サマーフェスタ2022(2022.8.6)
海上自衛隊 横須賀地方総監部(以下「横須賀基地」と称す)で「サマーフェスタ2022」が3年ぶりに開催された。
鎌倉の観光客で混むJR横須賀線が嫌いなので、横須賀に行く時は、京急の汐入駅を利用するのだけど、「あんまし歩きたくない」との思いから、横須賀線を選択。
横須賀線は、逗子で短い電車に乗り換えなきゃいけないことも毎度ムカつく。
JR横須賀駅を下車し、ヴェルニー記念館が見えたところで、人流を制御する水兵さんたち。
ん?
ほぼ毎年参加しているけど、昼からとか夕方からとか、ゆっくり行っていた。
しかし、オレはここ1年ぐらい朝型の生活をしているので、開場時間を目指して向かった。
乗船のための整理券が配られ、人数制限をするとのことだけど、オレは乗ったことない船が有ったら乗りたいけど、ほぼ乗ってない船は無いので整理券目当てでは無かったのだが…
ヴェルニー公園内に鬼のような入場待ちの行列ができていた。
フランス式花壇海側のウッドデッキが最後尾で、
そこから汐入ポンプ場、
ヴェルニー公園駐車場横の公園でとぐろを巻き、
時計塔の有る園路を噴水に向かい、
戦艦陸奥主砲の前で折り返し、
ヴェルニー公園駐車場横の公園で28号脇の歩道に入り再びヴェルニー記念館に向かい、
最初の横須賀駅入り口にたどり着いたのが、並び始めからちょうど2時間後!
昼からはどのくらい列が短くなったか知らんけど、オレは朝型人間になったコトを初めて恨んだ。
機能しとるんか分からん新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」をちゃんとインストールしとるんかのチェックは有った。
持ち物検査も、空港保安検査みたいに飲み物を飲む検査も有った。
パイプと火薬を別々に持ち込んで、基地内で組み立てたら、山上の銃が作れるかもしれんが、撃たんといかん相手がいない。
パイプの持ち込みは厳しいかもしれんが、国旗を持った着物の御婦人が居たから無理ではない。
こういった基地開放で、左翼の姿をほぼ見たコトがないけど、浜矩子とか、室井佑月が紛れ込んでいた場合、国旗棒が仕込み刀になっていて、大股開きで袈裟斬りにして、横須賀湾に骸を蹴落とす姿を想像し、頼もしく思った。
「いずも」はリムパックに出かけとるせいか、「きりしま」が出迎えてくれた。
ああ、第一段階の改修が終わった「いずも」の甲板を触りたかった。と思ったけど、今までヘリコプターという攻撃性ほぼゼロの機材を載せる船だったからどうでもよかったけど、F-35Bという攻撃性しかない機材を載せるワケだから、その積載数とか公開しないだろうから、もう一般人を乗せることはないんかなぁ~
10月のフリートウィークに「いずも」が来んかなぁ~ 来たこともあるけどなぁ~
久しぶりにじっくり見る「きりしま」は、なんだか影が薄いというか、(フェーズドアレイ)レーダーの色も薄くなったし、艦番号も薄くなってるけど、まさか流行りのロービジ化(低視認性塗装)だったるするんか?
最強の船イージス艦と、もてはやされたけど、1995年3月に就役した船だからね…
いざ、戦!となった時にナウシカの巨神兵みたいなコトにならなきゃいいけど。
整理券無しで乗船できるみたいだったけど、何度か乗ってるから、オレは眺めておしまいにした。
骨組みをじっくり見るとブレースどうしがつながっているワケでなくガセットプレートだけでつながっているけど、こんな構造で大丈夫なんか? まあ30年近くもっているから大丈夫なんじゃろ。
「こいずも」の上に載っとるヘリコプターもあの戦闘機に替わるんかなぁ
隣には潜水艦「せいりゅう」が居た。
あの表面に貼っている柔らかそうなヤツを触ってみたい。
触ってみたいけど、乗船体験は、たったこの(↓)短い距離を歩くだけなのだ。
それなのに、海上自衛隊資料館の方まで行列ができている。
そりゃあ、中にはあの表面に貼っている柔らかそうなヤツを削り取って来い!との指令を受けた中国のスパイもいるだろうが、オレは誰からも何の依頼も受けていないので並ばない。
さて、最後は砕氷艦「しらせ」だが、オレは以前にも乗ってるし、『宇宙よりも遠い場所』はみんな忘れているしで、オレは乗船する気は無いのだが、横須賀線の車窓から「もがみ(FFM-1)」か「くまの(FFM-2)」が見えたので、吉倉A桟橋の中に入りたくて、入ったら整理券を受け取るはめになり、そのまま「しらせ」に乗船することになってしもた。
最新の「もがくま」ちゃんは隠されていた。
数年前だったら、「ほら最新鋭の護衛艦だよ。どーだー!」って公開していただろうけど、中国のスパイには教えないのだ。
…と言いながら、八戸港で「しらぬい」が見られたように、地方の基地以外で公開される時に乗ることができるかもしれない。
「ゆうぎり」の奥に「もがくま」ちゃん。
