもんでもない。
…とは思うものの、デカいの好き。 大きいのイイ！ ングング
イージス艦らしいフォルムって感じだしね！『ジパング』の「みらい」に似ている。
なかなか長い列ができていた。
ご存知、ファランクスはこのような色とカタチをしておりますが…
「みょうこう」のファランクスには前後とも、このような残念なお洋服を着せられていた。
まんまるお目々厚い唇を書くだけで、オバＱになるというのに！って前期高齢者ぐらいでないと分からないか？ オレは小学校の学級文庫（口に指を突っ込んで両側に広げて言うヤツ）に有ったので知っている。
デモで動かしてくれたのですが…
ん！
オレにはミニオンのデカいチンチンにしか見えませんでした。
この後、ファランクスが動かなくなったんだよね～。最終防衛網のハズなんだけど大丈夫かいな？
あ！デモの進行をしていた兵隊さんは、母港が舞鶴だからか、関西弁か京都弁で、顔がサンシャイン池崎にソックリだった。
VLSを引いて撮ろうとしたら、日焼けしたミニオンが写っていた。
さて、ダラダラと写真を並べて引っ張って来たので、ココで怖い写真を…
ひえ～～～！！！
出た～！！
いわさきちひろをインスパイアした艦むすの人形！
大阪で見た加賀さんと同じ！
近くにいたオバさんは「なにあれ？ユーチューバー？」とか言ってたけど、オレはカバンから出して組み立てるトコから見てしまったから分かったけど、ユーチューバーじゃなくて、「（恐怖の）艦むす人形師 パペットおじさん」じゃ！ 動画にしても何も動かんし！
確か『からくりサーカス』にも出ていたんじゃないかな？戦闘力はゼロだったと思うけど。
しかし、独特のアレンジ能力（作家性？）やわ。 怖い！
妙高なんて『艦むす』のアニメに出て来ないから、オレは何か別のモンやろか？とも思ったけど調べてみたらゲームの中で出て来るキャラクターみたいや。
一体、家には何体の『艦むす』が居るのだろう？ 大艦隊に違いない。
越後富士とも呼ばれる妙高山にちなむ「みょうこう」を派遣したコトも、艦長が新潟出身だったコトも、とことん「新潟」づくしの一般公開でした。
柏崎刈羽原子力発電所は停止中で日々の電力は逆送中
『柏崎刈羽原子力発電所』は、新潟県の柏崎市と刈羽郡刈羽村にまたがる原子力発電所で、現在は停止中。
７機の原子炉が有り、１～４号機が柏崎市に、５～７号機が刈羽村に有る。
ちなみに、刈羽村（かりわむら）は、大字黒川と大字油田の飛び地になっていて、海岸線は存在しない。
本来、飛び地はインフラ整備など不都合が有り、望ましいはずがないし、海に近接しているのに、海岸線を柏崎市に盗られているという辺り、様々な人々の様々な魂胆を感じて、個人的にはゾワゾワする。
令和の社会派ミステリー作家よ。 面白そうなネタじゃろ？ 書いていいよ。
原発絡みの自治体の成立を調べれば、面白い共通点が多々見つかるよ。
或日、定期点検中の保安員が、Ｖ字型に突き出した二本の白い足を原子炉建屋の冷却プールで見つけた。
このコトは、偶然にも同施設でお宝鑑定の出張番組収録中であった兵ちゃんの耳にも届いた。
兵ちゃんは、隣に居たノッポさんの帽子をひったくって下駄のまま走り出した。
よし！続きは任せた！
原子力発電所が近づいて来ると、物々しい有刺鉄線の二重壁が見えてくる。
壁と壁の間にはカメラも有れば、ガードマンも散歩見回りの警備をしている。
これでシェパードを連れていれば、捕虜が主役の戦争映画とか、スパイ映画のファンにはタマらない。ネコを抱っこしていたら、よく手なづけたな、と感心する。
何番目かの趣味である発電所めぐりの一環で、『柏崎刈羽原子力発電所』まで、新潟の中心市街地からレンタカーで走ったけど、北陸自動車道を使って１時間ちょっと、一般国道を使えば２時間ぐらい掛かるので、途中飯を喰ったりして往復すると、半日から一日掛かってしまう。
発電所の向かいには「サービスホール」、直訳すると「お客をもてなす穴」という名前の施設が有って、ここで原子力発電所の仕組みなどを学ぶコトができる。
「発電所構内ガイドツアー」の最終便（４便）に間に合ったので当然申し込んだ。
ちなみに最終便は14:30開始だが、その前にＤＶＤ上映による安全への取り組みアピールビデオを10分ぐらい見ることもあり、申込みの締切は30分前の14:00だ。
このように立派なバスに乗って構内に入るワケだが、乗車前に住所氏名などを申請用紙に記入し、免許証のコピーまで撮られる。
ガイドをしてくれた（喋りは下手な）広報の女性に拠ると、見学者数は右肩下がりだそうで、その回の見学者は未就学児童１名（乗車後すぐに就寝）を含め全４名だった。
オレはこの手の施設が好きなので、近所に有ったら毎週末行くけどな。
発電所内部は、炉の内部を含め撮影禁止。
上の写真の橋の下を抜けると、物々しい警備のゲートが有って、車輪付きの鏡でバスの下を検査してたけど、「End of Kingdom」のように、警備員になりすましたテロリストだったら、バスの下に爆弾を仕掛けられたハズだ。
ある程度、航空写真を見ればある程度分かるんだから（下の写真はStreet view）撮影禁止が効果的なのか不明だけど、放射能のパワースポットでインスタ映え！とかすれば見学者が増えると思うけどな。