「ゆうぎり」ボコボコやんけ。
販売されるグッズを買うワケでもないオレは入場して1時間弱で退場した。
入場時間より並んでいた時間の方が長いという、流行りのラーメン店のようでした。
千歳のまちの航空祭(千歳基地航空祭 2022.7.31)
3年前の失敗を繰り返さないよう、今年は千歳市内に宿を確保した。
千歳飛行場の最寄り駅は南千歳駅か千歳駅となる。(千歳駅からのアプローチは道程が分かりにくい)
この駅はJR千歳線で、新千歳空港の利用者が使う快速エアポートは、通常時でも座れない客がいて、世界の玄関口でもあるのだから、運転間隔をもっと短くして座れるようにすればいいのに。と思うぐらい運転間隔が開いている。
3年前オレは札幌駅から徒歩圏のホテルを確保した。
航空祭の日にJR千歳線座れる確率は低いし、乗客が多いので直近の便に乗れるとは限らない。
札幌駅から南千歳駅は40分弱の乗車時間が必要であり、大きな荷物を持った人たちでひしめく。
南千歳駅に到着してもホームは大渋滞で、駅から出るだけで時間が掛かる。(航空祭の最寄り駅はどこでも同じ)
南千歳駅から千歳基地の正門までは、通常時で歩いて40分弱掛かるが、航空祭の日はそんなもんで済まない。
駅からはシャトルバスの運行もあるのだが、朝は乗ったことないので、どの位待つのか分らない。
シャトルバスは一般道路を走らず、かつての千歳空港と千歳基地の中を走るので、シャトルバスたちの渋滞以外の影響は無い。
3年前はオープニングフライトを正門を入る前に見ることになった。
そこそこ早めにホテルを出たつもりだったけど、間に合わなかった。
今年は千歳駅と千歳飛行場の間にホテルを確保したので7時15分ぐらいにホテルを出て歩きで7時半には正門に到着できた。
今年はオープニングフライトが 9:00 で、祭自体は 8:00 からだったが、7:30 には入場できた。
陸上自衛隊にしろ航空自衛隊にしろ、基地の入り口は分かりにくい。
Google Mapに○○基地正門などと書いてない。
今回のパンフには以下のような地図が有った。(緑色ボックスは加筆)
ん?正門の位置が思ってたところと違うんか?と不安になった。
国道36号線と思われる幹線道路が基地にぶつかったところから曲がって少し進んだところに「正門」と書いている。
実際は、国道36号線の突き当りというか、曲がり角に正門は有る。
なあ、こんなん軍事機密なん? 本当のコト言っちゃ~いかんの?
三沢から F-35A が来たよ。
手が震えとるな。 しかし、ステルスかなんか知らんけど、オレに担ぐタイプのミサイルくれたら落とせるかもしれんな。ステルスにはアナログで対抗やわ。…など妄想しながら見てた。
航空券とホテルを確保した後で、航空祭の参加は抽選だと判明した。
5月中旬、千歳基地航空祭が開催される情報が入り、その日の内にホテルと航空券を確保した。
後日、入場は抽選だとの情報が入り、まずは有料席の募集が有った。
1万円 50席(A:25席、D:25席)
5千円 70席(B:40席、C:30席)。計120席。
2019年は、40,000人。2018年は、84,000人の参加者がいた航空祭。
単純に当選確率だけ見たら宝くじなみ。
値段の差は、レンズの長さで、長いレンズだと値段高く、短いと安い。
…と書くと誤解を招くが、
1万円の席は、全長70cm以内のレンズと、三脚を持ち込みができる。
5千円の席は、全長40cm以下のレンズで、三脚の持ち込み不可。
それぞれ専用駐車場の利用が可能。
SIGMA AAPO 200-500mm F2.8/400-1000mm F5.6 EX DG(通称:対戦車ミサイル・シャベリン)が 全長726mmなので、1万円の席でも持ち込めない。
余談ながら、このレンズは、痩せた人が持っているトコをオレは見たことない。
このレンズを所有したコトで太ったとは考えにくいので、太っているから購入したと考えると、ある意味デブの勲章的レンズと言える。
有料席は、その位置からして、スタンドのような席では無さそう。
てか、あの位置にスタンド建てられたら糞ジャマやけど、岩国はアリやったもんな。とコロナ前の岩国のスタンド席を思い出していた。
管制は新千歳も千歳飛行場も共通だとか。そらそうやね。忙しかろな。スクランブルも挟まれるし。
有料席は85万円の収入だから…
災害派遣などでいろんなものを作ることができる兵隊さんだもの。資材を30万円ぐらいで確保できれば、航空祭の打ち上げ費用ぐらい… と国家公務員にそんな自由は無いわな。
そもそも、無料がデフォルトの航空祭に1万円を払うということは、祭事に奉納的な感じという捉え方もできる。
それより、ガチのカメラマンが集まり過ぎる航空祭だから、ガチとそれ以外を分別する試みはよろしいと思う。
一層の事、持ち込むレンズの長さで入場料を徴収してもいいんじゃないかな?
フェリーに載せる自動車は長さで料金が決まるみたいに。
全長 10cm 以上は課金。キットレンズの望遠レンズぐらいは無料だけど、それ以上は 10cm 単位で 1,000円。
今年の入場者数46,000人。
入場者の十分の一の人数が、平均全長 30cm の望遠レンズを持ち込んだとすれば…
46,000 × 1/10 × 2,000 = 9,200,000円 の収入。
銃弾の足しにしてくれればありがたい。
敵には充分な弾丸をブチ込んで頂きたい。
そう考えると、足らんなぁ。
単価を 2,000円にしよう。
そして、隔月航空祭をやろう。
…って、そこまでやったら、ありがたみが無くなって、来場者は劇的に減るわな…
有料観客席以外は三脚不可なんだけど、堂々と立ててるもんなぁ~ 基地の中なので撃ち殺してもいいと思うんだよね。
持ち物検査の所で、持ち込み禁止だけど? 知らない? 駄目なんだよね。どうする?ここで所有権破棄してゴミとして捨てるか、お前のその空っぽのドアタマ撃ち抜くか? どっちにする? って聞けばいいじゃんよ。
う~ん… 逆光がまぶしい…
結果的に当選メールが届かなかったので有料席は落選したみたいだった。
当落通知の日には一般席の応募が始まっていたが、悪い流れを引きずらないように翌日応募。
数日後に当選メールが届いた。
ホテルも飛行機もキャンセルする気は皆無だったので、基地外の撮影スポットを調べたりしてたけど、無事堂々と参加できる。
Twitterを見ると「落選したヤツいない」といった趣旨のツイートが有ったけど、コロナ禍のイベントなので、参加は抽選であり、氏名、住所など登録しているので、万が一コロナの罹患者が発生しても追跡できる。といったエクスキューズになるから、いいじゃないか!?と思った。
さて、入場して最初の興味は、その有料席の仕様と位置。
1万円のA席と、5千円のB席は、予想どおり、会場のど真ん中。
で、ブルーインパルスあるあるだけど、駐機中のブルーインパルスの正面。ぶっちゃけAとBの差は無い。
どこの航空祭か忘れたけど、その時は有料席なんかなくて、オレは駐機中のブルーインパルスの前(即ち会場のど真ん中)にポジション取りできて、喜んでいたら、このブルーインパルスの機体がジャマで、その後方に着陸する F-2 からピントが外れたりして、頭に来て、別の場所に移ったことがある。
抽選に外れた、5千円や1万円が払えない底辺の参加者との位置も近いので、罵声などを浴びた可能性も有るけど、ブルーインパルスの大ファンは離陸までと着陸してからのアクションをまんべんなく見られるので最高の席かもしれない。
コンディションによってはブルーインパルスが登場する前に帰ってしまうオレレベルのファンは嬉しくない席だった。
1万円のD席と5千円のC席は、滑走路に近いかぶりつきの席だった。ストリップ劇場だったら神の域の男たちが座る席だ。
ブルーインパルスが唯一、会場の南側で北向きに離陸したにもかかわらず、会場正面で南向きに着陸した以外、F-15 など他の機材はすべて、会場の南側で離発着を完結していたから、1万円のD席の方が5千円のC席より南寄りの席だったので、離発着が見えるチャンスが多かったのかもしれない。
そして、平民が入れる場所から離れているので、出入りする時は、職員が同行していた。エスコートと言った方が正確なのかもしれない。
ただ、あまりにかぶりつきで、機材が席の直前を通るので、かなり広角のレンズを用意していないと、これは厳しいぞ。と底辺市民のオレは思った。
今年の航空祭は濃厚だけど…
今年の「千歳のまちの航空祭(千歳基地航空祭 2022)」は、「千歳飛行場」の他に、「グリーンベルト会場」、「千歳アウトレットモール・レラ+空港地区会場」、「日本航空大学校 北海道新千歳空港キャンパス」と合計4か所で同時開催。
それらの会場をシャトルバスでつなぐのだが、昼過ぎに終了するので凄くタイト。
オレはグリーンベルト会場は前日に見ていたし、祭当日もホテルから歩いて行けるし、万が一、前日と内容が変わっていても対応できるのでいいのだが、レンタカーを手配していない今回の旅で、「日本航空大学校」はシャトルバスに乗らないと行けない。
シャトルバス自体、千歳飛行場のプログラム開催中はすぐに乗れるかもしれんが、プログラム終了後の混雑時にはどれだけ並ぶか不明。
「日本航空大学校」の展示内容にはすごく興味が有った。
納品日の延長に延長を重ねた挙げ句、遂にリージョナルジェットを商品化できなかった日本の技術を学ぶ学校を見たかった。
ボリュームの割に、それぞれの距離が離れているので、見て回るのは無理がある。
沖縄みたいに2日に分ければいいのに。と思った。
千歳アウトレットモール・レラの展示はギリギリ見られたけど、まあ個人的にはまぁ…
てか、どんな関係か知らんけど、いちアウトレットモールの集客に国が協力しているワケだ。
モール入り口の目抜き店舗が撤退してて、いきなり終わってるイメージを抱かせる施設なんで、ここがポシャたら、なかなか大規模な廃墟になるからね…
基地内から見るか、基地外から見るか。
あさイチで撮った新千歳空港の方から上がる旅客機。逆光の上に雲が低い。嫌な予感。
千歳飛行場の滑走路はほぼ真南北方向に伸びていて、観客は東側を向くので、午前中は太陽の方を見ることになり、逆光になる。
航空祭の開催時間が短縮化されたので、昼近くに逆光から開放されてからの時間は短い。
距離は遠くなるし、基地内の放送は聞こえなくなるけど、南千歳陸橋という撮影ポイントは、南千歳駅から近いし、午前中順光だし、斜面に座っていられるしで、どの程度の望遠レンズが必要か分からんけど、撮影ポイントとしてはいいかもしれん。
ただ、ブルーインパルスの曲技飛行は正面以外から見ると、意味が分からんから楽しめんかもしれん。
対岸の斜面が良さそう。
余談:千歳の街について
ホテルが千歳駅から離れていたから気付いたんだけど、千歳には歓楽街が数ケ所か有って、異常に飲み屋の数が多い。そしてその半分以上が閉店している。
その繁華街は駅から離れていて、電車の乗降客目当てではない。
千歳には何が有った? 炭鉱? 千歳空港の建設?
どうやら自衛隊員を見込んだ店のようだ。
陸上自衛隊と航空自衛隊など千歳市民の四分の一は自衛隊関係者らしい。
自衛隊員の推移は調べてないけど、隊員数がそれほど減ってないとすれば、これだけの店がかつて営業していて、閉店していったのか?
飲兵衛が減ったということか?(時代的には量は減ったわな)
独身者が減ったということか?(自由に使えるお金が減った)
国家公務員はコロナによる抑制が強いので、飲みに行かなくなり、ここ3年ぐらいで一気に逝ったか?
コロナ対策の補助金詐欺のネタ物件になってたりするんかなぁ…
それほど古い店舗は無さそうだったので、終戦直後のGHQの部隊も置かれていた時代の繁栄が、現存する店舗に影響しているとは考えにくい。
夕張など北海道の栄枯盛衰は激しい。
人々が去った後に区画整理や再開発されることもなく、放置され続けている。
筑豊など九州の炭鉱跡は整理されて住宅地に生まれ変わっていたりして、イメージが明るくなっていたりするから、その差が面白い。
人口密度の差なのかな?
更地がいっぱい有るから、建物などを撤去するより、建設費用が抑えられるとかそんな理屈やろか?
元の地主は、売れて金になったからそれでいいけど、買い取った業者などは… 逃げるってことか…
しかし、廃墟に思える店舗の中には、2階の窓が開いていたり、洗濯物が干してあったりして、誰かが住んでいる気配がした建物も有った。 大家がいるだろうに…
オレは滞在中、3時ぐらいから飲み始め、日が暮れる前に二軒目に向かい、胃袋と肝臓の限界まで飲んでホテルに帰るという幸せな日々を送った。
余裕を持って財布に入れていた福沢諭吉たちが次々に出て行った。
甲と乙では、甲の方が上位というイメージが有るが、焼酎に関して、甲類は割ることを前提とした安い酒であり、乙類は黒霧島などそのまま飲むことが前提のいい酒であるから、甲乙逆やんけ!と言い続けているが、北海道でつくられるのは甲類の焼酎しかない。(個人的経験)
従って、ビール以外の地酒は北海道産を飲むことがない状況を、北海道に行く度残念に思う。
航空祭前日も、後日も周囲の客の言葉を聞いていると、航空祭を絡めた旅行者ばかりだった。
46,000人の入場者の内、7割が地元の人だと仮定しても、旅行者は1万人以上で、こいつらが2~3日間お金を落とし続けるワケだ。
航空券料金など交通費、宿代、食費、久々の航空祭で新しいカメラやレンズを買った人もいるだろうし… やっぱ航空祭は、すごい振興策でもある。
そして、一般に基地を開放することと、一年中基地を閉鎖することを比べると、後者は暗いし、怖いし、左翼の妄想野郎たちからいわれのない嫌がらせを受けることにつながる。
航空祭のように基地内を公明正大にさらすことは、左翼どもの妄想が如何に愚かなのか常識人たちが知るところになるから続けた方がいいと思うよ。
横須賀基地と呉基地の相似点
日本には5つの軍港があり、大きい順に、横須賀、呉、佐世保、大湊、舞鶴となっている。
GWに「呉湾艦船めぐり」に乗り、先月「YOKOSUKA 軍港めぐり」に乗って、横須賀と呉はよく似た港だと確認できた。
F-35B 対応に変身中のヘリコプター空母が配備されている
つい数年前まで話題の中心だった、ヘリコプター空母の「いずも(DDH-183)」が横須賀に、「かが(DDH-184)」が呉に配備されている。
「いずも」の改修は第1段階が終了済みで、F-35B の離発着テスト済み。
「かが」は改修中だった。
第一段階の改修が終了した「いずも」の上ではランニングする人がいた。以前は意図的にささくれだっていた甲板はスムーズになったんかな。
「かが」は改修中。足場が組まれて、一見「かが」だと分からなかった。
現時点で自衛隊に「F-35B」は存在しないが、新田原基地への配備がアナウンスされている。
新田原基地から飛び立った「F-35B」が、沖で待っている「かが」に載って、東シナ海方面に出かけて行くってことだね。
離島防衛にしろ本土防衛にしろ、実質ミサイル戦がメインで、戦闘機の目的なんぞ「威嚇」が日常業務。
他は異常時にイージス艦や移動式のミサイル発射装置が喪失した時のミサイル発射装置でしかない。とオレは考える。
自衛隊がロシアや中国のように他国への侵略することはないので、トム・クルーズの様に「かが」から飛び立った「F-35B」が中国国内の核開発研究所を破壊するための作戦はありえない。
日本の左翼連中は、自衛隊が他国に侵略すると考えるから不思議だよね。
「F-35A」の(フェリー飛行時)航続距離の公表値は 2,200km ということになっている。
スクランブル発進的にエンジンをぶん回すと半分ぐらいしか飛ばないとしても、片道500kmぐらいは飛べるはず。
上の図は那覇基地を中心に半径500kmで円を描いてみた。
那覇基地からは尖閣(魚釣島)までは、行って、ミサイル撃ち尽くして、帰って、ミサイルと燃料積んで… といった感じで、空母出すことなく対応できる。
従って、実は自衛隊にとって空母はあんまり必要ない。
空母を出すと、護衛の船もたくさん出す必要が有るので、むしろ出さない方がいい。
伝家の宝刀として、出るか、出るかと最後まで出ない存在でよい。
沖縄には日本が払う“みかじめ料”が財源の暴力団的米軍も居るからあまり考えづらいけど、沖縄が占領されたりした場合は入田原から500km以上の距離になるので、空母が必要だね。
潜水艦が配備されている
潜水艦は横須賀と呉の2港だけに配備されている。
呉の象徴的な風景の一つに、「海上自衛隊呉史料館 (てつのくじら館)」が有る。
「幸町海岸線」の曲線部に有って、見たくなくても見える。
呉の左翼活動家は怒り心頭の日々を送っていることでしょう。よいことです。
そんな潜水艦の街だけあって、そうりゅう型は横須賀よりも多く配備されている。
そして、呉の潜水艦は、呉の護衛艦の数より多い。
東シナ海のコトを考えると、むき出しの護衛艦で出かけるより、こっそり隠れて出かけて、敵を沈めることは理にかなっている。
あの国は空母を充実させているけど、載せてる飛行機ごと沈めてしまえばいいよね。
潜水艦は一騎当千の可能性が有るよね。
横須賀には「ヴェルニー公園」、呉には「アレイからすこじま公園」という潜水艦を間近に見ることができる公園が有る。
アレイからすこじま公園は、市街地から離れているので、大人は車でアクセスするワケだが、公園は海側の狭い範囲に有り、駐車場からは交通量の多い「句碑警固屋線」を渡る必要が有るけど、横断歩道に信号は無いので、決死の覚悟で渡ることになる。
余談ながら、潜水艦のカレーライスは他の船のカレーよりも美味しいと聞いたけど、我々部外者は知る由もないし、金曜日はカレー臭が潜水艦の密閉空間で充満するとか想像しただけでゲロが出ちゃうね。
以前、ヴェルニー公園から潜水艦を眺めていたら、「日本の潜水艦は世界一だぞ」と知らないオジさんが声を掛けてきて、
「あの「こくりゅう」は最強だぞ。」と正面の潜水艦を指さした。
「「こくりゅう」ってどこで分かるんですか?」と聞くと
「見れば分かる。」と、無敵の答えが返ってきた。
潜水艦に艦番号は無い。
そんな潜水艦なのにデカデカと番号と名前を書いた艦がいた。
最新たいげい型のネームシップ「たいげい」。
「軍港めぐり」の解説によれば、就役直後の姿であって、いずれ消されるから珍しい姿とのこと。(現在は消去済)
日本語の軍事解説のYouTube によれば、日本の潜水艦は世界一ということでほぼ一致していて、オレ的には眉に垂れるぐらいのツバ状態なのでが、まあ、潜水艦なんぞ想像上の抑止力の最たるものなので、これでよい。
Toilet bowl
戦場における戦士や、山林の移動中の「おしっこ」においては、女性より男性の方が有利と考える!
尻を出すか否かは負担が違う。
ジェンダー云々、差別はイカン!となじられようとも断言する!
かつての日本の田舎では、着物を着たお婆さんは畑の畝(うね)にまたがって仁王立ちで放尿していたらしいが、これは例外中の例外。
その手軽さ故、トイレの便器に辿り着く前に、オタカラの取り出し作業に入るオジサンがいる。
ひどいのでは、入り口手前でオタカラの取り出し作業に入るオジサンを見たこともある。
男性の放尿の体勢には、「陰茎を支える派」と「フリーハンド派」と大きく2つの派閥が存在する。
包皮の長短に依る部分が大きいと云う説が有力だが、個人的には「癖」であると考える。
紅茶を飲む際、カップを持つ手と別の手でソーサーを持つか否かという「所作」と云ってもよいかもしれない。
はっきりしているのは、幼児の頃はもとより、その後もコンディションに依り、四方八方に暴れ散水状態を経験したところに依るところが大きい。
オレは支える派なので、小便器に向かい、両手を正面の壁に着いた凶悪犯の職務質問体勢の「フリーハンド派」を見た時、こいつとは腹を割った話ができないなと思った。
他には、小便器両脇の隔壁に両手を載せた、コーナーポストのボクサースタイルのヤツを見たこともある。
「陰茎を支えていませんよ」アピールなのか知らんが、能楽師の歩き方のように、股関節あたりに手を添えておけばいいではないか。
そして、こういった凶悪な「フリーハンド派」は用を足した後、手を洗わないヤツが多い気がする。陰茎をずっと触っていないという主張かもしれないが、取り出す時と、収納する時には触っているじゃないか!
NEXCO西日本のエリア、少なくとも 美東SA(山口県美祢市美東町)と古賀SA(福岡県古賀市)の男子トイレは驚愕の小便器だ。
小便器の上部に手洗いが有り、手洗いの水で小便器の洗浄ができるという節水エコ製品なのだ!
10年近く前に初めて出会った時は、用を足した直後、目前の手洗いの水が流れ出したので、陰茎の撤収作業を中断し、手を洗ったので、ファスナーをほとんど開けたままの阿呆みたいな姿となった。
更に濡れた手を拭くためのハンカチをそれから取り出すので、ポケットまで濡れてしまった。
そして、小さな子どもは手が届かない。
今年のGW、思いがけなく再会を果たした。
一人、吹き出しそうになったが、マスク生活の利点、口元が見えないので誤魔化せた。
前回の轍を踏まないよう、ゆったり用を足した後、流れ出した手洗いの水には目もくれず、ゆったりと陰茎の収納作業を済ませ、ポケットからハンカチを取り出し、入り口近くに有る洗面所にて手の洗浄を行うという所作を達成できた。
しかし、「フリーハンド派」は用を足しながらでも手を洗えるんだなぁ、と思ったが、そもそもあいつら日常的に手を洗わんから関係ないやんけ!と思い直した。
朝日で初笑い
朝日新聞系の記事なんぞ見ることがないが、某リンクで飛んでしまい、大爆笑した後、呆然とする記事を見つけた。
リモート出演で信用できるコメンテーターは?
…という記事だ。
「リモート出演」とそうでないものとどう違うのか不明だが、信用できるコメンテーターの1位が玉川徹で、2位が青木理となっている!
随分フライングしたエイプリルフールか?と爆笑したが、そうでないようで呆然となった。(記事は半年前のモノだったが)
3位の山中伸弥はどこぞの極左思想家か?とも思ったが、案の定IPSの短髪おじさんで、知っている範囲では極左の人だとは断言できない。
好きな番組の1位が羽鳥アナの情弱の主婦向け番組で、2位が日曜日の左翼大学や活動家が出演し、頭の固い老イボレが見る番組だった。3位にNHK「あさイチ」が並んでいるが、NHK自体が左派の立場で番組づくりをしていることが当たり前とはいえ、「ニュースウォッチ9」の方が偏向っぷりが分かりやすいのになぁ。と思ったが、よく見ると、午前中の番組しかランクインしていない。
そうなのだ! このアンケートの回答者たちは、夜には吉本の芸人やら東大生が出るクイズ番組を見るような、脳死していても最後まで見られるようなバライティー番組を見る層だと推測できる。(もしくは週刊朝日の自作自演)
他の設問もひどい。方や信用できる政治家は?という政治家限定しているのに、方や信用できない人は?と攻撃する時は「人」単位なのだ。
偏向報道にはその信者がいて、その信者たちの総意はやはり偏っており、朝日、毎日などのアンケート結果は「リベラルとも呼ばれる左翼の連中の考えはそうなんだなぁ」ぐらいで聞いておけばよく、国民の総意では無いことが分かる良い例だと分かる。
まあしかし、朝日と毎日とNHKが同列という結果が出ており、NHKは「せっかく分からないように偏向報道していたのに!バラすなんてひどい!」と朝日に抗議してもいいような記事でもある。
特別ゆらぶら便4 ~東京湾から再び隅田川
…からのつづき。
荒川から東京湾に出た後、船は葛西臨海公園の船着き場に寄る。
葛西臨海公園は、主催者側の人たちだけが「レガシー」と呼ぶ東京オリンピックの開催前に行っているので記憶に新しい。
葛西渚橋は改修中なのか周りに足場が組まれている。
斜張橋の桁の補修?
橋の強度計算が間違っていたとか? そういうコトなんやろか?
船は船着き場に着いた後、また荒川方面に向かうので180度回転する。 そういえばいつも左回転やな… 右側通行やからかな?
隅田川直結の竹芝や日の出から出る伊豆七島やランチクルーズのレインボーブリッジを通過する船は何度も乗っているけど(東京西航路?)、辰巳の方は通ったことがないから新鮮だ。
東京ビッグサイトやフジテレビが遠くに見える。
アチコチでクレーンが働いていて、しゅんせつ工事か?とこの時は思っていた。
ケーソン!
ケーソン!
フローティングドック!
ケーソンはまだ増える! ケーソンをパイロンのように扱うエクストリームなジェットスキーとかボートのレースをRedBullあたりがやりそうな予感。
突堤とケーソンだらけで、ベイエリアを守る消波が目的か?と想像していたのだけど、家に帰って東京湾の計画やらYahooの航空写真などを見て、思い違いだったことに気付いた。
海上にコンテナ?と思ったら作業船のようだ。
ケーソンで囲まれた部分の将来は貯木場など利用されるのだ。「海」ではなく「水路」になってまう。すごいなぁ。
江戸時代からゴミを埋め立てて埋まっていく東京湾。湾岸エリアの住民はゴミの上に暮らしているワケだ。
東京ビッグサイトに寄るコースも有るようだが、この船は寄り道しない。
右折して、5本連続して橋をくぐる。
レインボーブリッジなめの第六台場。
初めて見る正面アングルのアクアシティとフジテレビ。
お台場海浜公園に接岸して、そこそこの人数が乗り降りした。
再出発。
船が渋滞してきた。
しかし、屋形船は室外機が間抜けだわ。
フラッグシップモデルのカメラだったら鳥にピントが合うのかな?オレのカメラは動くものを追っかける設定でもないし、スペック不足だ。まあ良し悪しだけど。
晴海埠頭と選手村だった晴海フラッグス。
あれは大島に行く船かな? 高速ジェット船は確かに早いけどシートベルトが嫌なんだよね。特に窓が遠い真ん中辺りの席…
晴海客船ターミナルはもうすぐ解体される。まあ確かに近くで見ると古く感じるけど。
小池都知事の個人的パフォーマンスで揉めた豊洲市場。喉元過ぎればってやつか…
日の出桟橋と東京タワー。
白人のチンポのような汐留川水門。
奥は虎ノ門ヒルズか?白いドラえもん…
築地大橋。 よいデザインですな。
ってことで、再び隅田川に入った。
続いて勝鬨橋。(すごい漢字)
これは開くこともあったみたい。 ↓ パラパラ漫画で様子が分かる。
すごい数のリベットが打たれている。
生命保険会社の赤いビルと聖路加病院。
随分昔に展望室に上がったことがある。
麓には水炊き屋。
博多に行った時も中洲で水炊き喰うたろ。と思うんだけど、あの簡単な料理の割にお値段が…となって、未だにどこの水炊き専門店では食べていない。
大川端リバーシティ21の足元には「石川島灯台(常夜灯)」。
オレはここを「佃島」と呼んでいたけど、佃1、2丁目は、かつての「石川島」であり、石川島には江戸時代に軽罪人や無宿人たちを収容し、職業訓練などを行った自立更正施設「人足 寄場(にんそくよせば)」が有ったとな。
今で言う「久里浜」みたいな感じなんかな?しらんけど。
ドラマのロケ地で使われる中央大橋。 …と言っても具体的なドラマ名が浮かばん… ってそもそもドラマ見てないし! 少なくとも桑野信介が欄干をぽんぽんしながら渡る橋ではない。
永代橋も低いので、頭をかがめて通過する。
まあ、橋の下には水道管などのインフラが通っていたりするからクリアランスは無くなるわな。
そういえば一時期、穴の開いた建物がやたら新設された。代表格が港区芝のNEC本社ビル。
メカメカしい清洲橋。
釣りに興味がないので、こうやって川を上ったり下ったりしていると、釣り人口がそこそこいるコトに驚く。 釣った魚は食べるんか?
両国ジャンクションの下を通過。
水門はジェットスキーの通行禁止。 ジェームス・ボンドだったら高速で入り込んで敵をまくね。
ついに両国橋。スタート地点に戻って来ました。
両国リバーセンターに到着。多くの乗客が降りていった。
さて、そろそろ下に降りるか…
トイレの横には自販機が有った。値段は地上と同じで良心的。
御朱印帳的なやつ? いろいろ考えるなぁ。
14:20 浅草二天門で下船。 ずっと立ちっぱなしだったので、流石に疲れたし腹も減ったし喉も乾いたし、日焼けもした。
新規開拓と思っていたけど、勝負する気になれず、ワンパターンの神谷バーへ。
常連ではないが、経験者としてひとこと。
この神谷バーは昭和初期のデパートの大食堂と考えるべし。
1階のバーは、入ってすぐに有人の食券売り場が有るので、メニューを考えていなけらば慌ててしまう。
そこで、入り口の横に有るショーケースでメニューを決めておくこと。 そうすればスムーズ!
なお、当然「電気ブラン」を飲むことになるだろうが、追加注文はテーブルでOKだが、その都度精算なのでアメリカ映画に出てくるクルマで行くタイプのバーだと思えばよい。
喉が乾いていたからかな?
電気ブランが何杯でも入る。
以前は大きめサイズのグラスも有った気がするのだけど、小さいグラスしかない。
飲兵衛の知人と来ていたら、散財してしまいそうだが、一人の緊張感が有るので一瓶分は飲まなかった。
ちなみに電気ブランは店に入らなくても外の売店で買える。
おしまい
日本国道路元標
令和4年1月2日の朝、茅場町から東京駅に向かう途中、日本橋の方を見ると走っているクルマが無い。
これは!と日本橋に向きを変えた。
麒麟の前に死体が無いことを確認し、一旦、橋を渡り日本橋三越側の橋詰め「元標の広場」であのレプリカを確認した。
歩道の真ん中に戻り、道路の中心を眺める。
あれだな。
左右を確認。
うん。クルマは超少ない。
正月からクルマに轢かれるのは嫌だが、「南無三!」と平成生まれ以降の人は知らない念仏を唱え、車道に躍り出た。華麗に。
レプリカでない本物の日本国道路元標
クルマに踏まれ、表面が削られ、レプリカの方が鮮やかな色をしている。
日本橋の上は通行人、観光客、人、人、人… そして、自動車、自動車、自動車… といったイメージしかなかったので、昼間だったら「死ぬ気」と「根性」が無いと辿り着けない日本橋のど真ん中を、悠々と見ることができた。
これぞ早起きは三文の得! と言いたいところだが、「三文」は三文判とか三文小説のように「極めて価値が低い」という意味らしいので、早起きは価値が無い!と言い換えましょう。二度寝、三度寝しやがれ。
そんな令和4年のお正月でした。
もう幾つ寝ると、令和5年のお正月ぅ~